約 93,952 件
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部長:長谷川豪彦 自転車:自転車の車種 部長としてがんばっていきます 副部長:森下 自転車:自転車の車種 先輩としてがんばっていきます 会計:加藤大鎮 自転車:自転車の車種 部員としてがんばっていきます
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SHIMANO トリプル用チェーンリング アウター44T スペック SAINT FC-M800-3用 44T 購入価格 1500円(新品) 比較対象 FC-TX71 アウター 評価 5 ●●●●●○○○○○ 使用感など 結構硬い。 軽量化していないXT FC-M770のアウターにしか見えない。 このチェーンリングでもたわむのでXTのものはもっとたわむのだろう。
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これらの数字は正確ではないので もっと詳しい数字を計測できる方がいらっしゃれば 自由に書き変えてもいいです スーパージャンプコースの障害物、通称「羽」の時刻表 ※「約」、なので絶対にこの時間に来るというわけではありません。 上の画像よりもちょっと早いくらいのタイムです 現在 00 16 60~01 41 20まで 00 16 60 00 18 00 00 19 50 00 20 70 00 22 00 00 23 40 00 24 80 00 26 15 00 27 30 00 28 60 00 30 10 00 31 50 00 32 95 00 34 35 00 35 50 00 36 70 00 37 90 00 39 50 00 40 90 00 42 20 00 43 50 00 44 90 00 46 30 00 47 60 00 49 00 00 50 20 00 51 45 00 52 80 00 54 10 00 55 50 00 56 85 00 58 10 00 59 50 01 00 85 01 02 40 01 03 65 01 05 00 01 06 20 01 07 50 01 08 90 01 10 30 01 11 75 01 13 10 01 14 35 01 15 75 01 17 00 01 18 25 01 19 60 01 21 00 01 22 30 01 23 70 01 25 10 01 26 30 01 27 65 01 28 90 01 30 15 01 31 65 01 33 00 01 34 40 01 35 75 01 37 00 01 38 40 01 39 85 01 41 20
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最終更新日:2024.5.26 ●[福島]無施錠自転車の占有離脱物横領罪で逮捕 2024.4.21 ●[愛知]「仕掛学」で盗難防止 2024.3.17 ●盗難された自転車をネット出品から取り戻せたケース 2024.3.10 ●[宮城]スーパー敷地内駐輪場から時価1000円の自転車を盗んだ男が逮捕される 2023.12.3 ●[大阪]ネットフリマの出品を自ら発見し犯人の高校生は逮捕 2023.11.19 ●[愛知]100台以上の窃盗の余罪があると見られる容疑者逮捕 2023.11.05 ●[大阪]自転車卸売業の60歳の男を自転車窃盗の疑いで再逮捕(500台以上盗難との供述も) 2023.10.22 ●[埼玉]ワイヤーロックではなく「チェーンロック」の配布 〃 ●[愛知]15年以上前から盗難を続けてきた疑いのある66歳の男を逮捕 2023.9.10 ●バッテリー盗難がもはや金稼ぎの常套手段のような有様に 2023.8.20 ●[埼玉]被害多発の電アシバッテリー盗難 2023.7.16 ●[千葉]電動アシストバッテリー盗難容疑で逮捕 2023.6.25 ●[千葉]電アシバッテリーが4か所の集合住宅から盗難 2023.6.11 ●施錠キャンペーンでワイヤー錠配布、●盗品バッテリーを買い取った中古自転車店の2人が逮捕 2023.3.26●[大阪]レンタサイクルから300個バッテリー盗難で総額1000万円の被害の見込み 2023.3.19 ●[東京]再びバッテリー盗難のニュース 2022.11.13 ●YAMAHA バッテリー盗難補償「e-安心プラスone」が登場 2022.11.13 ●[千葉]既に247件の盗難が発生 2022.11.06 ●[千葉]大量のバッテリー盗難 2022.10.23 ●[埼玉]カッター等で切断され盗難 2022.10.16 ●[愛媛]自転車を20台以上盗んだ疑いの男を逮捕 2022.10.2 ◆盗難防止に実際に効果がある「目力」ポスター、●[北海道]敷地内から施錠車が1分で盗難 2022.9.18 ●[東京]専用キーが必要なマンション駐輪場へ侵入した犯人を逮捕 2022.9.4 ●[大阪]電アシのバッテリー盗難"76件284万円相当"の犯行の容疑者逮捕 2022.7.24 ●バッテリー盗難対策?、●[愛媛]自転車窃盗の疑いで書類送検 松前町の40代小学校教諭を停職1か月 2022.7.17 ●[東京]サイクルパンツを試着したまま帰った62歳の男が逮捕 2022.7.10 ●[埼玉]約1台5万円以上の自転車約30台盗難で送検された2人 2022.5.15 ●[兵庫]部品を盗む「こそ泥」 2022.4.17 ●[福岡]バッテリー盗難と対策 2022.4.10 ▲CBあさひ店員が伝える自転車盗難防止対策・・・ 2022.3.27 ◆パナソニック自転車の「見守り」技術は盗難対策への転用も可能? 2021.12.26 ◆バッテリー盗難被害の増加・ワイヤー錠への注意喚起 2021.12.26 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難容疑で逮捕 2021.12.19 ▲[広島]アパート駐輪場から"ダイヤル錠1ケタずらし"で22万円の自転車が盗難される ◆盗難・防犯の記事───────────────────────────── ●自転車の占有離脱物横領の罪に問われた裁判が福岡高裁で逆転有罪へ news.goo.ne.jp/article/kbc/region/kbc-6758207.html 29日に行われた控訴審判決で、福岡高裁の根本渉裁判官は 福岡市内の市営住宅の駐輪場に置かれた他人の自転車を無断で乗り回したとして、 占有離脱物横領の罪に問われている男に対し、 福岡高等裁判所は29日、1審の無罪判決を破棄し、懲役6カ月の実刑判決を言い渡しました。 「数時間にわたり無断で使用することの可罰性を『一時的な無断使用』として否定することは、 一般的な社会通念に反し、認められない」として、1審の無罪判決を破棄しました。 そして「同様の行為を以前から繰り返している常習的な犯行であり、 別件仮釈放中の身であるのに、犯行に及んだことは厳しく非難されるべき」として、懲役6カ月を言い渡しました。 「12時間後に同じ場所に返せば問題ない」が成り立ってしまうと 街中に置かれている物を無断で拝借しても「12時間以内に返せばいい」ということになってしまう。 そもそも地裁での無罪判決の背景には、自転車盗自体が甘く見られすぎているというのもあるのではないだろうか。 ◆盗難防止に実際に効果がある「目力」ポスター 街中で感じる目ヂカラ…防犯・マナー啓発に活用拡大 news.yahoo.co.jp/articles/efcaec5ae8715a31df7ef687e1f2c107785ed848 実験では、歩道と車道の間に窓のような穴が開いた看板を設置。 窓は、ちょうどドライバーの視線が歩行者の目と合う高さで、 車道側に大きな目のイラストとともに<ドライバーさん 違法停車 みんな見てますよ>、 歩道側に<この窓から見えるタクシーは違法停車中です>とのメッセージをあしらった。 歩行者に監視役を担ってもらう狙いで、設置前後3日間を比較したところ、 2時間当たり平均約46分だった違法停車時間が平均約5分と88%減少したという。 浜松市では13年、地元警察署が自転車の駐輪場など3か所に、 ベートーベンの肖像画から目の部分だけを抜き出して看板にした。 すると、翌年に自転車盗が半減。10年近くたった今も減少傾向を維持している。 防犯登録などという「お守りシール」ではなく、(無論目力ポスターでも全く意味を成さない場合もあるとして) 実際の「防犯」という意味では遥かに有意義な対策として各地で活用してもらいたいものだが・・・。 ●YAMAHA バッテリー盗難補償「e-安心プラスone」が登場 kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1454381.html e-bikeや電動アシスト自転車のバッテリーが盗難にあった場合、 同型バッテリーを補償する。 対象モデルはe-bike「YPJ」、電動アシスト自転車「PAS」シリーズで、 購入後30日以内に専用サイトからの申し込みが必要。 補償期間は3年間で、新車購入時のみ加入可能で更新はできない。 決済方法はクレジットカード決済のみ。 自己負担金は同種同型バッテリーのメーカー希望小売価格の30%。 ◆新車のみ ◆購入30日以内登録必須 ◆期間は3年間のみ ◆更新不可 ◆クレカ決済のみ ◆補償加入していることで同種バッテリーを自己負担額【30%】で購入可能 PRではないが、対策の一環として紹介。他でも追随する可能性はある。 ●[愛知]「仕掛学」で盗難防止 news.yahoo.co.jp/articles/6fbac3c1a2092c38d410c6efdd57d5fefa04dd92 「盗難防止検証中」、「盗難追跡対象」と書かれたタグです。 自転車を盗もうとした人に「誰かに見られているのではないか」と思わせ、盗難防止を狙います。 実はこれ「人の好奇心を利用する仕掛けを使って人の行動を変える」研究、「仕掛学」の応用です。 安城警察署 生活安全課 前利孝則課長代理: 「自転車盗は比較的軽微な犯罪という認識があるかもしれないが、 立派な窃盗犯ですので、1台でも2台でも少なくなるように」 そもそも自転車が軽微な窃盗扱いというのが解せない。 例え安物自転車でも財布から1万円や5万円盗まれるのと大差ない犯罪。 ●[福島]無施錠自転車の占有離脱物横領罪で逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/4c0d62ed98e2a56d6115a8504cb8c4c9aab6092a 【盗まれた自転車を勝手に乗り回していると…横領の疑いで逮捕】 54歳無職の男…占有離脱物横領の疑いで逮捕【福島県】 占有離脱物横領の疑いで逮捕されたのは本籍・宮城県、住居不定、 無職の54歳の男です。警察によりますと、男は4月中旬頃に、 伊達市内の駅にある駐輪場で鍵がかかっていなかった 時価3千円相当の自転車1台を発見したものの、警察に届けず、 横領して約1か月乗り回した疑いが持たれています。 不審者がいるとの通報を受けた警察が男を職務質問したことで、 事件が発覚しました。 また、自転車の所有者は駅の駐輪場とは別の場所で自転車を盗まれた と話しているということです。 男は容疑を認めていて、警察は事件の経緯を詳しく調べると共に、 自転車の窃盗についても、捜査を進めています。 【駐輪場で鍵がかかっていなかった】 さすがにこれは自業自得としか思えないのだが・・・ 数秒の施錠の手間を省いておいて 「まさか盗まれるとは思わなかった」という感覚は意味が分からない。 「犯罪の素地を作りモラルの低下を招いた原因」として問題視されて然るべき問題でもある。 ●[宮城]スーパー敷地内駐輪場から時価1000円の自転車を盗んだ男が逮捕される news.yahoo.co.jp/articles/53e5d5a9b7bafa17232d8d01889ce6677ed64e6d 窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定の無職の男です。 警察によりますと、男は先月28日の午後6時頃から午後9時半頃までの間に、 太白区のスーパーマーケットの敷地内に駐輪されていた自転車(時価1000円)を 盗んだ疑いが持たれています。 翌日、盗まれた自転車の所有者の男性が警察に被害届を提出し、事件が発覚しました。 今月8日、現場から数キロ離れた太白区内の路上で 自転車を運転する不審な男がいたため警察が職務質問したところ、 乗っていた自転車が被害にあったものと発覚し、男を逮捕しました。 警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。 少なくともそこら中にある防犯登録を片っ端から確認して特定したわけではなく 「職質」で「運良く見つかった」だけ。 しかし、施錠の有無すら分からないが、AAクラスの頑強なU字で2か所施錠していれば (私怨がある場合を除き)まず間違いなくこの程度の価値の自転車を盗もうと思う輩はいないことは確か。 ●施錠キャンペーンでワイヤー錠配布 news.yahoo.co.jp/articles/5528813dced328cdf0a12d93433931b8137a1f70 自転車の鍵かけは二重に!盗難の7割が無施錠 6月9日(ロックの日)に警察らがワイヤー錠を約250個配布 鍵の形状や構造的に危険性が知れ渡っているに等しい箱型錠を 未だ販売停止出来ないような国で施錠率UPが可能なのだろうか。 どうせ盗まれるという感覚であれば、 自転車用に特化したAirタグ型の開発やその割引クーポンでも配布したほうが良いのでは? しかし、ワイヤー錠の防犯効果の低さ以前に 「施錠しない」という「悪癖」を、どうやって改善するのかということになるが・・・、 空気入れのスケジュール管理のように手帳やスマホに残しておくだけでは解決しそうにないが、 まずは手早く施錠する練習でもすれば良いのではと思う。 固定物との施錠を考えないなら「前U字+後リング錠」合わせて、早ければ5秒以内には出来るはず。 ●[埼玉]ワイヤーロックではなく「チェーンロック」の配布 news.yahoo.co.jp/articles/89636471f1fffeb4c0bb11e4489832e1beec7a24 埼玉県では、自転車窃盗の被害が去年と比べて急増しています。 1.4倍に増えている所沢市では警察官らが商業施設の駐輪場に集まり、 自転車のチェーンロックを配って窃盗の防止を呼び掛けました。 ワイヤーよりチェーンロックのほうが少しはマシになるが…強度面から問題視するなら、 いい加減、箱型錠やプレスキー型の「販売も流通も禁止」にしてもらいたい。 しかし盗難されたケースでは、まずそもそも「施錠していない」という ありえないケースがまだまだあることが問題なので 「ないよりマシ」でワイヤー錠配布というのも減らないのだろう。 「施錠せずに離れたら警告するようなシステム」くらい 今時作れそうなものだが・・・数千円でも売れるわけもないか。 ●盗難された自転車をネット出品から取り戻せたケース news.yahoo.co.jp/articles/6f04d491ff0e1313132c9a7dce892357881ddc3e?page=3 盗まれた「ロードバイク」がフリマアプリで出品されていた…所有者怒り 9万円で自ら購入→全額返金された方法は? (BSS山陰放送) どうしても自転車を取り戻したかったという男性は、9万円を払って自分で購入したそうです。 しかし、ある対応を取ったことで、後に9万円は全額返金されることになりました。 被害男性(20代) 「購入したんですけれども、「受け取り通知」をしてしまうと、メルカリから出品者にお金が支払われてしまうので、 「受け取り通知」をせずに本体が自転車自分の手元に帰ってきたタイミングで、警察に相談しました」 まず、メルカリで品物を売り買いする場合、購入者は出品者ではなくメルカリに代金を支払います。 そして、出品者が品物を発送し、購入者が受け取り後に「受け取り通知」すると、 メルカリから出品者にお金が支払われるという仕組みになっています。 今回の男性の場合、この「受け取り通知」をする前に、警察とメルカリ双方に相談しました。 そこで盗品だと認められたため、一度メルカリに支払った9万円を そのまま全額返金してもらえたということです。 自分の自転車も手元に戻り、盗品の出品者も特定。 これで一件落着かと思いきや… 被害男性(20代) 「出品者自体は犯人ではなかったと警察から聞きました。 僕の場合は、たまたま自分で盗品を見つけることができたんですけれど、 そうではなくても盗品が出品されてたりとか、そういうのすごくあるみたいです」 結局、自転車を盗んだ犯人にたどり着くことはできないまま。 出品者は今でも同じアカウントで自転車の売買を続けています。 ただ、返還を請求できるのは、盗まれてから「2年以内」という期限が設けられているということです。 一方、フリマアプリ「メルカリ」では、本人情報登録の必須化や24時間365日の監視など、 盗品対策を強化しています。 利用者などからの通報を受け、出品物が盗品だと判断されれば、 出品者の利用制限、捜査機関への通報など、状況に応じて対応しているといいます。 また、警察とも連携し、実際逮捕につながったケースもあるということです。 売り捌いているアカウントも停止されず。されたとして無意味とは思うが… 「2年で返還義務がなくなる」もなかなか酷いが やはりメルカリヤフオクではもっと厳格な出品制限を敷く必要がある。 いくらなんでも盗品市場状態が野放しは法治国家として放置すべきではない。 ◆高額自転車は室内保管が鉄則 ◆高額自転車向けの盗難保険もかけておく ◆追跡タグを仕込んでおく としても安心できない。 やはり近所移動には一般車カスタムと、それなりに強いU字とリング錠で2重施錠がベスト。 ●[大阪]ネットフリマの出品を自ら発見し犯人の高校生は逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/9d961a311a771851f3e13603999c3b26b5c4adee 電動アシスト自転車を民家から盗んだとして、大阪府警和泉署は28日、窃盗の疑いで、 いずれも大阪府和泉市の16歳と17歳の男子高校生を逮捕、送検したと発表した。 2人は転売目的で盗んだという趣旨の供述をし、容疑を認めているという。 同署によると、持ち主の男性(39)がフリーマーケットアプリで自身の自転車が出品されているのを発見。 購入希望者を装ってやり取りを重ね、自転車が和泉市内の集合住宅の敷地内にあることを特定したという。 逮捕、送検容疑は、共謀して11月上旬、 同府岸和田市の民家から電動アシスト自転車1台(約19万円相当)を盗んだとしている。 2人の自宅などからは、電動アシスト自転車が5台見つかっており、同署が調べている。 仮に自転車の出品に際して「防犯登録番号の登録義務付け」をサイト側に徹底し、 出品者が違反すればサイト側が罰則を受ける規定を作ったところで 出品者がその網をかいくぐることは容易なため、ほぼ意味を成さない。 AirTagのような追跡装置をバッテリーに内蔵するなど 対策をとらなければ根本的な対策にならない。 ●[愛知]100台以上の窃盗の余罪があると見られる容疑者逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/63781c987af0c262d49abec95b58af1854a89ffd (中京テレビ) 「ほぼ毎日、100台くらい盗んでいる」 自転車窃盗の疑いでリサイクル業の男を逮捕 愛知県警 10月、名古屋市中村区の駐輪場から時価あわせて約13万円相当の自転車などを盗んだとして、 中川区のリサイクル業の男が逮捕されました。 容疑者は、先月29日、中村区内の駐輪場に止められた自転車2台とヘルメット1つ 時価あわせて13万2000円相当を盗んだ疑いがもたれています。 「ほぼ毎日、100台くらい盗んでいる」では読点込みでも「毎日100台」と読めてしまう。 なぜ「既に or 今までに or 総数」を付けないのか。 news.yahoo.co.jp/articles/9fb37d8c10aa2b63243c096007098e832a6813d7 (東海テレビ) 「ほぼ毎日計100台以上盗んだ」ロードバイク2台を盗んだ疑いで リサイクル業の39歳男を逮捕 転売目的か ↑ これなら分かる。 ●[大阪]自転車卸売業の60歳の男を自転車窃盗の疑いで再逮捕(500台以上盗難との供述も) news.yahoo.co.jp/articles/86fc57824c3b36034d7395ed7c06ea57ebe6d65f 京都市左京区で鍵がかけられた自転車を軽トラックに積み盗んだ疑いで 60歳の男が逮捕されました。男は「500~1000台盗んだ」などと話しています。 「6年ほど前から京都市や高槻市、茨木市で500~1000台盗んだ」などと話していて、 すでに別の場所で自転車を盗んだ罪で起訴されています。 news.yahoo.co.jp/articles/f9d400eed06dc4c8a6e8253269ff153f2e1afbc8 多くの自転車を軽トラックに積み込んで運び盗んでいたということです。 住宅の敷地内から自転車などを盗んだとして、 京都府警下鴨署は10月31日、窃盗の疑いで大阪府高槻市芝生町の自転車卸売業、 被告(60)=同罪で起訴済み=を再逮捕した。 「(これまでに)500台以上盗んだ」などと供述しているという。 盗んだ自転車は自らが経営する店で売却していたとみられ、同署が詳しい経緯を調べる。 容疑者は10月6日にも、別の自転車などを盗んだとする窃盗容疑で逮捕されていた。 こういう輩へは強制的に 「自動車運転免許まで剥奪する(再取得不可)懲罰」があって然るべき。 「盗んだ自転車で店を営業」なら営業権利も当然剥奪。 しかし市が行う撤去自転車販売から買い取り、 整備後に販売する店もあるので それが盗まれた自転車かどうかの見分けなんてつくわけもないか。 (防犯登録シールは言わずもがな剥がしてるだろうから無意味) ●[愛知]15年以上前から盗難を続けてきた疑いのある66歳の男を逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/d3997b064b5fdcc94323e3a27953f7490f866ce0 愛知県西尾市で原付バイクを盗んだとして66歳の男が逮捕され、 愛知県警は20日朝、拠点とみられる岩倉市内の倉庫を家宅捜索しました。 男は15年以上前から、盗んだとみられるバイクを 買取業者に持ち込んでいたとみられます。 倉庫からは、大量のバイクや自転車が運び出されました。 その数は100台以上にのぼるとみられ、 警察が次々とトラックに積み込み押収しました。 15年以上前から盗難を続けていたとされるのもヤバいが・・・ <バイクの買取販売業者> 「盗んだバイクをその日のうちに持って来られると、盗難照会をしても結果が出ない。 数日後に出荷する際にもう一度照会をかけて盗難車だとわかり、警察に通報した」 ↑ お手柄の業者と褒めたいが、今まで野放しにしていた警察の怠慢と これまで買い取ってきた業者の悪質さもその上を行くヤバさ。 組織ですらない個人で何故もっと早く見つけられなかったのか。 こんなだから名ばかりの防犯登録シールごときに頼るのが大間違いと言う。 個人での自衛を徹底するためにAirタグのような「追跡装置」を 自転車メーカーや自転車店側からも販売時にオプション品として設定すべきでは? ●バッテリー盗難がもはや金稼ぎの常套手段のような有様に news.yahoo.co.jp/articles/d19f2efad81663fbc1d88c3f895292310ef410f2 大阪市住吉区で、電動アシスト自転車からバッテリーを盗んだ疑いで、 28歳の会社員の男が逮捕されました。 住吉区内では、この1カ月で同様の被害が20件相次いでいます。 住吉区内では、今年8月から電動アシスト自転車のバッテリーが盗まれる被害が相次いでいて、 警察がフリーマーケットサイトで低額でバッテリーを出品しているアカウントを調べたところ、 容疑者が浮上したということです。 ↑ 警察も(恐らくメルカリやヤフオクを)無監視というわけでもないのは新たな発見。 でも出品禁止にすれば話は早い。 本当にバッテリーを引き取ってもらいたいのであれば メーカーがリサイクルや不具合品回収も見据えて店舗経由でもいいのでバッテリーを回収し 各ユーザーには新車購入に充ててもらうために期間限定で 専用の割引コードでも発行すればいいものを。 有象無象の安物電アシの流通規制もできて一石二鳥。 ●[埼玉]被害多発の電アシバッテリー盗難 電動自転車のバッテリー盗んだ男を逮捕…スクーターで駐輪場まわり、犯行重ねたか news.yahoo.co.jp/articles/cb7641a6dbef771e7f11ed7a1732f6944b0f1fff 電動アシスト自転車のバッテリーを盗んだとして、埼玉県警は16日、住所不定、無職の男 (43)を窃盗容疑で再逮捕した。 捜査関係者によると、男は7月12日未明、同県朝霞市のマンションの駐輪場で、 バッテリー1個(約1万円相当)を外し、盗んだ疑い。 隣の同県志木市でも6月に同様の盗みをしたとして、県警は男を7月に同容疑で逮捕していた。 同県では今年、バッテリーの盗難が7月末までに149件確認されており、 昨年1年間の被害(71件)の2倍を超えている。 news.yahoo.co.jp/articles/11662ca085e74ba3c5e642b3f173d8d9e0bd8133 マンション駐輪場で電動アシスト自転車のバッテリーを盗んだか、男を再逮捕 7月にも窃盗の疑い 県警は7月12日に、後藤容疑者を特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反で逮捕。 同27日にも自転車のバッテリーを盗んだとして窃盗の疑いで再逮捕していた。 呆れるほど頻繁にあるようなのでさすがに何度も対策を書く気もおきない。 「電アシを買うリスク」として「分かってる人」は「まともな」対策をしましょう。 ●[千葉]電動アシストバッテリー盗難容疑で逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/837e6ba3f16093acb7ab11f963b9fd8b4568062f 警視庁葛西署は14日、窃盗の疑いで、千葉県浦安市富士見、職業不詳、 容疑者(49)を逮捕した。 葛西署管内では今年6~7月にかけて、同様のバッテリーが盗まれる被害が 約60件発生しており、関連を調べている。 逮捕容疑は6月19日未明、江戸川区西葛西の集合住宅駐輪場で 住人の女性(31)の電動アシスト自転車から、 リチウムイオンバッテリー1個(時価約4万円)を盗んだとしている。 結局は電アシを使わないか自衛を徹底するか盗品市場を絶たないことにはどうにもならない。 ●[千葉]電アシバッテリーが4か所の集合住宅から盗難 news.yahoo.co.jp/articles/1c99d84d0a736cb3f3d819cbc8c5ab88c34f3ed3 市川署は18日、市川市内で3日~17日に電動アシスト自転車のバッテリー計9個が 連続で盗まれたと発表した。被害が確認されたのは、同市八幡と南八幡の計4カ所の集合住宅駐輪場で、 JR本八幡駅を中心に半径500メートル以内に位置する。同署は窃盗(部品狙い)事件として捜査している。 盗難防止意識が低いのもあって未だワイヤー錠が基本となっている現状に加え、 売ることができる場所がある限りは同様の被害が減ることはないのだろう。 面倒でも毎回持ち運ぶか、内蔵式で簡単に取り外しできない車種を買うか、 電動アシスト自転車ではなく一般車を使うしか対処法はなさそうだ。 ●盗品バッテリーを買い取った中古自転車店の2人が逮捕 www.fnn.jp/articles/-/539208 “盗品”と知りながら「電動自転車用バッテリー」買い取った疑い ベトナム国籍の男2人逮捕 ことし2月、自身が経営する中古自転車販売店「LOTUS合同会社」で 電動自転車用のバッテリー20個を盗まれたものと知りながら買い取った疑いが持たれています。 容疑者の会社にあわせて300個ほどバッテリーを送っていたとみられ、警察は余罪について調べています。 ●[大阪]レンタサイクルから300個バッテリー盗難で総額1000万円の被害の見込み news.yahoo.co.jp/articles/dd674535dfb255b29e44f3c601bfa38680c22061 「バッテリーの消耗交換」まで考えると 余程「極端に坂が多いような地域」でもなければ、 電動アシストではなく「ギア比を軽く"坂向けに設定した変速なし"」自転車こそ利便性が高く、 バッテリーだけの盗難対策を別途採る必要もなくなる。 だからこそクランクを小径に組み替えるよりも安価で済む 「内装用スプロケが使えるハブ」が重要なのだが・・・ このパーツの価値に気付こうとしないメーカーが多すぎるのは、 恐らく安物自転車メーカーの工場には「卸してもらえない」ということなのだろうか。 ●[東京]再びバッテリー盗難のニュース news.yahoo.co.jp/articles/935c9ad9ec4920e650dcca5af995b47033da1a6b 電動自転車のバッテリーを盗んだとして、警視庁目白署は16日、 窃盗の疑いで東京都豊島区の無職 容疑者(58)を再逮捕した。目白署は 容疑者の自宅からバッテリー67個を押収。 豊島区内では昨年8月からバッテリーが盗まれる被害が約40件相次いでおり、 容疑者が売却目的で盗みを繰り返していたとみて裏付けを進める。 ネットで販売規制がかかる様子もなければ 電動アシスト自転車メーカーでの対策はヤマハが保険を始めたくらいで どこの誰のものか分からないようでは、こうして検挙されても戻って来る保証もない。 まずは各社「バッテリーだけの掛け捨て型の盗難保険」でも追随すればと思うがそれすらない。 車体だけではなくバッテリー自体の個別認証を作るのはさほど難しいとは思えないが・・・。 「新車購入にU字錠も同時購入で割引」すら無理でも せめて「面倒でも持ち歩く(取り外す)か、"まともなU字錠を"取り付けよう」の告知や Airtagのような追跡タグをオプション購入できるくらいは出来るだろうに。 商魂たくましく「バッテリー持ち運び用のバッグ」を発売するような「小銭稼ぎ」に繋げるとか。 そうして、他人に頼ったところで「何もしてくれるわけがない」のだから、 結局は「自衛するしかない」というだけ。 バッテリーに大きく「名前(ローマ字/カタカナ)」と「トウナンボウシ」とでも掘って 「持ち歩く」か「U字錠」か。 長い距離での向かい風も長い坂があるわけでもないような 5km程度の距離の場合「電アシの必然性がなければ一般車に戻る」のも選択肢のはずなのに、 「変速の使い方、空気圧管理、タイヤ選択、メンテ」のような 当たり前の発想の転換ができる人も提案できる人も皆無に等しいのが現状か。 ●[千葉]既に247件の盗難が発生 news.yahoo.co.jp/articles/965344d69af5af110b7509503f504bbaef64964a 県警捜査3課によると、今年1~10月、電動アシスト自転車のバッテリー盗難が 計247件(個)発生。前年同期はわずか5件だった。 発生地域は船橋市の112件を最多に 千葉市61件、習志野市・浦安市18件、成田市15件と続く。 さらに11月には、浦安市の集合住宅駐輪場9カ所で計64件の被害が発生。 一夜にして盗まれたとみられる。 夜間人けがなくなる集合住宅の駐輪場で被害が相次ぐ。 ↑ そろそろ「バッテリーは常に外して保管」とメーカーからも案内すべきでは? ●[千葉]大量のバッテリー盗難 news.yahoo.co.jp/articles/e14c8764f86161299fdbc47a249c7610072f6f27 警察によりますと、先月下旬から今月3日までの間に浦安市日の出、 高洲、明海にある集合住宅の駐輪場で、電動自転車のバッテリー合わせて64個が盗まれました。 盗まれたバッテリーは、すべて同じメーカーのものだということです。 電動自転車にはいずれも傷などはなく、バッテリーだけがきれいになくなっていました。 日の出では、9月にもバッテリー18個が盗まれる被害が相次いでいました。 警察は、電動自転車を駐輪する際はバッテリーを取り外して保管してほしいと呼び掛けています。 増え続ける電動アシスト自転車のバッテリー盗難ニュース。 何故、いつまで経っても「盗品市場」から電アシバッテリーの完全締め出しをしないのだろうか。 簡単に売ることができるような場所がなくなれば、わざわざ盗もうとは思わなくなるだろうに。 もっと巨大な団体や組織が絡む大規模にでもならないと禁止する気はない? いたちごっこになることは確実としても、内蔵で位置情報の発信装置や このままではいずれ、1年ごとに認定販売店のソフトウェアから解除コードを通さないと 停止時に自動的に起動不可能にするようなところまで必要になってきそうな気もする。 ◆自衛方法としては、やはり「バッテリーは基本的に"外して持ち歩く"か屋内保管」。 ◆もしくは、余程の急坂強風地域や子供乗せのような必然性がなければ 「電動アシスト自転車を使わない代わりに軽量な"一般車"のタイヤを軽量にするなどのカスタム &適切な定期メンテをして使う」ことをお薦め。 ●[埼玉]カッター等で切断され盗難 news.yahoo.co.jp/articles/ad976df6845d3c8476753edd66e91b836dea1e8e/ スポーツタイプの自転車を繰り返し盗んだとして、 埼玉県警は19日、同県深谷市、建設作業員の被告の男(57)(窃盗罪で公判中)を 窃盗容疑でさいたま地検熊谷支部に追送検した。 すでに起訴されたものと合わせ、72件(被害総額約220万円相当)の 自転車盗に関わったとみている。 自転車にはいずれも鍵がかかっていたが、カッターなどで切断されていた。 単に大型工具の呼称をボカすためにカッター呼びかもしれないが、 耐久性実験をみる限り、 いい加減、ワイヤー錠の販売をやめてもらいたいとは思う。 もちろん「軽さ命」でワイヤーロックに優位性を見出している人達も居るのは分かるが、 その「盗まれようが構わない」のようなスタンスはどうなんだろうかと。 GPSタグ装置を組み込んでいるとしても、盗まれてから必ず見つかるという保証もないわけで。 (高額車はどんな錠でも無意味としても) 安めの自転車でも出来るだけターゲットになりにくいようにするためには 少々の重さと錠の値段も嫌っていては始まらない。 各種店も「売れればいい」という魂胆からか、 むしろ「U字錠も上級多関節錠も一切取り扱っていない」という店もあると思うと、 事故防止に直結する走行方法にしてもいえるが、いかに「自己防衛」が重要か分かる。 ●[愛媛]自転車を20台以上盗んだ疑いの男を逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/dbf13a9f0c07337dff1445017fb44094bb22b925 松山市の駐輪場でスポーツタイプの自転車を盗んだ疑いで25歳の男が11日、逮捕されました。 男が盗んだ自転車は20台以上と見られます。 警察が押収したのはクロスバイクやロードバイクなどスポーツタイプの自転車19台。 さらに男の自宅からは切断されたワイヤーの錠も見つかりました。 警察はリサイクルショップから齋藤容疑者が盗んだとみられる自転車19台を押収していて、 さらに余罪があるとみて、詳しく調べています。 逮捕の経緯が分からないがリサイクルショップへの販売を厳格にする必要はあるように思う。 盗人市場状態になっているような場所に規制を入れるべきに思えて仕方ないが、 小手先の策で掻い潜ってきそうでもありいたちごっこか・・・。 ▲ワイヤー錠の防犯効果に疑問 news.yahoo.co.jp/articles/5001f9d7a8b200e4b951c22953518ad69c8882ee 動画を見る限りチェーン錠も1本あるように見えるが「ワイヤー錠だらけ」で防犯性の低さがよく分かる。 U字錠に至っては「1つもない」だけに、所有者達自身で防犯意識があまり高いとは言えない。 それが結果的に、犯人に「浸け入る隙」を与えてしまった側面もある。 ●[北海道]敷地内から施錠車が1分で盗難 news.yahoo.co.jp/articles/e6335e194a7ee4d720db3d11d73b27f9c6f30ce8 news.yahoo.co.jp/articles/3d6a1695fd9c3a74d877afbedc5686b7def1e34f 動画を見る限り真横にシャッター付きガレージがあるため、 そのガレージを使用できるのであればそれを何故怠って大丈夫だと思ったのかという話にもなる。 隣や別の場所に住んでいるとしても、 せめてカバーや強固やU字錠で固定物と施錠していれば少しはマシだったかもしれない。 ●[東京]専用キーが必要なマンション駐輪場へ侵入した犯人を逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/633478b97d73c6ef6683e70f4e6e06ef9e37ec50 news.yahoo.co.jp/articles/16e994ea2508bb7f9de7a25d3132456fae1ae2b3 男は9月11日、東京都中央区のタワーマンションからロードバイクを盗み、 現行犯で逮捕された自営業の 容疑者(42)。 盗まれたのは、50万円相当の高級ロードバイクだった。 (↑これは100万円のロードバイクを盗まれる被害に遭った人の自転車ではない) 取り押さえた男性 (2022年)6月に私が同様の手口でロードバイクを盗難されたことがありまして、 絶対に捕まえてやるという気持ちが強かったですね。 実はこの男性。2022年6月、同じ駐輪場で 販売価格100万円のロードバイクを盗まれる被害に遭っていた。 なんというか・・・。犯人が悪いのは当たり前でも、 「札束を不特定多数が簡単に出入りできる場所に置いておきますか?」という。 「軽くて簡単に持ち運べる上に換金物として価値がある」と、常識的に分かっていれば、 錠前云々無関係で「自宅保管以外はありえない」と分かるはず。 (高額自転車はフレームだけの話ではなないため) そもそも、買う前に「マンション規定でエレベーターや自室への持ち込みができない」 「家族の了承を得られない」ということが分かっていれば、 防犯の観点から「高額自転車は避ける」という選択肢が最良。 それでもどうしても欲しいのであれば、 共用スペースではなく、「"個人専用"の貸しスペース」でも借りて 入庫する方法もあるが・・それすら万全とは言えない。 まず「複数の追跡タグの設置」や「高額自転車用の保険」を 販売店側で購入者に徹底させるような対策も必要。 だから競技者でもない「移動用途だけ」であれば、余程の富裕層でもない限り、 冒険して高額な競技車両を買っても 「常に盗難に怯えて神経を張り詰めておかなければならない」ことから どんなに速く走れるとしても「精神衛生上全く楽ではない」。 そもそも、高額車ほど東京都内で走るような用途には「全く向かない」車種なのだから、 そこそこのクロスバイクや軽量ママチャリでも買って 「無理のない範囲」で「ほどほどに」カスタムするのが一番気楽。 富裕層の趣味であれば、別荘に自転車ごと入れておいて 時間があるときに、事前にメカニックを呼んで走る前に整備させ、 飽きるまで走り終わったら、帯同させておいたキャンピングカーを運転させて帰って 整備させて置くだけのような使い方でいいだろうし。 ●[大阪]電アシのバッテリー盗難"76件284万円相当"の犯行の容疑者逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/cbcb7e47efb4fbb5c777992414d176695f49f32b 電動アシスト付き自転車のバッテリーを狙って盗んだとして、大阪府警門真署は29日、 窃盗の疑いで大阪府門真市の無職、 容疑者(25)を逮捕し、 76件約284万円相当の犯行を裏付けて送検したと発表した。 「フリマアプリで売って金にした」と認めている。 同署によると、昨年7月中旬~今年4月中旬、門真市や同府高槻市、大阪市城東区などを車で移動し、 集合住宅の駐輪場にある電動自転車からバッテリーを取り外して盗んだとしている。 同署は「乗らないときは可能な限りバッテリーを自宅に持ち帰って」と呼びかけている。 「フリマ・オークションサイトで出品を自主的に規制する」 「電動アシストメーカー側でバッテリー内に追跡タグ」 自衛としては「バッテリーを持ち運ぶ」のがやはり確実。 「売られにくくするために名前彫る」「頑丈なU字錠を取り付ける」というのもそれなりには有効。 ●バッテリー盗難対策? news.yahoo.co.jp/articles/69874cf393c85df8552145505a8d7ae58187388f/comments 無施錠よりはマシとはいえ・・・ そんな時は、バッテリーにワイヤー錠をかけることで、盗難抑止につながります。 大した道具も時間もかからず壊されてしまうようなワイヤー錠に期待する意味とは? バッテリー購入に数万円以上負担になるとすれば、 「毎回バッテリーを持ち運ぶ」か、 「僅か3000円程度のU字錠への出費」に躊躇う理由などないと思うが・・・。 コメント欄のほうが共感できる。 メルカリでの転売を防ぐには法律を作り本人が購入した物か証明出来ない場合は 盗品扱いで出品出来ないシステムが必要だと思います。 自転車購入時にこのナンバーのバッテリーが付いていた等の書類を用意して、 取り替えた場合も証明する書類を添付する。 これなら面倒くさいので出品しないでしょう。 出品したメルカリも立ち入り調査等をして厳重に取り締まる。 従わなければ強制廃業と会社資産を国庫へ没収する。 盗品現金化で片棒を担いでる会社に取材しどのような対策をしているか取材すれば より深い記事になったのになあ。 メリカリ等の個人間取引アプリでバッテリーを規制すれば済む話しでしょう。 結局は、フル電動と同じで「販売できる環境を無くさない限り」今後も続くと予想される。 ●[愛媛]自転車窃盗の疑いで書類送検 松前町の40代小学校教諭を停職1か月 news.yahoo.co.jp/articles/09f6aa62d596c5d856e9734fc64b311bf49c6c61 停職1か月の懲戒処分を受けたのは、愛媛県松前町内の小学校に勤務する42歳の男性教諭です。 町の教育委員会によりますと男性教諭は今年4月、松山市内のコンビニにとめてあった自転車を盗んだとして、 警察官から任意同行を求められたということです。 その後、窃盗の疑いで書類送検され不起訴処分となったことを受け、 県教育委員会は20日、男性教諭を停職1か月の懲戒処分としました。 街中に置いてある自転車は、レンタルサイクルでなくても街の公共物か何かと勘違いしているのだろうか。 初犯であれば更生の余地はあるのかもしれないが・・・。 ●[東京]サイクルパンツを試着したまま帰った62歳の男が逮捕 サイクルパンツ試着して帰る、元公認指導者を逮捕…自分のパンツは陳列棚に news.yahoo.co.jp/articles/57f2137ac37836960933b4008fa098c2f4fd4156/ 警視庁中央署は11日、「日本サイクリング協会」(新宿区)公認の元指導者で、 無職の男(62)(北区中里)を窃盗容疑で逮捕した。 捜査関係者によると、男は今年3月、ショートパンツ姿で中央区京橋のスポーツ用品店を訪れ、 試着室で商品のショートパンツ(7000円)にはき替えたまま店を出て、盗んだ疑い。 「店に行っていない」と否認している。 自身のショートパンツをハンガーにかけて陳列棚に戻していたが、被害に気づいた店員が110番していた。 (早期で消えると思われる動画) www.youtube.com/watch?v=84ROJ6Z6Zdo 実名報道もあり。 7000円窃盗しただけのつもりが大きな汚点に。 肩書が汚れることを気にして否認方針なのだろうか。 最初から無理してサイクルウェアなんて気取らずに 体力も考えると、気軽に使える薄手のスパッツに安物の短パンあたりで 妥協しようと思えなかったのだろうか・・・。 62歳で既に自身の認知症を認めるかのように「店に行った記憶すらない」というが、 "他人のそら似"というシナリオが通るという算段なのだろうか? そして、仮に認知機能が正常ではなかったとすれば、 その状態で公道を自転車走行を試みるほうが余程問題になるような。 ●[埼玉]約1台5万円以上の自転車約30台盗難で送検された2人 news.yahoo.co.jp/articles/a54edcee742f9a2e6a06967cd52f3de18f378ef4 埼玉県警西入間署は6日、坂戸市の自営業の男(52)と塗装工の男(46)(共に窃盗罪で起訴)を 窃盗容疑でさいたま地検川越支部に追送検した。 既に窃盗罪で起訴されたものと合わせ、2人が31件(被害総額約170万円相当)の 自転車盗に関与したとみている。 発表によると、2人の追送検容疑は昨年11月1日~4月10日、 同市内の駐輪場などで自転車計29台を盗んだ疑い。 調べに対し、2人とも容疑を認め、「生活費を稼ぐために売った」などと供述しているという。 1台換算で約5万円なので、 2万円そこらのスポーツ自転車もどきは除外して盗んでいたと思われる。 反面、自転車の値段が安いことを理由に、貧弱すぎる錠前で防犯になっていないどころか 自分の自転車に施錠すらまともにせず「地域のモラル低下すら心配していない人達」までいるというのだから、 値段だけの問題とは言えないが、 簡単に買い足せないような値段の自転車であれば、やはりGPSなどの追跡タグの設置は不可欠。 ●[兵庫]部品を盗む「こそ泥」 news.yahoo.co.jp/articles/57bd59985a51260a301870515d793461d2c7a774 兵庫県警葺合署などは11日、集合住宅の敷地に立ち入って自転車の部品を盗もうとした疑いで、 神戸市中央区の会社員の男(63)を住居侵入と窃盗未遂の現行犯で逮捕した。 逮捕容疑は同日午後5時ごろ、神戸市中央区東雲通1の集合住宅敷地内に侵入し、 駐輪中の自転車からハンドルグリップ(2千円相当)を盗もうとした疑い。 「部品を盗もうとした」と容疑を認めているという。 逮捕後、男のリュックサックからハンドルグリップが見つかっており、 盗んだことを認めたため容疑を窃盗に切り替えて調べる。 同署によると、今年3月から、現場周辺の集合住宅や路上に駐輪中の自転車からタイヤチューブや ブレーキシューなど部品ばかりを狙った窃盗の被害がこれまで計6件寄せられていたといい、関連を調べる。 単価が安いから被害届が出ないと見ていた? ▲[広島]アパート駐輪場から"ダイヤル錠1ケタずらし"で22万円の自転車が盗難される news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-286353.html 盗まれたのは、6年前におよそ22万円で購入したという、高級自転車。 現場は、広島市にあるアパートの駐輪場。 防犯カメラの映像には、12月7日午後11時前、リュックサックを背負った人物が、 自転車を盗む一部始終が記録されていた。 自転車には、ダイヤル式のチェーンのロックがつけられていた。 しかし、鍵をかけた際、数字を1つずらしただけだったため、 犯人は簡単に鍵を開けることができたとみられる。 被害者「自分の防犯対策がおろそかだったのはわかっているんですけど、 取るのが一番悪いと思っているので、甘かったとはいえ、ちょっと許せないですね」 ★【大前提】高額自転車は「どれだけ面倒でも」室内で保管しましょう。 (※管理人・オーナー・管理会社等から持ち込み許可が出ない場合はレンタルガレージなど) 近場で借りられる場所がなく遠いなどの理由があれば「軽量な一般車のカスタム」で凌ぐ。 ◆ダイヤル錠は4桁でも「全桁移動させるのが面倒であれば」使うのを止めましょう。(▲3桁は論外) ◆盗難されても見つけ出せるように追跡タグを取り付けましょう。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/154.html (スポーツ自転車用の盗難保険もあるにはあるが割高に思える) ●(車体価格10万円以上)スポーツ自転車向けの盗難保険 www.n-ssi.co.jp/catalogue/spocle/detail.html ──────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────── ●[福岡]バッテリー盗難と対策 news.yahoo.co.jp/articles/97f50f66765a3f619efea8afdc9d6e4409f2c984 そして、チェーン店で紹介していた盗難対策は、案の定「ワイヤー錠」。 ●ヤフオク・メルカリに「バッテリーの出品を不可」とするよう行政指導? ●電動アシスト自転車各社は「バッテリーと車体番号を個別に紐づけする」? ↓ 販売店では「(納車時に)バッテリー番号の登録を義務化」で、 「オンライン登録できない店には卸さない」か、 売上がある程度ある場営業が来ている店であれば「営業が代わりに登録」のような仕組み。 ↓ ●「交換」もしくは買い替え時には「バッテリー登録の変更をしなければ起動できない」ようにする。 ●盗難後に備えてバッテリー内部にAirTag技術を内蔵する https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/154.html と「絵に描いた餅」を並べても始まらないので・・・、 ★「基本的に駐輪時はバッテリーは外して持ち歩く」 (端子カバーも盗難防止として、テキトーに(汚そうに見える)ビニール袋とガムテープなどでガード) ★どうしても持ち歩きたくない場合は「最低でも1kg以上のU字錠で施錠」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/152.html ◆自宅では当然(アパート・マンションに限らず)バッテリーは屋内(風通しの良い玄関)保管 →★暑さ寒さに弱いバッテリー自体も長持ちするというメリットもある。 ●端子カバーはビニールや100均グッズなどで応用。 ★自転車本体には、特に日当たりが強い場所であれば「車体カバー」をすることで「自転車全体が長持ち」。 ◆最終手段は・・・ 「子供乗せではない」「風も強くなく長い坂が多いわけでもない」のであれば、 「電動アシストの必要性が低い」ので、 「軽量な一般車(S型フレームのクロスバイク含む)への買い替え」が 10万円近い価格であったとしても、 (油圧ディスクブレーキのような"整備自体が高価になる"車種でもなければ) トータルでの維持費も抑えられる。 ※自転車は定期的な整備が値段や車種に関係なく必要。 電動アシストで「変速をロクに切り替えて使わないような人であれば」特に、 負荷がかかるぶん要整備期間は短くなる。 ▲CBあさひ店員が伝える自転車盗難防止対策・・・ news.yahoo.co.jp/articles/3232f4c1c54de2d0124ba6e7c4e433f485280bfa 「ワイヤー錠」という笑えないジョーク。(バッテリー用となっている四角型もワイヤー錠) 「鍵紛失の相談」から「実際の防犯性能がどれほどのものなのか」知る機会もあるはずなのに、 「貧弱な錠前で固定物と施錠で防犯になると思っていること」に何の疑問も持たないのだろうか。 何度も繰り返しているように、防犯対策として 廉価品で推奨できるのは「最低1kg以上のU字錠」から。 ※つまり「ワイヤー錠を安易に並べて売っているような店」は、個人的には信用しない。 「新しく自転車が売れればいい」という思惑が強いのだろうと考えられるため。 逆に言えば、「太いチェーン錠・U字錠・多関節しか並べていない」店は 少なくとも「防犯」に関しては本気度が伺える。(AirTagまで扱っているなら完璧) こうした量販を反面教師として「貧弱な錠前は扱いません」という店が増えて欲しい。 販売数が増えれば少しは価格も下がって買いやすくなるのも期待できる。 ◆パナソニック自転車の「見守り」技術は盗難対策への転用も可能? japan.cnet.com/article/35185108/ 元記事にある「交通事故対策への活用」として各分野での協力という話はさておき、 「Bluetooth技術の応用での盗難対策」といえば「AirTag」がある。 バッテリー盗難の話題も増えてきている中で、 バッテリーを自転車本体から取り外したら「その都度」警告や、 場所を発信し続けるような機能を組み込む試金石にできるのではと思う。 他にも、バッテリー盗難防止としては、 バッテリーを小型化し、シートチューブに内蔵する方法もあるが、 そうすると充電時に毎回シートポストを外す必要もあるのでなかなか厳しい。 アナログ且つ最も有効な対策は「バッテリーを持ち運ぶ」のが一番手っ取り早い。 「バッテリーがなければ盗みようがない」という単純な話。 次に「重さ1kg以上の"U字錠"か"多関節錠"」でフレームと施錠するのが効果的。 (ワイヤー錠では、太さ無関係で防御性能はほぼ期待できない) ◆バッテリー盗難被害の増加・ワイヤー錠への注意喚起 news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-20211220996375.html 増えているという電動アシスト自転車に欠かせない「バッテリー」の盗難。 被害を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。 「バッテリーの盗難が心配という声を、販売するときに聞きます」 “バッテリーの盗難”が増えているというのです。 今月6月、実際に被害にあった人の自宅の防犯カメラの映像では、 午前3時半すぎに1人の人物がやってきて、 とめてあった自転車に近づき手を伸ばすと、 わずか5秒足らずでバッテリーを引き抜き、足早に去っていきました。 被害者によると、バッテリーはいまだ戻らず、 買い替えのため4万円ほどかかったということです。 警視庁によると、ことし都内で起きたバッテリーの盗難件数は、 先月末までで293件と、去年の倍以上になっているということです。 1番の対策はバッテリーを取り外して自宅に持ち帰ることだといいますが、 “バッテリーロック”という商品もあります。 「バッテリー専用のロックですね。こちらが最近すごく人気となっています」 車体とバッテリーをワイヤで固定するだけ。 出先でも簡単に使えるため、仕入れてもすぐに売り切れるほど人気だということです。 ↑ 実際の防犯対策としては、ワイヤー錠では"ほぼ防御性能はありません"ので、ご注意ください。 (持ち主と盗人に対して"施錠しているという心理的効果"がある程度) スイッチパネルカバーにしても言えるが、店ではあまり期待できないので、 「メーカー側」で「盗難が多い地域では」 【U字錠】を、新車購入時に若干割引するなどして「同時購入を促す」方策を採って欲しい。 ワイヤー錠は、その弱さを知らずに気軽に薦めて良い代物ではない。 もし今後あまりにも被害増大するようであれば、 「内部に追跡タグ(AirTag系)を標準搭載する」日もそう遠くはないかもしれない。 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難容疑で逮捕 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20211220k0000m040064000c.html 電動アシスト自転車のバッテリーを盗んだとして、警視庁少年事件課は20日、 東京都中野区に住む都立通信制高2年の男子生徒(19)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。 容疑を認め、「2020年夏前から、中野、杉並の両区で40個以上盗み、 フリーマーケットアプリで50万円以上稼いだ」と供述しているという。 逮捕容疑は9月24日午後6時~同26日午後1時半ごろ、 中野区のアパート駐輪場で電動アシスト自転車1台の バッテリー(時価2万5000円)を盗んだとしている。 フリマアプリで愛知県の男性に1万9000円で売ったとみられる。 オートバイで街中を物色し、道路に面したアパート駐輪場などを狙っていたという。 東京大阪などの被害のある地域では特に、 バッテリー盗難対策として「バッテリーは持ち運ぶ」か 「U字錠で守る」の2択を選択するしかなさそうだ。 ●[愛知]ロードバイクの盗難で56歳の男が逮捕・自宅からはフレームなど41点押収 news.goo.ne.jp/article/nagoyatv/region/nagoyatv-010299.html 容疑者は、先月29日、名古屋市中区の歩道にとめていたロードバイク1台(時価約2万円)を 盗んだ疑いがもたれています。 ↑ 「2万円のロードバイク?」を見分けられずに換金価値があると思ったのだろうか。 容疑者の自宅からは、分解された高級自転車などが見つかっていて、転売目的で繰り返し盗んでいたとみられています。 news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20211209-0626-14179.html 中区ではことし発生した自転車盗570件のうち5万円以上の高額窃盗が65件にのぼっていて、 警察は余罪もあるとみて関連を調べています。 ●破壊なし?000にしていたダイヤルロックが14秒で盗難 news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-263631.html 男はなぜ、わずか14秒で鍵を外すことができたのでしょうか?外された鍵は3桁のダイヤルロック式。 防犯カメラの映像をもう一度見ても、鍵を外す際に壊したりはしていないように見えます。 男は鍵を右手に握り、そのまま持ち去りました。 自転車を盗まれた被害者:(番号を)一個だけずらすとか、みんなやるじゃないです。でも自分は全部0に戻すんですよ。 「ワイヤー錠には防犯効果自体ないようなもの」なので 14秒で壊されていたとしても何ら不思議はないものの、 もし破壊せずに即開錠できたのであれば 「ダイヤルロック自体が盗難リスク」ということになる。 ●[大阪]バッテリー盗難件数が今年だけで300件以上 news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE00040677.html 「稼ぎ少なく生活のため」自転車バッテリー窃盗容疑で夫婦逮捕 フリマアプリで転売か 大阪府内では電動アシスト自転車のバッテリーの盗難被害が急増していて、 今年に入って被害件数はすでに300件以上にのぼっています。 大阪では電動アシスト自転車のリスクが顕著に。 そのうち「駐輪の度にバッテリーを取り外して持ち運ぶのが常識」というローカルルールにまで定着か、 自転車購入時に「U字ロック」の購入が定番になるか、 「電動アシスト自転車自体を使わない」=思わぬ形で非電アシの自転車が見直されるか。 ●[大阪][東京]電動アシストのバッテリー盗難被害増加傾向 news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210921-567-OYT1T50179.html 電動アシスト自転車のバッテリーが盗まれる被害が相次いでいる。 寿命で定期的な交換が必要なために需要が高く、ネット上で転売されている。 警察は取り外して家の中で保管するなどの対策を呼びかけている。 車体に固定するための鍵穴が壊されており、何者かが持ち去ったとみられる。 大阪府警によると、今年に入って特に被害が目立っている。 昨年は月1~17件で推移したが、今年1月に27件の被害を確認。 7月に51件、8月に61件発生し、8月末までに計284件で、昨年1年間(129件)を大幅に上回っている。 府警は今月2日、大阪市平野区の集合住宅の駐輪場で、バッテリー4個(10万5000円相当)を盗んだとして、 無職の男(35)を窃盗容疑で逮捕。捜査で、男が神戸市内の自転車販売店に約50個を転売していたことが判明した。 東京都内でも被害が相次ぎ、8月末現在の被害件数は218件(前年同期比124件増)。 警視庁は7月に通信制高校の男子生徒3人を逮捕。 3人は2月以降、フリーマーケットアプリにバッテリー約40個を出品し、1個3000~1万7000円で売却していた。 大阪市阿倍野区の自転車販売店「サイクルヒーローあべの店」では、車体とバッテリーを固定する専用のワイヤ錠(約1500円)を販売。 「家の中に持って入ることが大事だが、できない時は、ワイヤ錠で二重ロックをかけて盗難を防いでほしい」としている。 「最も信頼性の低いワイヤー錠」で、盗難防止を期待するのは止めた方がいい。 ●大阪の自転車店でも注意喚起 blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/d5e1c84739bdc5c9b7585157536b9254 対策としてパナソニックのU字錠を紹介。 当然、ワイヤー錠ではないこちらの案内を支持する。 ●[大阪]電動アシストのバッテリー盗難「約40件」 news.goo.ne.jp/article/ktv_news/region/ktv_news-b3976b71_027b_4e83_8303_b30f9d5dc26f.html news.goo.ne.jp/article/mbs_news/nation/mbs_news-GE00039972.html 容疑者は今年7月29日午前0時半ごろ、平野区にある集合住宅の駐輪場で 電動(アシスト)自転車に装着されているバッテリー計4個を盗んだ疑いがもたれています。 容疑者は鍵を無理やりこじ開けるなどしてバッテリーを取り外して、 自転車の販売買取業者に1個あたり1万円前後で売っていたということです。 利用者が多くなれば必然的にこのような被害も増えてくる。 近隣移動だけであれば、3万円台の変速なし自転車を実店舗で買って使うほうが 故障時のリスクも少なくて済む。 ●[東京]前後輪で11万円のホイールを盗まれる news.yahoo.co.jp/articles/d59d7d2b71ea10a3d0cf97acc315683bec7d1482 自転車は、被害男性が各パーツを選んだセミオーダー品で、価格は25万円。 盗まれたタイヤは合わせて約11万円したといいます。 ※タイヤと呼称しているが実際は「ホイール(車輪)」。 リムから「タイヤだけ」器用に盗みたがる輩がいるとも思えない。 フレームは「マンションの通路の柵と"U字"で施錠」していたのもあってか無事だったが 車輪については簡単に外され、盗まれてしまっている動画。 さすがに「換金価値のない2万弱程度の安物ママチャリまで室内保管しよう」とまでは言わないが、 セミオーダーというか、恐らく諸々のカスタムでお金をかけたのであれば尚更、 室内保管を面倒がっていれば、こうしたリスクがあることを知っておきたい。 クイックであれば簡単なのでフレームと施錠することも視野に入れるとして、 ナット留めあれば、毎回車輪を外す手間をかけるよりは、室内保管するほうが遥かに楽のはず。 特にマンション・アパートの駐輪場等は特に狙われやすい傾向があるように思うだけに、 ある程度汚れたら廃棄前提で適当なダンボールでも、洗濯ありきで布類でも、 とにかく「室内保管を徹底すること」が重要。 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難"50件"相当 news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-20210729914246.html 警視庁によりますと、当時16歳の高校生ら少年3人は、ことし2月、 青梅市の団地の駐輪場で電動自転車のバッテリー1個1万5000円相当を盗んだ疑いが持たれています。 3人は盗んだバッテリーをフリマアプリに出品して売却し、 20万円以上を得ていたとみられ、調べに対し、 「50個くらい盗んだ」と供述しているということです。 そろそろ「電動アシスト自転車のリスク」として明確に定義できるような。 ●事件を起こして自転車での逃亡犯が大阪高裁で懲役17年の判決 news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE00039115.html 最高裁までもつれこむかどうか分からないが、実刑は免れないようだ。 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難(推定50件) news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-201355.html 東京・江東区で5月、電動アシスト自転車のバッテリー2個(5万円相当)を盗んだ疑いで逮捕された。 犯行現場となったのは、集合住宅の駐輪場。 スマートフォンには、1つ1万円から2万円ほどで売却した履歴が、およそ50件残されていた。 以前も起きていたが、これも電アシのデメリットの1つ。 バッテリー充電の手間や劣化のリスクと共に、 「地域や用途的に本当に必要かどうか」を考えておきたい。 ●[愛知]押収された11台のロードバイク news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0005143D.html 愛知県豊田市の商業施設の駐輪場でロードバイク1台を盗んだとして 44歳の男が逮捕されました。 ことし4月28日、豊田市内の商業施設の駐輪場で 20万円相当のロードバイク1台を盗んだ窃盗の疑いが持たれています。 今回は恐らく本物のロードバイクと言えるが、 気軽にロードバイクを商業施設に乗って行くこと自体、防犯意識が希薄。 容疑を認めていて「自転車を売ってお金を得るためにやった」と話しているということです。 アパートから押収した11台のロードバイクのうち 6台は被害届が出されていて、警察が余罪についても詳しく調べる方針です。 5台はもう戻ってこないと思ったのか、 そもそも警察が探してくれるわけがないと諦めたか被害届なし。 他に何台も売って残った11台か、実は自分が色々乗るために盗んだのか、詳細は不明。 どのような施錠だったかも不明だが、強固な錠前で施錠されていた可能性は低そう。 値段の高さと相まって、「換金素材」として狙われていると思わなければ、 「盗まれることはない」と、針金のような細く貧弱な錠前しか使う気もないのだろう。 そして、その低すぎる防犯意識の結果が、こうした実際の盗難へと繋がり、 地域のモラルも低下させる。 「自分さえ良ければそれでいい」 この考え方の危険性を改めて思い知らされる。 ●兵庫で自転車を盗み広島で逮捕された鹿児島へ向かっていた容疑者 news.goo.ne.jp/article/home_tv/region/home_tv-20210527106770.html 兵庫県内の住宅から自転車を盗んだ疑いで住所不定の男が尾道市で逮捕されました。 男は実家のある鹿児島県に向かっていたとということです。 例の大阪から自転車を使って逃走を図った被告の件からして、 「防犯登録が県外のものは怪しまれやすい」のもあるのだろう。 そう考えると、通販購入で別地域の防犯登録をしていると 手続き変更が面倒になるはずなので、 「その通販ショップ地域での防犯登録」も「通販で自転車を購入すること」も、避けるべきと言える。 ※中古自転車であれば、 「正式に」抹消手続きがされていないものは、相当面倒なことになる可能性もある。 ●[神奈川]競技用BMXの盗難 news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-20210512195612.html 2021/05/12 19 56神奈川新聞 競技BMX用の高級自転車盗んだ疑い 自称会社員逮捕 神奈川県警逗子署は12日、窃盗の疑いで、葉山町堀内の自称会社員の男(25)を逮捕した。 逮捕容疑は2月12日午後11時35分ごろ、逗子市内の建物敷地内で、 同市の自営業の男性(45)の自転車1台(時価19万円相当)を盗んだ、としている。 署によると、同容疑者は「自転車を盗んでいません」と供述、容疑を否認している。 防犯カメラ映像から男が浮上。競技BMX用の高級自転車だったという。 具体的な建物敷地での管理・施錠の状況が分からないので対策案が出せない。 ●[北海道]ファットバイク風の乗り物が店前から盗難 news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-0419b8cca3a82b738b3277cb9e342ad9.html 窃盗の疑いで逮捕されたのは、岩見沢市の48歳の無職の男です。 男は今月8日の午前9時ごろ、岩見沢市北2条西11丁目の 自転車販売店の店の前に展示されていた「ファットバイク」1台(販売価格6万9800円)を盗んだ疑いが持たれています。 敷地内であっても「店の前に展示」は、この件の通り盗難リスクが跳ね上がるのと、 軒下の日陰に置いておくとしても、紫外線でブレーキシューやタイヤ劣化が促進されやすいので微妙。 量販店であれば、雨ざらしだろうと値段の安さ重視であれば少々関係なしというのもあるが・・・。 警察によりますと、盗まれた「ファットバイク」は車体に黒緑色のラインが入っていて、 今月10日、パトロール中だった警察官が似ている「ファットバイク」に乗る男を見つけ、職務質問。 その後の調べで容疑が固まったとして、12日午前、逮捕に至りました。 警察は男の認否を明らかにしていませんが、ふだんの様子や余罪についても慎重に調べています。 6万円なら「悪路走行できません」の「ファットバイク風の太タイヤの乗り物」と思われるが、 値段的にバイトですら自炊で工夫しつつ1年計画で貯金すれば買えないこともない。 そして、北海道であれば観光用でファットバイクをレンタルしているところもあるので 乗ってみたいだけなら、そこまで行って乗ればいいだけと思ったが 北海道の場合、距離からして交通費が相当かかることもあり得る。 ●高級自転車ではないがワイヤー錠には防犯効果が期待できない例 news.goo.ne.jp/article/ktv_news/region/ktv_news-ceb2f080_e96c_40ec_81dd_7b6d06b3cd9a.html 海外の人気高級自転車を改造して転売か 約180万円売り上げ 大阪府門真市の会社員の男(49)は、2020年8月大阪市港区のマンション駐輪場で スポーツ自転車1台7万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 マンション駐輪場は危険地帯なので、安全に停めるなら室内保管が鉄則。 警察の調べで、男はワイヤーキーをニッパーで切断する手口で、 2020年9月までの4年間で大阪府内で24台、約250万円相当を盗んでいたこということで、 いずれも海外人気ブランドのスポーツ自転車やマウンテンバイクでした。 やはりワイヤーロックは危険。 さらに、盗んだ自転車を自らカスタマイズしてあわせて34台をインターネットに出品し 約180万円を売り上げていたということです。 一般車感覚で言えば高級な部類に入るが、スポーツ自転車で7万円はエントリーモデルですらない。 「24台で約250万円相当」で1台10万円相当なので、スポーツ自転車としては安い部類。 "高級なスポーツ自転車"というのは、最低でも実売価格で50万円以上のような車種と思われるので違和感がある。 ●[石川]自転車屋店員が盗難された自転車に乗っていた犯人を捕える news.goo.ne.jp/article/ishikawatv/region/ishikawatv-20201223-1820-116995.html プロの目が見抜く…「乗り方が覚束なくて確信」自転車屋さんが自転車泥棒捕まえる 警察から感謝状 しかし、防犯登録の有無や盗難届が出ていたかどうかは分からないが、 警察が探し出して取り戻してくれることを期待するよりも、 停める場所や方法に気を付け・防犯力の高い頑丈な錠前を使う・ GPSタグを使う・盗難保険に加入しておくほうが良いのは確か。 ●[京都]無施錠の自転車に鍵をかけた男が書類送検される news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20201223-567-OYT1T50131.html 「無施錠はマナーが悪い」と女子高生の自転車の鍵抜き捨てる…側溝から38台分発見 余程の田舎でもなければ「無施錠で地域モラルまで低下する」という認識の無さを 是正させたいという気持ちは分からないでもないが、 さすがに実行してしまうと場合によっては犯罪にもなるようだ。 ●前後ホイール盗難と腑に落ちない点 news.mynavi.jp/article/20201226-1611834/ 反省点は、いくら地球ロックとは言っても、あまり長時間ガードレールに停めるには良くない。 「ガードレールに施錠して停めるのが問題ない」と考えている時点で一体何を言っているのだろうとしか。 (身内の私有地内ではないのであれば)公共物の不正使用への問題意識もなく堂々と言えるのはある意味凄い。 警察としても「交通の妨げになる恐れもある」ガードレールの無断使用を注意すべきだろうに。 そもそも人通りの多い場所にある近隣駐輪場に気軽に停められず、 仕事場室内も狭く持ち込めないような乗り物を使うこと自体が用途として不相応。 ※「番組内で使用する必然性があるのであれば」許可を得て持ち込ませてもらう手順を踏めばいいだけ。 細かいことを言えば、ホイールを固定するクイックレリーズもある。 「ホイール前輪、ホイール後輪、スプロケ、クイックレリーズ2本」=計5点なのに、被害届上では2点にされてしまった。 だったら「タイヤ、クイック用のバネ、中空軸シャフト、フリーボディ、ベアリングの個数詳細、リムテープ、 (バトンホイールでなければスポーク&ニップル リム)、(チューブドであればチューブ)、」も含めない意味も分からない。 ●【未施錠】店の傍で盗まれた後に自力で取り戻したケース 2020-08-13付近に【サイクルラックに未施錠】で盗まれ 2020-12-07付近に「自力で発見」 【1】サイクルラックに未施錠 結果的にこうした盗難被害にも繋がることから、 引っ掛けるだけの停め方は相当なリスクがあると覚えておきたい。 防犯目的であれば「逆U字柵」に「最低でも1kg以上のU字錠」を「2個以上」で施錠が必須。 柵専用であれば移動不要なので重い錠前を店の中に用意しておけばいいだけ。 【2】防犯登録に効果なし 当たり前の話で「わざわざ警察が時間をかけて見つけてくれるとは考えない」こと。 【3】高額な自転車には追跡タグ必須 都市部ならBluetoothトラッカーでも良さそうに思えるが、やはりGPS型を薦める。 ●[大阪]ウーバーイーツの配達員(20)を自転車盗難容疑で逮捕 news.goo.ne.jp/article/ktv_news/region/ktv_news-4d587b8e_6736_4976_a3bf_7199e792c559.html 容疑者は、配達に使っていた自分の自転車のブレーキの調子が悪くなったため、 鍵のかかってないスポーツタイプの自転車を盗み、乗り換えました。 しかし、盗んだ自転車もこぎにくく、配達先のハイツで別の自転車を盗みましたが、 その自転車もタイヤの空気が減るなど調子が悪かったため、 一旦乗り捨てた元の自分の自転車に乗り換えたということです。 ところが配達中、何者かに自転車を盗まれたため、一旦、知人の自転車を借りて配達を行い、 この自転車もタイヤの空気が減るなど調子が悪くなったことから、また別の自転車を盗んだということです。 【無施錠】であれば狙われやすいのは当たり前。 盗難された自転車の無施錠率は7割というデータもあるほどなので施錠の重要性が分かる。 しかし、施錠するとしてもワイヤー錠では意味が薄い。 それにしても、自転車のブレーキ整備に費用をかけるだけの意味を理解出来ず、 (仏式バルブか定かではないが)まともな空気の入れ方すら分からず、 盗みを繰り返す前に、対価を払い修理し、正しい扱い方を学習しようと思えなかった 土壌の無さ(教育面から店舗での講座など)にも問題の一端が存在する。 ●[神奈川県]アパート駐輪場から自転車と空気入れを盗み68歳の男を逮捕 news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr2010290040.html 自転車などを盗んだとして、神奈川県警高津署は29日、窃盗の疑いで、埼玉県狭山市北入曽の自称廃品回収業、 容疑者(68)を逮捕した。「覚えていないから、やっていないと思う」と容疑を否認している。 逮捕容疑は5月7日午前11時20分ごろ、川崎市高津区下作延のアパート駐輪場で、 このアパートに住む私立大学3年の男子学生(20)の自転車と空気入れを盗んだとしている。 同署によると、男子学生のアパート付近に設置されていた防犯カメラに、 軽トラックの荷台に被害品を載せる男とナンバープレートの一部が写っていた やはりマンションアパートの駐輪場がいかに盗難リスクが高いかということが分かる。 盗難対策としては「逆U字柵の設置」と「最低でも1kg以上のU字錠での施錠」を徹底しないことには 同様の被害が減るとは思えない。 そして、「空気入れを屋外に放置するのは劣化が早まるだけでなく、 浸水後に(錆び)水吐きポンプになる恐れもあり論外」。 ※自転車店等でも通常のフロアポンプを屋外置きしているところもあるが、そのようなポンプは使わないことを強く薦める。 ●自転車盗難で7ヶ月の懲役 news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20200730113843.html 今年2月下旬ごろ、千葉市美浜区で放置自転車1台を持ち去ったとして起訴された。 執行猶予付き有罪判決を受けた翌月の犯行ということもあるが、 「たかが自転車」と甘く見ないほうがいいことは確か。 ●占有離脱物横領罪について keiji-pro.com/columns/308/ ゴミ捨て場から持ち去っても同様に占有離脱物横領罪や、 窃盗罪になる場合もあるという。 ───────────────────────────────── ───────────────────────────────── ●別件でもマンション駐輪場 「コロナで仕事休みになって」転売目的で自転車42台窃盗、42歳飲食店員を逮捕・送検 news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20200915200512.html 西京署によると、男は今年1~5月に西京区や山科区のマンション駐輪場で 自転車42台やワイヤ錠など計44点を盗んだ疑いがある。 盗んだ自転車はフリーマーケットアプリで1台2千~5千円で転売していたという。 ここでも「マンション駐輪場」が現場となっている。 42件で計56万円ということなのでほぼ安物自転車だったとしても、 やはり「不特定が出入り出来ないようにする」か「逆U字柵の設置」を義務付けて欲しいが、 自転車所有者は自衛のために「GPSタグを設置」や「室内保管」という方法をとるしかない。 しかし42台とはいえ5ヶ月で56万円ということは1ヶ月換算で約11万。 自転車を梱包するという手間もかかることを思えば割に合わない無駄なことに気付きそうなものだが・・・。 他にも悪事をしていたかどうかは定かではないが、 店主ではなく店員なら店舗維持費云々を気遣う必要もないわけで、 犯罪を厭わないまでの行動力があったなら、 状況関係なく全国どこかに他の仕事が一切存在しないというわけがないのだから、 切羽詰まっていたのであれば尚更、 何故普通に真っ当な社会貢献での対価を得ようと思えなかったのだろうか。 ●ワイヤーロックで施錠していて盗難→数時間後に発見される 自転車ごと持ち逃げであれば無関係としても、 後述しているようにワイヤー錠に防犯力を期待するのはやめたほうが良い。 周辺の防犯カメラの映像を解析すれば犯人の面は割れると思われるが、 果たして自転車盗難に対して"巡回のついでに確認"を除き、 まともに捜査しているとは全く思えない 「自転車への思い入れなど全く理解できるはずもない」 やる気のない警察がそこまで動いてくれるのか疑問。 そんな期待するだけ無駄なことよりも「防犯」観点で見て行くと・・・ ↓ ●「錠破壊ではなく持ち逃げ」 ということで、盗まれた最大の要因としては 【固定物と施錠できなかった(であろう)駐輪環境】が間違いなくある。 ↓ ■しかし現実的に、 オーナーに固定物として施錠できる「逆U字柵の設置」を 提案してみるべきだろうとは思うが、これもほぼ間違いなく無駄で、 固定物との施錠自体が困難ということも考えると、 施錠以外の踏み込んだ対策として、 車種や値段の有無は関係なく、 「GPSタグ取り付け」、 (「自転車用ガレージ設置」は都会や自宅外では難しいので) 「レンタルBOX(コンテナ)」などを除けば、 やはり基本且つ究極の防犯として、 「室内保管を絶対とする」しかない。 ▲「駐輪場」そのものに盗難のリスク (※道端への不法駐輪を薦めているという意味に非ず) セキュリティの低いマンションなどであれば、 「不特定多数が駐輪場に出入りできる」というだけで不安な状態だが、 駐輪場でも「外から駐輪状態が分かるような場合」は最悪のケース。 ↑ ■大前提として「駐輪場出入り口が施錠されていないような場所は危険」 「盗まれるリスクが非常に高い場所」という認識が必要。 ↑ ●例え駐輪場に防犯カメラがあっても盗まれてから犯人の顔が映っていても遅い。 ★自転車盗難防止のためには 「カードキーなどで出入りできる人物を限る」 「もちろん出入りを全て記録」が必須。 しかし余程マンション等オーナーが自転車にも思い入れがなければ このような対策をしている物件など極めて稀。 ※ただ、少なくとも施錠できる固定物として 駐輪場には「逆U字柵」の設置を 「罰則ありの法律で」義務付けるべきとは思う。 ▼ついでに2点注意喚起。 ↓ ■今回は無関係の【ワイヤー錠】だが・・・ 犯人の「計画性の無さ、事前情報収集力の低さ」に救われた形。 恐らく「花壇を荒らすような輩」と似たような衝動的なものだったのだろう。 それにしても「ワイヤーはどれだけ太かろうが大差はない」のだが、 それを知らなければ十分と思ってしまうのも無理はない。 ●防犯登録には期待しないこと 今回のように「あまりにも杜撰な犯人」であれば、 "不幸中の幸いで"戻ってくることがあっても、 「計画的に盗まれてしまうと」、 中古店だけでなく「防犯登録の方法に致命的な欠陥がある」ため、 「防犯登録自体が役に立つということはまずありえない」考えておきたい。 ■結論:防犯意識が希薄なほど盗難されるリスクは増大する ▲自転車を室内保管なんて面倒すぎてありえない ▲防犯登録しているから盗まれても見つかるはず ▲だからワイヤー錠で十分 ●鹿児島県(熊本県)から神奈川県まで盗んだ1万円自転車で移動 www.47news.jp/localnews/5125358.html 熊本県内で盗んだ「ママチャリ」に乗って、2カ月以上かけて1千キロ以上を走ってきたとみられる男が 神奈川県箱根町で捕まった。 男は「離島の出身で、都会に行ったことがなかったので見てみたかった」などと供述、東京を目指していたという。 窃盗容疑で、小田原署に10日に逮捕されたのは、いずれも自称で鹿児島県出身、住所不定、無職の男(53)。 逮捕容疑は、5月24日、熊本県玉名市の農業実習生の男性(25)方の車庫で、 自転車1台(時価約1万円)を盗んだ、としている。 署によると、8月10日に署員が箱根町内で自転車を押して坂を上る同容疑者を見掛けた際、 35度を超える猛暑日の晴天にもかかわらず 大きな傘を自転車に引っかけていたことなどを不審に思って職務質問し、発覚したという。 熊本から箱根までは、関門トンネルを通るルートを使った場合、約1065キロ。 同容疑者は鹿児島県を出発した当初は徒歩で移動していたというが、「足がなければ大変だ」と考えて 熊本で自転車を盗んだと話しているという。 この場合犯罪者の逃亡手段に使われたというよりも・・・、 時世的にヒッチハイクが困難だからママチャリで移動してみたというところか。 いや、しかし道中の食事はどうしていたのだろうか。 「食費だけは確保していたが、旅費まではかった」として2か月ぶんの食費があるなら移動費に使えたろうに。 もし盗んでいなければ昆虫や野草と公園の水道だけでしのいでいた可能性すらあるが、 それくらいの覚悟と体力があるなら、鹿児島県の最低時給でも 熊本の災害復旧工事で人手不足な地域などで1ヶ月働けば東京に行く資金を十分に溜められるだろうに。 ●試乗車盗難を防ぐために出来ること ブログ等を見ているとたまに見かける自転車店の試乗車の盗難。 運転免許証などの身分証の確認だけで貸し出しているところも見かけるものの、 「その身分証明書が本物であるかどうか」という確証すら得られない場合もあるため、 他人を安易に信用するようなことは絶対に避けて欲しい。 ▲▲▲防犯登録を過度に信用しないこと▲▲▲ 「盗難されても被害届を出したら必ず戻ってくる」などと甘い考えは持たないこと。 「見つけられず戻ってこない」というケースも全く珍しいことではない。 「奇跡的に」職質(もしくは乗り捨てなどで発見)されれば、 名義違いで逮捕され戻ってくる可能性がなくはないが期待薄。 ↑ 効果としては「店内に防犯カメラを設置する」ようなもので、 "防犯"効力としてより「被害の証拠にしやすいので便利」という程度。 ※常に店内の様子をライブカメラで公開すれば少しは抑止効果があるかもしれない。 ▼"犯行阻止"のために具体的な対策を考える ▲GPS追跡タグ・・・(自動車であれば、同乗するとか、GPSタグも色んな場所に隠せるので問題ないとしても) 自転車の場合は簡単に取り外せない場所に隠そうにも限られてしまうので計画的犯人に対しては少々難あり。 ▲家族(or知人)を置いて行ったとしても、逃げられればお終い。 ▲自動車を置いて置いて行ったとしても、それすら盗難車という可能性もある。 ▲ブランド財布や時計なども「偽物」の可能性があるのでリスク大。 ▲ホイールカバーに店名ロゴを入れていたとしても外されると意味がない。 ▼盗難保険 ■20万円までなら「Forista Cycle(フォリスタサイクル)」が年8800円 cycle.forista.jp/service/ ■10万円以上(20万円~100万円超でも可)のスポーツ自転車なら「すぽくる」の自転車盗難保険 www.n-ssi.co.jp/catalogue/spocle/detail.html しかし、どちらにしろ貸し出し時にレンタル料金を貰わないのであれば保険料負担が勿体ない。 ★利用者が減ることよりも財産を守ることが大切と考えるのであれば、 【デポジット=保証金】を【本体価格と完全に同額きっちり】預けてもらうのが最適。 (自転車盗難に通貨偽造の重罪を厭わないような輩はさすがに想定しない) (クレジットカードや電子マネー決済であれば一旦購入してもらい、返却時にキャンセル処理。 キャンセル処理が多くて問題視されることを危惧するのであれば現金のみ) これで、もし乗り逃げされたとしても「被害金額としてはO円」。 (むしろ減価償却を考えると、新車に更新でタイヤ・バッテリーなどの劣化をリセットできるので店的には得) そもそも・・・(ボーナス等での後日購入を希望しているとしても)、 「試乗希望なのに、その自転車を購入するだけのお金を持っていない」 =「貯金がなさすぎる」時点で、「その自転車を試乗してもらうに値しない」。 [e-bikeであれば油圧ディスクなど]今後のメンテ費用なども考えると「購入を検討すること自体がおかしい」。 (数十万円以上するようなフラグシップモデルを貸し出すとしても同様) (メーカー主催の試乗会であればメーカー側の管理に任せればいいだけ) ▼「案内提案の例」 当店の試乗車をお借り頂く場合「販売価格と同額」を一時的に預けて頂く形になります。 もちろん自転車返却時に故障や破損などがなければ全額そのままお返し致しますのでご安心ください。 詳細の説明が必要そうであれば↓ 貸し出しとはいえ当店もボランティアで行っているわけではありませんので、 リスク回避のために「その自転車販売金額と同額を預けて頂けない限り」 試乗車を御貸しすることができません。 もし「全財産で5000円ほどしかない」という場合、 その5000円を預けて頂き当店から御貸しすることができる自転車は、 【(中古)ママチャリだけ】になってしまいますが・・・。 という感じだろうか。 簡単に借りれないことに対して怪訝そうな顔をされたとしても、 「知人の店で盗難がありまして・・・」と付けるだけで ほとんどの人は事情を理解してくれるだろう。 対照的に、納得しないようであれば警戒すべき怪しい人物。 ●[三重県]耐久レース中に盗まれた自転車 www.nagoyatv.com/news/?id=001636 警察によりますと山下容疑者は去年11月、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開かれた 自転車の耐久レースに参加した男性2人から、 約100万円相当と50万円相当の自転車2台を盗んだ疑いがもたれています。 調べに対し「お金に換えるために盗んだ。レースには盗み目的で行った」と容疑を認めています。 盗んだ自転車は分解し、部品ごとに個人売買アプリに出品していたということです。 鈴鹿サーキットで自転車レースの最中に“高級自転車”盗んだ疑い…逮捕の40歳男 分解してフリマアプリで販売 www.tokai-tv.com/tokainews/article_20200630_131768 他の自転車の部品も売られていたということで、警察は余罪についても調べています。 まず「無関係な人物が侵入できないようにしておくのが必然」と思っていたら、 真偽不明だが「ロードバイクのチーム所属」という話も出てきているので、 本当であればなかなか酷い話。 「強固なU字錠や多関節錠を使い丈夫な固定物への施錠を義務付け」も考えられるが、 適切な固定物を常設するわけにもいかないと考えると、 一般的な駐輪方法ではない環境なので現実的には難しい。 結局のところ、各チームとも盗難防止のために 「自チームの機材管理のためだけの監視員に見張らせること」を「ルールとして義務付け」、 各チーム以外の他人には一切近づかせないようにするなどの対策が有効だろうか。 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難容疑者の逮捕 news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-53242.html 2020年3月、東京・世田谷区にある店の駐輪場に止めてあった電動アシスト自転車の鍵を壊し、 バッテリーを盗んだ疑いが持たれている。 世田谷区内では、2019年1月から同様の被害届が、およそ70件出ていた。 「バッテリーが好きで、コレクションしていた」と供述。 数十個のバッテリーが見つかっていて、調べに対し、容疑を認めているという。 警視庁は、余罪についても、調べを進める方針。 実験に使うためでもなく電アシのバッテリーを集めて一体何の欲求が満たされるのか意味が分からない。 マニア風に装っているだけで、単に転売目的のように思えるが果たして。 1つ確実に言えることは、電アシではないママチャリ等であれば、 「バッテリーを盗まれようがない」ということだけは確か。 ●マンション敷地内での子供車盗難 news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20200613120.html 「マンションの敷地内の契約駐車場。防犯カメラ20台設置。 駐車場の後ろのスペースに子供の自転車を置いていておおよそ3時間の外出中に盗難。 その後戻ってきたようだが、値段云々関係なく気が気ではなかったはず。 一番いいのは「自宅内保管」がベストとしても、こういうニュースを見ると 子供車でも「最低限1kg以上のU字錠」と「追跡タグ」を設置したほうが良いのではと思える。 ●白バイ隊員が自転車を盗んで辞職 news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-664273.html 警視庁によりますと、警視庁第3方面交通機動隊の白バイ隊員で32歳の男性巡査長は、 今月9日の未明、埼玉県杉戸町の民家から自転車1台を盗んだとして千葉県警に書類送検されました。 巡査長は前日の夜に同僚4人と目黒区の居酒屋で飲酒後、電車で茨城県内の自宅へ帰る途中、 乗り過ごして埼玉県杉戸町の駅で下車したということです。 その後、近くの民家から無施錠の自転車を盗み、自宅に向かって運転していたところ、 千葉県野田市内で職務質問をうけ任意同行されたということです。巡査長は当時、酒気帯びの状態でした。 警視庁は19日、巡査長を停職1か月の懲戒処分とし、巡査長は辞職しました。 警視庁は「誠に遺憾です。指導教養を行っていきたい」とコメントしています。 いくら無施錠にも問題があるとはいえ、取り締まる側が盗難した上で飲酒運転するようでは・・・。 他 寝過ごし埼玉…自転車盗んだ容疑 白バイ隊員を書類送検(朝日新聞) 警視庁白バイ隊員が自転車盗疑い 停職処分、飲酒後に帰宅中(共同通信) 巡査長、酔って自転車盗=容疑で書類送検、停職―警視庁など(時事通信) 電車乗り過ごし40キロ歩く途中で自転車盗 白バイ隊員停職1カ月 警視庁(産経新聞) ●狙われたダイヤル錠 www.yomiuri.co.jp/national/20191128-OYT1T50142/ 同署は、男が「ダイヤル式」のチェーンロックをかけていた自転車を中心に狙っていたとみている。 捜査関係者によると、男は20歳代のウェブデザイナー。 今年4~5月、札幌市内の駐輪場などで、 人気の高い台湾の「ジャイアント」やイタリアの「ビアンキ」といった海外ブランドの高級車など 自転車計約30台を盗んだ疑いが持たれており、札幌西署が裏付けを進めている。 男は、ダイヤル式のカギがかけられた自転車のほか、無施錠の自転車を中心に盗んでいた。 道警によると、ダイヤル式のカギは、数桁の数字を組み合わせないと解錠が出来ない仕組みだが、 利用者の中には、カギの開け閉めの手間を省くため、下1桁の数字だけをずらして施錠する人が多いという。 無施錠は論外として、チェーンタイプ以前に「ダイヤル錠」の危険性がここにある。 どれだけ鍵を無くす心配がなくても、防犯のための手間を惜しんで盗まれてしまえば意味がない。 ダイヤル錠は「施錠して全番号をランダムにしてから開錠時も逐一合わせる手間がかかる」と 考えると、一般的な鍵タイプにしておいてスペアキーの場所を 「毎日目視するような分かりやすい場所に置いておく」という状態にしておくか、 鍵をどうしても持ち歩きたくないのであれば「指紋認証で開錠する錠前」を導入すべきだろう。 ●[兵庫]ダミー自転車導入で盗難減 news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20191104009.html 兵庫県尼崎市内の自転車盗難件数が着実に減少している。 2008年に3704件を数えたが、18年は実に約53%減の1728件にまで減らした。 とりわけ2年前からは、自転車を“拝借”しようとする人に 警告する機能がある「ダミー自転車」を導入し、効果を上げた。 「防犯」とはこういう対策のことを言うのであって、 登録ステッカーを貼れば避けてくれるという効果があるわけがない。 news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE00030324.html 「借りパク」「ちょい借り」を許さない!“切り札”導入で自転車盗難が急減!? ●[大分]盗難車の6割が無施錠 www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/01/17/130946716 <犯罪> 2016年、県警が認知した自転車盗やオートバイ盗など、乗り物盗の被害件数は1076件でした。 このうち約6割は、鍵を付けたままにしていたか、鍵を掛けていませんでした。 ↓ ●[大阪/兵庫]無施錠の自転車を盗難する者の言い分 「英国では無施錠の自転車は乗ってもいい」 放置自転車を無断使用の英国人を逮捕 cyclist.sanspo.com/308829 呆れた言い分だが、ユーザー側は数十秒もかからない施錠を惜しむ理由は何なんだろう。 ●[兵庫]防犯カメラと受信機で盗難を防ぐ社会実験 kobe-np.co.jp/news/sougou/201804/0011176498.shtml 兵庫県伊丹市は5月から、市内千カ所以上に設置された防犯カメラと電波受信器を活用し、 盗難自転車を追跡する社会実験を始める。 市職員の私用自転車50台に発信器を取り付け、盗難に遭った場合は、位置情報などを警察に提供し早期発見につなげる。 抑止効果で自転車盗の発生が減少するか、数年かけて調べるという。 市内での自転車盗は、減少傾向ながら2017年に548件あり、街頭犯罪認知件数で1位の51%を占める。 市は15~16年度に市内の電柱などに防犯カメラや受信器を設置し、 発信器を持つ子どもや認知症で徘徊するお年寄りらが通過した情報を確認できるシステムを導入。 実験で自転車盗対策にも活用ができないかを調べる。 社会実験の対象は主に市内に住む市職員。 自転車後部の反射板の中に電波発信器を取り付け、通常通り自転車を使用する。 盗まれた場合は職員が警察に届け出て、市にも連絡。 市は受信器から得られた該当自転車がいつ、どこを通過したのかが分かる情報と、 動画を警察に提供し、捜査に協力する。 シェアサイクルでは既に何らかの位置確認対策はとられていると思うので 気軽に盗難対策ができるようになって自転車が見つかりやすくなれば 自転車盗難へのハードルが上がって比較的高い自転車も買いやすくなるかもしれない。 また、隠蔽や改ざんすることなく検挙率も簡単に上がれば警察としても助かりそう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●[宮崎]思いやりロック(無施錠の自転車に施錠するキャンペーン) www.pref.miyazaki.lg.jp/police/seikatsuanzenbu/omoiyari.html 安全・安心パトロール隊員は、各駐輪場に2人程度常駐。 施錠や解錠のほか、駐輪場内を見回って、自転車の整理整頓や清掃なども行っている。 同課は「駐輪場がきれいになることで、非行や犯罪が起こりにくくなる効果もある」として、今後も継続する方針という。 割れ窓理論については誰しも知っていなければならない必須情報として認知されるべき内容。 「窓が割られる」 →「何もしない」=「人の目が届いていない」 →「見つからない雰囲気・環境が作られる」 →「軽犯罪率の上昇」 →やがて重犯罪が増える www.pref.miyazaki.lg.jp/police/seikatsuanzenbu/omoiyari.html 平成22年6月9日「自転車ロックの日」(水曜日)から当分の間 宮崎では2010年~なので8年前から導入。 さすがにコスト的にABUSのU字ロックを使うわけにもいかないようだ。 他の地域では滋賀県が最も自転車盗難防止に力を入れている様子 cyclist.sanspo.com/167472 2015年1月の記事「ロックでガード大作戦」 www.nikkei.com/article/DGXNASDG2500Q_V20C14A3CC0000/ 2014年3月には「自転車施錠条例」まで制定しているほど。 ●[群馬]7割の自転車が無施錠 群馬県警が今年1~11月に認知した自転車の盗難被害1668件のうち、 7割に当たる1174件が無施錠だったことが25日までに、県警のまとめで分かった。 前輪と後輪に鍵を掛ける「ツーロック」や、動かせない柵や柱と車輪をチェーン錠でつなぐよう勧めている。 それでも無施錠車の盗難が後を絶たない。 駐輪数優先で動かせない柵や柱と車輪やフレームを繋いで停めるような仕組みに出来ていない駐輪場を もっと問題として挙げるべきだと思っているが、 それ以前に無施錠7割では話にならない。 「無施錠は落書き放置のように地域のモラル低下に繋がる」 という自覚を持ってまともな2個の錠でしっかりと停めてもらいたいと思う。 ●[東京(足立区)]自転車への鍵かけ義務化(罰則なし) news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20171205k0000m040126000c.html <東京・足立区>「自転車に鍵」義務付け 条例1月施行 区によると、2016年の区内の刑法犯認知件数6519件のうち、 自転車盗の割合は最多の約4割(574件)。盗まれた自転車の約6割は無施錠だった。 どうせ義務化するならついでに錠は2つ使うことを義務として、 (1ダイヤルしか移動させないような使い方では)防犯性が劣るダイヤル式やボタン式は不可まで 決めてしまえば良かったように思える。 ■自転車盗難防止措置を義務付けへ 滋賀・草津市が「自転車安全安心条例」案を発表 cyclist.sanspo.com/112764 罰則なしのヘルメット着用努力義務のような形にはなるが積極的に対策を講じたところ ↓ ■自転車盗難防止の義務化条例が奏功 cyclist.sanspo.com/169449 昨年の盗難件数は558件と大幅な減少を記録。ここ5年間で最も多かった2012年と比べると30.3%のダウンとなった。 市危機管理課は「条例制定とそれに伴う取り組みの効果は大きかった。 しかし、盗難被害に遭った自転車の7割は無施錠だったことが分かっており、 引き続き、市民の施錠意識を高める取り組みを進めていきたい」と話している。 ↓ 防犯意識の低い無施錠の自転車には片っ端から施錠し防犯効果を上げ、 料金を徴収すれば自治体の財政の足しにもなる。 「僅かな手間を惜しんだくらいで横暴だ」という意見もわからなくもないが、 「目が行き届いている」というアピールと共に地域一帯のモラル維持のためにも必要ではないだろうか。 市民活動レベルで根付いていれば不要なことかもしれないが、 「防犯意識の低さ」に何もせず期待しろというのも。 ●[香川]県警による施錠キャンペーン withnews.jp/article/f0181029000qq000000000000000W0ah10601qq000018145A 盗まれた自転車の75%は鍵をかけていませんでした。 自転車に思い入れがなく、置き傘のような感覚で扱い施錠が必要ないと思うのだろう。 「本当に大切であれば」どれだけその数秒が面倒でも間違いなく施錠する。 犯人もその希薄な防犯意識に付け込み「施錠してないから勝手に使ってやろう」となってしまう。 例え無料で譲り受けたとして「どうせまた買えばいい」でも1万円くらいはかかる。 (中古自転車でも補修費用込みで結局1万は必要とする) 「盗まれたから盗んでやろう」という犯罪の連鎖に加担しているかもしれないという 想定すらできないなら、正直に言えば自転車に乗ること自体を諦めて欲しいとすら思う。 軽微な犯罪が積み重なってその地域での犯罪へのハードルが下がり、エスカレートし、やがて大きな犯罪へと繋がるとは その被害者にでもならなければ全く考えが及びもしないのだろう。 ●[福岡]有料駐輪場の利用者数増加のための策 www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikugo/article/463028/ アンケートでは、駐輪場を利用しない理由に 「料金の支払いに時間が取られる」「お金を払いたくない」との回答もあったことから、 市は現在3~4割にとどまる駐輪場の稼働率改善を期待している。 1ヶ月の無料開放で様子を見るようだ。 違法駐輪状態の解消のためには ●「とにかく素早く撤去」と「駐輪不可であることも徹底的に周知させる」 同時に「駐輪場への誘導」も欠かせない。 他には「駐輪場を利用するメリットを付ける」という対策も効果的と見る。 例えば「他では手に入らない独自で限定のクーポン券」や 「申し出があった人には適正な量の空気量を充填する」 「有料でチェーンの清掃と注油、最低限の目視点検とアドバイスができる常駐員を置く」など。 支払いの簡素化のためには 各種端末の導入や、一括年払いで大幅に割引するなど 具体的に利用者に利便性のあるサービスが必要。 ●[福岡]マンションからロードバイクを窃盗の疑いで逮捕 news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-04145.html 「わからない、弁護士呼んで」ロードバイク“窃盗”か 職業不詳の男を逮捕 防犯カメラに一部始終 福岡県 福岡市東区のマンション駐輪場から時価約8万円相当のロードバイク1台を盗んだ疑いです。 「それなりに価値がありそうな(パーツも含まれる)車種は、どれだけ面倒でも部屋に入れて保管が鉄則」 余程狭い部屋か階段しかないとかゴミ屋敷でもなければ 1ルームでも部屋内で保管できないということはないので 「保管場所を確保できない場合は自転車使わない」ことが最善。 もしくは 「レンタルサイクルやシェアサイクルを使う」 駐輪場を使うなら「一般車をあまりお金をかけず快適化して使う」というのがベスト と言いたいところだが、 一般車でも嫌がらせをされる可能性もあるので 特に住居で他人も共有するスペースに長時間駐輪する場合は 部屋内で保管できるような軽さの車種を選ぶしかないのだろうか。 ●[愛知]スポーツ自転車11台押収 www.fnn.jp/posts/5210THK 駅の駐輪場から自転車を盗んだとして25歳の男を逮捕。 男の自宅からは盗んだとみられる自転車が11台押収され警察が余罪を捜査しています。 ワイヤータイプの鍵を切って自転車を盗んでいて、調べに対し容疑を認めているということです。 犯人にとって「ワイヤー錠は都合の良い状態」ということになる。 スポーツタイプの自転車11台が押収されていて、警察は余罪を捜査しています。 やはり狙われやすいのはスポーツ系の自転車。 ───────────────────────────────────── 対照的に一般車系の車種で、 「頑丈な錠前」で「複数」使って施錠してあれば、 わざわざ手間と時間をかけて盗もうとするのは 余程の私怨があるようなことでもなければ考えにくい。 「メーカー盗難補償3年」が設定されている場合があるのも、 「(ちゃんと複数本で施錠していれば)盗難率の低さの裏付けがある」からこそ 提供できるサービス。 駐輪場で少々雑な扱われ方をしても問題が起こりにくく、 "まともに対策をしていれば"盗難に遭いにくい。 生活用品としての一般車特有の良さがある。 ●[大阪]ビル駐輪場から盗難容疑で逮捕 高級自転車6台盗む、男逮捕 「ネット出品で生活費に」 cyclist.sanspo.com/446315 大阪市中央区今橋のビル駐輪場で、スポーツ自転車(約30万円相当)を盗むなど、 2月から6月までの間に自転車6台(総額約70万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。 やはり「不特定多数が見える場所に駐輪しない」というのがポイントか。 マンション等であれば部屋内が当然で、 通勤に使うなら人目につかない建物内に置ける許可が取れないなら ママチャリ等を使うべきだろう。 ◆マンションの駐輪場に28万円の自転車を停めていると・・・ cyclist.sanspo.com/196270 防犯登録されていたかどうか気になるところではある。 リサイクルショップでも買取時には防犯登録の控えがなければ買取できないような規制が出来ればいいのだが。 ↓同じ内容 ▼[大阪]1台28万円! 自転車販売の経験生かし、高級自転車を繰り返し盗んだ男を逮捕 大阪府警 www.sankei.com/west/news/150724/wst1507240061-n1.html リサイクルショップへの売却は厳格に中古販売事業者に対して 防犯登録のないものは買い取らないようにするしかない。 もしくは免許証等から身分証明を控えた上で、全ての買取自転車をネットで公開するよう義務付けるとか。 ▼[東京]ロードバイクなど高級自転車数十台を盗んだか 23歳の男逮捕 www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00306445.html ネットオークションで売却に関しては車体番号のアップ画像を義務化して判別できないものは不許可。 出品された時点で盗難届と自動照合するように出来るシステムがあればいいのだが・・・。 ●[福岡]自転車盗容疑者、自宅にずらり70台 大半が盗品か www.asahi.com/articles/ASHCD5R2THCDTIPE020.html 自宅近くの駐輪場に止めていた自転車(5万円相当)を盗んだ疑いがある。 9日未明に帰宅した男性が、自転車がないことに気づいた。 直前に似た自転車に乗った男を見たことを思い出して付近を捜索。 特徴の似た川上容疑者が歩いているのを見つけ、「自転車を盗んだのか」と問い詰めると認めたという。 家宅捜索で押収された七十数台の自転車はほとんどが高級スポーツタイプで、庭や玄関などに置かれていた。 うち19台は被害届が出ていた。 ↓ ●70数台のうち被害届が出ていたのは19台のみ ●盗難届が出ていてもまともに捜査していたかどうか 恐らく防犯登録していない自転車もあっただろう。 しかしこれだけ盗まれていてもまともに捜査しているようにも見えないのだから当然か。 ●5万円相当でも盗まれる フラットバーもしくはオールランダーバーハンドルしか確認できないという点からも 見た感じでいかにも20万以上するような高級自転車はないようにも見える。 なぜ高級車を狙わなかったのかを考えると、値段的に所有者も大して探そうとせず、 捜査もまともにされないだろうと考えて、相手が困るであろうある程度の値段のする物を選び 己の自己欲求癖を満たすために繰り返していたというところだろうか。 乗り味の違いを知りたいとしても、値段的にも70台以上を乗り比べたところでほぼ無意味。 自分では買えないので所持欲を満たすためとしても、いくらアルバイトとはいえ値段的に買えないはずもない。 ●盗まれている自転車には共通点がある この容疑者の趣味といえばそれまでだが、ロードバイクだけでなく、 いわゆる典型的な安物ママチャリ型(泥除け有り・荷台あり・セミアップハンドル・L型フレーム)も 1台も見当たらないという点。 「リサイクルショップに持ち込んだところで」「オークションに出したところで」 そして「自宅に置いておくとしても」 そこらじゅうにあるのだから「全く価値がない物」として完全無視だった可能性は高い。 つまり、まず安物ママチャリ型であれば趣味で中級品を集めているような輩の目に止まらない。 ベルトドライブでも高額品目利きが出来るような者であれば尚更安物チェーン式は無駄な労力なので狙われにくい。 そして、「単距離移動のために鍵かかってなけりゃいいだけ」という寸借泥するような輩に対しては 「2重で施錠を施せば」労力的にも鍵がかかっていない、より手間がかからない自転車を狙うと考えると (むろん絶対ではないが)盗難リスクを減らせるということになる。 ●[東京・千葉]自転車窃盗で逮捕の男、53件の関与認める「高値で転売できる海外ブランドを狙った」 cyclist.sanspo.com/212984 「53件で被害総額約128万円」1台換算約2.4万円で高値・・・?? 「逮捕容疑は、7月5日、台東区のマンションの駐輪場で自転車2台(時価計2万円相当)」 よく分からない通販メーカーや自動車メーカーブランドのスポーツ風の一般車も手当たり次第? しかし、どうも捜査側も「たかが自転車」という感覚が強いように思えて仕方がない。 例え年収1000万のような富裕層から見れば投げ売りの安物と同じようなものにしか見えないとしても 当人にとっては結構な出費だった可能性もある。 だからこそ過度なほど自衛するに越したことはないということになる。 [大阪]10台37万円相当 news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1511280022.html 「生活費にしていた」自転車10台盗んだ会社役員を送検 枚方署 1台約3.7万円なので主にクロスバイク狙いというところか。 [広島]30台300万円相当 高級自転車30台盗んだ疑い=高校生8人書類送検―広島県警 cyclist.sanspo.com/217877 news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-151126X302.html 【ポイント】 「駐輪場」「夜」「現場で”所有者が”取り押さえ」 1台約9.5万ということから明らかに高級自転車狙い。 地下ツリー型駐輪場でもなければ、頑強な5kg程度の錠でも使うか、 2人以上で行動し常に監視できる状況のみで使うのが最大の防御。 ●[京都]自転車盗難10件で30万 cyclist.sanspo.com/234831 パーツ転売目的とはあるが、 極端な話、中古市場があるから売る目的で盗む人間がいるということにもなるとして 中古販売を全面禁止にして欲しいとは思うが、そうもいかないのだろう。 また、パーツ全てにも製造番号を記入することを義務付けて 加工されているものは一切の扱いを禁止するような通達を出すことで防ぎやすくはなるが これも現実的には厳しいか・・・。 ●[北海道]狙われた自転車の種類 news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ5L3W2ZJ5LIIPE00F.html 「コレクションをしていた」と話しているという。 押収された約70台は、ほとんどがスポーツタイプの自転車だった。 ●[東京]47台で被害総額は約540万円 cyclist.sanspo.com/254817 1台約11万円以上ということもあり、明確に高級車種を見定めていた可能性が高い。 ●[兵庫]自転車盗難約100台の犯人は「自転車店の経営者」 姫路市大津区天満の自転車店経営の男(57)を再逮捕 www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201606/0009209775.shtml 自転車盗を繰り返したとして、兵庫県警姫路署は22日、 窃盗の疑いで、姫路市大津区天満の自転車店経営の男(57) =同罪で起訴済み=を再逮捕した。 同署によると、男は容疑を認め、 「5年ほど前から販売目的で100台ほど盗んだ」と供述しているという。 男は先月18日、同駅前の駐輪場で、 自転車を軽トラックに積もうとして、窃盗容疑で逮捕された。 付近では自転車の盗難が相次いでおり、同署が警戒していた。 自転車店経営者が盗難って・・・ 違法駐輪の回収であれば 全く売り物にならないボロボロの安物自転車でも全て回収するはずなので もし選り好みしながら軽トラに積み込んでいるのを見かけたら 怪しんでおくべきかもしれない。 もしくは、許可証があるかどうか確認して、もし提示できなければ ナンバーを撮影した上でその場で通報しても良いかもしれない。 ●[京都]「高級自転車狙いで転売か」 高級自転車を盗んだとして京都府警城陽署は10月6日、窃盗容疑で同府城陽市の派遣社員の男(36)を逮捕した。 同署によると、男は1台10万円以上する高級自転車ばかりを狙っていたとみられ、「複数台盗んで売った」と供述しているという。 (中略) 男性会社員がリサイクルショップで自分の自転車が売られているのを発見し、犯行が発覚した。 マンションの駐輪場に狙われやすい10万円以上の自転車を停めること自体が根本的に間違っているとしか言いようがない。 高級な自転車のユーザーになるということは、 近辺や出入りする人の往来がないわけではない以上、過信して駐輪することは危険という認識が必要。 ●[埼玉]「スポーツ自転車窃盗容疑、回収業者ら3人逮捕 自転車約120台を押収」 cyclist.sanspo.com/288849 スポーツタイプの高級自転車を盗んだとして、埼玉県警浦和署は窃盗の疑いで、 東京都東久留米市の自称回収業の男(41)ら男3人を逮捕、 リサイクル店などから1万~60万円相当の自転車約120台を押収した。 1万~というのは「スポーツ車もどき自転車」も狙ったというよりは、 盗難届が出ているかどうか分からないものも含めて押収したということだろうか。 行政の正規の回収車は目立つ蛍光ピンクの車体のみにするとか、 許可証を見える位置に大きく貼り付けることを義務付けるといった対策があれば少しは抑止力になる気がする。 しかし現状では結局のところ、 自衛のためには「長時間停めない」「高級自転車は駐輪しない」ということが最大の防御になる。 ●[東京]自転車盗被害者が出品を突き止め容疑者逮捕 cyclist.sanspo.com/291329 逮捕容疑は平成27年3月15日、豊島区東池袋の路上からロードバイク1台(約25万円相当)を盗んだとしている。 犯人動機がある種の犯罪賛歌を地で行くような中年の犯行。 今回突き止められたのは不幸中の幸いだったかもしれない。 自宅では室内保管が絶対当然としても 外出時に自転車でキタコロックのような錠前を運ぶようなことは非現実的でもあり、その対策を施したといえども絶対とはいえない。 とにかく、「高額な自転車を気軽に停めないこと」これが鉄則。 ↓ ●[東京]40万円の自転車にワイヤー錠(オークションで追跡の続報) cyclist.sanspo.com/297257 自身のロードバイクで東京・池袋のスポーツサイクル専門店へ。 店の前の立ち木に自転車をワイヤ錠でくくりつけ、20分ほど店内を見て戻ると、そこにあったはずの自転車が錠ごと忽然と姿を消していた。 盗まれたロードバイクは「EDDY MERCKX(エディ・メルクス)EFX-I」。 ベルギーの人気ロードレーサーの名前に由来する人気ブランド品で、男性が1年ほど前、約40万円で購入した逸品だった。 「40万円の自転車でも20分であればワイヤー錠で大丈夫」だと思った理由が逆に知りたい。 一般車やママチャリで来れる距離ではないとすれば、 店内に駐輪できるスペースがないなら最初から公共交通機関を使うのが最善。 またはどれだけ面倒でも盗られるよりはマシということで輪行バッグに入れて持ち込むのが最大の防御。 ●[新潟]2016年11月には起訴されていた www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161103289224.html 盗んだ自転車、自宅から50台分 新潟の男、10年前から高級車狙う 高級自転車を盗んだとして新潟中央署に窃盗の疑いで逮捕、起訴された男の自宅から、 盗んだとみられ、被害届が出ていない自転車が多数見つかったことが2日、分かった。 同署は自転車とタイヤなどの部品計約50台分を公開した=写真=。 起訴状などによると7月中旬、 新潟市中央区のマンション2階に止めてあった時価約50万円相当の自転車1台を盗んだとして、 先月11日に窃盗の疑いで新潟中央署に逮捕され、今月1日に同罪で起訴された。 ↑ ●[新潟]高級自転車窃盗相次ぐ www.ohbsn.com/news/detail/kennai20161102_7162823.php 新潟市中央区のマンションの駐輪場に1人の男がやってきました。 乗っていた自転車を乗り捨て物色し始めます。そしてロードバイク1台を選びその場を立ち去りました。 こうした高級自転車の窃盗事件が相次いでいます。 県内では去年1年間に2572件の自転車盗難事件が発生していて、特に高級自転車が被害にあうケースが増えているということです。 映像ではレール式の駐輪機なのでフレーム本体を固定物に施錠するということは出来ない時点で、 根本的に「高額な自転車の駐輪場として不適格な作り」としか言いようがない。 ↓ 駐輪場には近所の移動用として価値が全くないような「ありふれた自転車のみ」を停めることを絶対とすべきであり、 マンションの管理側としても事件を防ぐ意味でも 「停めないでください」と自主性に任せるのではなく、 「ロードバイクなど高額な自転車の駐輪禁止。駐車を発見した場合速やかに移動してもらいます。 盗難を防ぐ意味でも必ず自室にて保管してください」という案内を出すべきだが、 ドアなどへ傷がつく恐れがあるほうが問題としてそういう案内を出したがらないだろう。 ↓ ロードバイクに限ったことでもないが特に高額な自転車の場合、 自宅であれば「室内で保管することを鉄則」とすることを薦めるべきだが (販売店からはお金にならないから言うはずもないので)自分で気付いて自衛するしかない。 軽いのは速く走るためだけではなく、可鍛性もあるということを理解し、しっかりと保管すべき。 ↓ 室外駐輪の場合、当然ながらワイヤーロックの防犯効果など皆無に等しいと言わざるを得ない。 逆U字柵に「ABUSの最強のU字を前後2本、またはキタコロック」で施錠する。 絶対はありえないが、これが長時間任せてもいいかもしない基準。 ●[大阪]高級自転車窃盗で逮捕・送検 cyclist.sanspo.com/370949 高級自転車を狙って盗みを繰り返したとして、大阪府警大正署などは11月14日、 窃盗容疑で府内の建設作業員の男(22)と無職の男(19)を逮捕・送検し、 29件(総額約466万円相当)の被害を裏付けて捜査を終えたと発表した。 逮捕・送検容疑は平成28年8月上旬、大阪市内の会社敷地内に止まっていた 無施錠のロードバイク1台(時価約70万円相当)を盗むなど、 府内や兵庫県で自転車などを繰り返し盗んだとしている。 同署によると、建設作業員の男は自転車好きで、イタリアのブランド「ビアンキ」などの 高級自転車ばかりを狙い、盗んだ品は自転車買い取り店に売りさばいていたという。 1台換算で約16万なので、よくある自動車メーカーの名前がついた似非ブランド品ではなく、 明らかに目利きをした上で高額な自転車だけを狙ったものといえる。 会社敷地内は自宅兼会社で無施錠だったのか、通勤で使われたものか分からないが、 人目に付くような場所に停めるべきではないと言える。 ◆安物買いのなんとやら www.jiji.com/jc/zc?k=201404/2014040300215 旧型馬てい錠、被害多発=自転車盗、中高生中心に―6年ぶり増・警察庁 時事通信2014年4月3日(木)10 12 鍵を掛けたのに盗まれた自転車の錠を警察庁が調べたところ、 6割が「プレス型」と呼ばれる旧型の馬てい錠だったことが分かった。 工具で簡単に解錠できるためで、中学・高校生の被害が多発。2013年の盗難件数は6年ぶりに増えた。 09年のJIS改正で、自転車の馬てい錠は盗難に強い「シリンダー型」が標準規格となったが、 標準から外れたプレス型も多数流通している。 自転車通学を始める学生が増える入学式を前に、警察庁は、自転車協会や流通・リサイクル業界に対策の強化を要請した。 調査は、47都道府県警が昨年11月11日~12月10日に摘発した盗難事件を対象に行った。 施錠されていた125件の錠の種類は、鍵を差し込むだけで解錠できるプレス型が60%を占めた。 鍵を差し込んだ後に回す必要があるシリンダー型は19%、残りはワイヤやチェーンなどだった。 ■馬蹄錠でも防犯性の低いものがある www.police.pref.aomori.jp/seianbu/seian_kikaku/gaihan_jitensya.html ■「平成21年6月20日の改正で、構造が簡単で、防犯性能の低いプレスキーがJIS規格から除外されました。」 www.info.police.pref.osaka.jp/ps/settsu/html/jitensha.html ■自治体の取り組み www.ayomi.co.jp/chiku03/detail.php?eid=02051 自転車盗減へ!~足立区が新たに錠対策 (2011/07/07) news.mynavi.jp/news/2014/08/05/321/ 大阪府大阪市一の街頭犯罪発生数是正に向け、自転車錠の無料取り付け実施 マイナビニュース2014年8月5日(火)16 04 ○より複雑なで「シリンダー錠」に無料交換 大阪市平野区では、市内街頭犯罪発生件数「ワースト1」返上に向けた取り組みの一環として、 2013年に引き続き自転車後輪用シリンダー錠の無料取り付けキャンペーンを実施する。 横方向にスライドするだけで開く「プレス錠」の鍵は開け閉めが簡単な反面、工具などで簡単に壊される恐れがあり、 盗難防止には向いていないタイプといえる。 一方、回転させて解錠する「シリンダー錠」の鍵は、さらに鍵の内部が複雑な組み合わせによってできているため、 比較的盗難に強いタイプとなっている。 同区では「プレス錠」の鍵の利用者に、無料で「シリンダー錠」の鍵に交換するキャンペーンを実施する。 鍵の取り替えをは、8月21日10時より平野区役所で実施。 すでに「シリンダー錠」を取り付けている自転車の取り替えや、自転車のタイプによっては取り付けできない場合もある。 シリンダー錠がなくなり次第終了し、荒天の場合は中止となる。 なお、無料取り付けキャンペーンは今後も年に数回の実施を予定している。 後輪に取り付ける鍵で上側から差し込む安物の「プレスキー」タイプは今すぐ交換推奨。 :基本の対策はまともなものを付ける。ディンプルキーのものが良い。 :裏からみて薄い鉄板を丸く伸ばしたものではなく、きちんと「丸棒」になっているものがオススメ。 :ボタン式は手間がかかるので1つしか変えない→防犯効果が低いのでこれも避けるべき。 ■無施錠からくる防犯意識の低さ 盗難される確率は7割が施錠なしという統計もある。 → cyclist.sanspo.com/120406 7割のうち施錠していれば防げたものが一体何割になっただろうか。 また、残り3割も明確に窃盗目的として、その鍵をより頑強なものにしていれば もっと防げた可能性はあるのではないだろうか。 「そもそも高額な自転車は乗らずに1万円の自転車に乗っているから大丈夫」 じゃあ貴方は街行く見ず知らずの人に数年に1回でも1万円あげることに何の躊躇いもないのですか?と聞きたい。 それでも「まあいいか」で済ますのだろうか。 寸借泥棒を助長しているのは僅かな手間を惜しんでいる所有者自身だと肝に銘じて欲しい。 仮に貴方にとってそれくらいなら何ともないとして、他の人の自転車が狙われることや、 その延長として結果的に地域周辺のモラル低下によって 引ったくりなどのほかの犯罪が増加した場合、1万円どころでは済まずに 生命を脅かされる事態を招きかねないという懸念があるという危機感を持ってもらいたい。 ●[大分]統計から見る自転車への無施錠の問題 news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-55DA49EA-176F-4E14-A60B-40CBF7A68A4D.html 県内でことし1月から3月までに187件の自転車盗が発生しました。 そのうち約7割に当たる129件は無施錠で被害に遭いました。 鍵を掛けておけば、被害を大幅に減らすことができたと推測されます。 こうした希薄な防犯意識が犯罪の素地を作っているという自覚を持って欲しい。 ●[富山]統計から見る自転車への無施錠の問題 news.goo.ne.jp/article/kitanihon/region/kitanihon-35250430.html 県警によると、昨年は自転車の盗難被害のうち74・3%が無施錠で、全国の57・3%を上回った。 ▼小島よしお 高級自転車が行方不明 news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20150731037.html 「2014 Foil10」だと思われ、こちらの価格は40万円超となっている。 現在は、60万円したイタリア製ピナレロや50万円超のスコットなど数台を所有している。 レース・イベント用ではなく、日常用途で使うことに躊躇いがなく、 複数台所持しているということもあり、思い入れがどこまであったかにもよるが、 月収/年収に対する割合としてさほど比率としては大きいものではないからこそ 街中に高額自転車を駐輪していたと考えられるので 実のところはさほど痛手でもないのだろうかという見方も出来てしまう。 「四谷三丁目の交差点のところの駐輪場で。。車体番号はSTR10C25413030312Xです」 ママチャリのような乗り捨ては考えにくいがどうだろう。リサイクルショップやオークションに出ればまだマシだが・・・。 ↓ 本当に盗難が恐ろしければ50万円まで高額自転車にも購入時のみ掛けられる 「盗難補償(ちゃりぽ)」を付けて保証切れの2年後のタイミングで次々と新車に乗り換えるか、 盗難補償付きの一般車を(車輪径やギア比変更まですると保証がどうなるか分からないので) 修理交換が前提部分のタイヤ交換などの簡単カスタムだけするような方法しかないだろう。 ●ショップの試乗車盗難 jitensyazamurai.com/db/archives/3353 自転車ラックはありますが、治安が悪い? それか、目をつけられている可能性もあります。 京都の自転車店では、ラックの自転車を狙った自転車窃盗が話題になりましたから。 前々から思っていたことで、 「サドルを引っかけるだけのスタンド」 「こんなもので」という言い方は失礼かもしれないが、 これで駐輪という形にはなっていても、「防犯力は皆無」だと思っていただけに よく他人の善意に任せて気軽に駐輪できる人がいるなと。 ショップでもこれで駐輪場を用意したつもりでいるとすれば、今すぐ考え直してほしい。 室内であれば吊るしてでも置ける場所を確保するか、 屋外であれば逆U字柵を数基設置できるだけの駐輪スペースは確保すべき。 (「駐輪機での前タイヤだけ固定するもの」に関しても同様の不安はあるがここでは割愛) サイクリングコースに「サドルを引っかけるだけのスタンド」が出来ました とアピールしている記事も見かけるが、 「ロクに防犯対策なんてしていないであろう高級自転車がよく止まりますよ」という アピールに他ならないと思っているだけに心配になる。 10万を超えるような自転車であれば尚更、 最低限の対策として「逆U字柵」+「1個1kg以上のU字ロックを2個」で 「簡単に外れるクイックタイプの軸ではなく」「前後輪とフレームと柵を通して固定する」 というところまでやって、初めて「まともな防犯対策」と言えるのではないだろうか。 しかし、そもそも「逆U字柵」の有用性が全く浸透していないどころか 2ロック以前に鍵すらかけないという防犯意識の欠片もない意味不明な行為がまかり通っていて、 「盗られるときは何をやっても無駄」などと言い細い弱いロックだけで 高級自転車を簡単に止めているのだから話にならない。 ▲[東京]青山に映える駐輪機? cyclist.sanspo.com/236455 これは何かのジョークで開催したデザインコンテンストなんだろうか。 こんな防犯性の微塵もない、フレームを一切固定しない駐輪機に 見ず知らずの人間や貨物用自動車も大量に通ることができる道に 大量にスポーツバイクを駐輪する光景を想定するということに 何の疑問を持たないというのは到底理解できない。 傍らに常に監視員がいて移動時には車体と個人確認をするというならまだ分からないでもないが 簡易的な青空駐輪状態でそこまでするとも思えず。 また車体の重い一般車や電動アシストや非力な老人を完全無視した駐輪方法に 誰からも「いやこれは現実的に使えないだろう」という声は無かったとすれば非常に残念。 この駐輪場らしき場所ではスポークバイクのみ駐輪許可するつもりというのも無理がある。 都市中心部にスポーツバイクを停めることが前提であれば、 地下型ツリー駐輪場や会員制で建物に持ち込む型になるのは必然に思えるが・・・。 空きビルがあればその有効活用をするとかのほうが先だろう。 一般車や電動アシストが基本となる駐輪機は既存の箇所にあるものだけで十分という判断なのだろうか。 ●[愛知]無施錠自転車に施錠 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016022902000051.html 「安全ロック作戦」という名で中村署のプロジェクト。 無施錠だった理由を聞くと「面倒くさかった」「短時間しか止めないので大丈夫だと思った」という答え 無施錠が地域のモラル低下に繋がるという感覚が全くないのだろう。 1日に通る人の数が自分以外に近所の1人か2人しかいないような山奥ならともかく、 街中で無施錠でも「自分だけは大丈夫」と何故思えるのか不思議。 ●[兵庫]「駅前近くのみ」景観が綺麗な状態に cyclist.sanspo.com/237855 駅前に立つ整理指導員が近くの駐輪場の空き状況を把握し、市民を駐輪場へ誘導 「どこが空いているのか」「どこにあるのか」が分からない人も多いはずなので 単に「駐輪禁止だから停めるな」ではなく「その案内をしっかり出来ている」というのはポイントが高い。 ただ、放置自転車は各駅の半径150mの範囲で減ったものの、200~300m離れた路上では増えた地域もある 課題はまだあるようだ。 ●[大阪]放置自転車の減少 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160405k0000e040186000c.html 大阪市全体で約4000台。 ◆「休日や夜間でも即時撤去」 ◆「駐輪場の新設」 ◆「心理面の訴え」といった内容が軸となっている。 駐輪場に関しては新設だけでなく「その建物に用があるとき、どこに停めればいいか」の 案内が分かりやすいように係員配置や案内図や電子文字盤や音声ガイドなど 移動を促す仕組みとの組み合わせというのも効果が高そう。 街中には地下ツリー型駐輪場も検討すべきだと思うが、想定外の使い方への懸念もあるのだろうか。 ●[東京]放置自転車への対策 news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016040502000145.html 区別なので最大でも600台強だが対策も講じているようだ。(都全体の10位までの合算は約4800台) ◆「土日も撤去」 ◆「コインパーキングの設置」 ◆「コミュニティサイクル」で総数削減 ●[千葉]放置自転車が激減、駐輪場の課題 cyclist.sanspo.com/371007 同課によると、放置自転車数(原付きバイクを含む)に関して、 17年6月に行った調査で計1万5143台だったが、27年6月は1521台に、今年6月は1297台にまで激減した。 同課の担当者は「啓発活動や駐輪場の整備、放置禁止区域の周知が徹底されたのだろう」と指摘。 「駐輪場に止めたのに高級自転車に傷がついた」 「電動アシスト自転車やチャイルドシート付きの自転車が、駐輪場に止めづらい」。 こうした意見・苦情への対応を急いでいるという。 駐輪機との接触を解決するという意味では、 簡単に済ませるならゴムホースを切ってビニールテープ等で巻き付ければ済む気はするが・・・ 耐久性と見た目が余りにも貧相になるので却下だろう。 駐輪ラックを作るメーカーに最初から耐候性のある樹脂コーティングするように依頼するのが一番か。 いや、そもそも片輪留めで風で倒れるとリムが歪むという点を解決するのであれば 逆U字柵やゴムのポール等を間に挟んで大きく倒れないようにするしかないのでは。 間隔が狭くて停めずらいのであれば、 予算的に地下ツリー型駐輪場をそう簡単に設置するわけにもいかないだろうし、 幅を広めに作って対応するしかないのだろうか。 ●[和歌山]高校対抗「自転車鍵かけコンテスト」実施中 news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1605140033.html 無施錠の習慣を正すための方策。 実利景品が身近で有効な物品等にすればもっと施錠競争率は上がりそうだが 今度はデータ改ざんが横行してしまう懸念もある。 ●[滋賀]ポスターで抑止 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016050902000018.html 「誰かに見られているかもしれない」と思わせることで、犯罪抑止に一定の心理的な効果があるとされ、県内各地で導入が始まっている。 海外で実際に実証実験での効果があったとされる対処法。 cyclist.sanspo.com/112098 2013年の神戸で放置自転車対策に行われたケースでは効果はあったようだが、 人々が往来し目につきやすい場所ということもあり苦情もあったようだ。 この看板の効果はてきめんで、市によると、5~7月に実施した調査では、 放置された自転車やオートバイなどは1日30~40台だったが、“目力”看板12枚を設置以降、1日3~15台にまで激減した。 ◆[群馬](榛名、赤城)スポーツ自転車イベントで自転車盗難6台 news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-35618734.html そのうち競技規定に「ホイール盗難を防ぐためにもクイックリリース禁止」で 「駐輪場では重さ5kg以上のキタコのロックで施錠すること」ということにでもなるのだろうか。 その前にこういうイベントではサドルを引っかけるだけでしかないようなスタンドしか用意していないであろう環境を 変えないことには無意味かもしれないが・・・。 ●[新潟]鍵をかけずに駐輪する人が6割 news.goo.ne.jp/article/bsn/region/bsn-kennai20160609-6580209.html 県警によりますと、今年442件の自転車盗難が届けられいて、6割以上鍵がかけられていなかったということです。 無頓着というより犯罪を誘発させているという自覚が足りない。 2021.12.12 ●[愛知]ロードバイクの盗難で56歳の男が逮捕・自宅からはフレームなど41点押収 2021.11.07 ●[東京]破壊なし?000にしていたダイヤルロックが14秒で盗難 2021.10.24 ●[大阪]バッテリー盗難件数が今年だけで300件以上 2021.09.26 ●[大阪][東京]電動アシストのバッテリー盗難被害増加傾向 2021.09.05 ●[大阪]電動アシストのバッテリー盗難「約40件」 2021.08.22 ●[東京]前後輪で11万円のホイールを盗まれる 2021.08.01 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難"50件"相当 2021.07.11 ●事件を起こして自転車での逃亡犯が大阪高裁で懲役17年の判決 2021.06.27 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難(推定50件) 2021.06.13 ●[愛知]押収された11台のロードバイク 2021.05.30 ●兵庫で自転車を盗み広島で逮捕された鹿児島へ向かっていた容疑者 2021.05.16 ●[神奈川]競技用BMXの盗難、●[北海道]ファットバイク風の乗り物が店前から盗難 2021.04.04 ●自転車の占有離脱物横領の罪に問われた裁判が福岡高裁で逆転有罪へ 2021.03.21 ●高級自転車ではないがワイヤー錠には防犯効果が期待できない例 2020.12.27 ●[石川]自転車屋店員が盗難された自転車に乗っていた犯人を捕える 〃 ●[京都]無施錠の自転車に鍵をかけた男が書類送検される、●前後ホイール盗難と腑に落ちない点 2020.12.13 ●【未施錠】店の傍で盗まれた後に自力で取り戻したケース 2020.11.22 ●[大阪]ウーバーイーツの配達員(20)を自転車盗難容疑で逮捕 2020.11.01 ●[神奈川県]アパート駐輪場から自転車と空気入れを盗み68歳の男を逮捕 2020.09.20 ●別件でもマンション駐輪場 2020.09.06 ●ワイヤーロックで施錠していて盗難→数時間後に発見される 2020.08.16 ●鹿児島県(熊本県)から神奈川県まで盗んだ1万円自転車で移動 2020.08.02 ●自転車盗難で7ヶ月の懲役、●占有離脱物横領罪について 2020.7.05 ●試乗車盗難を防ぐために出来ること、●[三重県]耐久レース中に盗まれた自転車 2020.06.21 ●[東京]電動アシスト自転車のバッテリー盗難容疑者の逮捕 2020.06.21 ●マンション敷地内での子供車盗難、●白バイ隊員が自転車を盗んで辞職 2020.05.24 (単独ページへ移行) 2019.12.01 ●狙われたダイヤル錠 2019.11.10 ●[兵庫]ダミー自転車導入で盗難減 2019.05.26 ●[福岡]マンションからロードバイクを窃盗の疑いで逮捕 2019.04.28 ●[愛知]スポーツ自転車11台押収 2018.12.30 ●[大阪]ビル駐輪場から盗難容疑で逮捕 2018.11.04 ●[香川]県警による施錠キャンペーン 2018.04.22 ●[兵庫]防犯カメラと受信機で盗難を防ぐ社会実験 2018.01.21 ●[宮崎]思いやりロック(無施錠の自転車に施錠するキャンペーン) 2017.12.31 ●[群馬]7割の自転車が無施錠 2017.12.10 ●[東京(足立区)]自転車への鍵かけ義務化(鍵をかけ忘れても罰則なし) 2017.11.19 ●[大阪]高級自転車窃盗で逮捕・送検 2017.01.22 ●[大分]盗難車の6割が無施錠 2016.11.13 ●[東京]40万円の自転車にワイヤー錠(オークションで追跡の続報) 2016.11.06 ●[新潟]高級自転車窃盗相次ぐ 2016.10.16 ●[東京]自転車盗被害者が出品を突き止め容疑者逮捕 2016.10.09 ●[京都]「高級自転車狙いで転売か」 2016.10.09 ●[埼玉]「スポーツ自転車窃盗容疑、回収業者ら3人逮捕 自転車約120台を押収」 2016.06.26 ●[兵庫]自転車盗難約100台の犯人は「自転車店の経営者」 2016.06.12 ●[新潟]鍵をかけずに駐輪する人が6割 2016.06.05 ◆[群馬](榛名、赤城)スポーツ自転車イベントで自転車盗難6台 2016.05.22 [北海道]狙われた自転車の種類,[東京]47台で被害総額は約540万円 2016.05.15 ●[滋賀]ポスターで抑止、●[和歌山]高校対抗「自転車鍵かけコンテスト」実施中 2016.05.01 ●[富山]統計から見る自転車への無施錠の問題 2016.04.24 ●[大分]統計から見る自転車への無施錠の問題 2016.03.06 ●[愛知]無施錠自転車に施錠 2016.02.28 ●[京都]自転車盗難10件で30万 2015.12.05 ●ショップの試乗車盗難 2015.11.29 [大阪]10台37万円相当 2015.11.29 [広島]30台300万円相当 2015.11.15 ●[東京・千葉]自転車窃盗で逮捕の男、53件の関与認める 2015.11.15 ●[福岡]自転車盗容疑者、自宅にずらり70台 2015.07.31 小島よしおの高額自転車が行方不明 2015.07.25 ◆マンションの駐輪場に28万円の自転車を停めていると・・・
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長老ヶ岳 京都府南丹市と京丹波町の境界にある山。 916.9m。 長い尾根の西端に近い位置にある。 林道途中に新しい仏主峠がある。 このページの自転車ヒルクライムとしては林道舗装終点をゴールとする。 峠位置 京都府南丹市/京丹波町 道所在地 京丹波町(ルートによって南丹市) 距離 路面距離(計算値) 最大標高 917m 最大標高差 650m 平均勾配 舗装状態 4 路面状況 3 交通量等 1 スタート 交差点ゲート、橋 ゴール 舗装終点 地図 山頂 ルート地図 長老ヶ岳山頂。 右は聖火台。 三角点、石碑もあり、周囲も整備されていて、眺望も結構良い。 周囲は僻地同然だが、屋根付きの休息地まである至れり尽くせりな山頂。 林道長老ヶ岳線? 全線?舗装路だが途中コンクリート舗装区間がある。 序盤にゲートがあるがゲートの谷側から抜けられる。 記憶では、前半は急カーブがなく急勾配ステージがあり、後半は九十九折れ状にヘアピンカーブや急カーブを登っていく感じ。 前半のコンクリート激坂ステージを越えて急カーブをひとつ超えればその先平均勾配は落ちる。 登り応えのあるコースで、京都市街地周辺から自走の場合、かなりハード。 何もないところではあるが、ヒルクライムしに行く価値は十分にある。 近畿自然歩道 序盤舗装路、中盤以降未舗装路。 階段区間などが結構多く、ヒルクライムで登ることの出来る人は限られている。 ダウンヒルは人によるが、ハイカーが多いため要注意。 登坂走行ルート 林道長老ヶ岳線?(○(44分)) 登坂未走行ルート 近畿自然歩道他 スタート地点。 あまごの里の矢印のほうへ行くと洞峠。 スタート地点から少し登ったところにある分岐点。 メインルートのような右は近畿自然歩道ルート。 林道長老ヶ岳線は左の橋を渡って道なりに進む。 林道舗装区間終点。 自転車ヒルクライムとしてのゴール。 奥に電波塔がある。 電波塔側からのゴール。 電柱のところにある取り付きから長老ヶ岳山頂へ行ける。 初挑戦の際には、すでに足が攣っており、山頂までのわずかな距離さえ登ることが出来ず引き返した。 ただし近畿自然歩道側から。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/16.html
◆このページはこれ以上追加できません。続きは「交通法規2」 ↓ http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/78.html 2015.10.17 ◆防犯登録関連は別ページに移動しました 2015.10.3 ◆遮音関連(イヤホン、ヘッドホン、カーオーディオ等の規制)は別ページに移動しました 2015.10.3 ◆傘・携帯電話・スマホ関連は別ページに移動しました (但し、複数に跨ぐ内容の場合はこのページ) 最終更新日:2016.5.15 ●[群馬]自転車への違反警告数が減少、●「おんぶ紐」を強調する報道の表現方法 5.8 ●交通法規が絶対的に命を守ってくれるわけではない 〃 ●[東京]無理な横断で赤ん坊が犠牲に、●[埼玉]信号のない丁字路での事故●[宮城]自転車レーンの定義? 5.1 ●公道での身の守り方、●交差点(横断歩道上)で自動車による左折巻き込み事故と防止対策案 4.17 ●交差点の危険度を甘く見過ぎて起こる事故 〃 ●[京都]交通安全に向けた教育面からの取り組み 〃 ●[東京]高齢者の自転車交通の安全確認大会 〃 ●[山梨]左右の確認不足や一時停止無視などが原因に、●[愛媛]交通活動 4.3 ●一時”不停止”の末に→移動■(引用)特別措置ページ 、●[京都]府内発の講習対象は「遮断踏切立ち入り」 3.27 ●[海外]自転車レーンを塞ぐ駐車に対する奇策 〃 ●誤解されやすい内容が拡散する経緯 〃 ●誤解されやすい「よくある勘違い的な内容」 3.20 ●高校生が歩道走行で高齢者と衝突事故(▼歩行者の通行マナーの一部紹介) 〃 ●[大阪]マナーアップへの取り組み色々、●[兵庫]赤信号無視(で赤切符)2回で講習 3.13 ●高齢者の自転車事故に注意 〃 ●2015年6月~12月末までの赤切符発行数最多は「赤信号無視」 〃 ●一時停止無視で起こった事故 2.28 ●(3人子乗せ電アシ等の)歩道の危険走行の違法性について 〃 ●[京都]府内初の安全講習者と無灯火違反のデータ 2.21 ●関西の各大学が講習や保険加入を推進 2.11 ▼[大阪]通行帯で自転車走行の環境整備したつもりが悪化させた例 2.7 ●[大阪]一方通行違反に「警告」 1.24 ●[大阪]自転車の赤信号無視の取り締まり強化 1.17 ●道交法43条「一時停止」の重要性 ●[愛媛]自転車を追い越す際には「1.5m」の思いやりを 〃 ●スピード&ブレーキレコーダー? ●自転車の危険行為、半年で約6500件。講習は4人のみ 2016.1.3 ●[愛媛]ヘルメット着用率の増加 〃 ●中高生の自転車通学についての最新動向について 2015.12.20 ●歩道走行時の徐行を阻害している原因とは、●「子ども自転車免許制度」 ●2015年も赤切符発行数が最も多いのは「信号無視」、●交差点での事故の原因 11.29 ●歩行者専用,●「中高生の通学での自転車問題」 11.22 ●[大阪]講習受講の2例目と3例目(予定) ●[愛媛](側面距離)思いやり1.5m運動 ●[北海道]車道の自転車ナビライン実験の結果 ●道路のナビラインの路面表示の統一化、自転車道の一方通行化などの提言案 ●[東京]都内で初の講習受講命令。男性会社員(23) ●[岡山]前輪ブレーキなしで安全講習命令(21歳学生)→●ジャイロブレーキとは ●事故回避の方法 ●自転車利用者に聞く道路交通法改正後の「違和感」 10.31 ●[宮崎]自動車の暴走、▼[高知]無灯火での警官への衝突事件の更に続報 10.25 ●「自転車道の定義」「各地の摘発数」「無灯火衝突の続報」「荷台曲げと道交法違反」 10.17 ●自転車横断帯、●ナビマーク 10.6 ●矢羽根マークで走行位置の表示 10.3 青森の警告表発行枚数、ナビラインの敷設形式 9.27 行政のヘルメット関連制度 9.19 標識の効果が低い場所 9.6 ■自転車横断帯の問題、栃木の遮音・携帯規制の続報、他 8.30 傘関連、遮音規制、罰金を言い渡された酒酔い運転、無灯火根絶への1歩 8.7 歩道走行に関する勘違い、スケープゴートと信号無視 8.1、3 栃木県でも手持ち携帯電話の使用と遮音規制 2015年9月1日から。 7.31 安全とは 7.30 全国初の講習対象者、ウインカーについて 7.20 上部「2015年6月の暫定の赤切符の発行数」~車道の走行方法(動画)まで追加 6.27、7.2 7.4 一部追加 6.21 傘、イヤホン関連追加、自転車免許制度について 6.15 大阪での赤切符発行、販売店の誤解 6.12-13 イヤホン関連の記事、自転車横断帯の撤去、青以外の自転車通行帯、他 6.10 酷い道路 6.9 47都道府県の防犯登録の有効期限、実際の赤切符の発行数など 6.7 「実際の6.1の47都道府県の自転車啓発活動の模様」(ページ最下部)、他 6.5~6 誤解していると思われる基準、傘について、警告票と赤切符の違い、スマホ注視など 6.1 改正道交法施行の初日 5.30、31 予測走行、他 5.15 赤信号無視で罰金刑、改正道交法施行令 4.5 微修正のみ 3.29 大阪で赤切符取り締まり、自転車走行で最も気を付けるべきこと 3.14若干追加 2.21 2人乗り表現、一時停止と信号無視など 2.8 ありがちな誤解 ●[群馬]自転車への違反警告数が減少 news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-35367020.html 並走や無灯火 自転車の違反警告 11年ぶり10万人割れ 違反への警告が減った理由は交通安全に対する意識向上が図られたから? ・人員が割けられなかったなどの理由により警告票を出す日数や時間が少なかった ・今までは警告を積極的に出していたが、2015年6月の講習開始から効果があったように見せるために前年に比べ意図的に減らした という理由も考えられる。 いや、複合的に「人員コストも減らせて効果的にも見える」両方の理由かもしれない。 他にも考えてみたが・・・・ 「今までは比率的に過剰だった遮音警告を減らし、事故に直結する赤信号無視や一時停止の無視の監視に力を入れたから減った」 というのはないだろう。一時停止無視に本気で警告数を増やせば前年の倍以上は軽く超えることになるはず。 ●「おんぶ紐」を強調する報道の表現方法 cs-shinwa.sblo.jp/article/175241067.html 危険運転や事故に対してイヤホンを表題に使う報道手法と同じようなもの。 本質的な危険を防ぐための「安全な走行に必要な常識的な通行方法」を無視して なぜか「道具そのものが問題」という視点のすり替えを起こさせるような内容。 今回の理由としては保育所問題のように 「まだ小さい赤ん坊が背負われて自転車で移動させなければならないような社会が悪い」ということを 強調したいという思惑もあるのだろうか。 もちろん事故そのものは防がなければならないし 「親権者であれば己の都合ではなく子供の安全に留意する義務を果たせ」とは思う。 (意識しすぎる余りに安全に対してヒステリックになってしまい過保護になるのはそれはそれで問題だがそれは別件) しかし、こうした報道姿勢に違和感を持たず乗せられて呼応してしまい 「誘導したいであろう方向」へ向くことは避けなければならない。 ●交通法規が絶対的に命を守ってくれるわけではない news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1605050020.html 東京都で子供が横断歩道を青信号で渡っていて左折してきたトラックに巻き込まれた事故 下にある埼玉での「●交差点(横断歩道上)で自動車による左折巻き込み事故と防止対策案」と同じような状況だろうか。 大型車は死角が多いのでまともな運転手であれば確認しているとは思うが、 「4年間もアンダーウインドウを塞いでいたがこれまで大丈夫だったんだから問題ない」 「事故が起こっても無制限の保険に入っているから問題ない」 被害者(遺族)はそれで納得するとでも? 「見えない位置に人がいるかもしれない」と 特にまだ十分な危険性を把握できていない子供がいると考慮し 「常に緊張感を持って」走行しなければならないという自覚が欲しい。 どれだけ謝ろうが金を何億積もうが亡くなった人は戻ってはこないのだから。 自転車走行のルールを教える親権者側の役割としては、 「交通ルールを守ることも大事だけど、青だから進めばいいというものでもなく、 世の中にはとんでもないような人間もいるので、 自分の身を守るためにも注意して”止まる”避ける”といった走行ができるように」 事故に遭う前に慎重且つ丁寧に教え込む必要がある。 ●[東京]無理な横断で赤ん坊が犠牲に news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ564401J56UTIL013.html 小金井署によると、現場は片側1車線で、信号や横断歩道のない直線道路。 道路を横切ろうと渋滞中の車列の間から出た女性の自転車が、左側から来た乗用車と衝突したという。 news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10010510791_20160506.html 現場は横断歩道のない片側一車線の直線道路で、これまでの調べによりますと、 自転車は信号待ちをしていた車の間をすり抜けて横断しようとしていて、 センターラインを超えたところで乗用車と接触したということです。 7ヶ月ということであれば子乗せ自転車を使うにはまだ早いので、おんぶ紐で間違いではない。 しかし、「交通ルールを軽視することが、自分の子供の命を軽視する」と微塵も考えなかったのだろうか。 それとも「子育て中の親であれば自動車は必ず止まる」とでも思い上がっていたのか。 「車列から突然自転車が出てくることが常識」で「それを交わせる自動車も常識?」 子育て応援キャンペーンも結構だが、こうした「交通安全に関する身近な講習」として 危険性を学ばせる実効性のある機会は一体どこにあるのだろう。 (数少ない講習対象者がいるだけの「赤切符2枚で講習開始」に意味があるとは思えない) ●[埼玉]信号のない丁字路での事故 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-35298483.html 自転車側が徐行→一時停止していれば防ぐことができた事故。 自動車側も警戒の必要があったといえるが、速度等も不明なので、実際に反応できたどうかは分からない。 いつもの慣れている道で車が来ないことに安心しきっていて 「いちいち止まらくても大丈夫だから」といった 「慢心こそが事故に繋がる」という自覚を持つことが必要。 「自転車」対「自動車」どちらか弱いかということは子供でも分かること。 免許を持っている自動車側が注意を払うのも当たり前ながら、 弱者である自転車は自衛を怠ってはならない。 ●[宮城]自転車レーンの定義? news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20160502_13042.html 大半の部分が道交法上の「自転車専用通行帯」に該当し、法的にも他の車の通行が禁じられている。 工作物で区画された「自転車道」があれば「走行しなければならない」ことになるが、 「塗装されているだけの自転車レーン」は law.jablaw.org/futsuujitenshasenyoutsuukoutai 青色塗装してあってもそれが「普通自転車専用通行帯」かどうか、 「その場所を通らなければならないかどうか異なる」ため非常に分かりにい。 ●公道での身の守り方 youtu.be/IfsvVTEEzpM?t=14m50s 「アクションカムについての考察」ヘルメットの上部にカメラの存在感をアピールしつつ実際に録画。 しかしそのカメラ周りの費用が諸々で約5万円ということからして、現実的に広がるかというと厳しいだろう。 動画内でモックアップというかダミーカメラを販売すればいいという案もある一方で、 コメント欄には「カメラをもぎ取られて捨てられたことがある」という信じられないようなケースも。 ▼その1「カメラ録画中(ドライブレコーダー作動中)」 では、そういう無茶苦茶な感覚の輩に対処する対案として何かないのかといえば 「恥を捨てるといった覚悟が必要にはなるが」 背中に「カメラ録画中」と大きく書いた紙をゼッケンのように付けて走れば 少なくとも同一車線の後ろから走行する自動車・オートバイへの圧としては効果的とは言える。 ▼余談:肖像権についての内容 Google Glassで問題になった点でもあるが、「可能性として」自転車でのドライブレコーダーでも、 (特定の相手や目的があって人物を撮影したのではなく、不特定多数を景色の一部として撮ったとしても) 余程疚しいことがあるのか、録画自体に異様に拒否反応を示し、 公道でもプライバシーや肖像権を持ちだして怒り狂うような人がいないともいえないのが難しいところではある。 しかし、SNSの波及で事実上「間接的な衆人監視状態」になっているのは今更なので 公道でプライバシー権を声高に叫ぶのも何だか時代錯誤に思えるが・・・。 (一方で特定できる人物を公開することを前提として使用するというのは問題がないとはいえない) ◆参考:肖像権について www.mc-law.jp/kigyohomu/4984/ <人物特定不可→肖像権の侵害とならないケースの例> ・風景の一部として人物が写っているが人物が特定できない場合 ・撮影後,画像を編集し,人物を特定できないようにする場合(グーグルストリートの例) <肖像権侵害×判断基準> この項目でも該当しないケースについて挙がっている ▼その2「地域名」 別の対策としてこちらも「恥を捨てるといった覚悟が必要にはなるが」 防犯対策の実験として使われた「品川区」自転車 portal.nifty.com/2007/03/08/a/ 要は「私人には見えない」交通啓蒙活動を行っているという見た目であれば警戒するのではということから、 (服装を完全にコピーするのは問題なので) 単に「地域を大きく書いたジャケット」を着るだけで、意外に効果があるような気がする。 ▼だからといって全ての事故が防げるというわけでもなく この2つの対策は後方から来る同一車線や方向で 「過剰な幅寄せ」や「無理な割り込みからの左折」といったケースであれば効果は高いと思う。 しかし、例えば動画内にあるような脇道からの飛び出しに関しては 相手がこちらを確認する前に見えない位置から接近しているため 「録画や交通安全的なダミー」自体に事故”抑止”効果はありえない。 他にも、 車道の交差点で対向車線からの右折、要するに手前の脇道に入ろうと曲がってくる反対側の車線の自動車やオートバイが 「こちらの存在に全く気付いていない」場合は、 「事故になってしまった場合なその録画データは偽証を覆すための参考にはなるが」 「事故そのものへの直接的な抑止」とは、なり得ない。 そういう対策として?自転車でも板を挟むだけでうるさい走行音を上げるようなジョークグッズのようなものがあるが 「走行音として騒音レベルを撒き散らすのは安全」といった超論理展開はしたくないのと、 「騒音運転の禁止違反(道路交通法第71条第5号の3)」に自転車は含まれないとしても「常識的なマナー」としてありえない。 ▼結論としては 防犯対策と似たようなもので、「絶対はありえない」として「それなりに対策を講じた上で」 「過剰に注意深く走行するしかない」ということになる。(2016.5.1) ●交差点(横断歩道上)で自動車による左折巻き込み事故と防止対策案 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-35243381.html これが仮に 「自転車は絶対に車道走行しか認められない環境」で 「大型トラックのが左折のウインカーをしっかり早めに出していた」 「自転車は左折車が先行する状態であれば、その車の後ろについて走れば」 事故は起きなかったといえるのかもしれないが・・・ 現実としては 「歩道走行も実質的には気分で走行可能」 「大型トラックの左折ウインカーはギリギリどころか出さずに曲がってくるような可能性もあり」 そのうえ歩道に植え込みでもあれば更に気付きにくい。 自転車側もトラックが避けてくれるだろうと期待して、トラックが左折中に自転車が突っ込む可能性だってある。 ということを想定できれば、実際に事故を防ぐには ▼トラック側は傍若無人な自転車を想定し 「左折時はとにかく徹底的に徐行。死角を意識しとにかく過剰なほどにゆっくり進む」 ▼自転車側は傍若無人なトラックを想定し 「横断歩道の走行時には徐行をしっかり意識し、右側にもきちんと注意を向けて走る」 と、事故が多いことを意識し、注意深く走行することを常に心がけておくことが必要。(2016.5.1) ●交差点の危険度を甘く見過ぎて起こる事故 news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20160410-567-OYT1T50041.html 堺市中区深井清水町の府道交差点 news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-NS001000411185502.html 笛吹市御坂町二之宮の市道交差点 どれだけ事故があっても交差点での減速や徐行や一時停止の重要性を無視し続けるとすれば 「考え方の違い」としか言いようがないので せめて危険性に気付いた人達だけでも 「自動車/オートバイ/自転車関係なく傍若無人な走行をする者から自衛のために」 「身近で起こりやすい事故から身を守ることを真の常識として」 注意深く通ることを心がけて欲しい。(2016.4.17) ●[京都]交通安全に向けた教育面からの取り組み cyclist.sanspo.com/246068 「どこかでこういった事故が起こっている」「交通ルールはこうである」 と紹介しても結局のところ「自分自身の印象」に残らなければ意味が薄いようにも思える。 スタントマンが再現する事故現場であっても「ショー」のようなものとして 認識されてしまえばやはり効果は薄くなる。 単純に「日常生活が崩壊しても構わないかどうか」ということに尽きるような気がする。 「当たり前の毎日が過ごせない」ことへの恐怖感こそが防衛本能を呼び覚まして 「守る意味がある」と思えるのではないか。(2016.4.17) ●[東京]高齢者の自転車交通の安全確認大会 cyclist.sanspo.com/245396 こういう催しに積極的に参加をするような高齢者であれば 普段から車道右側通行や一時停止を無視する確率も低いはずなので 結果事故に遭う確率は減ると考えられる。 反対に、慢心的に「今まで大丈夫だったんだから自分は絶対に間違っていないんだ」 という感覚が強ければ、高齢者に限らず「事故に遭う確率は高くなる」と見るのが自然。(2016.4.17) ●[山梨]左右の確認不足や一時停止無視などが原因に cyclist.sanspo.com/245370 要因については「被害者だけでなく、ドライバー側の問題もあり分析が難しい」 ドライバーという使い方を自転車に使うことはないはずなので「自動車の運転手」ということだろう。。 自転車は「交差点で左右の安全をしっかりと確認しない」「一時停止場所で止まらない」などが目立った。 交通法規遵守の精神どうこう以前に、 「自分自身の身を守るために」相手側の問題走行にも効果的な対処方法として 「一時停止」があるということを広める必要がある。(2016.4.17) ●[愛媛]交通活動 cyclist.sanspo.com/245388 ドライバーに自転車を追い越す際に1.5m以上の間隔を空けるよう呼びかけるプレート や「自転車も左側」など。 交通運動にしても注意や呼びかけにしても、一過性のイベントで終わってしまうと 「その場だけ気を付けていればいい」と思わせてしまいがちなので、 「どれだけ継続的に」「どれだけ多くの場所で」活動を出来るかということが 浸透性を高める鍵だと思う。 しかし、人員を集めるのもその活動費用も考えると相当難しいのが分かるだけに、 別の方策も推し進める必要がある。(2016.4.17) ●[京都]府内発の講習対象は「遮断踏切立ち入り」 cyclist.sanspo.com/242427 列車との事故の場合、単に自転車と自動車やオートバイや歩行者などの少人数で済むような事ではなく、 2次被害が甚大なものになるという自覚が明らかに不足していると言わざるを得ない。 その現場の時間帯の遮断機が上がるまでに何秒間かかるか分からないが、 命を危険に曝さなければならないくらいに切迫するほど時間に迫られる状況というのは有り得るのだろうか。 そして今回は記事内容2点を評価。 交通切符を「赤切符」と説明している点、 もう1点はよくあるミスリードで 道交法の取り締まりの根拠となる内容自体が変化したわけではないにも関わらず 一律で「取り締まり(赤切符発行ということはもちろん書いていない)自体が厳しくなった」 という言い回しではなく、誤解を生じさせにくいように講習制度を説明している点。 あとは「警告(票)ではなく赤切符の発行2枚で」という文言もあればベストだった。(2016.4.3) ●[海外]自転車レーンを塞ぐ駐車に対する奇策 greenz.jp/2016/03/23/transformationdepartment/ 駐車違反を取り締まらない、走行路の整備が十分ではないといったことに対して独自に対抗したケース。 もちろん使用許可も得ず勝手に物を置くということに問題がないとは言えない。 しかし、せっかく自転車通行帯が整備されていても、 まるで「自動車が優先だから自転車の走行場所なんて無視しても構わない」とも考えられるような駐車状況を 省みないということは、結局は自動車としても 自転車が駐車車両を避けるために後ろを見ずに振り返るような(これ自体も問題行動だが)ことを招き 安全ではない状況、走りにくい状況を作り出してしまうという自覚が足りないと思う。 他には、 駐車レーンを確保できる十分な道幅がある場合は、 車道の横に自転車通行帯を設置するという方法もあるが、 今度は駐車車両との接触等が起きやすいといった可能性も出てくることに。(2016.3.27) ●誤解されやすい内容が拡散する経緯 ▼まず記事元のページである政府広報のページ www.gov-online.go.jp/featured/201105/ 「信号を守ることや一時停止についても当然触れている」 罰則についても記入してあり、こちらがメインの内容。 最後に下部にある内容の中で地方条例での規定を 特に罰則等は記入せず「非推奨行為」としてまとめている。 (現在規制の根拠となる条文のない地域もあるのだから当然といえば当然) 香川のように「実際の事故を起こさなければ違法ではない」という地域もある。 携帯電話を使いながらの運転 やめたほうが良いという内容としても 携帯使用禁止の条文がない地域は存在しないということのようだ。 傘さし運転 例外で使用が認められている地域についても同様。 イヤホンやヘッドホンで音楽などを聴きながらの運転 これも同様に「やめたほうが良い(推奨)」内容としても 音量等の細かい規定があることについてはどうでもいいのだろうか。 あとは、音が聞こえていれば自動車の追突は防げるという捉え方ができる内容というのも、ちょっと意味が分からない。 挿絵では未舗装の細い路地のような場所で後ろからクラクションを鳴らされているような状況。 細い路地では自動車が優先でクラクションを鳴らして自転車を退けさせることが合法? そして、例え幹線道路であっても車道走行中に車道外側線より内側の左側端を適切に走行していても 「自転車は邪魔だから退けよ」という意味合いであったとしても、問題視すべきは自動車側ということにもなる。 また、自転車を轢く気満々の(飲酒運転や認知症老人も含め)危険ドライバーの暴走から 音さえ聞こえていれば(間違いなくとは言わないが)ほぼ退避できる というのは何か聴力に過大な期待をしすぎに思えて仕方がない。 よく注意しなければならない内容として最も重要なのは「実際の事故」 「ここが危ない!自転車事故」 「事故」に触れているのはこの項目。 中身として本来最も重視しなければならないのはこの内容では? ▼自転車事故の約7割が交差点で発生 「止まれ」の標識のあるところでは、必ず一時停止をして、安全を確かめなければなりません。 ▼自転車事故で亡くなった人の7割以上がルール違反 信号を守る、一時停止をするなど(中略)それをきちんと守ることが大事です。 ↓ ▼3月22日 記事タイトルは「自転車は、ルールとマナーを守って安全に」 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000007444.html 大原則である「安全利用の五則」の詳しい内容は「各自リンク先で確認」ということになっている。 そしてなぜか「ながら運転」だけ全て貼り付けているという謎。 優先順位としてまるで「安全利用の五則」よりも「ながら運転のほうが危険度が高い」かのような内容。 ↓(この記事をみて書いたわけではないと思われるが日付順として並べた) ▼3月24日 記事タイトルは「内閣府政府広報室、自転車のルール&マナー確認を呼びかけ」 cyclestyle.net/article/2016/03/24/33962.html 「自転車安全利用の五則」と「ながら運転」を並べて表示しているが、 信号や一時停止については全く触れず。 末尾に書いてあり馴染みが深い単語として「携帯電話」や「イヤホン」が記憶に残りやすいかもしれない。 ↓(この記事をみて書いたわけではないと思われるが日付順として並べた) ▼3月27日 記事タイトルは「内閣府が自転車のマナーとルール呼びかけ 「傘さし」「ヘッドホン」は「絶対やめて」 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/26/news032.html ここから急に多くのサイト等にコピペ的に拡散しているように思える。 改めて確認しておくと、元の内容のどこにも「絶対」という文言は入っていない。 www.gov-online.go.jp/featured/201105/contents/yame.html 「やめましょう」→「絶対やめて」 筆者自体が22日や24日の記事を見ていなかったとしても、 ”絶対”という言葉と「傘さし」「ヘッドホン」が繋がっているからこその記事タイトルになるのだろう。 例外がないのは元の内容が明らかに問題とはいえ「断定と強調」で強い印象を残しやすいものとなっている。 ↓ ▼「広がる内容」と「広がらない内容」 「赤信号無視など」実際に赤切符の発行数も一番多く、 その事故の原因を防ぐ内容はどうして広がらないのか? 大衆は人の印象のように「難解や堅物であれば受け入れにくく」、 「噛み砕いた極論は受け入れやすい」ということがあるのだろう。 「Aという事柄は○○という理由によって○○である」 その理由が長ければ長いほど、 読み手として受け入れがたい内容で理解が困難なものであればあるほど 「拒絶し、関係ない」という結論に至りやすい。 「Aは悪だ!」 非常に単純で簡単。「A=悪」 読みながら反芻することで「悪に違いない」という考えが 「やっぱり悪だった」と枠の中に嵌め込み、枠に当てはめることで心地よさを覚える。 そして、その単純な内容に同調しやすいほど広がりやすくなってしまう。 ↓ ▼渦の方向を変えるには 結局のところ短期的にはその強い渦よりも大きな影響力を持たなければ 「どうにもならない」というのが正直なところ。 草の根運動として表皮ですらない埃のような末端の末端でも 「目が痒い」から「雨垂れ石を穿つ」のような程度の意味があるかどうかは 継続力ということでもあるのだろう。(2016.3.27) ●誤解されやすい「よくある勘違い的な内容」 mocosuku.com/2016021930865/ 具体的には、3年以内に2度、「交通ルール違反」を警察官に指摘されてしまった場合、1回3時間の講習を受けなくてはなりません 指摘されてしまった場合??? いつから警告(票)2回でも講習対象になったのだろうか。 いや、「警告票ではなく赤切符発行」のつもりで書いているのかもしれないが、はっきり書かないから余計な誤解を引き起こすことになる。 「指摘=警告(票)」「指摘=赤切符」読み手はどちらだと考えるだろうか。 そして例によって大して調べていないであろう内容 細かい規則は自治体によっても異なりますが、原則としては以下のような行為は違反とされます。 ●傘を差しながらの運転 いつも思うが例外のある地域を何故省略しても構わないと思うのか疑問。 ●携帯電話などで通話しながらの運転 自転車での携帯電話使用が違法状態ではない地域もある。(2016年3月26日現在) ●イヤホンで音楽を聴きながらの運転 一律で着用すら禁止されているという事実は条文のどこにもないはずで わざわざ規制根拠となる条文には「大音量」や「交通に関する音または声」が書いてあることについては? 細かい規則を省略する割に、 「赤信号無視」が「赤切符発行発行数が最多」なことについて何故一切触れないのだろう。 「優先順位が間違っていませんか?」と言いたい。 mocosuku.com/2016021930861/ 同じ筆者の内容「若年層は約16%が当事者」とあるが、 よく見なくても「16%しかいない」と見るべきではないだろうか。 まるで中高年や高齢者は絶対に加害者や事故の原因を引き起こしていないかのようにも捉えられる。 そして、一時停止や赤信号無視等の注意喚起をするわけでもなく、何か漠然とした危険を記すだけ。 www.foresight.jp/fp/interview/040/ 筆者のプロフィールを見る限り「自転車寄りではなく自動車寄りの考え」が前提にあるように思える。(2016.3.27) ●高校生が歩道走行で高齢者と衝突事故(▼歩行者の通行マナーの一部紹介) cyclist.sanspo.com/239872 「歩道は歩行者優先」 「”歩道を自転車で走ってもいいのだからオラオラ運転するのも自由”ではない」 「”邪魔だなぁ”と思うこと自体が間違い」 (但し、歩道内は歩行者優先とはいえ「普通自転車通行指定部分があれば」その部分は避けて歩行して欲しいとは思うが・・・) ↓ ▼歩行者の通行マナーの一部紹介(罰則なし:努力義務) www.houko.com/00/01/S35/105.HTM 道路交通法第10条 第10条 歩行者は、歩道又は歩行者の通行に十分な幅員を有する路側帯(次項及び次条において「歩道等」という。)と 車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄つて通行しなければならない。 ただし、道路の右側端を通行することが危険であるときその他やむを得ないときは、 道路の左側端に寄つて通行することができる。 「歩行者は右側端、自転車は車道の左側が原則(歩道内では右側も走行可能だが車道寄り)」 中には、この右側通行を曲解して「自転車でも右側通行」だと思い込んでいる人もいるとか。 2 歩行者は、歩道等と車道の区別のある道路においては、次の各号に掲げる場合を除き、 歩道等を通行しなければならない。 一 車道を横断するとき。 二 道路工事等のため歩道等を通行することができないとき、その他やむを得ないとき。 罰則がないとしても、ジョギングで車道を走るというのは避けて欲しい。 3 前項の規定により歩道を通行する歩行者は、第63条の4第2項に規定する普通自転車通行指定部分があるときは、 当該普通自転車通行指定部分をできるだけ避けて通行するように努めなければならない。 これも罰則はないので拘束力は低いが、一応歩行者にも道交法の通行の決まりはあるということも知っておいて欲しい。(2016.3.20) ●[大阪]マナーアップへの取り組み色々 www.sankei.com/west/news/160317/wst1603170015-n1.html 大阪府門真市では、罰則規定こそないが 自転車の盗難防止に努めることも盛り込む。 市は具体策として、シリンダー錠の取り付けや二重ロックの実施を呼び掛けている。 また、条例には「ひったくり防止カバーを着用するよう努めること」も明記。 府内では門真市を含め、堺、高槻、寝屋川、摂津、羽曳野、箕面、守口、池田の9市で 自転車の安全に関する条例を制定している。 寝屋川市では、安全講習を実施し、講習修了者には「自転車安全運転者証」を交付。 高槻市では毎月15日を「自転車安全利用の日」と定め、高槻署と共同で市民向けの安全講習会などを実施しているほか、 堺市では自転車利用者にヘルメットの着用や損害賠償保険への加入を求めている。 これら様々な方策が根気強く実際に広がり続けるためにも 保護者会や婦人会や老人会など幅広い年代に、学校等教育分野への草の根運動的な働きかけも必要になる。 ●[兵庫]赤信号無視(で赤切符)2回で講習 cyclist.sanspo.com/238934 庫県警交通企画課は3月10日、県公安委員会が神戸市中央区の女性(38)に対し、県内初となる受講命令を出したと発表 女性は昨年9月と今年1月、同市中央区の交差点で、自転車を運転中に信号を無視し、 それぞれ交通切符(赤切符)を交付された。「家の用事があって早く帰宅したかった」と話したという。 同課によると、全国ではこれまで東京都や大阪府、岡山県、愛媛県の違反者計10人(2月末時点)が講習を受けた。 ●高齢者の自転車事故に注意 sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/123468/ ◆事故原因の約3分の2が自転車利用者側の交通違反で、 高齢の自転車利用者が安全確認を怠ったケースが目立ちます。 高齢者は視野が狭まっている上、身体機能の衰えによってバランスを保つことが難しくなっているため、 左右を確認したつもりでも見えていない、 自動車がよけてくれると勝手に思い込む、などの傾向もあるようです。 中高年の場合は被害者として何ら走行方法に問題がなかったような印象があるのかもしれないが、 実際のところ問題がないとも思えず、それを表面化して改善すべきだとする記事は少ないように思える中で、 高齢者にも関わる医療・健康機関の部署としての内容。 高齢者の「自動車運転」については「免許更新時の確認」や「免許返納について」など、 www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin05_2.htm ある程度制度化されているとしても、 返納後に自転車の運転について危険性が無いとは思えない。 「自転車なら安心」として、後方確認を一切しない急な横断による進路変更や 「見えたつもり」で進行することで事故を引き起こされてしまうことが果たして正常なのかという。 左側通行をして、信号のない交差点でも一時停止をして安全確認を怠らないなど、 基本的な交通ルールを再確認することが必要です。 「信号のない交差点でも一時停止をして安全確認を怠らない」 自分自身に危険が及ぶと同時に周囲の人間にも迷惑をかけてしまうとして、実際に少しでも浸透させるためにも、 老人会や町内会等での「高齢者のための交通安全教室」推進運動も全国的に広がって欲しいと思う。 そして、こうした危険性の注意喚起というのは、何も高齢者イジメが目的というわけでもなく、 「感覚が徐々に衰えてきている」「どうすれば”今の自分にとっては”安全なのか」を自覚してもらうために必要。 「中高年が悪い、若者が悪い、自動車やオートバイが悪い、行政が悪い、取り締まり方法が悪い、報道が悪い」だけで お互いに罵りあって悪意を押し付けてるだけでは、一時的に気分が晴れたとしても根本的には何も解決しない。 それぞれにどのような問題点があって、どうすれば少しでも改善できるかを 社会の一員として一緒に考えていく必要がある。(2016.3.13) ●2015年6月~12月末までの赤切符発行数最多は「赤信号無視」 cyclist.sanspo.com/237915 最も少なかったのは福井のゼロで、秋田、富山、岐阜、徳島、長崎がそれぞれ1件 歪んだネガティブな話題を提供され続けるよりはマシとしても 福井は余程自転車関連の事故が少ないか、自転車贔屓の雰囲気があるのか分からないが 全くやる気がないと思われても仕方がないような。 1件は「とりあえず赤切符発行やってますよ」という名目作りだろうか。(2016.3.13) ●一時停止無視で起こった事故 「自転車の中学生、はねられ重傷 住宅街の交差点、見通し悪く/岩槻区」 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-34738537.html www.saitama-np.co.jp/news/2016/03/07/02.html こうしたニュースが全国ニュースで報道されていたような気が全くしない。 「車が見通しの悪い交差点で自転車にぶつかるのは珍しくないから」 「自転車の一時停止無視なんて日常茶飯事だから」 そういった感覚だろうか。 例え死亡していたとしても報道の扱いは小さいものだろう。 「止まらないことが常識のように徹底的に軽視」をし続けていることが果たして正常だろうか。 「本当は自転車事故なんて防ぐ気は一切ない」のでは? 「一時停止をしっかり守れば異常なほどに止まらなければならなくなり円滑な交通を妨げる」として 車が頻繁に流れている幹線道路ではない場所で いかにも飛び出してくる危険性があるような場所を 「たぶん大丈夫だから」で毎日通り抜けていて安全と思い込ませていても構わないと 放置しているような状態こそ異常に思える。(2016.3.13) ●(3人子乗せ電アシ等の)歩道の危険走行の違法性について www.bengo4.com/c_2/c_1006/n_4345/ (人数に関しては各都道府県条例によるというのは書いてある通りなので省略) 警音器使用については問題があるとしながらも、 安全基準を満たす自転車であることも触れているが、 「幼児2人乗せ基準に満たない自転車に前後子乗せを取り付けて走行することは 解釈次第では違法ではないかもしれないが問題がある」 ということについても触れてほしかった。 ↓ しかし、最大の問題は 「3人乗せ走行者の”歩行者に配慮していない”走行に問題はないのか?」という質問にも関わらず なぜか「事故が起こっても歩行者には賠償責任は及ばないだろう」という結論。 「歩行者に配慮していない走行」そのものへの観点が欠けているのが気になった。 道交法63条の4で例外的(実質は当然のように走行しているが)に 自転車は歩道を走行することができる規定がある。 但し、その続きとして「道交法63条の4の2項」により 「歩道走行時の徐行義務規定」が存在していることに全く触れていないのが不可解。 ↓ law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35HO105.htm 第六十三条の四 2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分 (道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分 (以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、 当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、 また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。 ただし、普通自転車通行指定部分については、 当該普通自転車通行指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは、 歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。 (罰則 第二項については第百二十一条第一項第五号) 121条1項5号 第百二十一条 二万円以下の罰金又は科料 ↓ カッコ部分が混乱の元になっているが、正確に言えば 徐行義務は「普通自転車走行指定部分が”ない”」歩道。 つまり、歩道内が白線など区分けされていない場合は「原則的に徐行が義務付けられている」 一方で、「歩道内の普通自転車通行指定部分を走行する場合には徐行義務は発生しない」が 歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。 言い換えれば 「歩道の状況に応じた「危険な」速度と「方法で」進行することはできない。」となる。 この「危険な方法」には歩行者への配慮に欠けた走行自体が含まれると考えるのが普通ではないのだろうか。 徐行無視を現実的に取り締まっていないから効果のない形骸化した法規だったとしても、 同じく取り締まり自体を見たことがない警音器の過剰(不適切)使用や装備を取り上げているのであれば、 歩道走行の正確な条件についても「危険であり違法性を含んでいる」ことも指摘すべきだったと思う。 もちろん 3人乗りの子乗せだけが問題というわけではなく、 ロードバイクでもクロスバイクでもMTBでもBMXでもミニベロでも クルーザーやランドナーやファットバイクや当然ママチャリでも、子供から老人まで 全ての自転車走行する人に言えること。 歩行者への配慮に欠けた視点の無さが危険走行に繋がり、 無闇な自転車バッシングの矛先の一因になっているという自覚を持つべきだと考えている。 事故に直結する赤信号無視や一時不停止にしても、 思いやりの精神が足りないことで引き起こされているという見方もできる。(2016.2.28) ●[京都]府内初の安全講習者と無灯火違反のデータ news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160226ddlk26040475000c.html 「遮断踏切への侵入2回」 いわゆる頻繁に遮断機が下りる「開かずの踏切」かどうかは定かではないが、 巻き起こされる被害規模を考えると、甘く見るわけにはいかない違反。 京都府内での2015年6月からの累計で約400件。 下鴨署では重点取り締まりの遮断踏切侵入が135件、無灯火が16件、ブレーキ装置不備が2件、他。 違反件数とはあるが恐らく赤切符の発行枚数だろう。 無灯火の件数が出るのは珍しい気がする。 ↓その延長で 付近の自転車店ではこういったデータを貼っておいて 「点灯すると漕ぐのが重くなるから点灯しないというのも違法(赤切符対象)です」 「この際に漕いでも重くなりにくいLED(ブロックダイナモ)ライトに交換しませんか?」 「点灯忘れを防ぐにはオートライトに組み替えることもできます」という商機にも活かせる気がする。 いくら新しい商品が開発発売されていても実際に店頭で売り込みが出来ていなければ無意味。 貪欲に情報を仕入れようとしているのは極一部の人間にしか過ぎない。 分かりやすく理解させるために何がどう違うのか、実際に違いを体感できるような仕組みも重要。 修理時だけでなく既に購入してもらった自店の客に対しても個別の商品を提案できるかどうかというのも必要かもしれない。 求めていない不要なものを薦められても迷惑なだけだが、本当に必要なものであれば効果的なはず。(2016.2.28) ●関西の各大学が講習や保険加入を推進 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160215k0000e040171000c.html 幼少期からの義務教育として自転車教育がしっかり浸透するような仕組みに出来ていれば 大学生にもなって「自転車の乗り方を改めて教えてもらう」ような情けないことにはならなかっただろうし、 傍若無人な走り方をする輩のせいで、自転車が車道を通行することに嫌悪感を持たれるようなことも少なかっただろう。 ▼[大阪]通行帯で自転車走行の環境整備したつもりが悪化させた例 webnews.asahi.co.jp/abc_2_008_20160210003.html 大阪市は自転車と歩行者の事故を減らすため、本町通の「松屋町筋」から「なにわ筋」までの およそ1.7キロに「自転車専用レーン」を3年前から順次、整備しています。 ところが自転車の「逆走」やレーン上に車を駐車するなどの違反行為が後を絶たず、 去年のこのエリアでの自転車事故件数(13件)は、整備前(2012年・8件)より増えています。 逆走に関しては逆走者のモラルも低いが取り締まり意識の希薄さも問題。長時間・長期間で対応しなければ根付くはずもなく。 路駐の常習者は免許不適格者相当の「自転車は自動車と自動2輪のものであり、自転車は歩道を走っていればいい」という 遵法精神皆無の歪んだ考えから自転車の走行路を塞いでいるという感覚がないのだろう。 近隣に駐車できる場所があっても「めんどくさい、金がかかる、短時間だけだから停車だろう」で迷惑を省みない。 地域によって効果がないどころか悪化するようなところでは、予算かかっても事故防止が目的として 縁石を敷設し「本当の自転車道」にするか、1mごとにオレンジ色のポールでも立てて 物理的に駐車できなくするしかないのでは。(2016.2.11) ●[大阪]一方通行違反に「警告」 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160205ddlk27040367000c.html 約30人で午後3時半から1時間半のみ。 自転車も規制対象となる一方通行区間は府内に1143区間ある 警告でもしないよりはマシでも結局は一時的なものでしかない。 現実的に1143区間で24時間監視するわけにもいかない。 違反自体を取り締まるだけでなく、歯止めとなるための様々な対策も必要。(2016.2.7) ●[大阪]自転車の赤信号無視の取り締まり強化 news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20160122004.html 他の地域でも当たり前のように取り締まり強化されなければならない違反。 (適切な状態・方法で)停止することを軽視することは、それが招く事故自体を軽視していることにもなる。(2016.1.24) ●道交法43条「一時停止」の重要性 「歩行者は右側通行が原則」 場所→「路側帯のある路地裏の交差点」と仮定、 歩行者→道交法に従い右側の路側帯内を歩行。 自転車→原則「左側通行」。路側帯でも左側通行。 交差点に一時停止の標示標識はないものとする。 互いに進めば 「曲がり角で正面衝突」することになってしまう。 自転車側が必ず一時停止をすればもちろん事故は防げる。 そもそも 道交法43条に (道路標識等による停止線が設けられていない場合にあつては、交差点の直前)で 一時停止しなければならない。(罰則 第百十九条第一項第二号、同条第二項) とあるので「一時停止は義務」。 道交法36条2項で道幅が明らかに太い道は通行優先としても、 誰がどう見ても道幅があるというような片側2車線以上あるような道を除き、 路地裏はどちらのほうが優先道路かなどということを気にする前に、 実際の事故を防ぐには一時停止をすべきだろう。(2016.1.17) ●自転車の危険行為、半年で約6500件。講習は4人のみ news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20160112-567-OYT1T50105.html ▼種別 信号無視・・・約2800件 遮断踏切侵入・・約1700件 安全運転義務違反・・・約720件(傘差し・遮音運転など) 一時不停止・・・約540件 ブレーキ不良・・・約320件 通行区分違反・・・約120件 酒酔い・・・・約90件 (安全運転の義務) 第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。 (罰則 第百十九条第一項第九号、同条第二項) 傘を使用していれば例外地域での条件付使用を除き違法状態になるのと比べ、 現状の条文を読む限り音量や状態次第では問題なく、 大音量にしているかもしれない自動車への取り締まりが行われていないように思える ことに対しての不公平感、原付や自動車免許に聴覚障害が問題ではないという時点で イヤホン着用(大音量状態)での自転車も一律に70条で括ること自体に疑問は拭えないが、 「停止することを促しても無視して走行した」 「停止させて警音器や踏切音程度の声が聞こえるかどうか確認した上で 聞こえていないようだったので赤切符を発行した」 というところだろうか。 ▼年代別 20代・・・約1700件 30代・・・約1100件 10代・・・約1000件 40代・・・約920件 高齢者の被害事故も多いはずなのに取り締まり件数が少ないのは基本走行の速度だけの問題? 「老人自身が保身してもしょうがないだろう」「何を言っても無駄」「理解できる知能がない」 とすら決めつけているのだろうか。 車道や路側帯で右側通行禁止を厳格に守って 車道を横断するときにも必ず停止して道路状況を確認をして渡るといったことが できていれば防げる事故もあるはず。その取り組みが十分とは思えない。(2016.1.17) ●スピード&ブレーキレコーダー? www.asahi.com/articles/ASJ1C4SXHJ1CPTJB00R.html 「ハブダイナモ義務化」となれば、特に競技向けスポーツ自転車愛好者から猛反発が出るはずだが 実用化されればハブダイナモライトの種類が増えることが期待できるなど 色んな意味で面白そうではある。しかし、分かりやすさでいえば ドライブレコーダーカメラを常設したほうがよさそうにも思えたが、 夜間は結局ライト点灯がなければ撮影の意味がないということになるわけか。(2016.1.17) ●[愛媛]ヘルメット着用率の増加 cyclist.sanspo.com/221977 ヘルメットを被ることで事故の被害を減らすこともある。 しかし、当然絶対の効果があるわけでもない。 赤信号を無視し、一時停止をせず、無灯火でも何ら問題ないはずもない。 ヘルメットを被ることで、その他の道路交通に関する 遵法意識も必ず芽生えるとするには飛躍が過ぎるように思える。 個人的には、罰則なしの着用努力義務を推進するより先に、 まずは講習を受講させるにも至ったブレーキ整備不良車や なぜか14項目に含まれない「無灯火」の撲滅を目的とした 取り組みを実践させることを優先して欲しいと思う。(2016.1.3) ●中高生の自転車通学についての最新動向について cyclepress.co.jp/report/20151224_01/ また、交通ルールを浸透させるための安全指導・教室については、 約半数の学校が「1年に1度」(47.3%)と回答しているものの、 学校ごとの意識差が大きく表れる形となっている。 安全指導に力を入れている学校では「毎月実施している」(6.7%)に比べ、 20校に1校が「年1回以下」(6.7%)との回答を寄せている。 「1年に1度」「年1回以下」どちらでも同じようなもの。 しかし、そういう安全意識の低い学校と、「毎月実施している」学校での (極一部の住民の質だけが突出して悪ければ参考にはならないかもしれないが) 周辺地域からのクレームや実際の事故情報等の違いのデータがあれば もっと説得力があるように思う。 指導状況に関しては半数以上が「不足している」としながらも、 現状の「1年に1度」という指導を変更するつもりはないのだろうか。 いや、そもそも指導方法として1度に大勢にスタントマンが行う事故の再現だけでなく、 個別の自宅から学校までのルートを書き出し、 具体的にどの部分では何が危険で、どういう走行路をどのような速度と方法で 走らなければならないということを、その理由と共に「個別の対応」として 抜き打ち監視も含め日常的に1年を通して行わなければならないはず。 「年1回しっかりと交通教室してます」 「クレームがあったので全校集会と担任に注意を促すよう指導しました」 これで改善するとでも?(2016.1.3) ●歩道走行時の徐行を阻害している原因とは 「高校生や親子乗せ電動アシストなど、他も速いのでそれに倣っているだけ」 「そもそも歩道の徐行義務を知らない」 「歩行者優先義務も知らない」 「徐行無視で事故を起こしていなくても赤切符発行や警告なども少ない」 といった現実があるとしても、シングルスピード(変速なし)はともかく、 変速付の自転車であれば、歩行者が多ければ「ギアを軽くする」といった 「機能自体を全く使いこなせていない」ことも原因の1つだと思う。 変速が単に坂道や平地で足の回転数を落とすためではなく、 何のために付いているのか、どう使うべきなのかということ、 電動アシストでも発進時にギアを落としておけばバッテリーの消耗も減らせるといった意味も 理解できていない人に、どこで教える機会があるのかという話でもある。 「メンテナンスをしてください」という店はあっても 「道交法が改正で厳しくなった」という曲解ではなく、 正しく理解してどう使うべきかを指導できる店」というのは存在しないのではないかと思える。 チームを持っているような店でも、「公道では適正な車間距離を開けて並走を絶対にしない」という 当たり前のことを守っているところが全体の半数以上もあるだろうか。 (果たして一般車系限定のジャンルでの走行会自体がサーキット場を除き存在しているだろうか) 「自転車の不具合は基本的にユーザーの使い方も悪い」としても 「とにかく説明書を読み込め」という放任主義ではなく、 「自転車保険だけ入っておけば事故起こしても安心」ということでいいのだろうかと思う。 具体的に責任を取らなければならないような事態の前に、 出来る限り防ぐための方策を講じることも必要ではないだろうか。 ●「子ども自転車免許制度」 www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2015/12/09090759046378.shtml 直接的に法的拘束力のある道交法に関連するものではないが 「子ども自転車免許制度」のある地域の紹介。 大人になってから自転車の乗り方を覚えるよりも、 幼少期に覚えておいたほうが身に付きやすいのは必然。 しかし、後に周囲に影響されて大雑把にならないためにも継続的な教育も期待したいところ。 ●2015年も赤切符発行数が最も多いのは「信号無視」 www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00310886.html この男性に出されたのは赤切符、 (地域独自の警告カードにレッドカードを発行している紛らわしい地域もあるため一部略) ここ数年で急増している。 2015年は、10月までの時点で2,052件と、すでに2014年を500件以上も上回っている。 取り締まりが強化されても、あとを絶たない危険な運転。 確かにこのデータから見ると取り締まりが強化されている。 2015年、赤切符が出された違反行為は、「遮断踏切立ち入り」や「ブレーキ不良」などで、 中でも最も多いのが「信号無視」となっている。 ●交差点での事故の原因 www.kanaloco.jp/article/140807 「一時停止」をすることの重要性。 無減速で突っ込んでくる自転車もいる。 無減速で突っ込んでくる自動車もいる。 自分の命を守るためにも減速と一時停止を怠らないこと。 ●歩行者専用 www.cycling-ex.com/2015/11/nihon_rosokutai.html この場合は自転車を押して歩行者の状態でなければ、自転車に乗ったまま通行することはできない。 ・・・とは思うが「歩道の例外的走行」のように例外規定が適用されるのかどうかは気になる。(2015.11.29) ●「中高生の通学での自転車問題」 cyclepress.co.jp/report/20151127_02/ 対自動車事故は出合頭事故が54.7%と過半を占め、また事故の多発場所は裏道交差点であると指摘した。 やはり街中の目立つ場所での取り締まりでは「取り締まりをしているという状況」は 広報できたとしても「実質的な事故を防ぐという効果が低い」とも考えられる。 さいたま市では政令指定都市初となる市立中高生徒の発達段階に応じた 自転車交通安全教育を平成26年度から28年度の在学中に 1度は必ず参加できるよう計画していることを説明した。 たった1回で身に付くわけがない。 「日常的に反復して染みこませる」方策こそ必要であり、 一時的な年中行事の一環で済ませて一体どうマナー向上が期待できるのか甚だ疑問。 通学自転車の基準についてはBAAマークの有無以上に「メンテナンスの重要性」が求められる。 ヘルメットについては安全性以前に「ダサイ」「蒸れる」といった問題をクリアしなければ 積極的な着用率は上がらないだろう。 そして、極論かもしれないが、高知の件もあり、 オートライトについては全国的に通学自転車には義務化すべきだと思う。 体力も有り余っているわけで、基本の車重や走行抵抗が少々増えたところで「気付かない」。(2015.11.29) ●[大阪]講習受講の2例目と3例目(予定) (大阪では9月の時点で既に3人に受講命令が出ていたので、これで4例目)の続報? www.sankei.com/west/news/150916/wst1509160033-n1.html ↓ www.sankei.com/west/news/151117/wst1511170041-n1.html 受講すれば、9月の大阪市大正区の男性(29)に次いで全国で2、3例目となる見通し。 「受講の」2,3例目。 西区の男性は、区内の路上で7月に後輪ブレーキがない「ピスト自転車」、 9月に前輪ブレーキのない「BMX」を運転。 生野区の男性は7月に区内の交差点で信号無視をし、 9月に西区で後輪ブレーキがないピスト自転車を運転したとして、 それぞれ交通違反切符(赤切符)を交付された。 いずれも「片方のブレーキがなくても大丈夫だと安易に考えていた」と話している。 cyclist.sanspo.com/215950 前者は(43)、後者は(30)。 いい年して「自転車の正しい運転について」1から教え込まれる心中や如何に。 「今まで大丈夫だったから、これまでも大丈夫だろう」とは限らない。 取り締まりの有無が「大丈夫」ということではなく、 交通事故を引き起こすほど危険かどうかの問題でもある。 ●[愛媛]自転車を追い越す際には「1.5m」の思いやりを ●[愛媛](側方距離)思いやり1.5m運動 www.nikkei.com/article/DGXLZO94001820T11C15A1LA0000/ 「車がすぐ近くを通ると怖い」「追突されそうだ」といった声が多く、 協議会はドライバーに自転車の横を通る際は1.5メートル以上離れるか、徐行を促す。 キャンペーン以前から気を付けているドライバーは気を付けているだろうし、 実際に車幅を詰めて暴行罪に該当するという判例もあることすら知らずに嫌がらせをする者が改めるとは思えないが・・・。 乗り物がどうこうよりも、常に心に余裕がない精神状態であれば 譲り合うという思いやりそのものが欠落していて攻撃的になってしまうのは防ぎようもない。 それに、道幅の状態も千差万別で違うので現実的に難しい場面もあるのでは。 ↓ それでも、活動しないよりはマシというのは分かるし、意図的か無意識か知らないが 実際細い道で数十センチそばを走り抜けて行った車もいたりするので 周知徹底を行って欲しいし、全国的にも「そういう走り方が当たり前」という風潮になってくれることは望む。 ●自動車の幅寄せ行為は暴行罪 https //web.archive.org/web/20190315051432/http //park.geocities.jp/funotch/keiho/kakuron/kojinhoueki3/27/208.html ●走行中の車の幅寄せは罪になる? www.hou-nattoku.com/quiz/0072.php Aは先行車両に車体を寄せて走行しただけで、接触や追突をしたわけではありません。それなのに、なぜ罪になるのでしょうか。 刑法208条は、「暴行」を加えた者を暴行罪として処罰すると規定しています。 この「暴行」とは、人の身体に対する不法な有形力の行使をいうのですが、身体に直接有形力が加えられる場合だけではなく、 傷害の結果が具体的に発生するような危険な行為がなされた場合も含まれるとされています。 Aの行為はいわゆる「幅寄せ」であり、相手の運転手に怪我をさせる危険がある行為です。 したがって、人の身体に対する不法な有形力の行使といえ、暴行罪における「暴行」にあたります。 よって、Aは暴行罪に問われることになります。 自動車同士の話だから自転車は関係ないという人がいるかもしれないが、自転車も車両(軽車両)。 ●自転車を自動車が追抜く際の側方間隔 blog.livedoor.jp/ashitanoplatform/archives/29567746.html 具体的な判例を交えつつ非常に良くまとめられている内容。 ・車両(自動車も自転車も含む)→歩行者に対して「安全な間隔」または「徐行」とあるが、具体的な距離は明示されていない。 オートバイと自動車の事故の判例では「側方1mでは危険」という指摘がある。 他にも海外の事例や各種の実験データ、工作物で区画されていない青色の自転車通行帯に関しての苦言など。 いわゆる「お役所仕事」で杜撰な管理は今に始まったことでもないので、実際走行で問題点がある場所や 整備方法に関しては少しでも声を上げていくべきだろうと思う。(2015.11.15) cyclist.sanspo.com/225674 「常識的にママチャリでも原則的には車道を走るもの」という 概念が欠落している免許不適格相当の自動車ドライバーへの周知の意味でも全国的に広報活動が行われて欲しいと思う。 同時に「自転車に対しても幅寄せ行為が暴行罪に該当する」として認識させたほうが良いかもしれない。 また、 「ヘルメットを被っていなくてフラフラ乗っている自転車は”直感的に危ないので”警戒する」が、 「ヘルメットを被っている自転車なら少々幅寄せしても大丈夫だろう」といった 身勝手な者へも効果が少しでも増すことを望む。(2016.1.17) ●[北海道]車道の自転車ナビライン実験の結果 dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0200777.html 学校や会社からの帰宅者などで自転車の交通量がピークとなる午後5時~7時に付近を通った自転車のうち、 左端を走行したのはそれぞれ40・1%、39・5%だった。 実験前の10月6日の同時刻では20・8%にとどまっていた。 鉄蓋の上を通らせるこの状態については安全性での疑問があるが、 車道を通ってもらうということに関しては効果があったことが証明された。 ↓ 荷さばき場設置前の10月6日午前8時~10時に路上に駐停車した車両は31台だったが、 実験中の29日は16台とほぼ半減。午後5時~7時も6日の13台が、29日は6台に減った。 荷捌きについては近くの道路に荷捌き場を設置したようだ。(2015.11.15) ●道路のナビラインの路面表示の統一化、自転車道の一方通行化などの提言案 mainichi.jp/select/news/20151112k0000m040082000c.html 青色で幅75センチ以上の矢羽根を10メートルおきに描くこととした。 矢羽根マークの場合、直上部分を走れば細かい段差での振動が微妙かもしれない。 雨天時でも滑りにくい塗装処理を施すことは必須というのは言うまでもないか。 柵や縁石で車道、歩道と分ける自転車道は現在、利便性からほとんどが双方向通行となっている。 しかし、狭い空間ですれ違う上、交差する車にとって左右両側から自転車が現れる形となり、 事故の危険性が高まるため、一方通行を基本とすることにした。 柵や縁石で完全に分離した自転車道が道路両端に設置できない場合は、 反対路線では通行量の多い車道を通らざるを得なくなるといったケースについては どう処理するつもりなんだろうか。(2015.11.15) ●[東京]都内で初の講習受講命令。男性会社員(23) cyclist.sanspo.com/215230 男性は9月16日に杉並区の都道で信号無視をして摘発され、 10月5日には同区の歩道上を走行中、30代の女性に衝突し2週間のけがを負わせた。 「信号無視」(道交法7条)と「歩道走行時の違反」(道交法第9条[徐行]と第11条[妨害]違反) しかし、講習制度はもっと積極的に受講できるような仕組みに出来ないのだろうか。 「講習制度の開始=厳しくなった」という意味不明な誤解をされるような状態ではなく、 「少々信号無視したところで事故なんて起こらないし」 「歩道だからって歩行者なんて気遣う必要なんてない」 「電車来てないから踏切くらい入っても平気」 「面倒だから右側通行でも別に構わんだろう」 「無灯火でも自分では分かるから」 こういう思考の人間を少しでも多く分かりやすく正すには講習を受けさせるようにするしかないのではと思うが・・・。 (2015.11.15) ●[岡山]前輪ブレーキなしで安全講習命令(21歳学生)→●ジャイロブレーキとは www.sankei.com/west/news/151113/wst1511130057-n1.html 大阪に次いで「2例目のブレーキ不良車両」。東京からの連続で講習対象者のニュース。 受講命令そのものは岡山のほうが早く4例目となるようだ。 (大阪では9月の時点で既に3人に受講命令が出ていたので、これで4例目) www.sankei.com/west/news/150916/wst1509160033-n1.html 8月から10月まで直そうと思って取り外していたというのは明らかに苦しい言い訳に聞こえる。 www.sanyonews.jp/article/257759/1/ BMX型のようだが、ブレーキは「ジャイロブレーキ」とも呼ばれる特殊な構造をしているものを付ける必要があるようだ。 ●ジャイロブレーキとは https //web.archive.org/web/20170830205624/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/term30.html#BMX_rotor ysroad-kanpachi-r1.com/itemblog/2012/11/bmx1.html BMXによく用いられるブレーキシステムで、ブレーキのワイヤーが絡まないためハンドルを回転させる技が出来るようになります。 最近のストリートの完成車にはこのジャイロブレーキが元々付いていないモデルが多く、 後から取付を希望されるお客様がよくいらっしゃいます。 購入時に「私有地でしか走らせない」と言い張っていたのであればどうしようもないが、 もし公道を走ることを知っていて、何なら購入直後にもそのまま乗って帰ろうとしていても気にせず そのまま見逃し販売しているような店があるとすれば「違法行為推奨店」ということになる。 値段的には部品代(SALT AM ROTOR KITとODYSSEY GYRO G3 UPPER CABLE Mサイズ)約4000円+工賃といったところか。 blogs.yahoo.co.jp/moobius2006/47584474.html https //web.archive.org/web/20191006134757/https //blogs.yahoo.co.jp/moobius2006/47584474.html しかしながら、素人が特殊な競技向け自転車をプロ気分で公道を平気で乗り回すこと自体疑問ではあるが、 シングルスピードにしてもそうだが、きちんと前後ブレーキ整備して乗っている人達からすれば こうした問題が出てしまうと全体がそう見られがちなのでいい迷惑だろうなと。(2015.11.15) ●事故回避の方法 jitensyazamurai.com/db/archives/3212 タクシー、大型配送車、大型バス、高齢運転者が要注意ワースト4。 飲酒運転や意識を失う病歴隠しに関しては年代などは無関係で走る凶器(狂気)以外の何物でもない。 免許取りたての初心者のほうが気を付けているので逆に危険度は低い。 業務関係で神経すり減らしているのはわからなくもないが、 自転車は道路を走るという概念が欠落しているような自動車の運転者は今すぐ免許返納して欲しい。 (無論、自転車乗りにも信号無視や一時停止無視や右側通行や無灯火や並走をしているなら自転車を使うなとも言いたい) ・明るいライトでも認識されない可能性もある。 ・ヘルメットを付けていれば幅寄せしても大丈夫だろうと考える輩もいるかもしれない。 ・バックミラーを付けていても死角があるので過信禁物。 ・保険に加入していても事故が防げるわけではない。 「かもしれない運転」を心がける これに尽きる。 ■後方から来ている自動車は100%交差点で左折する。 ◆あの曲がり角から100%「自動車」「オートバイ」「自転車」「子供」や「無灯火の自転車」が飛び出す。 出て来なければ 「たまたま出てこなかっただけ」と考える。 要するに見通しの悪い部分では 「とにかく適切な方法で一時停止する」ことが肝心。 それでも、 避ける場所がどう考えても全くない細い道でも強引にすり抜けようとする大型車がいれば 事故を防ぐ意味でも 例えクラクションを鳴らされたとしても安全にかわせる場所まで 車線を塞ぐような形になってもそういう状態で進むしかない。(2015.11.15) ●自転車利用者に聞く道路交通法改正後の「違和感」 dime.jp/genre/213851/ 文末の どの意見も自転車における道路交通法改正に対しては賛成しているが、内容が理解できていないこと、 が、まさに冒頭の 自転車ルールは厳しくなったが、 と内容を理解できていないことを象徴しているという皮肉。 「違反内容自体は今までと一切変更はない」 「講習が始まっただけ」 いつまで中途半端に内容を齧っただけで14項目が新たに違反になったと勘違いし続けるケースが続くのだろうか。 違反内容そのものが厳格に明確化されたり、本当に取り締まり(赤切符発行)が全国的に大量に増えたりすれば、 そのとき初めて「厳しくなった」となるはず。 「厳しくなった」ではなく、「講習対象として14項目の違反は改めて提示された」だけに過ぎない。 ↓ しかしながら、肝心の内容そのものに関しては概ね同意できる。 「完全に周知不足」「道路整備不足」の点。 ▼歩道走行に関して 今でも自転車での歩道走行が禁止されているわけでもない。 「車道走行が危険だと思えば」(徐行等、歩行者に留意して走行するのであれば)歩道を走行しても何ら問題はない。 ▼イヤホンに関して ながら運転に関しては「当てはまることがある」(=当てはまらないこともある)として 濁して詳細を避けたようにも見えるが、該当するしないを長々と続ける必要が出てきてしまうことを避けたのだろうか。 「本来、運転に支障をきたす音量で音楽を聞くなどが安全運転義務違反にあたるはずなのに、イヤホンをしていることを違反とするのは意味がわからない。 「車両の仲間である自動車やオートバイでも」というのを書き忘れているようだが文意をくみ取れば入れておくべきだろう。 正確には 「本来、(車両の仲間である自動車やオートバイでも)運転に支障をきたす音量で音楽を聞くなどが 安全運転義務違反にあたるはずなのに、(自転車だけ)イヤホンをしていることを違反とするのは意味がわからない。」 となる。(2015.11.15) ▼[高知]無灯火での警官への衝突事件の更に続報 www.chunichi.co.jp/s/article/2015102601001193.html 少なくとも高知の現場周辺に於いては 「自転車違反への警告票は赤切符ではないので止まって指示に従えば (多少記入の手間があるかもしれないが)殆どの場合そのまま解放されるだけ」 という状態では済まないような。 高知での今後の自転車取り締まり変革の起点になるのかどうか。 全国的にもあまり赤切符発行をしている傾向の少ない無灯火だけに 「無灯火=問答無用で即赤切符」となるとすれば余計に逃げようとして事故を誘発するとすれば無理でも 「特に通学に於いて無灯火の温床となっているブロックダイナモを特別な場合を除き禁止とし、 オートライトではない自転車での登校は不許可」という決まりや、 「毎月校内での自転車整備点検を義務化する」という議論にまで発展できるかどうか。 事故者数でいえば自動車のほうが多いからとしても、 少なくともこのまま何事もなかったように変わらないということはありえないような気もする。 (2015.10.31) ●[宮崎]自動車の暴走 認知症の症状あり www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015102902000255.html 自動車の話だが、暴走車両問題として取り上げておくべき話題。 もし今回の事故が自転車走行であったなら車道から歩道に突入して誰か1人にぶつかった時点で転倒するだろう。 いや、自転車であったとしても被害者の数ではなく、 車道歩道問わず無意識で暴走されかねない状況を放置することは社会的に問題がないと言えるのかどうか。 高齢化社会問題の1つがこれからも増加するものとして注意深く考える必要がある。 現在75歳以上では認知症発症で免許更新不可になっているようだが、73歳には必要ないという現行法の改正もあるのだろうか。 www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin05_2.htm 臨時適性検査(専門医の診断)の結果、認知症と診断された場合は、運転免許の取消し、又は停止になります。 自動車事故の話ではあるが、日常茶飯事で伝えられる自動車の「ブレーキとアクセルの踏み間違い」のような 高齢者増加から暴走で他人へ被害が及んでしまうことは避けなければならない。 この場合、自転車に仮にバックミラーを付けていたとしても車道どころか、 歩道をノーブレーキで暴走してくる自動車を咄嗟に避けることができるとも限らない。 病院は年齢に関係なく認知症を確認した時点で自動車等の免許の有無を確認しすぐに報告する義務を負わせ、 自動車免許そのものを剥奪するというわけにはいかないのだろうか。 「高齢者 免許剥奪」で検索すると賛否両論が出てくるが、 「生活の足を補助するための具体的な対策」というものが 全く足りていないというのが問題になるのではないのだろうか。 免許返納制度のように優遇措置は当然図るとして、 公共交通機関が自家用車使用に比べてメリットが少なければ使いたがらないというのも分かる。 (電車・バスの本数が少ない地域。そもそも荷物が大して積めない。等) ・・・それでも、あと30年もすれば自動運転車が当たり前になって 「経済活動の阻害にもなっている”自分勝手に車間距離を詰めるせいで起こる”渋滞」 「アクセル・ブレーキ等の操作ミスによる問題」 「急な発作等での暴走」 「出会い頭の事故」 「交差点での右折事故」 のような問題が一気に消え去ることになりそう。 自動車保険はそれでも何らかの整備や回路のミスで起こる故障時の対人対物保険として消えることはないとして、 自動車免許制度自体はスタントやレース等の特殊なプロドライバーを除いて将来的には廃止されれば 事故そのものは極端に減るだろう。 (2015.10.31) ●相手に使う場合の「自転車道」という呼び方と内容の違い blog.jablaw.org/?eid=1069754 まず最初に自転車道の定義 道路交通法 第二条三の三 自転車道 自転車の通行の用に供するため縁石線又はさくその他これに類する工作物によつて区画された車道の部分をいう。 つまり 「自転車道」=「工作物等で区分けされている」ことが前提であることからして・・・ (1)歩道に線で区分けしてるだけの「普通自転車通行指定部分」は「自転車道」とは呼ばない。 (2)車道に青などの矢じり型や直線・点線が引かれている部分(道交法には記載のない)「自転車ナビライン」も、「自転車道」と呼ばない。 「車道でも歩道でもない自転車走行のみに特化した独立した区画」が「自転車道」になる。 通行方法について聞く場合、単に「自転車道があれば通らないといけないのか?」と聞かれれば 聞かれた側が区画された道交法上の自転車道を想定すれば「通らなければならない」と伝えて 聞いた側が本当は「歩道上の普通自転車通行指定部分のことを自転車道」として聞いていたとすれば間違って伝わってしまう。 自転車の種類がよく分かっていない人に対して「電動自転車は電動アシスト自転車ではない」と言っても 通じないのと似たようなものかもしれない。(電動自転車といえば「公道走行が違法になるフル電動自転車」を想定する) しかし、「どこをどういう方法で走れば違法にならないのか」を考え過ぎるよりは、 実際の敷設状態では非常に様々で複雑な敷設が繰り広げられていて、 自動車/自転車問わず無法走行も横行していることからして 基本的に「とにかく事故が起こらないようにするために最大限配慮できる走行速度や位置を心がける」というのも大事。 道交法を守ることも大切だが、それ以上に命を守ることのほうが優先されることは言うまでもない。 (2015.10.25) ●なぜ荷台を曲げるのか takesno.com/archives/1972 アップハンドルを前に向けて上げるような見た目の意味不明な尖った感を出したいだけならまだしも、 2人乗りについてはそもそも「道交法違反という感覚がないだろう」というのが問題で、 その原因は各種ドラマや漫画等での「まるで違法ではないかのような描写」にあるのは明白。 しかしながら、現実的には信号無視が違反と知っていても行っている問題、 出会い頭事故を防ぐにはいかなる小さな路地であっても一時停止をしっかりすることのほうが大事ではある。 (2015.10.25) ●[高知]高校生が警官とぶつかり意識不明の重体の事故で書類送検 www.yomiuri.co.jp/national/20151020-OYT1T50057.html 8月の事故の続報。無灯火が招いた悲劇。 故意だったかどうかをブレーキの有無にしているが、自転車でブレーキ跡が残るとは思えないだけに 通常の路面状態での一般的な制動距離を基にしてブレーキを一切かけていなかったということ? 実際の速度そのものも転倒した衝撃度から計算するということも可能なんだろうか。 しかし、取り締まりへの誤解はやはり問題に思える。 停止に従い警告表を受けても、必ず人生が終了するような大袈裟に考えすぎることもなく、 「気を付けて走ってください」という活動ということを理解していれば 逃走もせず、事故そのものがなかったと考えるのは結果論でしかないのだろうか。 例え無灯火だけが原因で赤切符発行になるよりは、 (多額の賠償金を背負うとは微塵も考えず)逃げればどうにかなるという選択に至ってしまったことが 最悪の結果に。 そして、当事者たち以外は「事故は処理できましたのでこの件は終了です。」 で、「無灯火」を防ぐための対策は何ら行われないとすれば報われない気がする。 いっそ通学自転車には 「ハブダイナモを標準装備で常時点灯」で 「ブロックダイナモをどうしても使う場合は面倒な手続きがいくつも必要な許可制」にでもしてしまったほうがいいと思う。 常時負荷がかかるといっても20kg超えの自転車そのもので負荷を考えると 「年齢体力的には誤差」といってもいいだろう。 (2015.10.25) ●[福岡]自転車の違反摘発数。 www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/202055 9月末現在、道交法違反による摘発数は、昨年同期の約3倍にあたる120件にも上っている。 ようやくここで比較データを基に(この場合を赤切符発行として推測できるため) 「福岡では取り締まりが厳しくなった」といえる。 (単に「講習が始まった=取り締まりが厳しくなった」というのは内容を理解していないと判断) 摘発内容は、ピストバイクなどの制動装置不良が61件と最多。遮断機が下りかけた踏み切りへの進入も22件を摘発した。 こうしてみていると地域によって重点取り締まりの差があるのが非常に興味深い。 大阪のように「信号無視」で停止しないことを問題視するケースに対し、 「制動装置不良そのものを違反」とする福岡。 未だにピストブーム?というよりは一般車でワイヤー切れなど十分に制動できないケースが多いということだろう。 遮断踏切立ち入りに関しては「京都・大阪・福岡・神奈川など赤切符発行数が占める割合が全体的に多い」という傾向。 摘発に至らない指導警告の件数も、9月末現在で約16万6000件と、10年の3倍以上 指導警告はあくまで警告。「運転をしっかりと見直しましょう」 (2015.10.25) ●[京都]自転車一斉取り締まり mainichi.jp/area/kyoto/news/20151017ddlk26040516000c.html 珍しくきちんと「赤切符」と書いている。 ・遮断踏切立ち入り・・・11件 ・通行区分違反・・・7件 ・一時不停止・・・2件 ・ヘッドホン使用、携帯電話使用、制動装置等不良各1件 総数27か所で実施したわりには1時間のみのためか少ない。 意外に赤信号無視がゼロ。通行区分違反は車道の右側通行だろうか。 一時不停止はちょっと奥まった路地裏でやるだけで軽く10倍以上に増えるはずだが なぜかやりたがらない不思議。交差点での出会い頭の危険性が分からないわけではないはずだが・・・。 遮断踏切立ち入りへの赤切符が多いのは当たり前。 遺族や被害者や鉄道会社への賠償金などを考えると莫大な額になるはずだが 「自分だけは無敵のキャラ」のような気分なんだろうか。 迂回路を探したり、むしろ時間待ちを楽しめる精神的余裕をもって行動したいものだ。 (2015.10.25) ●[大阪]9月末時点での赤切符発行件数? cyclist.sanspo.com/210648 摘発が赤切符発行ではなく罰則とは無関係の警告票の発行が混同されているケースも多いだけに疑問符とした。 大阪では講習対象者が3人も出ているが、まだ他の都道府県では無し。 府警によると、府内の摘発の内訳は、信号無視が最多で745件。 遮断棒が下りた踏切への立ち入り180件、ブレーキ不良62件などが続いた。 大阪では“おばちゃん御用達”とされる傘スタンド「さすべえ」を使って走行中、 歩行者と接触し負傷させ摘発されたケースもあったという。 ▼信号無視 当然のように「信号無視」が最多。これでも「信号を守れ」ということは極常識的なルールだからか 世間一般に「信号を守ること」を強く広く周知されるキャンペーンを行っているような気はしない。 ▼罰則主義 自動車の交通ルールが罰則主義だからこそ抑制できているという見方。 そもそも何が悪いのか理解していない。 義務教育面でも、躾をする親自身も詳細が全く理解できていないからこその現状だろう。 「周りもみんな同じようにしてるから」という全体主義の弊害。 罰則主義も結構だが原因の根を取り除かずに上の雑草だけ切り取り続けるのが効果的と言えるのだろうか。 ▼傘 やはり傘使用そのもので赤切符発行するつもりは全くなさそうだ。 「傘使用は事故が起こった場合に限り違反とする」という注釈を追加するわけにもいかないからだろう。 ▼違反件数 しかしながら・・・ 26年中の道交法違反の摘発総数は東京が約96万件だったのに対し、大阪は約58万件だった。 自転車の違反は自動車に比べ危険性が低いことから今まで見過ごされてきたからこそ 無法運転が横行しているとしても、 この数を改めてみると「自動車は違反するもの」として麻痺しきっているのだろうか。 車検もあり、免許制度があってもこれだけの違反が横行。 それに比べるとやはり危険性の度合いで言えばやはり歴然とした差があることは見逃せない。 だからといって「危険性が低いから無法運転で構わない」というつもりはない。 「自動車は税金も払って免許も取ってマナーを守って運転しているのに自転車は無法運転だらけ」 というレッテル貼りをするのは勘弁してほしいと思う。 「お互い様」だということを理解すべき。 「自動車しか乗らない」vs「自転車しか乗らない」 という対立はまだしも、両方乗るのであれば尚更配慮すべきだと思う。 ▼重点取り締まり日程 www.police.pref.osaka.jp/03kotsu/torishimari/ 実のところスケジュールは発表されていたりするので、事前にいつも以上に注意を払うということも出来るが そもそもこういうところまで確認するような人であれば違反に対して十分神経質に思えるのであまり意味はなさそう。 (2015.10.25) ●横断歩道に併設された自転車横断帯の危険性を表した分かりやすい図解 forbicycle.net/?p=108 消すことで「強引な横断帯の通行義務」そのものを回避できるのは歓迎するとしても、 交差点の通行方法自体が自動車・自転車ともに理解力が足りているとは思えないので、 例え全国から消え失せたところであまり変化があるとも思えない。 (2015.10.17) ●[北海道]ナビマークの罠 ▼ロジングリップ (マンホール鉄蓋用熱溶着式滑り止めシート) store.itoyogyo.co.jp/rosingrip/ こうした処理済みであれば下記は無意味な内容。 ↓ (画像だけ見て滑り止め加工されていないと仮定した場合) dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0190269.html 杜撰な道路管理というべきか。 矢印の前に「雨天時に滑る鉄蓋」が見えているというトラップが仕掛けられていることを まず問題視すべきに思えるが、担当者は雨天時にまず自分で該当箇所を走ってから 本当にそのままで安全なのか確認してくれと言いたい。 最初に「滑り止め付きの蓋」交換してから実験をしてくれと・・・。 そして、車道と歩道の間の格子網の蓋も細かい溝の滑り止め付にすべきだろう。 (2015.10.17) ●[滋賀]矢羽根マークで走行位置の表示 www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20151003000112 道路左端に矢羽根マークを塗装している向こう側には 道路中央寄りを堂々と走るロードバイクという、なかなか皮肉の効いた写真。 道路交通法17条では道路の「左側」を通行するように規定があり罰則もある。 しかし、第18条では「軽車両は道路の「左側端」に寄り、当該道路を通行しなければならない」とはあっても、 この規定自体への直接の罰則はないため努力義務のような形になっている。 (但し、自転車を含む軽車両は交差点右折時には、同34条3により「左側端」規定(罰則あり)のため2段階右折が必要) (2015.10.6) ●[青森]自転車「ながら運転」に警告500件 www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150928005885.asp 2015年1月から8月までの警告数が計500件 携帯電話やイヤホン、傘などを使いながら運転し、事故につながれば同法の安全運転義務違反に該当し、 安全講習の受講を命じられる可能性がある。 「事故につながれば」であり、「傘・携帯電話」でも直接の違反とはしないようだが、 「イヤホン」と「傘・携帯電話」での違法性の性質は正確に言えば異なる。 (2015.10.3) ●[北海道]自転車ナビライン(ブルーライン) dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0183817-s.html 白線に沿って青線を直線で引き、逆方向に進行していると違和感を覚えるように矢印や自転車方向をを所々に敷設。 この場所では、この形式が一番理に適っているように思う。 この場合でもナビラインであって、 「縁石などで区画されていないので」走行しなければならない自転車道のような強制力はないが、 道路幅的に安全性を考慮した上で「(歩道がないのでこの場合は)路側帯」走行を推奨ということになる。 ↓ 一方で場合によっては歩道があり、車道外側線と歩道の間の舗装も不十分な 狭い場所を走れというようなナビラインがあれば、走行によって危険を来す恐れがあるため、 強制力もないので無視して車道走行か、歩道走行か、 誤解と混乱を招く敷設不良箇所として行政にでも伝えて通らないという選択になる。 (歩道寄りの端まで適切な舗装を行ってもらうか、ナビラインを車道側へ矢印マークのみ表示に変更させる) (2015.10.3) ●【岩手】ヘルメット貸与廃止、【他地域】助成制度 www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150923_5 予算削減でヘルメット貸与を廃止。 (愛媛のヘルメット着用努力義務はヘルメット”貸与”の制定ではないので無関係。) 理由については「経費削減」「他自治体では貸与なし」「児童生徒や保護者の安全意識向上」。 そもそも買い与えていたことが変に思える。 鞄などのような学校での必要品として半強制的に買わせていたら済んだこと。 ↓ 一方で、助成金制度を設けて児童や高齢者にヘルメット着用を促す地域もある。 (下記地域以外でも「ヘルメット 助成」で検索すれば様々見つかる) 【石川県】白山市がヘルメット購入へ助成金制度 所有率は児童の3分の1しかなく、6月の重体事故2件が発端 www.city.hakusan.ishikawa.jp/kyouiku/gakkoukyouiku/Helmet_subsidy.html 石川県では事故発生状況から一時的に?上限1000円で助成金制度を導入。 【神奈川県(大和市)】www.city.yamato.lg.jp/web/d-seibi/herumettokoushyuu.html 2000円上限のヘルメット助成金制度あり。 【大阪府(堺市)】www.city.sakai.lg.jp/kurashi/doro/jitensha/df0601.html 2000円上限のヘルメット助成金制度。こちらは高齢者も対象。 補助を得るには「堺自転車安全利用講習会」を受講する必要あり。 ↓ 地域独自の購入時盗難補償加入制度もそうだが、制度があっても周知が足りずに利用されなければ意味がないが こうした実利を伴う講習で自主的に学ばせようという取組みは良いと思う。 (2015,9,27) ●標識の効果が低い場所 www.cycling-ex.com/2015/09/toranomon_muda.html こういった標識は行政としては「設置しています」という意思表示が出来ていればいいというもので、 日常通行者に効果が高いかどうかより、いざというときに判断するためのものと言うべきか。 例えば、この場で自転車と歩行者で事故があった場合に 自転車が歩道を歩行者優先で進行できていないことに問題があったことは明白(道交法63条の4の2:罰則あり違反)だが、 「歩行者は自転車通行指定部分はなるべく避けて通っていなかった(道交法第10条3:罰則なし努力義務)」とすることが 出来ればそれでいいというような。 激狭の「路肩の青色自転車通行帯上を走行してください」や横断歩道併設の自転車横断帯のように、 道路整備が無茶苦茶なところというのは今に始まったことでもないので 利用者としても規制運用としても原則は置いておくとして、「いい加減なところがある」という認識でいなければ疲れる。 (2015.9.19) ■自転車横断帯の問題 www.cycling-ex.com/2015/09/dokoho_nazo_hoshabunri.html 63条の例外的歩道走行の難解加減も然ることながら、 横断歩道に併設されているものも含め、自転車横断帯の存在によって 走行・停止位置が複雑になっている現状で、 ある意味「本気で取り締まりをされれば赤切符発行し放題」になっている。 恣意的な運用をされかねない危険があるとして、 どれだけ遠回りになっても「そういう場所は通らない」というのが最適解になるだろうか。 しかし、仮に取り締まりされたとして、裁判まで行うことになれば、 違法性の有無に関わらず、そういう実態に則していない設備が必要かどうかいうことにもなるはず。 だからこそ撤去そのものは進められているとしても、完全撤去までには時間がかかるだろう。 未撤去の場所でも今後の撤去は絶対必要として、ひとまず1件でも その場所の横断帯(と自転車も対象になってしまう信号の看板)の撤去の要望を上げておいて、 少しでも撤去優先度が上がる可能性に期待するしかない。 ◆未だ散見される誤解 ×14項目が新たに制定されて講習制度も加わり厳しくなった道交法 ○14項目が「改めて」示され、新たに講習制度が「開始した」 ↓ 新しく始まったのは「講習制度」だけで、14項目は今までも違反の内容であり、新たに違反になったわけではない。 そして、取り締まり(赤切符発行)自体が「全国的に」極端に増えたという事実はどこにもない。 施行を契機にして道交法に改めて注目することは良いとしても、 間違った感覚で理解するくらいなら講習制度すら知らずに単に「今まで通り」という認識のほうがマシ。 今まで通り「左側通行」であり「一時停止が必要」でありといったものは何も変わっていないのだから。 誤解を持ったまま今回の施行を伝えている内容の中には 何か「14項目が出来たから」今後は自転車乗りを明確に危険扱いできるかのような印象すら受ける。 (2015.9.6) ▼【栃木】2015年9月1日から遮音・携帯電話使用の規制の続報 www.city.moka.tochigi.jp/7,23015,13,99.html 法文の記載はなく概要のみ。 道路交通法施行細則は今現在(9.6)更新されておらず、数か月は先になると思われるので年内更新くらいだろうか。 携帯電話を手で持ち、通話や操作をしながら、または画面を見たままの状態で自転車を運転しないこと。 イヤホン・ヘッドホンを使用し、安全運転に必要な音や声が聞こえない状態で自転車(自動車も含む)を運転しないこと。 ↓ 「安全運転に必要な音や声が聞こえない状態」と明記しているので 「安全運転に必要な音や声が聞こえる状態」であれば何ら問題なし。 「イヤホン等の使用禁止」と書いてある画像内でも「大音量で」イヤホン等を使用とあるので 「小音量」であればOK。 つまり、他の地域と同じように 「安全運転に必要な音や声が聞こえる」「小音量」であれば違法ではないということ。 ※「自動車も含む」と書いてあり、自転車に限定していないことからも、安全運転に必要な音や声とは 「音」→救急車・消防車・パトカーのサイレン音(他の車の走行音が聞こえる必要なし) 「声」→拡声器使用での警官の声 (自動車も含むので道端から呼びかける指示はポーズで判断できれば良いということになり、音声内容まで聞こえる必要なし) と解釈して問題ないだろう。 使わないほうがより安全として注意喚起としての制定でと考えるべきであり、 「遮音していなければ(携帯電話を使用しなければ)他の全ての違反が許されるということではない」 ↓ 「イヤホンは使用していないが、信号無視・一時停止無視などを日常的に繰り返す」 と 「(安全運転に必要な音や声が聞こえる小音量で)イヤホン使用しているが、信号を守り、一時停止を行い、その他法令も順守」 果たしてどちらが問題で実際違法に該当するのか。 実際に赤切符発行数も多い赤信号無視よりも危険視するとすれば甚だ疑問。 他にも右側通行や無灯火など様々な日常目にする道交法違反の危険性のほうが遥かに高いと思われるだけに、 印象論だけでイヤホン使用者=その他も道交法違反を繰り返す者というレッテル貼りをするのは危険な思想に思える。 結局のところ「イヤホンを使っていなければ(軽微だと思い込んでいる)違反をしても許されるはずがない」のだから。 (2015.9.6) ●起訴猶予または不起訴ではなく、罰金10万円になった違反 cyclist.sanspo.com/201219 酒酔い運転は自転車でも適用される。 自動車では厳罰化が著しい飲酒運転でも、 まだまだ車両という意識の少ない自転車では浸透度合いは低い。 京都といえば、自転車での傘使用については数少ない例外規定を設けていても、 飲酒運転はこれから同様の処置をとることが増えてくるのだろうか。 (2015.8.30) ▼無灯火根絶のためにすべきこと 14項目ばかりに目を向けていると忘れがちだが、無灯火も全国一律で道交法違反。 ↓ www.kochinews.co.jp/? nwSrl=342622 nwIW=1 nwVt=knd ●追跡に至った理由は 無灯火自転車の高校生が警官の呼び止めを振り切り別の警官にスピードを出したまま正面衝突。 単なる無灯火の警告であればそこまで追いかけはしなかっただろうと考えると、 午後9時10分という時間から別件に絡む可能性を考慮しての追跡だったのだろう。 とにかく今日は赤切符を切ろうという気で呼び止めをしようとしたというのは考えにくい。 ●逃走理由と可能性 加害者に是が非でも逃走しなければならない理由があったかどうかは置いておいて、 自転車走行で路側帯でも左側通行を制定されたことすら浸透しているとはいえない状況で 興味を持って扱っているであろう場合でも、 講習が始まったことを、まるで今までは違反ではなかったかのような誤解が珍しくもないだけに、 恐らくないとは思うが、赤切符を切られてしまうことを過剰に恐れていたという可能性もゼロではない。 ↓ 衝突事故前の段階での無灯火の交通違反では 例え赤切符を切られたとしても罰金は発生しても、損害賠償を負うこともなく、 (記録としては残っても)前科者扱いとして一生の汚点になるようなことはなかったはず。 参考:交通違反の懲役刑に該当しない罰金での赤切符は事実上「前科者」にはならない。 www.x-talk.co.jp/dokohou/koutuuihan-zennka.htm ●そもそも取り上げた理由として 事故を起こした加害者が悪いとか、ブレーキを適切にかけなかったことが悪いといったことは当たり前の話で、 「無灯火の原因とは何か」という根本的な問題を考える必要があるのではないかということ。 ▼(事故を起こした車種が一般車かどうかは分からないが、割合として一般車として仮定する) 一般車は基本的には自動点灯するオートライト前提のハブダイナモを搭載するものしか販売できないようにするという 規制すべきではないだろうかとさえ思う。 (規制以前に太さ5/16軸の一般車ノーマルハブはシマノが製造停止によりナカノ製ハブが唯一国内単体購入できるものになってしまった) 本体が500g程度重くなるといったデメリットは、18kgオーバーが当たり前の一般車の世界では誤差レベルにさえ思える。 ●規制方向で考える(道交法・地方条例・教育委員会の通達) ハブダイナモがコストアップで耐えられないとするのであれば、 少なくとも、(夜間)使用時に回転抵抗が軽めのLEDブロックダイナモを標準化し、 豆電球(フィラメント式)タイプは無灯火の温床となっていることは明らかとして、 法律で禁止すべきに思えて仕方がない。 しかし、「タイヤに空気を入れないのが普通」「チェーンにチェーンオイルを注さないのが普通」 といった人では回転抵抗が軽めだからといっても ブロックダイナモを点灯することすら面倒がることも考えられるので やはり標準装備はオートライトというのが妥当か。 防犯登録や一部地域のヘルメット着用のような罰則なしの努力義務でもいいので まずは高知の条例から制定されないものだろうか。 それが無理でもせめて高知の教育委員会からの通達で 「各学校はオートライト非搭載の自転車では通学禁止」といったところまで踏み込むことができれば 「点灯しているのが当たり前」といった雰囲気作りが期待出来るように思う。 そこから全国に「オートライトが普通」といった流れになれば無灯火は激減するはず。 ↓ 工賃込で8000円くらいの負担強いることになっても、 既存の車輪でも完組ホイールに交換するのは大した手間にもならないので 低所得者層には対象者のみ1年(12回)払いの分割手数料を購入補助金として与える・・・と事務手数料が増えるなら 「半額補助+分割2回払い」でもあれば出せない金額ではないだろう。 そうすればいずれ、どうしても応じないという余程反抗精神に溢れる極一部を除き、 「無灯火はダサい」という流れを作るのは不可能ではないはず。 ↓ ※個人的には一般車部品でもハブダイナモは昼間使用が多ければ メンテ性で劣り、重さ、昼間の走行抵抗、交換する場合でも値段が増してしまうといった デメリットのほうが目立つので「回転抵抗が低いブロックダイナモ」を推進したいところではある。 #夜間は速度を出して走るべき状態ではないのだから多少の抵抗感上昇は仕方がない。 将来的に一般車用の5/16軸:OLD93mmのノーマルハブが販売終了になったとしても、 同時に一般車でもM9で軸でOLD100mmの前提のフォークが標準装備になれば シマノとしてもスポーツ車やEU規格と統一して開発できるのでコストも削減でき 完成車メーカーもスポーツ車フォークと共用できれば補修フォーク在庫管理がしやすくなるだけでなく、 5/16(約8mm)→M9(約9mm)で軸の太さが増すので強度が増すことは間違いなく、 OLDも93→100mmで支点位置が広がるということはそのぶん安定性や強度上昇も期待できると見ていいのでは。 ユーザー側としてもスケールメリットで値段が安くなれば交換しやすくなるので助かる。 ↓ ▼クロスバイクやロードバイクなどのスポーツ系の場合 一般車からの買い替えや買い増しで用途が街乗りで、 しかもスポーツ系では1台目ということになれば、一般車のような使われ方 「タイヤに空気を入れないのが普通」「チェーンにチェーンオイルを注さないのが普通」という 感覚で乗る人がいないとは思わないので、ホイールは標準でハブダイナモ選択にしておいて、 オプションでノーマルハブも選べるといった方向にすべきか。 但し、スポーツ系M9でOLD100mmのハブダイナモの完組ホイールというのは 元々の需要としては低いので現状販売していないようなので手組依頼が前提となっているのは 完組ホイール提供メーカーにも働きかける必要があるだろう。 スポーツ系ハブダイナモのE2端子向けのライトが極端に少ないことも問題。 ●余談:明るさ 別途取り付けになるバッテリーライトを選択するとしても、最低でもVOLT300あたりの明るさを基準にすべきに思える。 それでも今は明るさや光軸についての議論以前の「装備する/しない」「点灯する/しない」 といった程度の低い問題を解決するほうが先決。 ↓ ●整備しなければただの飾り ハブダイナモを標準化した場合でも、同時に進めていく必要があることとしては「整備」の重要性。 整備が行き届いていなければ接線が切れていたり、回路が故障していれば点灯しないことも有りうるので、 車検の存在しない自転車でも「いかにして整備を強制させるか」といった方向も フォーク抜けやクイックリリースの固定不良などの「事故防止」の観点から考えなければならない。 これも地方条例での整備努力義務として1年に1回は点検を受けさせるような取り組みが求められる。 (ブレーキ不整備などの不良箇所のある自転車は道交法違反というのは現状でもあるので 不整備車の走行禁止令というものを新たに作ることは無意味) ネット販売がどれだけ発展しても実店舗がなければ結局困るのはユーザー。 ↓ ●結論 ・ブロックダイナモの豆電球(フィラメント式)タイプはすぐに販売規制すべき (・5/16軸:OLD93mmハブは終了させ、M9軸:OLD100mmに統一) ・無灯火がダサいという雰囲気を作る ・「整備に疎いであろう人に対して」業界はスポーツ系でもハブダイナモを基本とすべき ・点検の重要性も合わせて考えるべき (2015.8.30) ●自転車専用の信号 greenz.jp/2015/08/09/traffic_lights_london/ (相変わらず「違反そのものに変化はなく実際は講習が開始されただけ」の内容を 事実とは異なる「自転車の取り締まりが強化」という勘違いが浸透してしまっているのはともかく) 「自転車専用信号」通行量に応じてセンサーで判断する自転車専用の信号。 一方で「車両感応式信号機」は自動車専用でオートバイや自転車は手押し式。 www.police.pref.fukushima.jp/oshirase/signal/syaryou.html (2輪車自体に反応するケースもあるようだが、画一的ではない。) ↓ signal-net.sakura.ne.jp/sig_que1-2.htm 既に自転車専用信号もあるが、コスト的に検知タイプが使われていなさそう。 (2015.8.30) ●歩道走行に関する勘違い 【道交法で自転車の歩道走行は禁止されている!】 伝聞や恐怖心の印象だけで認識してしまうと起こりやすい傾向。 ↓ 【道交法で自転車の歩道走行は例外として通行可能】 「歩道走行は”原則”禁止」と「歩道走行は禁止」では全く異なる。 「あの料理は”苦くて”美味くない」と「あの料理は美味くない」が違うのと同じ。 条件の有無があることを完全に見逃している。 そして、例外規定に関しても13歳未満70歳以上だけでなく、 「車道通行が危険な状況であり、安全のため歩道通行がやむを得ない場合」も 「歩道走行が可能」と道交法63条の4に書いてある。 「やむを得ない状況」の判断が個々で異なるとしても、 個人の運転能力で、より安全に走行することができる方法で考えることが問題とは思わない。 ↓ 親子乗せ自転車なので車道走行が不安といった場合でも 当然「走行そのものは」何ら問題はないことになる。 (但し、速度に関しては普通自転車通行指定部分でない場合は徐行規定があるため、 電動アシストなどで時速20km以上程度を出すなら車道を走るべきだろう。) (2015.8.7) ◆安全とは何か cyclist.sanspo.com/197163 1分1秒、早くなったところで、嫁と子供は喜ばない。安全に帰ることが大事。 趣味でやっているので競わず、まずは安全に。その中でタイムが出たらいい」 (レース中なので他の車両と公道を使うという状況ではないとしても) 実際に事故に遭ったからこそ身に染みて言える言葉。 ヘルメットを付けていてもイベントレース落車で帰らぬ人となったケースもあるだけに、 「ほどほどに安全に楽しむ」ことこそが一番重要なことだと気づかされたであろう。 ↓ 「スピード重視」ということでいえば、(スポーツ自転車、一般車関係なく) 停止することを極端に拒絶するような公道で信号無視を繰り返すような乗り方をすることが 「赤切符を発行されやすい一番の要因」だけでなく、 いかに危険な行為ということかを広く伝えてもらいたいと思う。 (2015.7.31) ▼赤切符2枚発行による全国初の講習対象の違反は「制動装置(ブレーキ)の不備」 www.cycling-ex.com/2015/07/jyuko_meirei.html 「前輪ブレーキのないピスト自転車」 固定ギアは制動距離からして制動装置として認められていなかったはずなので、 後輪ブレーキだけは取り付けていたということになるのだろうか。 ピスト自転車を公道で使用するための条件というものを購入時にも知らなかったはずもないのに 「自分だけは大丈夫」と思い込んだ結果だろうか。 個人的な感情でいえば、そもそも固定ギアでの公道走行は前後ブレーキを付けていたとしても、 違法な電動アシストではない電動自転車と同等に認めるべきではないのではないだろうか。 なぜ公道でそこまでダイレクトな駆動性能が必要なのか。一体何に駆り立てられるのか。 シングルスピードで満足できないなら自分の私有地や許可されたコースを走行するという選択肢がなぜないのか。 競輪選手に憧れがあるというわけでもないファッション感覚であれば尚更シングルスピードで十分だろう。 「絶対に他人に危害を与えない自信がある」という感覚以前の問題。────────────────────────────────────────── ◆法的根拠 「道路交通法 第63条の9」 自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する制動装置を備えていないため 交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。 ↓ 「道路交通法施行規則 第9条の3」 法第六十三条の九第一項 の内閣府令で定める基準は、次の各号に掲げるとおりとする。 一 前車輪及び後車輪を制動すること。 二 乾燥した平たんな舗装路面において、制動初速度が十キロメートル毎時のとき、 制動装置の操作を開始した場所から三メートル以内の距離で円滑に自転車を停止させる性能を有すること。 ────────────────────────────────────────── しかし、赤切符発行数からすれば講習1号はどう考えても「信号無視」か「踏切侵入」に思えたが、 警戒場所で同じような違反を繰り返すようなことも今のところはないことが意外。 「赤切符発行されうようが違反なんて知ったことじゃないからこれからも信号なんて無視し続ける」という人は 居そうでいないということか。(単にそのルートを通らない選択をしただけかもしれないが・・・。) (2015.7.30) ▼ウインカーについて ウインカーについては電源が確保できる電動アシスト自転車に導入してみればいいように思うが 実質的には原則車道ではなく主に歩道を走行するものになってしまっている以上、普及は難しいだろう。 本来速度の速いロードバイクにこそ取り付けるべきに思えるが、 余計な重くなるものはつけたくないという考えから積極的に取り付けようという傾向にはならないだろう。 クロスバイクに取り付けるべきとしても、電源を安定的に確保するためにハブダイナモを義務化というのも現実的とはいえず。 自動車のドライバーからもしっかり視認されるような大きさと明るさとなればますます難しい。 走行位置もオートバイの位置ではなく端を走っている以上、駐車車両を避けようとすると 手で合図を出していたとしても全く理解していない自動車の運転者にしてみれば 「先に行けということかと思った」とか 「横で変に腕伸ばしてたかと思ったら何か急に飛び出してきた」という状態になりかねないので、 結局自衛のためには自動車もオートバイも自転車も歩行者も「傍若無人だらけ」と思い視野を広く持つしかない。 しかし、そうしていつまでも自動車からは車道を走る自転車が「車両」という認識をされることもなく 自転車も自転車で「自転車なんだから許される」と思い込み、 信号無視や車道や路側帯の右側通行を筆頭に明確な違反を繰り返されることも考えなければならない。 (2015.7.30) ◆「2015年6月の暫定の赤切符の発行数」(警察庁発表) www.asahi.com/articles/ASH7665WYH76UTIL04F.html 「違反の種類別」 信号無視・・・・・約230件 遮断踏切立入・・・約200件 安全運転義務違反・・約40件 一時不停止・・・・・約30件 ブレーキ不良・・・・約20件 「都道府県警別の件数」 (東京)警視庁・・・約190件 大阪・・・・・・・約120件 愛知・・・・・・・・約50件 兵庫・・・・・・・・約50件 神奈川・京都・・・・約40件 ◆自転車の危険行為を全国で549件摘発、最多は信号無視 新制度1カ月で警察庁が集計 cyclist.sanspo.com/192750 「最多は信号無視」 ◆販売店の感想 potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1746.html お店で働いていて感じたのは「まじめな人ほど改正を気にしていて、だめちゃんな方ほど気にしてない」ということです。 まぁ、ダメな方は相変わらず、でも中間から上のマナー層は改善していっているのではないでしょうか。 防犯意識と似たような感覚だろうか。 元々神経質なほどに気にする人は自らが招き引き起こすようなトラブルに巻き込まれることもないが、 無頓着な人ほど「宝くじ1等か隕石に当たるような確率でしか起こらない」とでも思っているのだろう。 ↓ だからといって、結局自転車の厳罰化にしても、 人員的な問題からも単純な罰金や罰則の強化の実効性を論ずるより 本来マナー向上が目的であれば、啓蒙活動や「(赤切符2枚からの講習に頼らない)学ぶ機会」そのものを重視すべきはず。 何か厳罰化すれば全てが解決するかのような幻想を持っている人のほうが多いなら残念。 「飲酒運転のように厳罰化すれば必然的に周知になる?」 「危険性が理解できない、理解しようとも思わない人に対しては最善の方法?」 子供から老人まで広く運転できる乗り物である自転車としての活用法よりも、 自動車やオートバイのように規制を強めることだけが本当に理想的な社会のあるべき姿と言えるのだろうか。 ◆取り締まりの強化が必須? wpb.shueisha.co.jp/2015/06/25/49735/3/ 取り締まりを強化すれば全体的なマナーは向上するのではという考えを基に作られたであろう記事。 しかし、赤切符を発行されても「起訴されなければ=不起訴・起訴猶予処分」罰金や前科はない。 警告票発行を全て青切符に変更できたとして、やはり本人確認の問題が生じる。 免許の携帯義務もないのに誰かに貸していた又は家族友人のものを借りていた場合の本人確認、 防犯登録も罰則なしの義務で一体どうやって確認するのか。 国民カードのようなものを所持義務化というのも現実的とは思えない。 ▼自転車で信号無視、50%が「急いでいた」 大阪府警が違反者500人に聞き取り調査 cyclist.sanspo.com/193538 利用者全体のモラルの問題。事故の元という意識が余りにも希薄。 取り締まりとして「赤切符」発行枚数の割合としては一番多くても、 日常的な「指導」「啓蒙活動」が全く足りていないのもある。 ▼大阪では「警官いても信号無視」が4割…自転車 news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20150710-567-OYT1T50012.html 約4割が警官が近くにいるのを知りながら信号無視 全国の赤切符発行枚数が約550件。信号無視は約230件で最多。 大阪府内では自転車の信号無視で10人亡くなっている。 そこで、自治会などと協力して「信号守らせ隊」を開始することになったようだ。 ようやくというより何故今まで放置してきたのか逆に疑問だった信号無視への啓蒙活動。 地域で異なることすら無視し、道交法違反かどうかすら怪しい違反を殊更に問題視するような妙な考え方から1歩前進。 ●「適切に停止することは他のどの違反よりも優先して守るべきであり、多数の事故を防ぐきっかけに繋がる」 講習対象の14項目と停止することを繋げると・・・ 1:信号を守るために「停止する」 2:通行禁止区域に入る前に「停止すること」で確認できる 3:歩行者を優先するために「停止する」 4:左側通行するために「停止し」(横断可能な)道路を適切に横断する 5:歩道に入る前には「一時停止」 6:踏切の直前で「停止」 7:交差点付近での歩行者優先のために必要な「安全な速度と方法」には、当然一時停止することも含まれるだろう 8:他の車両の進行妨害にならないように「停止する」 9:環状交差点付近での歩行者優先のために必要な「安全な速度と方法」には、当然一時停止することも含まれるだろう 10:交差点手前で「一時停止」。正に停止の規定。 11:歩道進行時には歩行者の妨げになる場合は「一時停止」 12:「停止するため」に制動装置が必要 13:酒気帯び運転禁止。「正常に停止判断ができなくなる」ことが「飲酒事故の罰則の強化からも」明白なため。 14:「ブレーキなどを確実に操作する」こと もはや「停止こそがほとんどの安全運転に通じる」と言っても過言ではない。 そのためには「急停止にならないような通行方法」を常日頃から心がけることが必要。 ◆「速度は抑え気味」で見通しの悪い場所を見逃さない。 ◆生活道や停車車両では物陰から歩行者飛び出しなど特に注意が必要。 ◆歩道で歩行者を避けるときは「止まって一声かけて通る」 ◆歩道から車道に出るときも、車道から歩道に入るときも「(急ブレーキにならないよう適切に)止まる」 ◆車道で駐車車両を避けるときも「基本的には停止し、車の流れが途切れるまで待つほうが安全」 ◆見通しの悪い交差点で一時停止する必要がない場合でも「停止するほうが安全」 「当たり屋」行為で78歳の男逮捕 自転車にぶつかり3万円 news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-32429905.html こういう輩から自衛するためにも停止は重要。 簡単なトイカメラのようなものも含めて ドライブレコーダーとしての録画は必要になってくるだろう。 ●宮城県「交差点で安全確認無視と赤信号無視」で赤切符 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150718_13014.html 赤信号無視と交差点進行の衝突事故で赤切符。やはり停止・徐行の軽視により発生。 交差点進行で70条違反というのは、 道幅が同じくらいで36条が適用できず、停止線がなかったから43条が適用できなかったということだろうか。 70条の安全運転義務違反の適用については、 今回の件では実際他人に危害を与えているのだから内容には沿っているとしても 曖昧な表現の法文なので拡大解釈されがちなだけに若干腑に落ちない。 ▼【京都】「右側通行」に赤切符発行 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150704ddlk26010557000c.html 施行1ヶ月後の京都 14項目の4番目「右側通行」(道路交通法17条の4違反) ▼【滋賀】「右側通行」に赤切符発行 news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1507140025.html cyclist.sanspo.com/194165 滋賀でも「右側通行」で1人に赤切符の発行。この場合は「事故」を起こしたことで当然の結果とも言える。 警告票が多かったのは約300件の「無灯火」 次に2人乗りの約200件、「携帯電話使用での片手運転」が約120件 ▼歩道を20km超えで警告 歩道の速度として徐行とはみなされない時速20km超えで警告を出したようだが 「歩行者がいない普通自転車通行指定部分」であれば「歩道の状況に応じた安全な速度と方法」で通行すれば良く、 「徐行」自体の義務は適用されない。 ▼【兵庫】赤切符発行数は「信号無視が約60件、遮断後踏切侵入が約20件」 news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1507090047.html 阪神、神戸地域の2015年6月の1ヶ月の赤切符発行枚数は約100件。 「信号無視が約60件、遮断後踏切侵入が約20件」 偽装を防ぐための身元確認方法は「健康保険証」「学生証」「家族への確認」とはあるが、 家族も親類などの身元引受人がいない独身者が 一切身分証明できるものを持っていない場合は一体どうするつもりなんだろう。 事故の場合はともかく、自転車の違反だけで身元が判明するまで拘留? 余程別の事件の重要参考人でもなければありえないような。 ●「厳しくなった」に含まれる感覚の違い まず「赤切符発行されなければそもそも講習対象のカウントにはならない」 ということを知らないとして、呼び止められて「注意される」ケースが増えている地域だったとすれば、 車道の右側通行などの違反自体を今まで違反とは思っていなかっただけに、 呼び止められる時間を無駄に割かれることに対して「厳しくなった」という感覚なんだろうか。 「毎週・毎月の赤切符発行状況を把握できる立場の人間(交通関連の部署や記者など)」が 実際に講習対象の赤切符発行枚数を前週比・前月比などで「増えている」ことを把握した上での 「厳しくなった」という内容であれば頷ける。 「周囲で警告票をもらったという話すら聞かない地域」にも関わらず イメージだけで「強化された」という表現を安易に使うことはどうにも違和感が拭えない。 今まで赤切符を発行されても不起訴や起訴猶予処分で交通安全の改善にならなかった状態が 対象者にしてみれば「無罪放免」で済んだだけという意味合いで、 結果的に野放しになっていたことは「甘すぎる対処」だったが、 今回から(講習を受ければ5万円以下の罰金にはならなくても)、 交通安全の改善を見込める講習を受けさせる機会を与えられることが 「厳しくなった」とするにはやはり無理がある。 「学ばせる機会が出来た」ことが「厳しい処分が与えられるようになった」 と同じ意味として繋がるとすれば、 即ち日常的に「悪質な」違反行為を繰り返している立場の感覚から発させられる言葉のはず。 いや、違うのか・・・ 少年法の年齢が引き下げられ、中学生でも成人と同じ法律で裁かれるようになったとして 悪質な非行を非難する側にあっても「厳しくなった」という感覚になるはず。 つまり、 違反行為を繰り返す相手に対して「どうだ?厳しくなったんだぞ?いいのかそれで?」という 「威嚇」の意味で使用しているということになるのか。 それにしても認識が甘い新聞記者ならまだしも、 法律関連も熟知していなければならない自転車店の立場で 「学ばせる機会」=「厳しくなっただろ?」という認識でいいのだろうか。 ●車道の走行方法(動画) なかなか参考になる動画。 www.youtube.com/watch?v=f3OsrnGLGtI 路上駐車を避けるときの注意点など 途中オートバイとの車間距離が詰めすぎに思えたが、後方をしっかり確認することが大切。 例えバックミラーを付けていたとしても過信しない。 走りながら確認することが困難であれば、 「面倒でも毎回止まって後方をしっかり目視する」のが最も安全。 ◆一時不停止で警告 cyclist.sanspo.com/189500 滋賀・草津署が自転車事故抑止へ指導 一時不停止、右側通行など危険行為で9人警告 一時不停止での警告が表題になるのは珍しい。 といっても滋賀ということもあり、交差点5か所を2時間で4人。 やはり東京や神奈川などの人口の多い場所でなければ効果を実感しにくいか。 しかし、警告票に入っていないということは、写真の日傘の支持状態については注意すらなし? やはり中年女性層からの反感を避けたいという意図があるのかもしれない。 ■通行禁止について 講習対象の14項目のうちの2番目の「通行禁止」について news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASH6Q6HPLH6QPTIL02W.html 大阪堺筋の「一方通行で逆走」は「約半数弱」 警告票発行以前に交通整理を1年通して行えば8割程度は浸透するように思えるが、 人員を割きたくないというのと、 傘支持具のように利便性融通という名目で黙認しているというところだろうか。 ●実際の赤切符発行例 タイトル「自転車夜間取り締まり 違反切符36件 大阪府警」 www.sankei.com/west/news/150613/wst1506130048-n1.html 警告票ではない、講習カウントの対象にもなる「赤切符」発行。 信号無視・・・26 遮断踏切侵入・・・7 一時不停止・・・・2 通行禁止・・・・・1 一方で、赤切符発行ではない警告は702件。 ここでも一目瞭然で「信号無視」がケタ違い。 直接の事故の原因になりうる可能性が最も高いからこそ、 「”自転車でも”信号を守ろう」という啓発活動が急務だと思う。 「たかが赤信号なんかで赤切符なんて切られるはずがない」という甘い考えが 大きな思い違いだったと思い知るのは実際切られる瞬間まで考えもしないだろう。 それとも、そういう輩のために「赤信号無視での赤切符」を 「餌」として周知させず放置しておいたほうが実数が稼げるから良いのだろうか。 ↓ 講習対象の14項目でも「1番最初」にあるのに 複雑な歩道走行のルールや交差点での通行方法も紹介することなく、 傘などの各地方自治体で異なる方向に話を膨らませたがるのは 「単純に数が多い」というのが根拠とするのは違和感がある。 大半の記事作成者の中で「自転車の信号無視くらいで大げさ」という 思いがあるからこそ、大きな問題にしないのでは。 www.police.pref.osaka.jp/03kotsu/topics/jitensya_kousyuu.html 自転車運転者(死亡事故)のうち ○9割以上に法令違反あり ○4割近くが信号無視 と書いていても、実際の取り締まり状況も なぜ考慮して構成しないのかは著しく疑問だが、 記者も含め「意識の方向を変える」道のりは相当長そうだ。 この記事のタイトルも本来 「大阪で自転車の赤切符発行36件。最多は”赤信号無視”」にすべきで、 常識的な「停止すること」を忘れていないかということを 気付かせる内容であって欲しかった。 ●販売店の誤解と期待と願望と周知の手段 相変わらず2015.6.1から「講習が始まった」ことを「取り締まりや法律そのものが厳しくなった」 という思い込みも散見される中で、あまり内容を深く知ることもない立場であれば仕方ないとはいえ、 自転車店で勘違いをしているのはさすがにどうだろうかと・・・。 取り締まりは「地域による」ため全国的に厳しいとも言えないが、「法律そのものが厳しくなった」というのは無理がある。 「前提の認識が間違っている」ことに気付けば、その法律知識の中身が正しいとは思わないような。 無論「安全運転のための啓発活動」を否定するつもりはないが、 「今回の施行で自転車の違反全て厳罰化され摘発が厳しくなったのだから」というのは最早脅しに近い。 いくら何でも14項目全て今まで違反ではなかったとは思ってはいないはず。 ▼期待「わざわざ14項目を挙げて講習を始めるくらいだから、きっと講習の対象者も多くなるはず」 ↓(実際は違反を改めて知ってもらうために講習の内容となる項目を並べ上げただけのようなもの) ▼願望「これで今までは難しかった違反者にちょっとは簡単に罰を与えることができる」 ↓(実際は赤切符が発行されなければ講習対象にならない。警告票は「啓発広報活動」) ▼周知の手段「意識を変えるには強い口調が肝心で強いほど心に響く」 (実際は「怒りを呼ぶだけ」か「そもそも聞く耳を持たない」) 思いやりを持って叱っている「つもり」でも、 諭し方で行動を変化させるというのは本当に並大抵のことでどうにかなるものではない。 「その瞬間の自分の鬱憤さえ晴れればそれでいいんだろう」としか捉えてもらえないことのほうが多いのでは? 何故?と考えるまでもなく「(自分にしてみれば)受け入れられない内容を承諾しろ」と言われて 「なるほどそうですね。納得しました。」と受け入れるのは純粋な子供か特定団体の個人くらいだろう。 だからといって「言うだけ無駄」で済ませるのではなく、どうすればいいかといえば・・・。 (法律の場合正しい知識を得ることが必要でも)簡単に言えば「関係性」。 「三つ子の魂百まで」で絶対矯正できるとも限らないが、効果は違う。 いくら「理路整然と説明している”つもり”」でも それは基礎工事が出来ていないのに家を建てるようなもの。土壌作りが不十分では関係性も築けない。 酷い道路の代表 ●幅10cm、通行至難の自転車レーン? その正体は trafficnews.jp/post/40747/2/ (記事作成者の書き間違いではないと仮定する場合) 「『水色の部分を通ってください』というわけではありません。 『路肩を走行してください』という意味合いで引いたものです」(世田谷区役所工事第一課・円福さん) 路肩を走行? ↓ ●路肩とは www.yoshikawa-kensetsu.jp/news/2013/08/12/934/ ameblo.jp/08michi/entry-11533698768.html ↓ ●いつ自転車が路肩だけを走らなければならなくなったのだろう。 道路交通法18条にある「左側端」を「路肩」だと認識している時点で このように珍妙なものが仕上がることになったのは当然というべきか・・・。 路肩も含めた車道を通行して欲しいという意味だったとしても、 道交法に出てこない「路肩」という用語は使うべきではないだろう。 道幅に対して自転車の走行を全く考えていない状態の道路に無理やりナビラインを作ろうとするからこうなる。 まずはその路肩を全てアスファルト舗装し、鉄蓋を滑り止め加工したものに変更した後で考えるべきだったのでは。 ▼青色以外の「自転車通行帯」 緑色 yjj7top.exblog.jp/7867322/ 茶色 takatsukikotsu.blog16.fc2.com/blog-entry-316.html 黄色のこれは自転車道とも言い切れない歩道の通行指定部分というべきか・・・ takatsukikotsu.blog16.fc2.com/blog-entry-132.html?sp しかし、走行目安の位置全てを塗装するよりも、 (1)現実的な予算の削減 (2)作業工程の簡略化 (3)走行路の走りやすさ 全てをクリアできる方法としては 走行路を十分に確保した上で「青の実線を敷く」ほうが良さそうに思えるが、 右側通行を視覚的にも抑えるためには矢じり型のほうが効果的か。 ↓ www.ibusuki.or.jp/blog01/?paged=3 この方法に近いが、この場合走行路自体が走りにくそうなのが難点・・・。 最初の世田谷のものに近いが、蓋部分は無視するとしても幅自体がそれなりに確保できている違いがある。 つくづく、路肩部分の舗装を惜しまなければ二度手間にならずに済んだろうに。 cyclist.sanspo.com/188795 青の実線タイプの例 ●路肩部分を舗装しても狭いところは狭い。 twitpic.com/cax072 ↓ 実際走行の様子ではそこまで狭くもないかもしれないが、居心地の悪さは否めない。 cyclingworld.blog.fc2.com/blog-entry-215.html ▼誤認しているであろう記事やコメントの基準 実態と内容をよく見て把握していれば勘違いは起こらないが、 「摘発・検挙」の意味をよく理解できていない段階では恐怖心や興味本位が優先してしまうのだろう。 簡単に言ってしまえば「講習が始まっただけ」の話を各自で勝手に拡大解釈しすぎ。 自分自身にも言えるが、思い込みで事実誤認をしていると後で恥をかくことになるので気を付けたいと思う。 トップページにある通り、いかなる記事の内容でも鵜呑みにせず、冷静に判断する必要があるが、 とりあえず以下に含まれているような内容や表現が間違いが含まれていると判断できる参考基準。 ×「注意・警告票は講習対象のカウントになる」 ○全くの誤解。実際は赤切符発行や実際に起こした事故が対象。 ×「厳格化」 ○14項目が新たに交通違反として決められたわけではなく、今までも違反だった。 ×「厳罰化」 ○むしろ緩くなった。講習制度が入ったことで有罪5万円の罰則が付きにくくなったという見方もできる。 ×「厳しくなる」「すぐ捕まえる(捕まる)」 ○取り締まり方法は変わらない。 ×「簡単に違反扱いになる」 ○元々違反行為だが、簡単に赤切符発行の違反行為扱いにされるようになったわけでもない。 ×「取り締まりの強化」 ○「スピード違反取締のようにバンバン取り締まる」というのも間違い。 「今まで通り指導は指導として、それとは別に危険と思われる事柄に対しては赤切符が発行される」のは従来通り。 ×「赤切符が乱発される」 ○(全国的に)14項目の提示から赤切符発行要件が緩和されたというのは発想の飛躍。 (しかしながら、神奈川県では35件の赤切符発行 www.kanaloco.jp/article/100080 内容は赤切符→遮断機踏切立ち入りが23人、信号無視9人、一時不停止3人。) ×「(自転車乗りが)取り締まりされやすくなった」「(警官が)取り締まりしやすくなった」 ○これも間違い。 ×「自転車で歩道が走れなくなる」 ○凄まじい曲解。青切符以上の最も大きな勘違い。(例外的な)歩道走行の要件は何ら変わりなし。 右側通行状態で交差点進行になるとしても、自転車歩行者用信号と横断帯があればそれに従うしかないのと、 なければ「降りて押して歩けば歩行者」になるので何ら問題はなくなる。 歩道走行しているだけで、すぐ赤切符発行されるという勘違いだとしても、完全に誤解。今まで通り。 ×「青切符開始」 ○どこにもそのような事実は存在しない。 ×「青切符的な罰則制度」 ○5700円は罰金ではなく(2回赤切符を切られたor事故を起こし送致された場合)の講習の手数料。 ×「赤切符=即前科」 ○不起訴、起訴猶予処分となれば、(講習対象のカウントにはなるが)罰金もなく「前科者ではない」。 ×14項目が「新たに違反行為」になった ○14項目は「講習の対象となる内容」であり、「今までも違反だった」 ×無灯火は入っていないので違反行為ではない ○赤切符→(不起訴、起訴猶予処分または)罰則のある違反行為であることに何も変わらない。 ×「利権、新たな小銭稼ぎ」 ○想定で年間570万円弱が誰かのポケットマネーになるわけでもない。 ↓ ●具体的な試算 www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H0S_Q5A120C1CR0000/ 所管する警察庁によると、 全国での対象者は年間数百人になる見通し。 ↓ 警察庁の発表で(恐らく今までの全国の赤切符発行数から)「年間数百人」を想定。 多めに考えて年間1000人を想定して講習手数料5700円×1000人=570万円 ↓ www.yomiuri.co.jp/national/20150531-OYT1T50105.html 警察庁の発表では自転車の交通違反への「2014年の全国での赤切符発行枚数は約7700枚」なので 単純に3年以内2回で講習1回として、対象者年間数百人はさすがに少なすぎる気はする。 それでも多くて5000人程度が限界にも思える。 ↓ 「反則金はどこへ行く」 スピード違反.com/speed/ihan-14.html 実際、徴収した反則金は「内閣府、総務省及び財務省所管 交通安全対策特別交付金勘定」 の一つの税源として使われます。 そこから、特別交付金として都道府県や市町村に分配されるわけです。 そのお金で信号機や道路標識、歩道橋などが設置される仕組みになっています。 ↓ 現状の道路で問題のあるものとして代表的な「横断歩道にある自転車横断帯」と「自転車歩行者信号の標識」の撤去が 全て完了するスピードが上がることがまずは最優先だろうか。 (根本的に見えにくい位置であったり、従うと車道から左折右折を繰り返す走行方法になり危険) 自転車ナビラインの敷設方法はもう少し検討する必要があるので(雨天に滑りやすい、走りにくいなど) それよりはまず、車道外側線付近も段差ができないよう綺麗にアスファルト加工することや、 側溝や鉄の蓋を滑り止め加工にされるほうが有りがたい気もする。 ◆自転車横断帯の撤去 www.police.pref.hyogo.lg.jp/topics/bicycle/tekkyo/ 横断帯の撤去と共に photo-pot.com/?p=2615 この「自転車・歩行者用看板」を撤去または「歩行者専用」に置き換え、 塗装を施した「自転車通行帯」「自転車ナビライン」 または「縁石などで完全に隔離した自転車道」に置き換えるという合わせ技が必要になる。 ●摘発、検挙とは? 用語の具体的な内容 相変わらず詳しく書いていないものが多い中で、珍しく書いているものを発見。 赤切符以外の対象 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-32050495.html 赤 切符交付のほかに危険行為が事故原因とされる送致も対象 きちんと内容を説明することなかったために 青切符制度が始まるかのような誤解が生まれてしまった気がする。 ▼「注意・警告票」と「赤切符」の違いについて <改正道交法>福岡で1時間に警告の自転車90人 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20150601k0000e040169000c.html イヤホンで69人に黄色の警告票を渡したようだが、2枚目で講習対象となる効果のあるものなのだろうか。 ↓ ●警告票とは?(山口県) www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2013/0709/3.html 警告票は黄色で、警察官が違反日時や違反者の年齢、職業などを書き入れるが、氏名は問わない。 違反者には、警告票の罰則などを明記した箇所を切り離して渡し、ルールの順守に結び付けたい考えだ。 ↓ ●自転車指導警告票(黄)を1,2年前にきられ,最近になってまたきられました. detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1442564009 2010年当時からからある「注意喚起」の役割で発行されているもののようだ。 ↓ ▼イエローカードの「警告票」 magmablog.sakura.ne.jp/wp/?p=880 ↓ thutmose.blog.jp/archives/32317489.html イエローカード(レッドカード)などの警告票は「広報活動」のようなもの。 もちろん2枚で赤切符に変化することはないが、 数十回狙い撃ちされて顔を覚えられても問題ないのだろうかという疑問も湧く。 ↓ ▼レッドカードという名の赤い「警告票」 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13172506683 赤色の紙でレッドカードという独自の警告票もある。何だか紛らわしい。 もちろん「赤切符ではない」。 ↓ ▼実際の赤切符は「ピンク色」 www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201407/0007117753.shtml 交付基準が明確でないため、署ごとに交付数がばらついている。 (略) ある署員は「強制力がないので口頭注意で終わらせてしまう場合も多い。 赤切符を切るのはよほど悪質なケースに限られる」 と話す一方で、別の署員は「悪質運転者には毅然と注意することが必要だ」と話していた。 ↓ 前者も後者も言い方が違うだけで 「口頭注意」=「毅然と注意すること」で同じような。 「どんどん赤切符を発行していく」という表現には見えない。 ▼(自動車の場合)赤切符の流れ www.takaragaike.co.jp/ihan/kippu.html 検察庁からの出頭命令を拒否して「不起訴」であれば何もなく、 「起訴」されて初めて正式な裁判が行われ、そこで有罪か無罪か決まり、有罪であれば罰金も発生し前科になる。 ↓ ▼実際の自転車での赤切符 bass2416.com/自転車の信号無視出頭罰金/ 検察庁からの出頭命令に応じて裁判に応じても自転車の違反で 「実際の事故の加害者」でもなければ起訴猶予処分になるようだ。 だからこそ今回から2回の赤切符などで「講習制度の開始」ということになるのだろう。 しかし 疑問に思ったのは、信号無視で赤切符発行されたことではなく、 信号無視そのものが初めてかどうかという意味であれば 「はい」は問題にならないのだろうか。いや、もちろん可能性がゼロとは言わないが。 ●自転車指導警告票とは www.cycling-ex.com/2015/06/shido_keikokuhyo.html 警告票については既に書いてある通り今回の講習対象とはならない啓発活動の一環。 それよりも、 赤切符発行状況が分かる「自転車の交通指導取締り状況」が非常に参考になった。 対人対物の事故が起こった場合の処分としての発行も考えられるのと、 個別状況の違いがあるとしても、実際の発行状況を見て考えることも必要。 「自転車指導警告票累積○枚で講習会」といったような制度の導入もあり得るのではないかと思っていますが。 自動車や原付のように免許証もなく、その免許証の携帯義務も当然ないので、本人確認をどうするかということになる。 これには中古自転車の問題と、防犯登録管理の地域差(年数の違いがある)から、 個々の管理が杜撰になっている状態をどうするかということにもなってくる。 自賠責のような罰則付きの登録義務ではなく、実質的に加入努力義務のようなものなので、 加入しないという人もいるようだ。 赤切符発行状況が分かる「自転車の交通指導取締り状況」 www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/pdf/3_torishimari.pdf 確かに毎年赤切符発行数は増えているので、「厳しくなっている」とはいえるが、 今回の講習制度開始前から「既に増えている」ので「元々厳しくなってきている」という見方のほうが正しい。 そして講習制度導入は「学習機会を与える代わりに罰金徴収自体は減らす」という緩衝材としての役目があるので 罰そのものは緩くなっているといえる。 ↓ ▼平成26年度 「約4200件」信号無視・・・これでも「たかが信号無視」で済むだろうか。 こうした例を取り上げて自転車でも信号無視を甘く見るべきではないという内容が少ない気がするのは 一定数の赤切符発行数のためにわざと考えさせないようにしているのだろうかとさえ思える。 「約1300件」遮断踏切侵入・・危険性の高さから妥当。 「約 850件」乗車・積載違反(2人乗りなど)映画ドラマ他の2人乗り描写の犠牲者でもある。 「約 480件」制動装置不良運転(前後輪にブレーキのないピスト自転車など) ブームは去っても取り締まり有り。当然、前輪ブレーキのないクルーザーや一般車でも壊れていれば違反。 「約 320件」通行禁止違反・・・「自転車を除く」が「ない」「一方通行」「車両新入禁止」の標識違反。 他には高速道路侵入だろうか。車道・路側帯の右側通行も含まれているかもしれないが赤切符は少ない。 「約 300件」一時不停止・・・路地裏での取り締まりが少ないからだろうか。本当はもっと多くていいはず。 「約 210件」遵守事項違反・・・傘さしなど。こう見ると全く取り締まりが無いというわけでもないようだ。 「約 160件」その他・・・並進や歩道の徐行義務違反だろうか。内容不明。 「約 150件」酒酔い運転・・・夜の居酒屋付近で重点取り締まりすればもっと増えるはず。 「約 60件」無灯火・・・予想外に低いと思えるこの位置。基本的には警告票止まりが多いようだ。 道交法施行令19条によれば、濃霧や(自転車も走れる場所にある)トンネルで視界50m以下でも灯火義務は発生する。 ↓ 一方で講習対象のカウントにならない「指導・警告票」の発行枚数 「約55万枚」その他・・・もう少し詳しく分類して欲しいが恐らくイヤホン注意もこれに含まれるのだろう。 「約54万枚」無灯火・・・赤切符発行数の少なさに対して、警告数はケタ違いの多さ。 「約24万枚」歩道での違反・・・基本的には速度が遅いので注意で済ませることが多いようだ。 「約20万枚」2人乗り・・・これも警告票のほうが多い。 「約11万枚」一時不停止・・・信号無視よりは多いがやはり少な目。 「約9万枚」信号無視・・・赤切符発行割合に比べて極端に少ない。赤信号無視は常識としてわざわざ認識させたくないのだろうか。 ●誤解と心理的な動き 「自転車の取り締まりが強化されるということがそもそもの勘違い」 ↓ しかし、伝言ゲームでもないのに元ソースどう読めば 「講習制度始まる」を「取り締まり強化」とどこで置き替わったのだろうと考えた。 たぶん考えていたのは「屋外喫煙で罰金徴収」のように 「あらゆる違反で小銭稼ぎが始まる」という期待感があったから? ↓ 「新しいものが始まる期待感」を「身近で元々内在する反発感」と混ぜることで →「厳しくなるはず」→「厳しいに違いない」→「厳しくないはずがない」→「厳しい」→「取り締まり強化」 と変化していると考えるべきか。 その上で「恐怖感に苛まれている場合」は「取り締まり強化」→「怖くて走れない」という変化をすると。 冷静に判断してみると、 自転車の摘発としての「赤切符発行」が増えたなんて地域が多数存在するのだろうか。 少なくとも「始まった」という記事と「注意・警告があった」という地域、 「赤切符が発行されたという記事の中でも片手で数えるほどの数件」で 「信号無視で交差点侵入や遮断機が下りた後の踏切侵入」くらいしか見つからなかった。 (神奈川県では35件の赤切符発行とはあるがこれは全国的にも稀だろう。 www.kanaloco.jp/article/100080 内容は赤切符→遮断機踏切立ち入りが23人、信号無視9人、一時不停止3人。) そしていつから自転車での歩道走行が禁止になったのだろうか。 警察署でも交番にいるお巡りさんの証言でもいいから本当にあれば知りたい。 「いかなる場合でも必ず徐行でなければ走れなくなった?」としても誤解。 「(悪質な走行方法と速度によって歩行者に怪我を負わせたなどがない)徐行違反で赤切符発行が日常的に行われる」 という状況が本当に日常的な光景になれば、確かに実質「歩道は走れない」ということにもなるが・・・。 過去に自動車の取り締まりで罰金徴収を目的とする取り締まりそのものを抑制するような勧告が出されている。 ↓ car.mag2.com/kakekomi/rule/080122.html 交通取り締まり指導のあり方 ・点数主義に堕した、検挙のための検挙をやめる ・取り締まりやすいものだけを取り締まる、安易な取り締まりに陥ることを避ける ・危険性の少ない軽微な違反に対しては、警告による指導を積極的に行う ・ことさら身を隠して取り締りを行ったり、予防または制止すべきにもかかわらず、これを黙認してのちに検挙したりすることのないよう留意する と依命通達が出されました。 ※依命通達とは、本来行政機関が自己の名で発するべき通達を、その補助機関に命じて、補助機関が発するもの。 この通達により、「危険性の少ない軽微な違反」には、 「警告による指導」が行われているのです。 ↓ 少なくとも自動車に関して言えば もっとも警察官に「検挙数のノルマ」が科せられている実情から、 通達が無視されるのは当然とも言えます。 現実的に考えて、 自転車の場合、基本的な走行スピードや事故全体に占める重大事故の割合と 労力に見合うだけの見返りが少ないとすれば、 自動車への取締りよりも積極的に力を入れて 注意以上の赤切符発行を以て取り締まる必要があるかどうかと考えると・・・? ↓ 自分勝手な交通違反と一緒にしてもらっては困るとしても、 かつて問題になっていた親子乗せ自転車の認可までの紆余曲折を見れば、 「いくらクルマ社会とはいえ」いかに「足として多数の生活弱者にも欠かせないものでもある」自転車に 大幅な規制が現実的ではないということに気付く。 ↓ しかし、一応書いておくなら、大なり小なり目に余る違反者がいないとは思わないし、 それを黙認だけしていればいいという考え方でもない。 免許制度でも赤切符発行強化でも義務教育でもない、具体的に講じることができる対策が絶対ないとも思わない。 邪険に思っているだけでも解決しないし、アイツが悪いコイツが悪いで責任を擦り付け続けて何か進展があるとも思えない。 警察の自転車教室に出向いて講習を受けるという能動的な行動だけではなく、 1人1人がどう向き合って結果として全体として気付く事が出来るかということについて 考える機会が必要だと考える。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼全体的に規制強化をなぜしない? まだ記憶にも新しい「意識を突然失う恐れがある病歴を隠して自動車を運転すること」や 「深夜バスの運行時間と運転手の人数」は、 その危険度と影響があまりにも大きいと判断され改正され規制が強化されたが、 自転車で重大事故というと保険に入ろうキャンペーンでも必ず例に上がる 子供が坂道を下っていてブレーキを十分にかけず老人とぶつかって後遺症を負わせ 保護者に十分な安全運転を指導する立場にありながら怠ったとして「約1億円の損害賠償責任」が生じたケースだが、 この例のような重大な事故に比べ、接触で倒れ軽い擦り傷を負ったというケースがいくら頻発したからといって それを未然に防ぐために厳罰化することで係る人員コストなどを考えると、 とても現実的に処罰が行えるほどの国家予算に余裕があるとも思えず、 また、赤切符を乱発し、自転車でも有罪判決を連発する前科者を増やすということになれば、 免許を持つ自動車や2輪車でも当然それに匹敵するほどの取り締まりを行わなければならず、 とても捌ききれるとは思えない。 青切符を導入するために免許制度ということになれば、 かつて導入しようとしていたこともあったようだが頓挫したのもあり、 その場で罰金徴収ということでも、 やはりコスト・人員面と世界的にも見て 「自転車に乗るだけで非常に細かい罰則つけないとまともに走れないくらい後進的なのか」 と笑いものにされかねないという世間体のようなことからも 結局は「個々で出来るだけ避けるという自衛」を講じるしかない。 しかし、世論の声を高めることを単に「規制」ではなく 年齢問わず「道路交通を反復して身に染みこませる教育の機会を増やすべき」 という方向に向かわないのはなぜか。 免許制度を導入せず、罰則強化をしなくても ドラマや教育番組などでアピールする機会はいくらでも作れるはずなのだが、 これも「重大事故が少ないから」で済む話だろうか。 ・赤切符を大量発行する→裁判所がパンクする ・青切符を導入する→本人確認ができない ・免許を導入する→幼児・児童の使用制限 ・免許関係なく科料を徴収する→自転車だけに適用することへの公平性 ja.wikipedia.org/wiki/路上喫煙禁止条例 ▼自転車免許制度アンケート調査では6割が賛成 trafficnews.jp/post/41043/ 免許があれば抑止力としての青切符導入で反則金が発生することによって今より良くなるとして、 どの程度増員が必要で、そのためにかかる経費を 元々交通手段として値段の安さでも選ぶ人達に対しての負担増になるほど徴収できるとも思えず、 行うべき教育や道路整備を差し置いてまで導入すべきなんだろうか。 ・教育→交通についての基本的な知識だけでなく複雑な内容についても理解してもらう 学校単位では交通教室でスタントマンが事故を再現することで強烈なインパクト残すことが可能でも 幾多ある地域で熱心かどうかも異なり、 一方で高齢者の被害者事故を防ぐためには身体・運動能力の低下を確実に実感してもらうための シミュレーター試験も積極的に行う必要があるが、全国的に十分といえるだろうか。 ・行政→自転車が道路を走りやすいように全国的に行う整備も素案がようやく始まったような段階 免許交付方法にしても自動車免許のように学科を学んだ上で ひっかけ問題込みの○×試験と実地試験だけでいいのかという気もする。 他には、自転車整備士・技師関連の資格として道交法関連だけで「選択式、穴埋め記述、小論文」を課した 妙な誤解を広げず、正しい知識を広報できる人材も育成する仕組みも作り上げていくことも必要。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015.6.1 ●今回の改正に関する誤解 www.cycling-ex.com/2015/05/kaisei_dokoho_koshu.html#more-21003 「青切符制度が始まるわけではない」 ×14項目に該当する2回の「警告(票)」で「罰金」5700円を払って講習を受けなければ5万円の罰金になる。 ○14項目に該当する2回の「赤切符や事故など」で「手数料」5700円を払って講習を受けなければ5万円の罰金になる。 ×青切符の反則金制度のようなものが始まって気軽に取り締まりされる ○取り締まり方法は変わらない 警告書2枚で講習対象というわけでもなく、 点数がない青切符のようなものが新設されるわけでもなく、 赤切符発行そのものは変わらず、 14項目に該当するものを3年以内に2回違反(赤切符発行、書類送検)があれば 「講習を受けさせる対象」となるだけ。 そもそも、挙げられている14項目(類型)は、軽微な違反行為ではなく「危険行為」です。 また「取り締まりが強化される」という書き方をしているメディアも多く見られますが、 実際に警察庁や都道府県警察から「取り締まり活動が強化される」という 公式なアナウンスが出ているのを、私は見つけることができていません。 「刺激的な見出しを付けてPVだけ増えれば内容の正確さはどうでもいい」 かどうかは冷静に判断する必要がありそうです。 ●3年? ●余談:3年で2回って……!? 「3年のうちに2回」違反すると講習……とアナウンスされていますが、 実は道路交通法にも道路交通法施行令にも道路交通法施行規則にも、「3年のうちに2回」という文言はありません。 改めて見回ってみていたところで引っかかったのは「3年以内に2回以上検挙」の「3年」という部分。 第108条の3の4の元内容として案の段階のものしか見つからず・・・。 www.jablaw.org/pdf/RT_PC20141128.pdf 条文の「反復」=「2回以上」、「3月」=「3か月」(以内に講習を受ける)として、 「3年」というのはどこに規定されているのだろうか。 ↓ www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/kousyu.htm www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/pdf/H270304/leaflet.pdf 警視庁にはイラスト内に「3年以内」とはあれども、その根拠となる条文も発見できず。 www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/koutuu/jitensya/cycle-koshu/cycle-koshu.html www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/anzen.html www.police.pref.okinawa.jp/docs/2015051100010/files/jitensya_150601.pdf 内容そのものは47都道府県全て調べる必要はなく全国一律と思われるが 都道府県名+「自転車運転者講習」で検索してみると、まだ更新がない地域など差がある。 ●年齢制限 14歳以上が講習の対象となっているが、あまり誇張して欲しくないと思うのは 「13歳以下は交通法を守らなくていい」という誤解を広めて欲しくないということ。 罰金や賠償責任が発生すれば親がその責任をとることになるので本人のその責任が発生しないとはいえ、 数万でもそれなりに痛手な家庭も多いのではないだろうか。 痛手ではなくても家名に傷がついても困る場合もあるだろう。 そうならないために、乗り方やルールなど説明責任を十分に果たせないようであれば 新潟県の加茂市長のように「自転車には出来るだけ乗らない」という選択をすべきにも思えるが・・・。 ↓ ●尾木ママ、自転車乗らない宣言 ameblo.jp/oginaoki/entry-12033411110.html ameblo.jp/oginaoki/entry-12033632304.html www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/06/01/0008081935.shtml 「車道走行が危険であると判断できる道でも車道走行し続けなければならない」 「歩道走行が今回の改正で余程慎重に走らなければ直ちに危険行為の違反になる」と信じきって思考停止している。 道路交通法を読めば「歩道も例外的に走っても良い」となぜ確認しようとしないのだろう。 「歩道に必ず自転車歩行者用の標識がなければ違反?」という謎の解釈。 www.houko.com/00/01/S35/105.HTM#s3.13 [第63条の4] 車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため 当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。 逆に標識標示が絶対条件である根拠が知りたい。 恐らく 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき が別ではなく、「やむを得ないとき」にも係る重複要件だと思っているのだろう。 ↓ 個人的には「正しい知識をもって歩道を走行することを拒絶」しているようにしか思えない。 もっと砕いて言えば 「これからは俺様の理解できるルールで走れなくなるから走ってられるか」という捨て台詞が思い浮かぶ。 本来 「自身が率先して喉が擦り切れるほど正しい交通ルールを保護者や子供に教え込む機会を作るべき」では? 大の大人自ら放棄することが教育者を肩書きとして持つ者として正しい選択? 自身の影響力からして事故があれば責任問題を追及されかねないから逃げているだけのような。 www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=20941 個別の内容に関して、一時停止とビンディングペダルに切り込んだのはともかく、 やはり信号無視という実際の大きな取り締まり対象についての解説なし。 戦々恐々としている雰囲気だけは伝わってきたが 「指針の提示と、全体的なマナーの向上が目的と考えているであろう取り締まり側」と 「小銭稼ぎのため厳格化で何でもかんでもバンバン取り締まりされるぞ」と 息巻いている温度差を感じずにはいられない。 少なくとも真の意味で内容を理解できているのであれば 傘さし運転が今回の改正で「一発アウト」という書き方はしないはずだが・・・。 「一発(で講習対象の1回のカウントになる)アウト」だとしても、 「地域によって条件付で傘差し運転が許可されている地域もある」 「ながら運転に関しては事故が起こった場合のみ対象とする地域もある」 法令順守の精神はもちろん必要だと思うが、 より実際の事例をよく調べた上で理解を深めたいと思えた。 ▼訂正するも時既に遅し? allabout.co.jp/newsdig/c/82285/5/ ●6月1日以降も自転車の違反に「青切符」は導入されません。 →私も、今までの自動車の違反と同じような反則金と連動する「青切符」が導入されるという認識はありませんでした。 しかし、元の原稿を読み返してみると、「青切符」と断言してしまっている部分もあり、 そのように理解されても仕方ないと思いました。 摘発された場合は、1度目の違反から「赤切符」になります。 ただし、不起訴になって罰金の支払いが免除になったとしても、 安全講習受講の条件の違反回数には1回としてカウントされるとのことです。 ●安全講習の受講及びその際の費用徴収についても、「青切符的制度」ではありません。 →裁判所に出頭しての罰金の支払いや、前科として残ることがないという意味で、 「青切符・反則金と同じ位置づけである」と私が感じて書きましたが、これが的外れであるとのことです。 今までの摘発・罰金の支払い等に加えて、安全講習の受講を義務づけるという考え方に基づいているので、 お手軽に安全講習受講をどんどんさせるという趣旨のものではないということです。 実際の動向を観察していれば注意喚起は増えても講習要件としては変化もないことに気付き、 道交法観察者でもなければ、大抵は忘れてしまうから気にすることでもないかもしれないとはいえ、 最初から講習のチラシの内容にも「違反取締時の赤切符の発行要件が変化するわけではありません」 「青切符的な制度が始まるわけではありません」と書いていれば誤解もなかったかもしれないが、 はっきり書いてしまうと問題になるのだろうか? (制定者にとってみれば、今回のような飛躍解釈をされるとは思いもしなかった?) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ついでに・・・ ▼ブレーキランプ・ウインカー 保安装備のブレーキランプに関してはまともなものがあれば積極的に使いたいとは思うが、 どれも実用上に効果がある性能を維持するための電力を維持することが困難なためか、玩具の域を出ていないものしかない印象。 ▼バックミラー バックミラーに関しては過信することで後ろを振り返らず進行方向の変更することは 「死角の問題で危険」のため、「バックミラーだけ見ていればいい」という勘違いを広める原因になるとすれば 付けないことで「危険性は常に内在している」として「丁寧な運転を心がける」ほうが安全と言える。 (自動車のような幅のある乗り物、自動2輪のようなスピードを出す乗り物はまた別の話) 大人用のヘルメットにも言えることだが、付けていれば危険運転が見逃されるということではない。 危険性を下げることは出来るが、交通法規を守るということはヘルメット装備の有無は無関係。 「警音器の装備義務がある地域で、使わないからと取り付けないほうが実際は違法になりうる」 (大声が警音器の代わりで済むのかなど、自転車の警音器として認められる定義については判例が欲しいところではあるが・・・) ▼ヘルメット ▼愛媛では高校でもヘルメット(着用努力)義務化へ news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1507010046.html 規則とはいえ校則のようなもので(無視を繰り返せば内申には響くかもしれないが) 何らかの罰則があるというようなものではない規定。 ヘルメットをすれば頭部へのダメージは軽減されるが、 当然、交通法規を無視しても構わないという理屈にはならない。 ヘルメットよりも、全学校で独自の免許のようなもの、 または道路交通法に関する授業やテストを抜き打ちで行うなどしたほうが効果的に思える。 ↓ 似たような意見の方のブログ 「ヘルメット(着用努力)義務化への違和感」 ameblo.jp/murakatsu-lawoffice/entry-11992209806.html ↓ ◆ヘルメットと遵法意識の溝 www.cycling-ex.com/2015/07/helmet_kaburu_sonomaeni.html ヘルメット着用努力義務化の愛媛に実際に訪れた感想として「左側通行」を守ろうという雰囲気がない・・・と。 ヘルメットを着用すれば不思議と道交法を守るという効果があると期待していたとは思えないが、 事故抑止という面で言うなら不十分な対策であることは否めない。 年代や車種関係なく「ヘルメット」を免罪符として(軽微だと考えている)違反を繰り返すより、 「ノーヘル」でもしっかり安全に配慮して走行することが大切に思えるが、 「そんな理想論に期待するだけ無駄なので効果が分かりやすい方法を採ったに過ぎない」というところか。 赤切符乱発は現実的ではなく、警告票を増やしすぎれば注意の効果も薄れる。 指導人員を増やすのも難しい。地域活動にも限界がある。 やはりもっと根本的な部分から変化できなければならないだろう。 まだまだ「守って当たり前」にする道は遠い。 cyclist.sanspo.com/185429 5.18実施 「赤切符」4件、指導警告書などの交付が215件 (信号無視:2件、2人乗りが1件、遮断棒が下りようとしている踏切への立ち入りが1件) で「警察官の警告に従わなかった」者に対して発行。 兵庫で最多の指導警告書は「2人乗り(40件)」。 cyclist.sanspo.com/172419 厳密には自転車専用道ではないナビラインのため歩道走行も可の状態。 ブロックなどで物理的に工作物で区分けするのは費用的にも困難のため、 ひとまず車道走行を認知させ、促す意味でのライン敷設が進んでいる。 一方で横断歩道の「自転車と歩行者用信号」と自転車通行部分は 「自転車は歩道走行を原則かのような誤解の温床」になっていることからも 撤去が進められているが、同時にナビラインの敷設が行われていなければ 単に信号がなくなっただけという感覚でしか捉えていない者にとっては無意味だろう。 ■改正道交法施行令で目に余る悪質な自転車乗りを対象とした指導講習のための指針 2015/1/20閣議決定 2015/6/1施行 3年以内に2回以上、摘発された違反者が講習。 www.cycling-ex.com/2014/12/kiken_14.html 一 法第七条(信号機の信号等に従う義務)の規定に違反する行為 二 法第八条(通行の禁止等)第一項の規定に違反する行為 三 法第九条(歩行者用道路を通行する車両の義務)の規定に違反する行為 四 法第十七条(通行区分)第一項、第四項又は第六項の規定に違反する行為 五 法第十七条の二(軽車両の路側帯通行)第二項の規定に違反する行為 六 法第三十三条(踏切の通過)第二項の規定に違反する行為 七 法第三十六条(交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為 八 法第三十七条(交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為 九 法第三十七条の二(環状交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為 十 法第四十三条(指定場所における一時停止)の規定に違反する行為 十一 法第六十三条の四(普通自転車の歩道通行)第二項の規定に違反する行為 十二 法第六十三条の九(自転車の制動装置等)第一項の規定に違反する行為 十三 法第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反する行為(法第百十七条の二第一号に規定する酒に酔つた状態でするものに限る。) 十四 法第七十条(安全運転の義務)の規定に違反する行為 ↓ 1 信号無視 2 通行禁止の無視 3 歩行者用道路で歩行者への注意を怠る 4 通行区分を守らない 5 路側帯で歩行者の通行を妨げる 6 踏切の強行突破 7 交差点を通行するとき他車の進路を妨害 8 交差点で右折するときに直進車や左折車の進路を妨害 9 環状交差点で他車の進路を妨害 10 一時停止の無視 11 普通自転車で歩道通行する際に通行方法を守らない 12 ブレーキ不備 13 飲酒運転 14 安全運転義務違反 特に日常的に違反が多いとされる内容として 1●どんなに短い距離の信号で他の車両等、歩行者を含め、 見通しの悪い場所からの飛び出しも考えられないと思われる状況でも信号を守らなければならない。 3●歩行者がいない状況であっても建物からの飛び出しを予測し徐行義務 10●路地裏の交差点の手前でも、徐行ではなく「一時停止」 11●歩道走行時は徐行(普通自転車通行指定部分があれば歩行者がいなければ徐行自体の義務なし) これらを 厳格に取り締まるのであれば数十万単位では済まないほどの人数が対象になるはずだが・・・ www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H0S_Q5A120C1CR0000/ 所管する警察庁によると、 全国での対象者は年間数百人になる見通し。 「年間で数百人」を目安ということからも注意喚起のための指針作りが主だが あまりにも目につく違反者に対しては講習を受けさせるというところだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●一般社団法人自転車協会 www.bicycle-select.jp/first/ ざっくりした紹介だけ。フレームサイズの解説があるくらい。 www.bicycle-select.jp/search/ 「協会に登録されている自転車だけ」検索可能な点に注意。 多数の有名なスポーツ自転車メーカーは参加していない。 という内容よりも www.bicycle-select.jp/rule/ 法律は解釈や判例次第で異なるもの。 例えば傘さしは基本的には全国で禁止の条例があっても、 歩道走行のように「例外的ケースもある」ので誤解しないようにしておきたい。 ↓ 具体的に「交通ひんぱんな道路において」という注釈がある地域がある。 ■京都府・・・(内容現在 平成26年11月01日) ただし、交通の極めて閑散な道路において自転車を運転する場合にあつては、この限りでない。 ■茨城県・・・(内容現在 平成26年10月31日) (2) 交通ひんぱんな道路において ■栃木県・・・(内容現在 平成26年10月01日) 六 交通ひんぱんな道路において ■広島県・・・(内容現在:平成27年1月1日 ) (4) 交通のひんぱんな道路において ■熊本県・・・(平成27年1月1日内容現在) (1) 交通のひんぱんな道路において、 ▼イヤホンに関しても 地域の条例でも禁止されている とあるが、 そもそも以下2県には遮音性(イヤホン)に関する規定なし。 ■三重県・・・(内容現在:平成27年3月31日)版まで確認 ■広島県・・・(内容現在:平成27年6月1日)版まで確認 ↓ □栃木県・・・(内容現在 平成26年10月01日)→2015.9.1より条文追加により規制。 また、地域によって表現が異なるので一概には言えないという前提で、 概ね「”大音量”で音楽を聴きながら交通に関する音または声が聞こえない状態」であり 着用そのものや低い音量で交通に関する音または声が聞こえる状態を禁止してはいない。 個人的には「危険だと思うのでやめたほうがいい」 とか 「見分けにくいから注意されやすくなる」のでやめたほうがいい。 という表現なら決めつけや誤解もされにくいと思うのだが・・・ 表現の差があっても47都道府県ぶんなんて作りたくもないんだろう。 当然、行為を推奨しているわけではないが 「逆に色々法律で禁止されていないということが分かると注意喚起しにくくて困るんだろうなあ」と思える。 ●2人乗り 「2人乗りは違法」※当然3人以上も含む(子乗せでも6歳未満まで) 道交法55条1項違反【罰則:道交法120条→5万円以下の罰金】 (私有地、同乗器に6歳までの子供を1人だけ乗せる場合、走行が許可された場所での2輪タンデム自転車を除く) 自動車の後方座席は公道走行が前提でドラマですらシートベルトを締めるような形になっていても 自転車の場合、公道であってもなぜか2人乗りでも問題ないかのように平然と使われることが不思議で、 さも「問題ない」かのような表現がまかり通ることが府に落ちない。 eimaru.sakura.ne.jp/49cc-talk/2shu-gentsuki.htm 最低でも原付2種を使うというのは考えないのだろうか。16歳以上なら免許もとれる。 「ヘルメット付けて2人乗りじゃ顔見えにくいし絵にならないから」的な安易な理由だろう。 だったら改造タンデム自転車を4輪にして無理やり車道走行にするとか 3輪のトライクはどうなのかと言えば今度は現実的じゃないと言うのだろう。 たかだか何十回と違反を垂れ流していても「たかが自転車くらいで」 という甘さが暴走自転車の放置から 道路整備も途上にある中で取り締まりの強化の一端にもなっている可能性がある と省みる感覚なんて存在するはずもないか。 ●一時停止 「ベル装着義務、大音量での遮音状態規制、ながら見規制」は現在規制がない地域もあるのに なぜかそれらを一切考慮せず、赤信号無視や一時停止無視よりも問題視するような風潮があるのが妙に思える。 (無灯火の場合蓋がない側溝に落ちるなどの事故も頻発しているどころか、そもそも完全に違法だが) 仮に無灯火であったとしても、しっかりと必ずどんな小さい曲がり角や交差点やT字路でも一時停止をしているのであれば 大部分の事故は防げるのではないかとさえ思う。 反対に言えば、「ライトを付けて」「両耳クリアで」「しっかり前を見ていても」 「信号無視」「一時停止無視」で「ノーブレーキ」を繰り返し 小さい曲がり角や交差点やT字路を進行していればそりゃいつか事故るだろうと。 確かに「危険を危険だと認識すること」が安全につながっているおかげで 「ながら状態」で重大事故が起こりにくいのかもしれないが、 どちらかといえば安全性どうこうは後付で 「自分が通行するときに鬱陶しいから」「自分”は”しないから目につく」という感覚優先で敵視しているように思える。 「信号無視」「一時停止無視」に対しても、 「今まで大丈夫だったんだから」 「どうせ大丈夫」「たぶん避けるだろう」「来るはずがない」という思い込みから 「危険を危険だと思わなければ身を滅ぼす確率は上がる」と反面教師で肝に銘じておきたい。 「住宅街は子供が絶対飛び出す」 「あの曲がり角から車かオートバイか自転車が絶対飛び出してくる」 「絶対大型車は巻き込み確認していない」 と思い、 なければ「今日は偶然来なかっただけ」「普通は避けない」「来るはずだ」と考えていれば 危険な状態を避けられるだけでなく無謀な運転も減るはず。 もちろん、様々な標識標示や細かい走行ルールなどを覚えておくことも必要として、 大前提として「赤信号で止まる」「道路を横断するときは右左右を確認してから渡る」。 「こういう基本的な交通ルールを守ることは子供でも出来る。それを大人ができなくてどうするんだ」と。 「安全第一」 危険物を取り扱うから気を付けるだけではなく、公道も自分だけの所有物ではないので、 一瞬の気の迷いで自分だけでなくも相手も困ることになるような事態は極限まで減らすべき。 ■「赤切符」の交付 www.sankei.com/west/news/150328/wst1503280032-n1.html 2015.3.28 11 22 自転車の信号無視で87人摘発 大阪府警が緊急取り締まり 刑事処分対象の可能性も 自転車の信号無視による死亡事故増加を受け、大阪府警は25、26両日の午前8~10時、 府内全65署管内で信号無視の緊急取り締まりを実施。 男女87人に、刑事処分の対象となる可能性もある「赤切符」を交付した。 府警によると、昨年の府内の自転車事故による死者は34人。 このうち信号無視が原因だったのは5人で、全国最多だった。 今年は今月26日時点で、信号無視による自転車事故の死亡者は6人に上り、府警が警戒を強めている。 ↑ 信号無視や「一時停止無視」こそが自転車走行の最大の問題だからこそ、 「赤信号で止まるという常識」を忘れることがないようにしておきたい。 cyclist.sanspo.com/172419 自転車の交通違反には行政罰である反則金制度がなく、 いきなり刑事罰が科される赤キップでしか取り締まれないという。 また、違反が多すぎて対処できないのが実情で、そうした状況の改善が必要だと提言した。 単純に自動車免許の有無で自転車の交通マナーの良し悪しが測れないこともあるため、 自転車の交通ルールを学び実践する機会を改正道交法で講習義務付けにはなったが・・・ 基礎知識と実行力が欠如しているのは 明らかに教科単位として組み込むべき内容のはずにも関わらず、放置してきたツケが響いているのではないだろうか。 重大事故が起こりにくいから傍若無人でも構わないというはずもなく。 学校単位で独自の免許のようなものを発行していることもあるようだが、それで十分とは到底思えない。 ◆基本的には急ブレーキが必要となる速度と方法で走らない。 「交差点などでの一時停止」「歩道での徐行」をしっかり守る。 ◆雨天時には速度を出さない。 (そもそも見づらい状態の滑る鉄の蓋などの上を通る可能性もあるのに、 わざわざ路面を確認しにくい速度で走ること自体が危険) ▼自転車の安全利用促進委員会が3/12に「主婦が知るべき電動アシスト自転車」と題したマスコミ向けセミナー cyclepress.co.jp/report/20150313_02/ ●他人の携帯電話の『ながら運転』に6割危機感を持っている 「危ない」ということが分かるという意味では、その状態を認識できるのであれば反対に危険度は低いという見方もできる。 しかし、携帯を見ながら蛇行し老人や子供などの危険注意力が低い歩行者に危害を与える可能性は当然ある。 ●実際の事故のデータを見ると 自転車事故については「主婦の自転車事故の実態について 自転車対自動車では出会い頭が最も多く交差点(裏道)では77%、 子どもではこの出会い頭事故が92%にのぼる」と調査報告 いかに「停止しないこと」を軽視しているかということが浮き彫りになる。 「徐行や一時停止を常に心がける」 当然どんな状態でも急に止まればいいというものでもなく、 緩やかに減速し停止する作法のようなものを身に着けることがスマートだという意識作りが必要。 ↓補足記事 「自転車は右側通行禁止」の意味、正しく理解してる? “事故”の危険を格段に減らす7つのコツ ure.pia.co.jp/articles/-/33251 news.mynavi.jp/news/2015/03/17/297/ 1. 自転車事故の多くは、裏道の交差点で “出会い頭” に起きる 自転車事故が最も多いのは、交差点。中でも、裏道と脇道の交差点が、全体の50%近くを占めます。 つまり、交通量の多い幹線道路よりも、信号機もないような裏道の交差点で、 油断して、出会い頭に衝突するケースが多いのです。 2. 歩道での自転車事故の大半が「車」との事故!? 歩道なのだから、歩行者との事故に気をつければいいのよね、と思うかもしれません。 が、意外や意外、3/4が自動車との事故なのだそうです。 どういうことかと言うと、沿道の駐車場に入る車、あるいは駐車場から出てくる車と、接触してしまうケースが多いんです。 予防するためには、なんと言っても、“左側通行” を守る意識が重要です。なぜなら、歩道上を右側通行をしていると、 建物や障害物が陰になりやすく、互いに発見が遅れてしまうからです。 また、自転車で車道を走る際も、やはり車と同様に、左側通行をしなければ、危険です。 駐車場を出入りする車は、車が来る方向には注意を払いますが、逆走してくる自転車には注意が向きにくいからです。 ↓ ●歩道は区分けされた「普通自転車通行指定部分」が無くても 「車道寄り」を走るように道交法「第63条の4の2」で規定されている。 また歩道においては「相互通行可」ではあるが、その場合でも「決まりはないが」 (歩道を半分に分けて見て車道寄りの)左側通行を徹底しておくと、どっちに避けるかで困らないが、 日常的にはお構いなしで個人が勝手に決めているので、危険そうな状態が予見できれば自転車から降りておいて、 歩行者として押し歩くことで無用な諍いを避けることはできる。 3. 子どもには「あまり車のこない裏道ほど、注意しなさい」と教えたい 子どもにとって、信号を守ったり、前から来る車を避けるのは簡単でも、 見えない危険を予測して行動するのは、難しいんですよね。 4. 「左側通行」と「ヘルメット装着」だけは絶対に守る!! また、子どもを持つ主婦の半数以上が、 「子どもに、ヘルメットやシートベルトをさせずに、乗車させた経験がある」という結果も出ています。 5. メンテナンスに自信がなければプロに頼む方法もある ブレーキのメンテナンスをサボると、濡れている路面で、16km/hから停車するのに、最大で3.5mも余計にかかってしまう ↓ ●メンテナンスをしていなくてブレーキの制動距離が「10km/hでギリギリ3m以内に停止できる程度※」であれば、 「常にスピードを抑えて走る」ことを心がけることで簡易的には防ぐことはできるが、修理するべきだろう。 ※道交法第63条の9と道路交通法施行規則第9条の3の規定 「ブレーキシュー、インナーワイヤーとアウターケーブル、ブレーキレバー、ブレーキ本体(前・後)」 劣化具合を見ながら個別に付け替えると良いが、元の質が悪ければ全てセットでの交換を推奨。 6. 事故が心配! だからこそ安全性の高い自転車を選ぶ 「しかるべき時期に、子どもの体型に合ったものを、しっかり整備してくれる店頭で購入するのはもちろん、 安全性の高い自転車を購入してください」 7のBAAについては目安にはなるが、BAAが付いているから「どんな素人でも通販で買っても安心ということではない」 店での製品不良箇所の検品や最終組み立て調整が雑であれば台無しになることは覚えておきたい。 ●左側通行と灯火の不徹底 道路交通法で全国一律で規定のある 車道の左側通行ついても認識が甘いというか、逆走(右側通行)を違反行為と思っていないような状態も、 例外である歩道走行の相互通行可と混同している現状も看過できない。 夜間の無灯火については正直メーカー側にもその原因 (多数の"安物ママチャリ"に重くなるブロックダイナモ※を安価という理由だけで使い続けること)の 一端があり、ユーザー側だけの問題でもないと思われる。 ※抵抗感の少ない軽いブロックダイナモは除く ▼出会いがしらの事故を防ぐための予測走行 歩行者は基本的には「右側通行」と道交法「第10条」に定められている。 ということは、 路地裏の交差点で歩行者が道交法に則って右側通行の場合、 左側通行の自転車が路側帯を走行していれば正面に歩行者が突然現れる形になる。 交差点手前でしっかり減速徐行後に一時停止してから左右を確認しておけば事故は防げるが、 住宅地に限らず、見通しの悪い場所では 人が出てくることは常に予測した上で走行することが求められる。 例え歩行者が左側通行だったとしても あまり街灯がない場所で夜間に猛スピードで走っていて 無灯火で歩行者の服が全身黒であればお互い避けることは困難という予測もできる。 前書き━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自転車に関する交通法は大きく分けて 「道路交通法」・・・全国一律で同じ 「道路交通法施行細則」や「道路交通規則」・・・47都道府県で異なる内容 に分かれています。 ちなみに「道路交通法施行細則」や「道路交通規則」内の自転車に関する内容としては・・・ ●「イヤホン/ヘッドホン」・・・・・・・・・全国一律で着用まで規制されているという勘違いが最も多い印象。 表現内容も非常に曖昧で分かり難いのも影響。プロ選手ですら勘違いしているケースも。 ●「手持ち携帯電話」・・・手持ちで携帯を使用することを制限する内容がない地域もあります。 ●「警音器(ベル)の着用義務」・・・然るべき場所で使うように全国一律規定があっても、なぜか装備義務がない地域もある謎。大声で代用? ●「傘の使用について」・・・遂に長野でも使用禁止の方向になったが、条件付で使用可の地域も少しある。 ●「積載について」・・・地域によって乗せていい荷物の高さや幅に細かく制限の差があることをご存知でしょうか。 ●「灯火(ライト)」・・・明るさや細かい規定が地域で異なります。自転車整備士の設問でも紛らわしいものがあるので厄介。 そしてこれらの内容は追加や変更があれば、路側帯の右側通行禁止のように、一定公示期間後に適用されます。 実際のところ厳格に運用されているかどうかということについては現場の警官ではないので分かりませんが、 自転車に「赤切符発行」をしている記事もちゃんとありますので、 「どうせ関係ない」と思っていつか後悔しても知りません。 また、地方ごとに定められる性質上、道路交通法よりも柔軟に変化しやすいため、 暇があればお住まいの地域の「例規集」を毎月チェックされることをお薦め致します。 (例えば愛知県の警音器装備義務の規定は2014年6月に追加になったばかりなど) 原則としては「例外的な歩道走行」の非常にややこしい点や、 実際に起こった事故から見れば、住宅地など見通しの悪い交差点での 重要な「停止」「一時停止」の徹底不足を相当問題視すべきだと思っていますが、 某公的な広告主ですら他の違反を妙に槍玉に挙げたがるように思えるのは 一体何を防ぎたいのだろうか、「一時停止くらい」という認識なんだろうかと違和感を覚えずにはいられない。 他にも「公道での泥はね運転禁止」や「踏切の一時停止義務」のような全く周知が足りていない内容、 47都道府県の例規集リンクなど、詳細は後日。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■自転車でも赤信号無視で罰金刑 自転車信号無視で罰金=繰り返した女性に―神戸簡裁 www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015051500865 g=soc jp.wsj.com/articles/JJ12188825390593574431918357040602465302482 getnews.jp/archives/958050 自転車で赤信号無視の女性に罰金刑 webnews.asahi.co.jp/abc_2_006_20150515009.html 他 40代女性が2014年7月の赤信号無視時点では不起訴。 2015年2月にも発見され罰金刑が確定。 兵庫県内で自転車での赤信号違反の罰金刑は初のようだ。 地域によって差はあれども、当事者にしてみれば軽微に思える事柄でも 注意に従わなければ実際に取り締まりを受けることになる。 この件は恐らく一般車と思われるが、 (交差点「通過」時に黄色信号の場合は進行可としても) 当然「スピードを出しやすい自転車はイチイチ赤信号に従う必要はない」 というような独自解釈は通用しない。 ▼大阪府の自転車取り締まりでは「信号無視」が圧倒的多数を占めている。 cyclist.sanspo.com/186180 「たかが赤信号」では済まない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼実際の6.1の47都道府県の自転車啓発活動の模様 47都道府県全てで「本当に取り締まりは厳しくなったのか」という疑問を解消するために 地方新聞社の記事内での6.1当日の様子を実際にリストアップして比較。 ●北海道 dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0140349.html 赤切符なし。指導のみ(全文は購読者のみ) ●青森(東奥日報) www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150601205806.asp (全文は登録者のみ) ●秋田(秋田魁新報) www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150601k 携帯電話を使いながら運転し、事故を起こした場合も摘発の可能性がある。 危険行為をした運転者は警察官から指導・警告を受け、従わない場合は交通違反切符(赤切符)が交付される。 悪質で危険性が高いと判断されれば、いきなり交付されることもある。 「事故を起こした場合」と、「警告で従わない場合」は交付とはあるので 警告カードを渡されるようであれば受け取り、指示に従うべきだろう。街頭での模様は不明。 (詳細は朝刊と電子版のみ) ●岩手(岩手日報)なし ●山形(山形新聞)なし ●宮城県(河北新報) www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150602_13039.html 警告では「歩道通行・右側通行」が115件中64件で最多 ●福島(福島民友新聞)6.1当日なし。 5.31に施行の紹介のみ www.47news.jp/localnews/hukushima/2015/05/post_20090531111837.html ●新潟(新潟日報)なし ●茨城(茨城新聞) 5.27に施行の紹介など ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14326505265787 県警交通指導課によると、昨年1年間に県内で自転車運転者の摘発は計31件あった。 2件は酒酔い運転で、このうち1件は交通切符(赤切符)が交付された。 酒酔いの2件中1件のみ赤切符発行と書いていることから、31件の「摘発」というのも「指導込み」ということだろうか。 ●栃木(下野新聞)なし ●千葉(千葉日報) www.chibanippo.co.jp/news/national/256565 左側通行を指導→無視→1人を取り締まったとあるが、警告票か赤切符発行かは分からない。 ●埼玉(埼玉新聞) www.saitama-np.co.jp/news/2015/06/02/10.html 1時間半の指導で摘発(赤切符)なし。 ●東京(東京新聞) 朝刊 www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015060202000125.html (注意のみ) 共同 www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015060101001087.html 夕刊 www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015060102000220.html 警察庁によると、危険行為をした運転者は警察官から指導・警告を受け、 従わない場合は交通違反切符が交付される。 切符の交付や危険行為が事故原因とされる送致が二回以上となった場合、 三カ月以内に安全講習を受けなければならない。 cyclist.sanspo.com/186655 (東京)信号無視で赤切符 ●群馬(上毛新聞) www.raijin.com/ns/1314332089451470/news.html 6.2に施行の内容のみ(詳細は朝刊と電子版) ●神奈川(神奈川新聞) www.kanaloco.jp/article/99856 湘南平塚サイクルポリス、携帯電話やイヤホン使用者には「指導」 小さい音量であれば両耳でも問題ないという見解がある地域にも関わらず、 実際は「一目で見分けが出来ない」ので「とりあえず指導する方針」のようだ。 ついでに、窓を閉めている全てのクルマにも片っ端から「一目で見分けが出来ない」ので 「とりあえず窓を開けるよう指導する方針」にはならないのは、 免許や注意力や耳までの距離が違うとしても何となく妙に思える。 そして、 「歩道を走って注意を受けた」だけでは誤解を生む相応しくない内容に思えるが、 人ごみを縫うように相当速度を出していた歩道での徐行義務(道交法9条)違反だろうか。 www.kanaloco.jp/article/100080 記事になっている中では恐らく最も赤切符発行が多いであろう地域になる。 東京も90箇所以上で取り締まりとあったので匹敵するかそれ以上の人数も考えられる。 35人に赤切符発行、807人に指導・警告。 赤切符→遮断機踏切立ち入りが23人、信号無視9人、一時不停止3人。 指導・警告→イヤホン189人、無灯火135人、一時不停止113人、携帯電話使用95人、2人乗り70人。 遮断機踏切侵入は予測される危険被害影響度も大きいだけに相当念入り。 信号無視は大阪で取り締まりの話もあったが、一時不停止でも赤切符が発行されていることに注目。 指導も多いだけに、指導中に相当悪質と判断する何かがあって赤切符発行だろうか。 ●山梨(山梨日日新聞) www.sannichi.co.jp/article/2015/05/31/80015362 14項目の紹介のみ ●長野(信濃毎日新聞) www.shinmai.co.jp/news/20150602/KT150601ETI090013000.php 講習内容の紹介 ●富山(北日本新聞) webun.jp/item/7186827 (全文は登録者のみ) ●石川(北國新聞)なし ●静岡 5.29の記事のみ www.at-s.com/news/detail/1174199971.html 違反切符147件→全て事故原因の違反→信号無視が87件 ●岐阜(岐阜新聞) www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/main/CO20150601010010871127083A.shtml (既に記事が見られない) ●福井(福井新聞)5.31の記事のみ www.fukuishimbun.co.jp/localnews/oricon/72110.html ●三重(伊勢新聞)なし ●愛知と中部地方全域(中日新聞) www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015060102100026.html 名古屋市守山区(読売新聞) www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150601-OYTNT50249.html 赤切符発行は13件。 ●滋賀(滋賀報知新聞)6.6の記事(高校の啓発活動)のみ www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article id=A0018451 ●京都(京都新聞) www.kyoto-np.co.jp/country/article/20150601000010 共同通信の東京での97箇所取り締まりを紹介のみ ●奈良(奈良新聞)5.31の記事のみ(詳細は本紙) www.nara-np.co.jp/20150531104616.html ●和歌山(紀伊民報) www.agara.co.jp/news/daily/?i=295385 p=more 街頭啓発活動としての案内のみ ●大阪(大阪日日新聞)なし ●兵庫(神戸新聞) www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008082286.shtml 講習が始まるという案内のみ ●鳥取(日本海新聞) www.nnn.co.jp/news/150601/20150601007.html 講習が始まるという案内(全文は登録者のみ) ●島根(山陰中央新報) www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1333806009 共同通信の東京での97箇所取り締まりを紹介のみ ●岡山(山陽新聞) www.sanyonews.jp/article/182020/1/ 指導の様子のみ ●広島(中国新聞) www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=159487 comment_sub_id=0 category_id=112 指導の様子(全文は登録者のみ) ●山口(山口新聞) www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2015/0601/1.html 講習が始まるという案内のみ ●香川(四国新聞) www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20150602000145 赤切符発行なし、14人に警告 ●徳島(徳島新聞) www.topics.or.jp/localNews/news/2015/06/2015_14331349735714.html 街頭啓発活動の模様、摘発者なし ●愛媛(愛媛新聞) www.ehime-np.co.jp/news/kyodo/20150601/ky2015060101001087.html 共同通信の東京での97箇所取り締まりを紹介のみ ●高知(高知新聞)5.29の講習開始の簡易紹介のみ www.kochinews.co.jp/? nwSrl=338575 nwIW=1 nwVt=knd ●大分(大分合同新聞) www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/06/05/214100604 (全文は登録者のみ) ●福岡(西日本新聞) www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/172660 90人に注意のみ ●佐賀(佐賀新聞)5.16の記事のみ www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/187238 ●長崎(長崎新聞)なし ●宮崎(宮崎日日新聞) www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_12668.html (全文は2日付朝刊か携帯サイト) ●熊本(熊本日日新聞)なし ●鹿児島(南日本新聞)5.26の簡易記事のみ 373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=66699 sp=1 ●沖縄(琉球新報) ryukyushimpo.jp/news/storyid-243615-storytopic-1.html 両耳イヤホンも車両用信号に関しても誤解がある。(自転車歩行者用信号の存在を考慮していない) (沖縄タイムス) www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=117807 施行の案内のみ 全国紙 ●読売 www.yomiuri.co.jp/national/20150531-OYT1T50105.html 赤切符発行後の流れも図解してあり分かりやすい。 2014年の全国での赤切符発行枚数は約7700枚、2006年の約250件からは急増。 確かにこう見れば昨年の取り締まり赤切符発行数は増えていると見るが、 単純に昨年以上に発行要件そのものを緩くしたという見方はできない。 ●毎日 mainichi.jp/select/news/20150601k0000e040145000c.html チラシ配りと街頭指導の紹介のみ。特に警告票発行の情報もない。 ●朝日 なし ●産経 www.sankei.com/west/news/150601/wst1506010024-n1.html 施行されたという案内のみ ●日経 www.nikkei.com/article/DGXLASDG31H3U_R00C15A6CC0000/ (詳細は登録者のみ) こうして実際に記事の扱いを見てみると、 「実質は講習が追加で用意されただけで大した変更ともいえない」ので 新聞記者や各地方県警で「急を要することもでないだろう」という感覚から 街頭呼びかけがあったかどうかすら定かではなく「あえて記事にしない」というところもあるようだ。 これでも「取り締まりが厳しくなった」と果たして言えるだろうか。 当然「今まで通り暴走運転が許される」はずもなく、「安全運転を心がけよう」ということに変化はない。 ▼具体的な講習対象の摘発(赤切符発行)について 「京都新聞」kyoto-np.jp/politics/article/20150601000106 「酒酔自転車運転で書類送検」 事故は3.31でも、送検が6.1なので恐らく講習対象のカウント1回になる。 ●警告票にも差 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150602_13039.html 福岡ではイヤホン警告が最多でも、宮城では「歩道通行・右側通行」が115件中64件で最多。 しかし、本当に事故が起こりやすいのは主要道路だけではなく生活道にも潜んでいるはずだが、 活動をより多くの人に知らせる効果が低いから広報日にわざわざ選ばないのだろう。
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時刻に関する表現 まずは序数詞を勉強しましょう. 時間帯フレーズの表現 生格で表現します. いま何時 Która godzina? What time is it? która は which ですが,時間を聞くときはこれが決まり文句です.そして,この回答には,序数詞を女性形にして使います.godzina って女性名詞ですから. Jest godzina pierwsza (druga, trzecia). It s one (two, three) o clock. godzina を省略することもできますが,女性形のままです. 24時間形式,しかも23時45分というのが公式らしいので,時間をひたすら並べます. 非公式(というかインフォーマル?)では,13時が1時,14時が2時,の表現.そして,15分前とかも使います. 何時に? というときは o が付きます.時刻の時は o + L(前置格)です. O Której godzinie? 形容詞の女性前置格は ej です. Film zaczyna się o siódmej. 分 minuta に合わせて,女性形にします. ○分すぎ(○分後) 分 po 時(L,前置格) poは (時)の後 ですので,○分経ちました,△時の後にね,という感じです. 前置格,とは書いていますが pierwsza, druga など -a (godzina)の前置格なので,-ejです. ○分前 za + A(対格) 日本語だと0時45分を1時15分前と言ったりします.同様の表現をするんですが,「15分後が1時」といった表現になります.分なので,数字は女性形で,女性形の対格を取ります.後に付く「時刻」は主格です. Przyjadę po ciebie za dziesięć ósma. I ll come by for you at ten till eight (7 50). ポーランド語/前置詞/時間(前,後)2 ○時半 「半」は wpół do を使います.do は「~まで」なので,「~まであと半分」.9時半なら wpół do dziesitej となります. 15分 kwadrans は 15分を表します. 7時15分は piętnaście po siódmej, kwadrans po siódmej のどちらも言えます.
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神明峠 【しんめい】峠 保津峡の北にある峠。 この峠は、府道50号線のピークではなく、坂の途中にある。 理由は峠の分岐路に起因し、昔は神明峠ではなく鼓峠という峠になっていたため。 分岐路の方は下っているため、分岐路を基準に考えると、この地点が峠になる。 r50が峠になっているのは神明峠から2キロほど北に行ったところ。 この先ずっと進むと日吉ダムに行くことができる。 付近にある峠、山 愛宕山、地蔵山、竜ヶ岳、明智越え 付近にあるもの 清和天皇陵、水尾集落 峠位置 京都市右京区/亀岡市保津町r50峠 保津町 コース所在地 京都市左京区~亀岡市保津町 距離 保津峡橋から 5.41km愛宕林道 4.11km 路面距離(計算値) 保津峡橋から 5.45km愛宕林道 4.12km(林道標より) 最大標高 保津峡橋から 404m 最大高低差 保津峡橋から 329m愛宕林道 269m 平均勾配 保津峡橋から 6.1%愛宕林道 6.5% スタート 保津峡橋から 保津峡橋分岐点愛宕林道 林道起点ゲート ゴール 林道との分岐点 地図 Yahoo!地図(神明峠)Yahoo!地図(r50峠) ルート地図 保津峡橋から愛宕林道 保津峡側から撮影。 写真のとおり、峠というか、峠道の途中。 保津峡橋から 神明峠にとっての下六丁峠は、愛宕山にとっての試峠のようなもの。 路面状態 良くも悪くも無い程度。一部舗装が痛んでいるところや、濡れているところ等ある。 堆積物等 水尾集落以降の山中は多め。 交通量 少ない。たまに多い。 他、地元の人とハイカーなどがちらほらいる。 途中水尾の集落を抜けることになる。 水尾集落を抜けて1つめか2つ目のカーブにある山側のガードレールに、青のスプレーで【もうすこしだぞ】とかいてある。 実際に神明峠まではもう少しだが、r50の峠まではまだまだ長い。 神明峠手前までは飛びぬけて急勾配があるわけでもなく、ただひたすら体力勝負。 寒い時期は路面凍結等があるので注意。 廻り田池から r50峠に記載。 愛宕林道 この林道、道標にも愛宕林道とある。 もっと麓のほうにある看板には、林道愛宕線とある。 路面状態 悪い 堆積物等 非常に多い 交通量 ほとんど無い 他、ハイカーなど歩行者が少しいる。 池の少し前まで川沿いを走る。 そこから池まで短距離急勾配。 2つの池を過ぎ、愛宕支林道(左)との分岐を過ぎると勾配があがる。 この辺りから林道終点までコンクリート舗装だったような気がする。 ゲートを抜けてゴール。 ところどころきついところはあるものの、この手の道によくあるえげつなさは無い。 登坂走行ルート 保津峡橋から(○) 廻り田池から(○) 林道愛宕線(○) 登坂未走行ルート 無し スタート地点側から撮った保津峡橋。 なかなか良い感じだが、落書きで台無し。 【もうすこしだぞ】と書かれたガードレール。 現在は、ほぼ消えている。 水尾の集落を抜けた後の1つ目の急カーブのところにある。 これを通過したあと少し行くと、ハーフパイプを伝って流れ出ている水がある。 飲めるのか気になるところだが、足は付きたくない。 水尾の集落には、コカコーラの自販機と、同じ場所に農協の売店?がある。他にも休憩できそうなところがある。 坂の上側から撮影した神明峠。 神明峠の看板が背中合わせに設置してあるところからすると、この看板の間が峠ということになる。 写真ではわかりづらいが、保津峡川から、この峠が見える手前のカーブの前の道あたりからかなりの急勾配になる。 車が止まっていたのが残念。 上とは別の日の神明峠。 カメラも違う。 神明峠の峠位置。 何故、ここを鼓峠という名から変えず、r50峠に神明峠と名をつけなかったのだろうか。 ゲートを越えると悪路っぽいくだりになっている。 一般車両の通行は禁止のようだが、自転車は通行可能。 愛宕林道起点スタート地点。 自転車は右から抜けられる。 起点の支柱。 愛宕林道終点。 自転車は右から抜けられる。
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若狭街道 鯖街道と総称される道はもともと若狭や美浜と京を行き来した若狭越えの道であったもののようで、その範囲は概ね、琵琶湖西岸(水路としての琵琶湖を含む)と、頭巾山から長老ヶ岳にかけて連なる峰の間のようである。 西近江路全線を鯖街道とするのならば日本海側は敦賀から高浜辺りの港町が起点の範囲になりそう。 現在鯖街道と言えば、小浜市から(国道162号、)国道27号線、国道303号線、国道367号線(、川端通)を経て出町柳へ至るこの若狭街道のことらしい。 一応、起点は小浜市のいづみ町商店街、終点は出町商店街にある。 終点のほうは、この商店街と言うよりも出町橋にある鯖街道口のほうが分かりやすく明確で終点らしいため、ここでは出町橋とする。 休日に自転車で行きたくも無いし。 起点にしても、商店街内部より、小浜駅前辺りのほうが街道口としては分かりやすく明確で起点らしいと思う。 こちらは休日閑散としているが、やはりどこかひとつの商店街の一点をそうするのはどうも違う気がする。 ちなみに出町橋は左京区と上京区の境界だが、出町商店街は上京区のため、左京区までとするとやはり出町橋終点が合う。 花折トンネル北にあるトンネルは全て旧道?により回避できる(国道を行くよりしんどい、特に登りは)。 鯖街道は、当時のルートを今でもたどることが出来るが、自転車でそれを往復するには貧弱な自分の場合、2日がかりになりそう。 自転車ではなく、走ることによってこのルートを走破する鯖街道マウンテンマラソンというものもある様。 コンパートメント症候群なんかでなければ、マラソンに関係なくチャレンジしてみても良かったが。 道の駅 若狭熊川宿、くつき新本陣 峠 水坂トンネル(or水坂峠)、檜峠、花折峠orトンネル、途中越 道所在地 福井県小浜市~若狭町、滋賀県高島市~大津市、京都市左京区 距離 片道74.64km、往復149.28km 路面距離 多分片道75km、往復150kmぐらい 最大標高 488m 最大標高差 498m(!?) 平均勾配 スタート いづみ商店街or小浜駅前交差点 ゴール 出町橋 地図 ルート地図 出町橋起点終点往復 出町橋から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い 水坂トンネルも1つと数えると、4つの峠を超える。 峠が2つずつセットになっている。 平均勾配はマイナス。 車、バイクともに多い。 迂回出来るトンネルが多い。 いづみ町商店街から 舗装状態 良好 路面状況 概ね良好だが一部砂利類多め 交通量等 多い こちらのルートが道としては順路。 平均勾配はプラス。 なんとなく道の雰囲気が名前負けしている感じがする。 鯖街道の内、京都市内と小浜市をつなぐ国道メインのルートは他にもR162の周山街道と、R161とR303メインの琵琶湖西岸を廻る西近江路がある。 距離が長く、コースの雰囲気無視で登りが少ないという意味で楽な道が良ければ、西近江路。 距離が短く、雰囲気そこそこヒルクライムもそこそこなら、若狭街道。 距離が長く、峠越えも多いが、雰囲気も良いのが周山街道。 国道メインのルートでは、一番きついけど周山街道が一番好き。 西近江路のR161、R367それぞれの交差点間のR303は走った事が無い。 走行ルート 出町橋から いづみ町商店街から 未走行ルート 無し いづみ町商店街内にある鯖街道起点の石。 この方向に進むと商店街を出てr14に入る。 商店街を出たところで小浜駅側へ左折し、駅からは国道をたどる。 出町橋西詰めにある石柱。 鯖街道の終点。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/78.html
交通法規3へと続きます https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/94.html 最終更新日:2017.6.25 ●住宅街の死傷事故件数は幹線道路の2倍 〃 ●[埼玉]双方ともに一時停止線規制がない交差点での事故 6.11 ●[埼玉]交差点での自動車と自転車の出会い頭の衝突事故 6.4 ●自転車の事故は歩道のない裏道交差点での出会頭事故が9割 〃 ●大した問題ではないと思い込んでいる常識こそ非常識 〃 ●[埼玉]自転車側に一時停止線のある交差点での事故 〃 ●[静岡]学校独自の自転車免許証の発行、 〃 ●[群馬]一時停止の重要性、●[熊本]ながら運転への注意 5.21 ●一時停止だけでは不十分(徐行義務)、●[新潟]交差点での事故、●[静岡]県内初の講習対象者 〃 ●[熊本]ヒヤリハット地図を利用し交通指導 5.7 ●[埼玉]丁字路での事故 4.23 ●道交法38条を遵法させるための奇策 〃 ●ヘルメット着用でも命を守り切れない場合もある 4.16 ●交差点と一時停止を軽視すると起こる事故 〃 ▲自称「一時停止を守っている44.9%」という空しいアンケート 〃 ●危険だと思う自転車の乗り方の1位は「無灯火」というアンケート 〃 ●今更「道路構造令」の改正によって自転車専用レーンが規定 3.26 ●自転車ナビラインの周知と「通行帯」「指導帯」の分かりにくさ 〃 ●[愛媛]側方距離1.5m運動、●[愛媛]事故防止のため生活道路に人工的な段差 〃 ●[大阪]事故状況を仮想体験できる安全教室 3.12 ●過信は事故の元 3.5 ●自動車免許返納後の代替交通手段 〃 ●ヘルメットをしていてもしていなくても助かった例 2.26 ●素人参加の自転車競技での事故、●競争ではないイベントでも事故 2.19 ●自転車の安全教育、●イメージハンプ(錯視効果を利用した標示) 2.5 ●若年層が加害者の事故 1.29 ●[静岡]自転車に対して自動車は横幅1.5m空けて通行するように促す運動 1.22 ●[東京]2017.2.1より販売時にチェックシートを配布するが・・・やや問題あり 〃 ●[三重]自転車横断帯での死亡事故 2017.1.8 ●自転車の免許制を求める声について、●[東京]歩道で歩行者と衝突事故 2016.12.25 ●一時停止が徹底できていれば防げた事故 〃 ●一時停止・徐行の標識に「STOP」「SLOW」が順次追加表記 〃 ●[兵庫]加東市の市役所内に自転車シミュレーター導入 12.11 ●ざっくり言えば「自転車をもっと有効活用しよう」という法案、●[茨城]交通安全教室 〃 ●指導は行っていても浸透しているとはいえない状況 12.4 ●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視 〃 ●「自転車活用推進法案」でどのような変化が期待できる?、●[滋賀]住宅街での事故を防ぐ取り組み「ゾーン30」 〃 ●危ない交差点「全国交通事故多発交差点マップ」、●教育面からの交通マナー向上、●一時停止しなければ危険な場所 11.27 ●[京都]高齢者向け自転車教室、●[愛知]ながらスマホの危険性と相変わらずの内容 11.20 ●[大阪]マナーアップ講座 11.13 ●[埼玉]自転車の車道走行への整備が事故を減らしたケース 〃 ●[大阪]御堂筋に「自転車専用道」の設置 〃 ●[埼玉]1年以上経過して県内初の講習対象者 10.30 ●[兵庫]交差点が事故の箇所としては最多(一方で違反の内訳への違和感も) 〃 ●[和歌山]「傘さし」「携帯電話の操作」での事故を再現する交通安全教室 10.23 ●[大分]「自転車安全運転へ正しい乗り方学ぶ」 10.16 ●【重要】子供の自転車事故について ●[兵庫]交差点で車と衝突 自転車の小1が重傷、 〃 ●[埼玉]一時停止標識も信号もない交差点での事故 10.9 ●事故で曲がったフロントフォーク 〃 ●講習対象の5年以内という期間の意味 〃 ●[滋賀]「止まれの標識が意外と浸透していない」 〃 ●[佐賀]交差点で一旦停止を怠った自転車の事故再現スタント 〃 ●[香川]一時停止と安全確認が出来ているのは13.6%という回答 10.2 ●尋常ではない「一時停止無視率96.5%」という恐ろしいデータ、他 〃 ●危ないと思った自転車の運転「急な飛び出し」がトップで約68% 〃 ▼ある意味危険な条文(1)「手信号/手(腕)での合図/ハンドサイン」 〃 ▼ある意味危険な条文(2)「自転車横断帯」 9.25 (記事が消滅したURLを記事のあるURLに変更) 〃 ▼双方に問題山積みの意識感覚(主婦400人を対象にアンケート) 9.18 ●「一時停止の標識を見逃す人が多いから気をつけて」 〃 ●[静岡]街頭指導中に一時停止をしない自転車の多さ、●[富山]スタントマンが交通事故再現(自転車安全教室) 8.28●[福井]左側通行を意識させるための道路標示の試験運用 21 ●[京都]「街頭で安全運転を呼び掛ける活動」「交差点で実施」 8.14 ●魔の交差点、●今のところ国内で先月から始まったスマホゲームで重大事故が無いのは偶然? 〃 ●[大阪]歩道内での対面する自転車を交わした直後に転倒、●[沖縄]自転車道が新たに完成 8.7 ●一時停止と交差点の軽視 、 ●[埼玉]やはり交差点 〃 ●[岐阜]交差点の車同士の事故に巻き込まれた歩道の自転車 〃 ●[千葉]遮断踏切立ち入りでの事故、●ながらスマホに見る自動車社会の弊害 7.31 ●「自転車事故から命を守る3つのポイント」の違和感 〃 ●[山梨]自転車の高校生が自動車と衝突、●[愛知]携帯を見ながら自転車走行により赤切符発行 7.24 ●[青森]違反と指導内容のズレ 〃 ●車道の自転車走行位置の路面標示の統一化と一方通行化 〃 ●[福岡]博多駅近くに「歩行者・自転車の走行場所が分離された道」の整備 7.17 ●事故事例と対策 〃 ●自転車への更なる罰則強化は既定路線? 〃 ●見通しの悪い交差点と一旦停止や左右の確認 7.3 ▼[兵庫]発行された赤切符の9割が「遮断踏切への立ち入り」「信号無視」 〃 ●[青森]警告票が倍増で3183件,●[茨城]横断歩道を渡ろうとする歩行者がいれば停止 6.26 ●[滋賀]実際に赤切符を発行された事故のケース、●[福岡]赤切符発行と交通指導の内容の差 6.19 ●[静岡]一時不停止を重要視した記事内容 〃 ●正面から来る車道の右側通行自転車の対策 〃 ●東北地方の赤切符発行トップは「安全運転義務違反」 〃 47都道府県警の自転車に関連するページ(1)【北海道・東北編】 6.12 ●講習対象になっている14項目を再確認 〃 ●[広島]信号のない交差点での出会い頭での事故が圧倒的に多いというデータの一例 〃 ●[千葉]98件中半数が「酒酔い運転」と気になった「3つの問題点」 〃 ●自転車での(子乗せではない)2人乗り表現と荷台の規格について 〃 ●[静岡]高齢者の事故防止 6.5 ●講習対象14項目で最も多かったものは「赤信号無視」 〃 ◆サイクルイベントの来場者アンケートでも14項目の理解遵守率は36% 5.29 ●[兵庫]事故が多いのは交差点 5.22 UP ────────────────────────────────────────────────── ●一時停止と交差点の軽視 一時停止について「止まるのは当たり前なんだからイチイチ言われるまでもない」 交差点について「少々左右確認しなくたって事故なんて起こりゃしない」 という人達は、実際問題として交差点で事故が多いということをどう捉えているのだろうか。 一時停止の標識標示を無視し続けても「自分だけは絶対に事故は起きない」という自信は一体どこから来るのか。 そして、見通しの悪い交差点の場合、標識がなければ「一時停止(道交法43条)」が必要なかったとしても、 今度は道交法42条に罰則ありの「徐行」義務もあるため疎かにはできない。 ※実際には「罰則や条文の有無」「指導や取り締まりの有無」という原則どうこうより、「事故統計でも最多」として 怪我や事故を防ぐために、単純に「身を守る手段」として、最も重要という意味で守るべき内容。 ────────────────────────────────────────────────── ●住宅街の死傷事故件数は幹線道路の2倍 www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/guide/drive/201301.html#anc-02 国土交通省のデータ。 主要な幹線道路での街頭取り締まりの効果は「取り締まりをしている」という広報活動の意味合いが強く、 1件でも多くの事故防止に繋げるという意味では効果は低いと見るべきだろう。 2011年中に生活道路で起きた事故の種類のうち最も多いのが、「出会い頭」で全体の約4割※2を占めています。 そのため、停止線のあるところや、見通しの悪いところでの一時停止を徹底することが 住宅街での事故防止のために重要です。 ※2公益財団法人交通事故総合分析センター資料を基に国土交通省国土技術政策総合研究所が作成したデータを参照 住宅街を走行するとき、停止線や見通しの悪いところでは必ず一時停止を行い、 安全を確認しながら十分に速度を落として運転しましょう。 自動車向けの内容としても自転車にもそのまま使える内容。 生活道こそ、こうした危険性と身を守るための手段・方法があることを十分に理解してもらう取り組みが急務。 ●[埼玉]双方ともに一時停止線規制がない交差点での事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/06/20/02.html 同署によると、現場はセンターラインのない市道が交わる住宅街の丁字路。 双方とも一時停止規制などはない。軽乗用車が直進中、左から進行してきた自転車と衝突した。 一時停止規制がなければ停止しなくても安全というわけでもない。 徐行も重要だが安全重視であれば一時停止義務がなくても停止するほうが確実に安全といえる。 ●[埼玉]交差点での自動車と自転車の出会い頭の衝突事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/06/07/04_.html 同署によると、現場は信号機のない十字路交差点。 交差点の角には建物の塀があり見通しが悪く、自転車側には一時停止線が、 乗用車側には「子供注意」の道路標示があった。 頭を強く打ち重傷を負った とあるが、ヘルメットを被っていたのかどうかは分からない。 そして、当然ながらヘルメット着用であっても絶対に重傷が避けられるとは限らない。 まずは標識の有無や原理原則以前に「見通しの悪い交差点で確認せずに止まらずに進めばどうなるのか」 ということをイメージさせるしかない。 ●自転車の事故は歩道のない裏道交差点での出会頭事故が9割 cyclist.sanspo.com/335948 自転車事故の発生場所は歩道のない裏道交差点の割合が一番高く、 原因は「車との出合頭事故」が中高生ともに約9割を占めているという。 古倉氏は「自動車などの他の交通の状況を十分に認知するとともに、 信号や一旦停止の遵守、安全確認などのルール徹底が必要」と注意を促している。 この9割というデータを信頼するならば、 直接的な事故には繋がりにくいような「見える場所」で「見える危険」を注意するような 広報活動のような取り締まりではなく もっと「実際の自転車事故データの場所を特に重点的に、広報的な意味合いは低い狭い場所であっても、 真の意味で事故を防ぐための交通安全活動」をすべきに思える。 ●大した問題ではないと思い込んでいる常識こそ非常識 www.asahi.co.jp/webnews/abc_2_002_20170521001.html 【大阪】自転車の交通安全を学ぶ催し 去年、大阪府で発生した自転車事故のうち、およそ7割が、交差点周辺で起きていて、 警察は、確認の徹底を呼びかけています。 これら7割の事故のうち(タンデム・子乗せではない)2人乗りや並進や遮音が 原因に含まれるというデータでもあれば、確かに「目に付きやすい違反から」 優先的に注意を促す必要があるという見方もできるが、 実際は「徐行・一時停止」の不徹底が原因であることは明らか。 「殆どの人が違反と全く思っていないような違反」として 見えない危険こそ最も危険な状態ではないだろうか。 ●[埼玉]自転車側に一時停止線のある交差点での事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/05/22/02.html 出合い頭に車と衝突、自転車の男性死亡 植え込みで見通し悪く/川口 武南署によると、現場は信号機のない交差点で、植え込みのため見通しが悪いという。 直進の乗用車と左方から来た自転車が衝突した。自転車側の道路に一時停止線があった。 これも一時停止をしっかり守っていれば事故は起こらなかった。 ●[静岡]学校独自の自転車免許証の発行 www.at-s.com/news/article/local/west/363797.html 一時停止標識の順守や、見通しの悪い交差点での左右確認を体験し、「自転車免許証」の交付を受けた。 学校独自の免許交付という事実はさほど気にすることでもない。 それよりも、あまり多くの内容を詰め込むと全く頭に残らないことは確実なだけに、 とにかく事故が最も多いとされる「交差点」を、どう通れば事故に遭わないのかを 考えてもらうきっかけになればと思う。 ●[群馬]一時停止の重要性 mainichi.jp/articles/20170601/k00/00m/040/043000c 自転車事故:多い5~6月 新生活の「慣れ」反映か - 毎日新聞 歩道がない裏道の交差点で14年に起きた中高生の自転車事故3375件のうち 9割前後は車との「出合い頭」の衝突だった。 事故原因を当事者の中高生に聞いたところ、3分の2が「車の発見が遅れたため」と回答した。 群馬県警交通企画課によると、事故が起きやすいのは、信号機がなく、 自転車側に一時停止の標識がある交差点だという。 よくあるのが、自転車が交差点にさしかかり、車が遠くに見えた場合、 まだ大丈夫だろうと思い、一時停止せずに交差点に進入してしまうケースだ。 車は時速40キロの場合、わずか2秒で20メートル以上進む。 遠くに見えても、あっという間に近づく。 さらに、自転車側に一時停止があると、車側が優先道路のため 車はそのまま徐行せずに交差点を通過する可能性が高い。 県警の担当者は「要は、自転車が一度止まるかどうかにかかっている。 『いつも大丈夫だから今日も大丈夫』という考えは危険」と注意を呼びかけている。【杉直樹】 「歩道がない裏道の交差点」での事故だけをピックアップしてはいるが、9割が出会い頭の衝突という事実。 「徐行・一時停止さえ出来ていれば」事故どころか一切怪我を負うようなこともなかったはず。 ●[熊本]ながら運転への注意 this.kiji.is/242513269299873277?c=92619697908483575 一方で、例によって「目立ちやすいので注意しやすい」ながら運転に主に注意を促す地域もある。 自転車ながら運転ダメ 不安定周り見えず ●視界が狭くなる携帯のながら見 ●ブレーキが前後使えなくなる傘の使用(支持具の場合は”不安定になる恐れがある”という点で問題) ●聴覚を遮る完全遮音 視界を遮りブレーキを正常に操作できなくなる前2点はともかく、 やはり、遮音に関しては「(サイレン音が分かる程度の音量で)徐行・一時停止が間違いなく適切に出来るのであれば」 自動車の場合や原付の免許発行等にも絡んで注意をする優先度は低いように思える。 ●一時停止だけでは不十分(徐行義務) 自転車同士が衝突、高齢者と小4 高齢者が頭蓋骨骨折の重傷/浦和署 www.saitama-np.co.jp/news/2017/05/19/02.html 現場は十字路交差点で、信号機や一時停止線はなかった。 自転車で多数の事故を減らすために、最大の優先項目として「一時停止」を挙げているが、 当然、一時停止だけを守れば全ての危険性を防げるというのはありえない。 もし仮に「標識標示をしっかり確認したが、止まる必要がなかったから無視したら事故が起きた」として、 この場合「一時停止だけ」の観点から見れば止まる必要なかったという見方もできるが、 もし見通しの悪い交差点だった場合、 道交法42条に罰則ありの「徐行義務」が存在していることも忘れてはならない。 ※もし見通しがよければ他車が来ていないかどうか、人体構造的に動く物は自然と目で追いやすいため 確認していたと考えられ、余程視野が狭くなれば双方回避できたはず。 ●[新潟]交差点での事故 www.ohbsn.com/news/detail/kennai20170519_8047953.php 長岡で自転車はねられ小学生重体 - BSN 現場は信号機のない交差点 画像には「止まれ」の標識。 ニュースサイトでは自転車の交差点事故が取り上げられることは増えてきた気はするが、 実際の当事者である自転車ユーザー達が交差点に注意を払うようになっているかといえば 「どこ吹く風」だろう。 「老若男女問わず、止まることに注意を払えないのであれば自転車には乗らないで欲しい」と言い放ちたくもなる。 ●[静岡]県内初の講習対象者 cyclist.sanspo.com/334355 県警によると、男子生徒は28年11月に県道を横断しようと渋滞中の車の間から飛び出し、 反対車線を走っていた普通乗用車と衝突したほか、 29年1月に市道を横断した際に歩行者とぶつかり、相手に軽傷を負わせる事故を起こしていた。 もはや講習制度が始まったことすら一般の人々からは忘れ去られているに等しい中、 2回の事故を引き起こし講習へ。 自動車で「本日青切符が切られました」とわざわざニュースにするわけもない話題と違い、 講習対象者が1人出ただけで記事になること自体おかしい話でもある。 同法に基づき、県内で1回目の違反登録をされた人は4月末現在、1092人に上っており、 このうち約46%を高校生を含む10代が占めている。 「周囲が見えていない」「傍若無人な走行をするのは若者だ」 という印象を持つ人も少なからずいると思うが、よく考えて欲しい。 「若年層を狙い撃ちして取り締まりをすれば」必然的にこうなるのは当たり前。 「恣意的ではない」という立場だったとしても果たして本当かどうか。 印象論の罠に嵌らないように気を付けたい。 事故に直結する「一時停止無視」を老若男女問わずに「本気で」取り締まりをすれば 年代の偏りなど存在するとも思えない。 それより静岡県の場合「静岡県道路交通法施行細則」(現行版:平成29年01月31日)で 未だに他地域では大半規定のある「自転車への警音器の装着義務についての条文が存在しない」が、 いい加減追加したほうがいいのでは。 ●[熊本]ヒヤリハット地図を利用し交通指導 rkk.jp/news/index.php?id=NS003201705171406490111 しかし、動画内では並進についての声掛けが中心。 交差点や丁字路での「徐行・一時停止」の重要性は2の次? ●[埼玉]丁字路での事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/04/27/03.html 男児が意識不明の重体、トラックにはねられ 自転車を運転中/越谷 子供でも自転車に乗って公道を走ることができる反面、 視野も大人に比べて狭く、情報・知識・認識力などで「空間の情報処理能力」そのものが未熟であることを どのように自覚させるのかというのが難しい。 「こういうときはこうする」といって十字路では理解できても丁字路では勝手が違うとか、 「標識・標示をしっかり確認してそれに従わなければならない」と諭したところで 実際に理解実行できるかと言えば、 「大人ですら一時停止を徹底的に”なんとなくでいい”ような扱い」で まともに守ってないのだから無理な話。 リスクや危険性とそれを防ぐために何が必要なのか。どうすべきなのか。 標識や法律以前に、直感的に「事故に遭うことは”明日が無くなるかもしれない”嫌なこと」として 他人が守っていないからそれに倣うといったことはしないように やはり「安全に対して注意」し、交通について日常的に学ぶ機会を持つことが重要だと考えている。 ●道交法38条を遵法させるための奇策 current-life.com/carzeni/cross-crosswalk-slowly/ 【道交法38条の要約】 横断歩道を渡ろうとしている歩行者(自転車横断帯があれば自転車も含む→以下「歩行者等」)が 明らかにいない場合を除き、「停止することができるような速度で進行しなければならない」。 横断しようとする歩行者等がいれば一時停止する必要がある。 本文では自動車を対象とした内容と対策としても、 「車両等」とあるのでこれは自動車やオートバイ限定の話でもなく自転車でも本来は守らなければならない内容。 一見非現実にしか思えない内容でも、こうした現実の問題を映像化することで 一石を投じる形になると考えるのは期待しすぎか。 何か「公道」という存在をサーキットコースか何かと勘違いして「歩行者は邪魔者」という感覚で 減速や止まることに対して異常に敗北感や嫌悪感を持っているような存在も少なからずいるように思えるだけに、 「運転免許に値する適正があるのかどうか」再考する余地もありそうに思える。 自転車の場合は免許制度は難しいため、特に「教育面」で「適切に止まることは常識」としての擦り込みが必要。 ●ヘルメット着用でも命を守り切れない場合もある (既に内容は消えている)www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170415/5616351.html (代替)anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Date/20170421/ 04月15日 19時15分 ヘルメットは着用していたということです。 下り坂でスピードを出していたということではなく上り坂の緩やかなカーブで転倒とあるが、 どういう体勢で倒れたのか詳細は不明。 ・ヘルメット着用でも守りきれない場合もある というのは「ヘルメット着用絶対安全主義の落とし穴」という観点から既に述べてきているが、 自動車に轢かれたというわけでもなく、登っていたとあるので、 ・単に速度を抑えればいいということでもない ということになるが、状況が思い浮かびにくい。 (既に破損していた、または安全基準マークが偽物だったなど) ヘルメットそのものに不具合があったとも考えられなくもないが、 年齢的に反射神経が鈍くなっていて受け身をとれなかったと見ているが、 書いてはいないが、ビンディングペダルが原因で受け身が取れなかったという可能性もあるのだろうか。 ●交差点と一時停止を軽視すると起こる事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/04/13/05_.html 自転車とトラック衝突、男子中生が重傷 信号機ない交差点/さいたま 浦和署によると、現場は信号機のない交差点。 道路は両側ともセンターラインがあり、トラックが同市桜区方面から川口市方面に走行中、 左から進行してきた自転車と衝突した。 自転車側に一時停止の標識があった。同署で事故原因を調べている。 【自転車側に一時停止の標識】 ↓ 「自転車で一時停止とか誰も守ってねーし無視して全然OK」 (そもそも一時停止の標識の存在を認識していなかった可能性が大) ↓ 男子生徒は頭部などに重傷を負った。 ヘルメットを着用していなかったと思われるため、着用していれば重傷は防げたかもしれない。 しかし倒されて完全にトラックが乗る形で轢かれていれば 当たり前だが全身の骨が砕ける可能性もあるのでヘルメット着用で守れるはずもない。 守らない人は「こうした事故例がしっかりあるのに、早死にしたいだけなんだろうな」 と思えばいいだけで、「大丈夫」と思い込んでいる人を過剰に責め立てても改めるはずもない。 また、事故に遭いそうになったとしても(または実際に傷を負うような事故に遭っても) 「単に運が悪かっただけ」で済ませるようであればいつまでも危険性は減らない。 とにかく【一時停止を守ることは自分の命を守ること】に他ならないので (例え取り締まりで一時停止を守っていないことを全く注意していなかったとしても、) これに気付いた事故に恐怖する感覚を持つまともな人は自衛することを強く薦める。 ●今更「道路構造令」の改正によって自転車専用レーンが規定 cyclist.sanspo.com/328063 見直しでは車道の幅員について、自転車専用レーンが設置可能な道路幅を定める。 警察庁の基準の場合、自転車専用レーンは「1.5メートル以上が望ましい」とされている。 同基準を踏まえ、幅員規定の導入を検討する見通しだ。 各地で好き勝手に色分けをはじめて、 今頃になって「1.5m確保してください」というお役所仕事。 何故まず最初にこの構造令改正を公布し、これを基に敷設させるようにしなかったのか・・・。唯々呆れる。 ▲自称「一時停止を守っている44.9%」という空しいアンケート cyclist.sanspo.com/326112 突っ込みどころが満載の内容。 いつの間にか急激に交通マナーが改善? いや、全く守ってもいないであろう項目に 見栄を張って答えているとしか思えないようなアンケートに意味があるのだろうか。 歩道走行の「例外の詳細」まで空で言えるほど理解しているような人数の割合が高いとも思えない。 ▲一時停止はあるが、 交差点の通行方法や、罰則もある「徐行義務」についての項目がないのも気になる。 ▲項目として「信号無視」を守っているように捉えられる項目もどうなのか。 一時停止の項目が一時停止無視ではないのであれば この場合「信号の遵守」が妥当では? ▲2人乗りも除くのは幼児同乗車だけでなく 各地で解禁が進んでいるタンデム自転車についても触れて欲しかった ●例によって勘違い助長 イヤホンなど使用運転の禁止 どこの地域で音量等の条件が無関係で禁止になるような状況になったのか。 歩道通行の禁止は注釈を長々と書いているわりに、こちらはまるで全国共通で違反扱い。 ※「歩道通行の禁止」の例外:道路標識などで指定された場所、 運転者が児童 (6歳以上13歳未満) および幼児 (6歳未満)、 70歳以上の高齢者、一定の障害を有する身体障がい者、 車道または交通の状況から見てやむを得ない場合、道路工事や車の駐車等で左側通行が困難な場合など 意図がよくわからない解説としては、 注釈に 車道または交通の状況から見てやむを得ない場合 の記述があっても、原則的な「歩道通行の禁止」を掲げていること。 「現実の道路状況をまともに考慮すれば」 「実質的には車道走行でなければならないという状況が却って危険」ということからも 「とりあえず自転車は車道走れ」というような論調はどうかと思う。 もし仮に、 今現在歩道を走っている全ての自転車が車道走行するようになると どういった状況に陥ってしまうのかは想像に難くないはずだが・・・。 ●危険だと思う自転車の乗り方の1位は「無灯火」というアンケート 危険だと思う自転車の乗り方は? - 2位「携帯電話使用」 news.mynavi.jp/news/2017/04/11/084/ なぜ表題が2位?という疑問もあるのでこちらでは1位を表題に。 そもそも信憑性のあるアンケートかどうかも話半分で見るとして・・・。 1位の無灯火が原因の大きな理由は 安物自転車の典型的特徴でもある「重くなる回転抵抗の豆電球型のライト」が 未だに流通している原因であることは明らかだろう。 2位の携帯電話に関していえば 全国都道府県の条例で禁止されているところがほとんどだが、 わざわざ敢えて2位を表題にしているくらいなら 「未だに規制条文が存在しない地域もある」 というところまで突っ込んで記事にすべきだったのでは? 3位の信号無視は赤切符発行数も最多なので当然。 次いで歩道でのスピード走行。(一概に徐行のみではないので妥当な表現) 一時停止無視が上位で健闘。 こういう内容で悪の槍玉にされがちな遮音に関してはそれほど高くないのが意外。 音量的に違反状態ではなくても警告を恐れて付けない人が増えたのか、 取り締まり側の警告方針が実際の事故を考慮して別の方向に改められはじめているのか、 詳細について理解する人々が少しづつ増えて浸透してきたのか、 単に編集者の意図で面倒だから下げただけなのかは分からない。 ●自転車ナビラインの周知と「通行帯」「指導帯」の分かりにくさ cyclist.sanspo.com/321199 この手区切り線でも「自転車が通行してもよい」場合と 「自転車が原則的に通行しなければならない」場合の2パターンあるのがまたややこしい。 www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/douro/bicycle3/img/pdf/pdf02.pdf ●自転車専用通行帯(道交法20条2項) 自転車は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により 通行の区分が指定されているときは、指定された車両通行帯を通行しなければならない。 ●自転車走行指導帯(道路交通法18条第1項) (幅員や路面表示等に関する詳細な規定なし) 要するに、標識等で自転車が走行することを「指定」されているかどうかの違い。 ●[愛媛]側方距離1.5m運動 思いやり1.5m運動 モデル事業所表彰 自動車が自転車との安全な側方間隔を保つ「思いやり1.5m(メートル)運動」の モデル事業所に指定した14事業所のうち、顕著な功労があったとして 伊予鉄道と松山中央郵便局を表彰した。 こうした運動を薦めても「極一部の真面目な人だけしか遂行してない」で済まされると 「現実的に」車道走行推奨がますます遠のくことにもなるので、 地域一帯からやがて全国にも広がるように願う。 ●[愛媛]事故防止のため生活道路に人工的な段差 www.ehime-np.co.jp/article/news201703161281 国交省は、歩行中や自転車乗車中の死者数減少率が幹線道路よりも小さいとして、生活道路の事故防止策を重視。 「物理的にも気持ちとしても”見えにくい”危険」をもっと認識すべきだと思う。 それが一時停止や徐行や交差点走行に対して気を付けるきっかけにもなる。 ●[大阪]事故状況を仮想体験できる安全教室 cyclist.sanspo.com/322559 news.mynavi.jp/news/2017/03/17/212/ 西日本電信電話(NTT西日本)は3月17日、大阪府警察の協力を受けて、 VR(バーチャル・リアリティー)技術を利用し臨場感ある近未来型の交通安全教育を体験できる 「VR自転車交通安全教室」のトライアルを実施すると発表した。 期間は同日から2018年3月末までの予定、実施地域は大阪府内(今後拡大予定)。 運用負担の軽減に関しては、インターネット接続環境とモバイル端末、 ヘッドマウントディスプレイなどがあれば、場所を選ばず交通安全教育の受講が可能だという。 特定の設置施設のみで実施ではないのである程度は役立つとは思うが・・・、 仮想空間そのものを「ゲームやアトラクションの一部でしかない」という感覚以上の 「走行を改めるだけの実感」を得られるのかといえば、正直疑問なところもある。 ●過信は事故の元 ovo.kyodo.co.jp/ch/mame/a-972550 ▼「過信=危険性」で言うならば、自動車に限らず「自転車も」「若年層も」 「一時停止や交差点や道路の通行方法も」同じ。 80歳以上の高齢者の自動車の運転に関するアンケート結果。 若年層であれば反応速度や視野が広いので高くてもまだ分かるとして、 60代を境に年齢を重ねるほど運転に対する自信が上昇しているのが危険な傾向。 「自分はまだ体力もあって元気だから大丈夫」のはずだったのに、 ある日突然「アクセル・ブレーキの踏み間違いを起こす」。 「起こすはずがない事故」ではなく「起こるはずの事故」として いい意味で恐怖心を持って安全走行を心がけて欲しい。 一方で、過度に不安を煽ったところで「代替交通手段を用意して欲しい」と言われるのが関の山。 用意されている地域もあるとは思うが、それが全国各地に制度化はされていないようなので困ることに。 免許返納を促す一方で「利用者がある程度納得できるだけの交通手段」を用意できなければ、 「交通難民」が、やがて「地域そのものを澱ませる」ことに繋がるため、対策が必要。 当然、田舎の1日に1本あるかないかのようなバスや電車では話にならない。 ●自動車免許返納後の代替交通手段 www.sankei.com/life/news/170302/lif1703020025-n1.html 自転車も車両であり、認識力が低下していれば横断等の際に他車の通行に支障を来すことも考えられ 安易に自転車に乗ればいいとは言えない。 一方でコミュニティバスを運用しようとしても利用者が少なければ赤字。 今のところ国からの補助金や助成金で運用するような仕組みも存在しない。 そこで「拠点回収型の乗り合いタクシー」のような取り組みを紹介。 しかしやはりこちらも利用者が今のところは少なく採算がとれていないようだが、 1日50人以上の利用があれば事業化も可能になるということなので、 免許返納者の増加に伴い、採算がとれるようになれば主流になるのかもしれない。 自動車の自動運転も一般的になるであろう数十年後には交通事情が どのように変化しているのかも注目しておきたい。 ●ヘルメットをしていてもしていなくても助かった例 cyclist.sanspo.com/316458 ▼ヘルメット着用で助かった 派手にコケたわりには骨折もなく、ウェアとヘルメットがパーになっただけで済んだのは、幸運だったと言うべきでしょうね。 ノーヘルだったら…頭が割れていたかもしれないです。本当に命拾いしたって思いました。 ▼ヘルメット非着用でも助かった 都内でロードバイクで走行中、路肩とタクシーの間をすり抜けようとしたときにドアが開いて、 真横に弾かれるように倒れたんですが、この時はヘルメットを被っていなかったんですよ。 真横に倒れたその事故では、なんと運良く頭を打たずに済みました。完全にラッキーでした。 これをキッカケに、「いついかなるときも、どんな状況でもヘルメットしないとダメだぞ。 短距離とかスピード出さないとか言ってる場合じゃないぞ。事故はいつだって起きるんだから」と誓いましたね。 「危険性の予測を怠って路肩とタクシーの間をすり抜けたこと」への対策として ヘルメットを付けようと思ったという若干強引な展開の話。 「ヘルメットを被れば安心なので、これからもすり抜けは危険性を省みず続ける」とも読み取れる。 「問題があると思われる走行マナーそのものを改善しなければ事故なんて起こるに決まってるだろう」という感想。 横幅が十分にない場所を通り抜けるなら 「(すぐに停止できる速度=)徐行」もしくは「一旦停止してトップチューブ上を跨ったまま歩く」といった方法が 当然すべき安全確保では? 現実として老若男女にヘルメットが「罰則あり」で義務化できるとは思えないし、そうあって欲しいとも思わない。 免許があっても交通マナーが雑な自動車から身を守るためにも、 被害を少なくする効果が「絶対にないとはいえない」としても、 「ヘルメット着用しているから幅寄せしても大丈夫だろう」という他車の危険性を呼び込む効果も考慮すると、 やはり絶対視するのはどうなんだろうと。 ※同様の逆説的効果としては、遮音状態で走行する自転車に対して、速度抑止や注意力が増えるようなもの。 ※交差点等での見えない位置からの場合は装備状態とは別の「交差点での走行方法」の話になる。 と、思いながらコラムの最後にある 保険料の追加負担なしでヘルメット着用中の死亡事故に100万円<PR> を見て あぁなんだ只のCMか・・・とガッカリ。 現実的ではないような自転車免許にしても、ヘルメット着用にしても 「それさえあれば大丈夫」と思い込まないように、常に疑問を持って、もっと深く考えたいと思う。 ●競争ではないイベントでも事故 www.sankei.com/affairs/news/170226/afr1702260011-n1.html 自転車で走行中に約20メートル下の崖に転落 速度制限のようなものがなければ、実質時速何km出したとしても「道交法上は」問題なしということになるが・・・、 初走コースであってもなくても「日常生活道路であっても」 「カーブ地点にスリップの原因となる極めて危険な”砂が溜まっている可能性”も考慮すると」、 常識的に急カーブを曲がりきるだけの減速が追い付かないほどの速度を出していたとすれば 危険性を省みない無謀運転だったという見方もできる。 ●交差点で減速や徐行や一時停止を全くせずに起こった場合の事故を想定しても、 速度が早い場合と遅い場合では事故の衝撃が異なることは明白。 「安全を確保できるだけの余裕を持った走行」を心がけたい。 ▼第3回南伊豆グランフォンド triathlon-lumina.com/triathlon/entryform/entry_top.html?id=2017022601 ■開催日 2017年02月26日(日) ■大会主旨 ・本大会は競争ではありません。 ・信号や一時停止等々の交通ルールを遵守したサイクリングイベントです。 ・交通ルール順守の啓蒙活動。 ・サイクリングによる地域活性化。 ■参加規則 ・サイクリング中は自転車の前後に点滅灯を点灯させること ・ヘルメットとグローブは着用義務 ・ゼッケン番号ステカーをヘルメットと自転車に貼り付けること ■制限時間 ・16 00(最終ゴール到着時間) 「点滅灯を点灯」に違和感を覚えたが、ゴール時間からすると 「灯火義務の生じる夜間ではない日中なので」ポジション灯の意味合いで この場合は点灯状態ではない点滅だけであっても問題はないというところだろう。 ●素人参加の自転車競技での事故 cyclist.sanspo.com/316358 浮城のまち行田クリテリウム gicz.jp/open/gyouda04/ ヘルメットについては書いていないが JCF 競技規則「競技者の服装」にはヘルメット着用とあるので着用していたものと推定。 愛媛のように、 罰則なしだが着用努力義務が制定されているような地域もある(cyclist.sanspo.com/220615)が、 自転車ヘルメット着用で防いだ事故もあるとは思うが 「絶対安全神話に心酔してヘルメットをお守りとして速度を無闇に出すよりも、 ヘルメット非着用でも、速度を抑えて走行することを心がけるほうが安全」という観点から、 「ないよりはあった方がマシ」という程度のもので、 「ヘルメットを被っていればいかなる場合でも転倒しても安全」というわけでもないことを重要視すべきと考える。 正直ロードレースでも MTBのようにフルフィスに近いようなヘルメットとプロテクターを義務化すればいいのではと思うが ルールを管轄している軽装命の人達からすれば邪道極まりないのだろう。 速度偏重主義を極めると「命をかけることすら厭わない」ような執念まで芽生えてくるとすれば凄い競技だなとある意味感心する。 接触転倒での怪我の危険性があるとしても早く走りたいという欲望には抗えないのだろうか。 一般人は「レースで接触事故は起こり得るもの」として「リスクを減らす意味では参加しない」のが最良として、 基本的なこととして日常生活で自転車に乗るときには、 「速度を出し過ぎない」 「無理をしない」 「車線変更や横断時は後方をよく確認する」 「前後の車間距離を空け、並走をせず、側方もしっかりと空ける」 ということを心がけて欲しい。 しかし、反対に街乗りポタリングでも「パーツ交換は鋭利なものなどのない常識の範囲内で基本的に自由」の上で 「道交法重視」で(体育館のような閉塞コースではなく)実際の街中をコースとして 「(車道走行)速度上限25kmに設定」「どれだけ違反なく走行できたかを競う」ような 少しでもマナー向上を訴えかけるような「速度競技とは真逆の大会」を全国各地で開催すれば 一般の生活自転車への啓蒙活動にも直接繋がるので良い気もするが、そういう方向への感覚が全く育って現状では夢のような話か。 「交通法規遵守ポタリング」 但し「手信号/合図」は慣れない人に使わせると逆に危険になりかねないので禁止。 撤去進行中の「歩道の延長線上にある歩行者・自転車用の信号や横断帯」のある場所をコースから除外。 ●自転車の安全教育 cyclist.sanspo.com/313545 実効あらしめるためには、もっと徹底した自転車の安全教育、啓発活動が欠かせない。 実際の事故を防ぐためには何を優先で、どのように行うのかという内容も重要。 青い線でも「自転車「専用」通行帯」であれば、そこを通らなければならなくても、 路駐だらけで避けようと通行しなければならないような状況がまともとは思えない。 こうした環境を作り出した原因として道路整備だけでなく「交通教育の不足」にもある。 メンテも使い方も色んな意味で「たかが自転車」で済ませているからこそ、 「事故の当事者にさえならなければ、大事故さえ起らなければどうでもいい」という感覚が 染みついてしまっている現状は打破しなければならない。 ●イメージハンプ(錯視効果を利用した立体塗装の標示) trafficnews.jp/post/64577/ 「おもに生活道路やいわゆる『スクールゾーン』での交通事故対策などに採用されています。 道路を改修することなく施工できるので、実際のハンプやガードレールを設けるよりも大幅に時間やコストを削減できます」 大阪府警との実証実験において、「イメージハンプ」設置前と設置後の4か月間を比較したところ、 クルマのスピードは約10km/hダウンし、事故件数は46%ほど減少したそうです。 狭い道路でも物理的な制約を設けることなく速度抑制対策ができ、 歩行者や自転車の通行を阻害しない点もメリットといいます。 信号もないような生活道路の交差点にはこうした標示を積極的に増やしていくべきに思える。 ●若年層が加害者の事故 cyclist.sanspo.com/313551 cyclist.sanspo.com/313486 高齢者の自動車事故に対抗するような形で これを見て「若者の自転車無謀運転が頻発」というタイトルでも付けて問題提起する人もいそうだが、 短絡的に「若者が悪い」という目先のエサに釣られる人も多そうだ。 問題の根は「どう走行するのが正しいのか、事故後の救護義務等の対応について」 「(幼少期から染みついた)一般常識としての教育が全く足りない」ということにあることは明白。 ●[静岡]自転車に対して自動車は横幅1.5m空けて通行するように促す運動 cyclist.sanspo.com/311325 そもそも本来は自転車が車道を走るものという道交法すら全く理解していないか 理解していても「邪魔だから」とか、 大型車では特に「車幅を全く理解していないような」ギリギリで交わそうとする危険行為そのものを 問題としてもっと取り上げてもらうように訴えかけることが大事なんだろうと思う。 同時に自転車側も右折レーンに侵入するようなことをさせないとか、 左折信号待ちの自動車の横をすり抜けないようにさせるといった取り組みも必要。 (信号を守るとか徐行一時停止といった類の常識も) ●[東京]2017.2.1より販売時にチェックシートを配布するが・・・やや問題あり cyclist.sanspo.com/309976 どこまで効果があるか不明ながら、僅かでも交通ルールの周知を深める効果が期待できないことはないだろう。 「自転車ルールマナー確認書」 「信号」や「一時停止」が最初に掲げられているというのは評価。 とはいえ・・・またしても例によって誤解を広めかねない内容 以下の行為は禁止行為です 並進・二人乗り スマートフォン・携帯電話・イヤホン使用 いつ「音量条件不問で」イヤホン使用の条件のみで禁止という条文に置き換わったのだろうか。 反対側のページにある ながら運転は絶対にやめましょう のところには 「大音量で」音楽等を聞きながら とあるので制作者も完全に勘違いしているわけではなさそうだが、混乱を助長する表現に思える。 そして 道交法42条の「徐行義務」は一時停止が優先されるのであれば「どうでもいい」範疇のようで、 道交法52条の「灯火義務」についても注意喚起が一切なしという意味不明加減には呆れる。 「ながら運転を防げれば無灯火でも徐行無視しても何ら構わない」と言い放っている印象すら受ける。 徐行無視に関して言えば「大多数の違反者」が存在していることになるはずだが、 それよりも「目につきやすい違反者」に対して優先的に注意を促すことが 全体の交通ルールの向上に繋がるという感覚なのだろうか。 ●[三重]自転車横断帯での死亡事故 www.chunichi.co.jp/s/article/2017012190204914.html 自転車の小3、トラックにはねられ死亡…四日市 21日午前11時55分ごろ、三重県四日市市中部の国道1号の信号交差点で、 自転車横断帯を自転車に乗って渡っていた同市諏訪町の(小学3年の児童)が、 左折してきた大型トラックにはねられ、全身を強く打って間もなく死亡した。 交通状況をあまり理解できないような幼児まで歩道を走行しているという認識が ドライバー側に欠落していたと言わざるを得ないが、 自転車横断帯の撤去が進んでいない現状を示していることにもなるが、 実質的に「(子供)自転車は歩道を走るもの」となってしまっている現状では 起こるべくして起こった事故にも思える。 では、安易に子供でも車道を走らせるような方向に持って行けば、 横幅も考えずに狭い道でも自転車の横を通り抜けようとする大型車によって 危険が増えることにもなりかねないという懸念もあるとして、 現実路線として歩道でも車道でもない方向で言うなら 自転車道の整備が全ての箇所で可能かどうかということにもなる。 自転車が公道を走っても良い年齢制限を付けることが最も効果的だとしても 事故の件数からして反対意見のほうが多くなることは確実だろう。 ●自転車の免許制を求める声について sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/qa/q082.html 自転車は、自動車ほどの速度も出ず、重量もありませんので、他人に危害を加える程度は自動車に比べて相対的に少ないです。 自動車と同じ平面で免許を考えるべきではないと思います。 ルールの順守を推進するのであれば、当面は、 質問者の方がおっしゃるように3年に一度くらいの頻度で講習会を受講するような仕組みを用意することは考えられます。 ただし、これがないと運転できないのではなく、これを受けるとメリットがある、 又は受けないと、公共団体から電動アシスト自転車が借りられない、駐輪場の利用の優先権が得られない、 買物割引がないなどを設定して、徐々に実績を積んで、 その後に講習会を受けていないとマイナスが生ずるようなシナリオを設定することが考えられます。 自転車が加害者となって重大事故になるケースそのものが自動車に比べて少ないことから 喫緊の対策が必要な行使すべき手段として「自転車の免許制度」が妥当とは言えない。 短絡的に「免許制度さえ導入すれば重大事故ではなくても自転車でのオラオラ運転が減る」ことを期待するには 費用対効果を考えてもあまりにも現実離れした対策と言わざるを得ない。 「教育機会」を「免許制度」として押し込めれば解決するとは思わない。 ↓ (参考データ●[愛知]免許が必要な自動車での一時停止無視率は9割以上) newspicks.com/news/1987211/ <交通死>愛知の歩行者、泣いている 14年連続ワースト 愛知県警によると、歩行者が横断歩道などを渡ろうとしているのに一時停止しない交通違反「歩行者妨害」による死亡事故が 他の都道府県に比べて多い。 運転者の間では違反の認識が低いといい、日本自動車連盟(JAF)によると、 昨年8~9月に全国94カ所の信号機のない横断歩道で約1万台の車を調査したところ、 歩行者が渡ろうとしている時に一時停止した車両は757台で、1割にも満たなかった。 愛知県警は近年、この違反の取り締まりを強化している。 13年までの取り締まり件数は年間5000件前後だったが、14年は約1万4000件。 15年は約1万5000件を取り締まったが、なかなか事故が減らないのが現実だ。 免許があってもこの有様。なければもっと酷かったというかもしれないが、 9割が無視しているような法律の効果がどれほどのものなのか。 結果的にこれが原因で事故が起こっていることにも 「自然なこと」という感覚でいることを異常と言わずして何が異常なのか。 しかしながら、現実問題として片側2車線であれば信号付きの横断歩道があるとして、 片側1車線の横断歩道のみで信号がない場所で、こちら側が停止しても、 逆に譲らないことが常識になってしまっているために、反対車線で全く止まらないようなことも考えられ、 あってはならないが、譲ったために起こる事故というのも考えられるため、解決が非常に困難な問題。 それでも「止まったほうが危ない」というのは切符を切られているケースもある以上、確かに詭弁。 ●[東京]歩道で歩行者と衝突事故 www.yomiuri.co.jp/national/20161230-OYT1T50108.html 六本木の坂道で、歩行者が自転車にはねられ死亡 同署幹部によると、自転車はマウンテンバイクだった。 男性は同署に対し、「点字ブロックの上を走り、がたがたするのに気を取られ、歩行者に気付くのが遅れた」と話しているという。 cyclist.sanspo.com/307184 現場は陸橋上の歩道のようだ。こちらでは点字ブロックについての記載なし。 自動車に比べると希少な事故にも関わらず保険加入推進剤として利用されるのは目に見えているが・・・ まず「ガタガタするのに気を取られる」ことが分かっていたにも関わらず、 点字ブロック上を走り続けたのは、余程道幅が狭かったのだろうか。 普通なら「走りにくい、雨天時では滑る」ということもあり、「避けて通りたい」と思うのが心情ではないのだろうか。 灯火の有無については特に記載がないが田舎の山道ということでもないので、 JISギリギリの明るさしかないようなライトでも視線が前方を向いていれば街灯で視認できたはず。 車種はマウンテンバイクだったようだが、それはあまり問題視すべき点ではないと言えるが、 細めのタイヤであれば車道走行していたという見方もできるが、 今度は車道が自転車走行できるような幅があったのかどうか。 (自転車が車道走行というのはその通りなのだが、現実問題として 後ろに車列を引き連れて走行しなければならないような環境で 原則重視を貫き通す余りに別の危険性(追突や幅ギリギリですり抜けて接触するとかクラクション圧力やそれに伴う事件)を 生まないとは限らないため (解釈次第なので、「そういう都合で走り分けるから車道が走りにくくなる」というような意見もあるとは思うが・・・) 「安全」という観点で最適な方法をとるべきだと思っている) 現行法上では「ある程度の速度で走るなら車道」「ゆっくり走るなら歩道」を解釈で使い分け出来ることを 理解した上で歩道走行をしてもらいたかった。 ●一時停止が徹底できていれば防げた事故 www.saitama-np.co.jp/news/2016/12/22/01.html 小6男児が重体、下校後に車と衝突 見通し悪く「いつか事故」/桶川 自転車に乗っていた男子児童(11)が意識不明の重体となった桶川市の交通事故。 近隣住民からは「見通しが悪くて、いつか事故が起きると思っていた」と不安視する声が上がった。 現場は片側1車線の道路と相互通行可能で緩やかな坂になった道路が交わる丁字路。 周囲を雑木林や畑に囲まれており、人通りや交通量も少ない。 反射鏡が設置されているものの、男子児童の進行方向からは木の陰に隠れて車の有無は確認しにくいという。 これを「たまたま運悪く自動車と自転車のタイミングが合ってしまっただけ」と見て、 「常日頃から止まることを意識して走行するような教育を心がける」ことを無視していいはずがない。 ●一時停止・徐行の標識に「STOP」「SLOW」が順次追加表記 www.yomiuri.co.jp/national/20161215-OYT1T50068.html www.nikkei.com/article/DGXLZO10683700V11C16A2CR0000/ mainichi.jp/articles/20161215/k00/00e/040/198000c 「一時停止」の標識は約170万本、「徐行」は約1000本あり、来年7月以降、切り替えを進める方針。 「一時停止のみを交換する場合の案の段階の記事」 www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H8Z_R20C16A1CR0000/ carcast.jp/11260 一時停止の標識は全国に約170万カ所ある。全ての標識を八角形に取り換えた場合、 約255億円の費用がかかる見込みという。 ▽の形状は維持されるようだが、耐候性のあるシールを貼りつけるだけなら255億円ということにはならないはずだが 取り替えということになるのだろうか。 記事内では徐行標識については触れられていないが、 「徐行」は約1000本ということなので、並進可ほどではないとしても、割合としては少ない標識。 ※自転車並進可の標識 blog.livedoor.jp/mackey_town/archives/52073510.html この標識が設置されているのは全国でも2箇所のみのようで標識マニアの間ではレア標識として認知されているようだ。 ●[兵庫]加東市の市役所内に自転車シミュレーター導入 cyclist.sanspo.com/303405 モニターでは急に人が飛び出す場面など、実際に起こりうる危険な状況を運転しながら体験できる。 予測運転ができているかどうかの確認のためにも、利用してみることを薦める。 市役所では、毎月15日の午前10時~正午、午後2時~4時の2回、 市職員がシミュレーターの近くに常駐し、機器のセッティングや安全運転の指導などを行うとしている。 使い方の案内と壊されないためにも職員常駐さぜるを得ないためか月1のみというのがやや残念。 利用者が多ければ毎週設置ということにもなるかもしれない。 ●ざっくり言えば「自転車をもっと有効活用しよう」という法案 cyclist.sanspo.com/303079 「自転車活用推進法案」が成立 参議院本会議で可決 小難しい言葉が並んでいるように見えるので分かりやすく意訳 (1) 走りやすい道路を作ろう (2) 道路の端に自動車を駐車可能な環境を改めよう (3) 自転車レンタル施設を増やそう (4) 競技用の施設も作ろう (5) 安全な自転車を増やそう (6) 安全について伝える人を増やそう (7) ICタグなどで自転車を分かりやすく管理しよう (8) 交通安全の教育を進めよう (9) 自転車に乗って健康になろう (10) 自転車で体力をつけられるような教育もしよう (11) 電車やバスと自転車の使い方をもっと便利にしよう (12) 災害時に備品として使えるように考えよう (13) 国際交流に使おう (14) 人に来てもらうために観光に使おう (15) (1)から(14)のほか、必要なことを考えよう 内容から見れば一般利用者が気にするようなことでもないのかもしれないが、 自転車に乗って走行していて道路の環境整備に対しての不満はあるはず。 「こういう状況は危険なので安全に走行できるように整備して欲しい」という声を挙げることは大切。 他には、検討内容として 1 政府は、自転車の運転に関し道路交通法に違反する行為への対応の在り方について検討を加え、 その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとすること。 現状の対策では不十分という認識は強いと思われるが、 そもそも「5年以内に赤切符2枚の累積がなければ講習を受けさせるようなことがない」という ほとんど非現実的に近いような状態をどう考えても改める必要はある。 ↓ 基礎固めとして幼年期からの教育は必須としても、 既存の利用者であれば、重大事故を引き起こした場合であればそれは責任を課すのは当然として、 一方では警告票をもらった人だけでなく、強制力も一切なくし、町内会や会社単位のような少ない人数であっても 「気軽に参加しやすい」「身近な楽しいイベント」のような形で 「知る機会」の提供を行うことが重要だと思っている。 ↓ そのためには人材育成も必要になってくる。 ほぼボランティア状態でOBの天下り団体でしかないようなものではない、 より効果的であるためにも複合的な事業としての在り方も問われる。 ↓ ▲一方で熊本では「自転車活用推進法案」が可決されたことなどどこ吹く風で this.kiji.is/180125684980909556 4車線に拡幅するにも関わらず、自転車は歩道上に設置する従来型を目指すようだ。 「自転車の通行量が少ないから歩道に押し込めておけばいいだろう」ということかもしれないが、 ”わざわざ拡幅するにも関わらず”未だに「自転車は歩道だけを走ってればいい」とでも言いたいような内容にガッカリする。 いい加減、道幅も十分にある箇所を新規に作る場合、歩道上に自転車を追いやる道路というものを規制できないのだろうか。 ●指導は行っていても浸透しているとはいえない状況 cyclepress.co.jp/report/20161206_01/ Q2.の自転車通学の指導回数とタイミングについては、回数は年間平均3.7回、1学期に1回以上開催しており、 最も指導数が多かった学校では60回(1・2学期にそれぞれ30回)を数え、 ショートホームルームなどでこまめに自転車通学教育をしているようだと分析 1・2学期で60回はなかなか凄いが、この学校での学習内容と実際の浸透度と事故割合は他校と比べてどれほどだろうか。 Q3.の自転車通学指導の内容については、 「“事故は怖い”と『加害者・被害者』になりうることを認識させる指導」を約8割の学校が行うが、 生徒への浸透率はまだまだだと考えている学校が多い結果だった。 また、ルールやマナーといった自転車の「ソフト面」での対策は充実しているものの、 自転車自体の安全基準についての指導や、メンテナンス指導など「ハード面」の指導については 今後取り組むべき項目として実感している教諭も多いとした。 安全基準やメンテナンス指導もできずにルールやマナーを教えているというのは解せない。 例えばブレーキの適正な制動力の基準はJISから、整備マニュアルにしてもシマノやBSから 公開されている情報があるのでそれを参照して資料を作ればいいだけのはずだが・・・、 画一的な学習要綱としてのマニュアルが用意されていなければ指導できないのだろうか。 指導量はこの(中学・高校)データをみる限りでは全く足りないというわけでもないのかもしれない。 しかし、それよりも浸透率の低さ、つまり理解度の低さを改善するためには何が必要かということになる。 事故に遭うかもしれないと言うだけではなく、小テストを繰り返すとか学校独自の免許を発行するとか、 抜き打ちで走行路を監視し違反者には反省文や居残り掃除でのペナルティを課し、 反対に優良走行やメンテナンスが行き届いていた者は表彰するなどの具体的な対策は必要。 ●[茨城]交通安全教室 ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14813534988077 www.youtube.com/watch?v=_YwVrUB6S7Y やはり、ただのスタントショーを見ているだけで果たして実践できるのかどうか。 予算的に一度に大人数に対して見せるしかないとして、それで本当に改めようと思って実際に改めるのかどうか。 表向きはいくらでも「改めようと思う」とは言える。 しかし誰も見ていないようなときでも標識・標示を注意掛けるようになるには こうした一時的なショーだけでは全く不十分と考えている。 ●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009720054.shtml 一時停止違反などの255件で警告書を交付。警告に従わなかった悪質な違反15件には、交通切符(赤切符)を交付した。 県警交通指導課によると、警告は一時停止違反の29件が最も多く、信号無視23件▽通行禁止違反20件-と続いた。 赤切符の交付は信号無視10件▽携帯電話使用2件-など。 初日は「通行量の多い駅前や幹線道路、事故発生場所などを対象」とあるが、 事故の温床でもある「生活道路の交差点」でも行って欲しい。 ●「自転車活用推進法案」でどのような変化が期待できる? cyclist.sanspo.com/301989 「自転車活用推進法案」衆院委員会で可決、今臨時国会で成立へ 来春施行 法案は自転車の特長としてエコや静粛性、機動性などを挙げ、自動車への過度な依存を低減し、 交通体系における自転車の役割を拡大することが基本理念。 自転車専用道路や通行帯の整備や、路外駐車場の整備による時間制限駐車区間の削減、 シェアサイクルの整備、自転車競技施設の整備、交通安全教育および啓発など、 重点的に検討・実施すべき施策を基本方針として定めている。 シェアサイクルは地域振興との組み合わせで拡大させるべき項目でも地域によっては問題点もあるようなのでそれを解消できるかどうか。 ◆「自転車専用道路や通行帯の整備」は重要でも既に各地で始まっているので目新しさはないが、 ◆「交通安全教育および啓発」 これがどのように行われるのかということに注目している。 単に「現状では力の入れ方に差があるので、今後は義務教育では全学校で1年に1回だけ交通教室を行います」 というような薄すぎる内容であれば価値は皆無。 ●危ない交差点「全国交通事故多発交差点マップ」 www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/194906 人身事故の50%以上が交差点付近で発生しているという。 ココに着目して“危ない交差点”の統計を取ったのが、「全国交通事故多発交差点マップ」(日本損害保険協会)だ。 毎年秋に更新され、47都道府県別に、「人身事故が多い交差点ワースト5」が列挙されている。 主に自動車から見た事故によるものとはいえ、被害に巻き込まれないようにするためにも知っておいて損はない。 ↓ ●全国交通事故多発交差点マップ www.sonpo.or.jp/protection/kousaten/kousatenmap27/ (第一当事者なのでこの場合、責任が重い自動車の運転手) 「年代別の全事故に対する交差点(付近)事故の第一当事者の割合」 46都道府県において、「64歳以下」と比較して、「65歳から74歳以上」および「75 歳以上」の割合が高くなっています。 自転車が加害者の場合、自動車と比較すれば被害そのものは低くなるとしても、 やはり高齢ということを認識した上での走行が望ましい。 ●一時停止しなければ危険な場所 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12223368669.html こういう場所でこそ、交通指導や一時不停止の取り締まりを行うべきだと思う。 いや、それよりも緊急・・・とは言えなさそうなので#9910というのは違うとしても、 停止線が消えかかっているので新たに塗装したほうが良いような。 「止まれ」の一時停止標識もさほど綺麗には見えないが、意識して見ている人自体少ないから気にもしないのだろう。 ●教育面からの交通マナー向上 「自転車通学の安全性向上を考えるセミナー」 cyclepress.co.jp/report/20161128_06/ 道交法改正・自治体の保険加入義務化などについて改めて解説する共に、 自転車通学の安全性を向上させるにはどのような視点が必要なのか 改めて14項目の紹介と2回の赤切符発行により講習対象になった「希少な」事例の紹介でもするのだろうか。 保険加入も義務化といっても罰則なしの努力義務で、裾野が広がるのは歓迎すべきことなのかもしれないが、 こういう場合大抵普段の走行の酷さなどを考慮したとき「加入すべき人こそ入らない」ような気もする。 (保険加入をするような慎重な人は事故に遭い難い、自転車ごときで問題起こすはずがないと過信している人はその反対) 安全性向上でいえば とりあえず停止もままならないような「不整備車」が放置されていると話にならないので「定期点検」の最優先。 「生活道路の交差点での徐行・一時停止の徹底」「事故再現方法が運動場でしかないという状況を改める」 「オートライトを全国画一的に通達で校則によって義務化する」というのを合わせて進めることだろうか。 「車道・路側帯は左側」はまだ分かるとして、オシャレなヘルメットを広めるというのはその後で十分。 具体的な講演テーマは「自転車通学教育に必要な2つの視点ソフト面とハード面について」 「自転車通学教育成功事例 ~改善・向上のカギを考える~」で ワークショップとして「何を取り入れどう取り組むのか? 現場への取り入れ方を考える」を行う予定。 法的拘束力は一切ないが学校独自の「免許」の話とか、ヘルメット関連の話もあるのだろうか。 自動車免許並に厳しくするわけにもいかないとしても、 事故の危険性から見て現状軽視されている学習優先度の中でも交差点部分など、内容に焦点を絞ることで分かりやすくすることも必要。 「重大事故の少なさからすれば躍起になる必要なんてないだろう」というのも分かるものの、 授業の時間数を減らしてでも「最低限の交通常識」は行事扱いではなく「通年で」教え込むべきだろうと。 危ない道のを走りやすい環境にすることも大事とはいえ、 少なくとも、短時間に多くの内容を理解させようとしていれば、それ自体が異常に思えて仕方がない。 ovo.kyodo.co.jp/ch/mame/a-925479 教育現場から見て気になる違反のトップは「並進(並走)」のようだ 2番目のルール・マナー違反は信号無視を含めているものの「全て」という意味だと思うが分かりにくい。 通学走行路の問題点は出来る範囲内での行政での整備は上げるべきだとは思うが、 舗装が荒れているとかならともかく、両側に建物があるが物理的に道幅を拡幅して欲しいというのは到底無理な話。 なるべくそういう道を通らないルートにするか、やむを得ず通るしかない場合は相当気を付けるしかない。 ●[滋賀]住宅街での事故を防ぐ取り組み「ゾーン30」 www.kyoto-np.co.jp/top/article/20161201000103 車と歩行者が衝突した場合、30キロを超えると歩行者の致死率は急上昇する。 このため、ゾーン30では区域全体に30キロ規制をかけるとともに、 路側帯の新設・拡幅といった対策と組み合わせて速度抑制を図る。 特に整備済みの区域であっても、路面を盛り上げる「ハンプ」など、速度規制とセットで取り組む物理的な対策が遅れているため、 道路を管理する自治体に追加措置を積極的に働きかけるという。 ただハンプは音と振動で危険を警告する性質上、騒音の懸念があるほか、 他の物理的対策も住民に不便を強いることから、いかに住民の合意を形成するかが今後の課題となりそうだ。 物理的な凹凸が困難な場所であれば、錯視を利用した路面塗装も併用すると良いと思うのだが・・・ www.doya-doya.com/diary/2010/09/13/2379 心理的に減速させる効果を狙ったこういった塗装はもっと増えても良さそうに思えるがどうだろう。 逆にパニックになって急ハンドルを切るようなことになりかねない懸念もあるだろうか。 ●[京都]高齢者向け自転車教室 <高齢者自転車教室>交通規則乗って学ぶ 向日町署 topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161122ddlk26040491000c 教習コースを利用し、発進時や交差点での注意点などを実際に自転車に乗り確認した。 最高齢参加者の長岡京市、山本克己さん(88)は「自転車にはほぼ毎日乗る。 安全に乗るには、こんなに周りを注意しないといけないんだとびっくりしたが、これからは気を付けたい」と話した。 参加者は30人。少なくはないが多くもない。 多すぎても対処しきれなくなるのでこのくらいの人数で丁度良いのかもしれないが、 より多くの人に参加してもらうために定年退職した署員をボランティアを 町内会単位のようなもっと少ない人数でも各所で行えるような仕組みができれば良いのだが。 その小さい単位の中でも周辺認知力の低下の自覚がない危険な自転車運転の兆候が見られる場合は 「視野が狭くなる」「反応速度が遅くなる」ような内容をシミュレーターで体験してもらう等の 「自覚症状」を理解させるといった方法も考えられる。 ●[愛知]ながらスマホの危険性と相変わらずの内容 www.chunichi.co.jp/article/aichi/20161125/CK2016112502000058.html スマートフォンを操作しながら自転車を運転する「ながらスマホ」の危険性を訴える交通講話 とあるにも関わらず、 講話は「ながらスマホ」やイヤホン使用での自転車事故が増えている現状を紹介したテレビ番組の録画 実験では イヤホンをつけ、スマホの画面を見ながら自転車をこいだ。 途中、通行人役の生徒と幾度もぶつかりそうになる場面があった。 「スマホを見ながらだと何度も歩行者をひきそうになった。街を歩くときは周りの自転車に気を付けたい」と話していた。 (名前部分は省略) 「視野を遮ること、聴覚を遮ること」をなぜ同時に行わなければならないのかという疑問と、 「自転車事故が増えている現状とする客観的なデータの信憑性」についても疑問。 自動車事故の減少に対して自転車事故の割合が減っていないとする場合は、 特に「高齢者」を重要視しなければならないはずだが・・・。 【携帯電話】に関しては確かに、「愛知県道路交通法施行細則」で規制対象とはなっているが、 十 自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持して通話のために使用し、 又は画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。 まさか「事故として多い一時停止などを無視した交差点の事故の原因」でも 原因の多くは「スマホのながら見と遮音状態にある」というつもりはないとは思うが、 優先して危険性を訴えかけるだけの必要性があるのだろうかという。 ながら見をしていれば交差点の存在に気付きにくいということまではわかるとして、 遮音状態であることの有無を直接関連付けるのは「こじつけ」に思える。 ●[大阪]マナーアップ講座 webnews.asahi.co.jp/abc_2_003_20161113005.html 各地で自転車事故が多発する中、自転車の交通ルールや走行マナーを学ぶ体験型のイベントを、 大阪市と大阪府警が連携して開きました。 大阪府内では去年、自転車が関係する事故が全国ワーストとなる1万2222件発生。 高額の賠償を命じられる判決も、全国で相次いでいます。 「多発」「相次いでいます」という表現が本当に相応しいのかどうかについては疑問だが、 交通マナー向上のための交通教室そのものは評価。 www.city.osaka.lg.jp/higashiyodogawa/page/0000319059.html 同じ大阪の東淀川区でのイベント。(2015年) 自転車シミュレーターやタンデム自転車の体験コーナーなど 自転車をより安全に楽しむためのこうした取り組みが全国的に当たり前のように各所で開催されて、 参加しやすい雰囲気作りで学ぶ機会が増えればいいのだが・・・。 特に今後ますます増える高齢者の周辺認知力の低下に対しては、 まずはシミュレーターで何がどう危険なのかを少しでも知ってもらいたい。 そして、若年層向けのように生活道路を封鎖した上での事故再現というよりは、 意識を持って自覚してもらうためには、周辺地域一帯での見守りや挨拶運動のような活動の延長線上から、 本人自身にも「安全を確保しルールを守らなければならない」と強く思ってもらうしかない。 ●[埼玉]自転車の車道走行への整備が事故を減らしたケース cyclist.sanspo.com/297973 すべての整備地域で何も問題がないということでもないとはないとは思うが、一定の効果があったことを示すデータ。 武蔵浦和区間では、車道を順走する自転車が15.7%から33.5%に約18ポイント増え、 朝のピーク時には約22ポイント増加し50.2%。 「車道の左側通行=順走」の割合が多くなればなるほど、逆走することに対して 典型的な日本人気質(同調性)によって肩身が狭くなり、余程の取り締まり願望が強い輩でもなければ、 居心地の悪さから逆走自体に違和感を覚え、やがて自然に順走が身に付くようになるという効果が期待できる。 歩道を走る自転車が減り、通学する児童が自転車を避ける必要がなくなり、安心して歩けるようになったという。 自転車が関連する事故の死傷者数は武蔵浦和区間で約4割減り、大宮区間では約2割減った。 通学路でもない見通しの良い歩道に高齢者でもない歩行者が1時間中多くても1人しか歩いていないような場所であれば 積極的に車道走行を推進する理由は乏しいとしても、 「歩行者も自転車も多いことが明白」の区間であれば、整備を放置するということは、 事故の温床を存続させているという見方もできるので、行政には場所を見極めた上で必要と判断できる場所には 惜しみなく「適切な走行路」を提供してくれることを願う。 ●[大阪]御堂筋に「自転車専用道」の設置 <自転車専用道>モデル区間の運用開始…大阪・歩いて安全 news.biglobe.ne.jp/domestic/1110/mai_161110_5910009851.html webnews.asahi.co.jp/abc_2_003_20161110001.html www.mbs.jp/news/kansai/20161110/00000020.shtml www.youtube.com/watch?v=xEMAR3HRztc news.mixi.jp/view_news.pl?id=4285819 media_id=3 cyclist.sanspo.com/298101 この記事を扱っているサイトが多いのはそれだけ大都市での自転車専用道に対する期待感も高いことの現れだろうか。 まずはモデルケースとして200メートルのみだが、人も自転車も多い街だけにこうした区画整備は必然。 そして、この場合スポーツ自転車であってもブロック状態の路面の舗装が気に入らないからといって 車道を自転車が通行することはできないはずなので注意しておきたい。 (「通行することもできる”選択制”」ではなく「通行しなければならない”強制”」) 他には、中心街でいえばツリー型の地下駐輪機も設置することで歩道に溢れる自転車の問題も解決して欲しいところだが・・・。 ●[埼玉]1年以上経過して県内初の講習対象者 ブレーキない自転車運転…男性に自転車講習を命令、県公安委が県内初 www.saitama-np.co.jp/news/2016/11/12/02.html 同課によると、男性は今年5月15日と8月15日、さいたま市浦和区などの路上で、 ブレーキのない自転車を運転し、それぞれ交通切符(赤切符)を交付された。 全国では9月末までに、大阪府や東京都などの違反者49人が講習を受けた。 1回目の赤切符で大抵は改めるのか、単に取り締まりが少ないか、1年経過しても全国で100人にも満たない。 交通マナー向上が目的として取り締まることが目的ではないとしても、 もう既にこの講習制度を完全に忘れ去っている人も多い中で、効果はあったのだろうか。 実効性で言えば、もっと身近で日常的な草の根運動が広まるような仕組みの構築こそが急務に思える。 ●[兵庫]交差点が事故の箇所としては最多(一方で違反の内訳への違和感も) 「自転車事故の死傷者、87%が違反 交差点トップ」 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201610/0009609275.shtml www.47news.jp/localnews/hyogo/2016/10/post_20161025070754.html soonhome.jp/connect/post?id=163467942288770553 今年1~9月に兵庫県内で起きた自転車乗車中の事故の死傷者4237人のうち、 87%に当たる3683人に何らかの交通違反があったことが24日、県警への取材で分かった。 交差点で歩行者や車両への注意を怠ったとする「交差点安全進行義務違反」が4割以上(1612人)を占めた。 過去10年間も同様の傾向で、県警は「違反がなければ事故が起きなかった可能性が高い」としている。(初鹿野俊) 県警が、死傷した自転車利用者の事故状況を調べた。複数の違反があった場合は、 より事故を引き起こした可能性が高い違反を計上した。 違反別では、トップの「交差点」に次いで、 周囲への注意不足やハンドル操作ミスなどの「安全運転義務違反」(856件) ▽「一時停止違反」(330件) ▽「徐行違反」(257件)が続いた。 「交差点」の多くは、住宅地にある生活道路の交差点など、信号機や一時停止線のない場所で起きている。 県警交通企画課は「通り慣れた道のため、幹線道路に比べて注意力が低下するのではないか」とみている。 【1】●「交差点安全進行義務違反」← 道交法 第36条 生活道路で「明らかに優先道路」かどうかを走行中に判断しながら 注意深く走行可能することを老若男女に理解させるのは困難に思えるが、それよりも、 意訳(曲解?)すれば「優先道路であれば、さほど注意しなくていい」となってしまうが、結構危険な考え方に思える。 個人的にはこの条文を重視する優先度は下がる。 【2】●「安全運転義務違反」← 道交法 第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、 かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。 【3】●「一時停止違反」← 道交法 第43条 散々書いているように最も基本的な「止まる」ということを身に付けるため重視されなければならない内容。 【4】●「徐行違反」 ← 道交法 第42条 「標識や標示での徐行」 goin.jp/4294 左右の見通しがきかない交差点への侵入や進行でも徐行 ●操作の流れを見ると 【1】道幅の確認→【2】速度調整とブレーキ操作→【4】徐行→【3】一時停止 道幅をよく理解しておけば、その後の操作がスムーズに行えたはずなので、 確かに36条違反が「より事故を引き起こした可能性」という見方もできるが、 「事故の根本的な誘因」としては、単純に停止することに注意を払うことができなかった点であり、 その場合に優先道路を細かく判断するよりも、 標識等に関わらず止まるということを意識することにより、自ずと速度調整→徐行も身に付くとも考えられる。 ↓ ●[埼玉]十字路での事故 → 交差点の通行方法 www.saitama-np.co.jp/news/2016/10/29/03.html 「車と衝突…自転車の男性、頭など打ち死亡 信号機のない十字路/川越」 現場は信号機のない十字路。ワゴン車の進行方向の先に信号機のある交差点がある。信号は青だったという。 恐らく自動車側の道幅のほうが太いように思えるので、 自転車側に道交法 第36条の「安全運転義務違反」の疑いはあるものの・・・、 70歳という高齢で反応速度が遅れるという認識をしっかりもっていたかどうかという自覚も然ることながら、 日常的に交通運動の最大の注意喚起として何よりも優先して交差点の恐怖を知らせるということと、 「止まること」の重要性を知っていれば防げた事故に思える。 ●[和歌山]「傘さし」「携帯電話の操作」での事故を再現する交通安全教室 cyclist.sanspo.com/294928 他には 自転車同士がすれ違った際に一方が車道に飛び出して乗用車にはねられた様子や、 トラックが左折した際に自転車を巻き込んだケース もちろん見せずに説明だけするよりは、事故の模様をこうして直接見せたほうがいいと思う。 しかし、やはり運動場という「非日常光景での事故」なので、映画や舞台を観劇しているような「傍観者」でしかなく、 しかも強制的に見せられている状況なので なおさら「テーマパークのアトラクション以下」の関心しか向かないというのが現実に思える。 通常は使用許可を取るのは困難な道路でも 交通安全が目的であれば許可を出さないはずもないと思われるので (もちろん交通に支障を来さないために、ある程度閑散な道路であることは当然として) どちらかといえば脇道での生活道のほうが事故への注意意識も浅くなるので 特に「交差点を甘く見ないこと」「徐行・一時停止を適切に行うこと」を実行させるための一助として、 そういう場所を実際に封鎖して事故を再現したほうが イメージとして脳裏に焼き付きやすいように思える。 ●[大分]「自転車安全運転へ正しい乗り方学ぶ」 soonhome.jp/connect/post?id=161383418723811329 www.47news.jp/localnews/oita/2016/10/post_20161019154914.html 赤信号や一時停止時の安全確認の方法、正しい踏切の渡り方を学んだ。 一時的な記憶としてではなく、持続性のある行動として身に付けられるかどうかが鍵。 ●[埼玉]一時停止標識も信号もない交差点での事故 news.mynavi.jp/news/2016/10/15/031/ saitama-np.co.jp/news/2016/10/15/03.html 自転車の女児死亡、マイクロバスにはねられ 信号機ない十字路/越谷 同署によると、現場は信号機や一時停止標識のない十字路。 春日部市方向から草加市方向に進行していたマイクロバスが、左方の道路から進行してきた(自転車)と衝突した。 (名前部分は自転車に置き換えました) 「道交法 第43条にある一時停止標識がないので一時停止の義務は発生しない」 が、 見通しの悪い交差点と思われるため「道交法 第42条により徐行義務は発生する」ため 万が一「徐行すること」を知っていて実行できていればこの事故は防げたはず。 もっと言えば 安全のため「一時停止の義務などなくても一時停止(+左右確認)」が出来ていれば・・・。 ●[兵庫]交差点で車と衝突 自転車の小1が重傷 topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/nation/16/48adc9ca6bbead2208bbec9a24bebe7b 兵庫県尼崎市の交差点で、自転車に乗っていた小1の男の子が車と衝突し、重傷を負いました。 午前10時20分ごろ、尼崎市南武庫之荘で、自転車に乗って線路を横断し、 交差点に差しかかった小学1年の男子児童(7)が、 男性会社員(50)の車と出合い頭に衝突しました。 児童は右腕の骨を折る重傷です。 現場は信号機のない交差点で、警察が事故の詳しい状況を調べています。 こうしてニュース記事としても頻発掲載されている「交差点での自転車事故」が表面化していても、 高齢者事故に比べれば関心事として社会問題として取り上げられるようなこともないとして、 今後も交差点の危険性と徐行・一時停止を無視し続けていいのだろうか。 ●【重要】子供の自転車事故について www.secom.co.jp/kodomo/p/20140428.html 出会い頭の事故は、路地から通りに出る合流時に起きることが多い事故。 一時停止や安全確認を十分に行えば、事故にあう確率は減らせるはずです。 (徐行については触れていないが、義務として守ることを忘れてはならない) 交差点や横断歩道の事故は、左折してくる車との衝突が目立つようです。 お子さんに非がない場合も多いですが、「車が止まってくれるハズ」という過信は禁物ということですね。 自転車で出かけるようになったら、信号だけではなく、 実際に目で周囲の状況をよく見極めてから行動することが非常に重要です。 自転車事故の賠償問題でわかるのは、たとえ子どもの乗り物でも、歩行者にとっては凶器になることもあるということ。 子どもが事故を起こさないよう、交通ルールを順守させるのは、親の責任だということ。 「何がいけないか」ということを子どもにきちんと話して聞かせるためにも、 まずは親御さんが自転車のルールを理解しなくてはなりません。 (並走可の標識がない区間での)並走も、 逆走(車道と路側帯の右側通行)も、 (子乗せ・許可されている地域でのタンデムではない)2人乗りも 確かに違反で直すべき点ではある。 しかしそうした「目につきやすい」部分のみを邪魔で鬱陶しいとして、 もっと「本質的に目の前にある危険」を見失っていないだろうか。 ●事故で曲がったフロントフォーク prestigebike.hamazo.tv/e7075564.html 実は曲がっていなかったのでは?という間違い探しのような微妙な違いということでもなく、 素人目から見ても明らかに曲がっている状態。 体が無傷で後から打ち身から痛み出すようなこともなかったとして、 車体に損傷が出ていれば、今後も使うのであれば修理が必要になる。 場所や状態によりけりだが、軽く見積もっても 軽度で前輪のリム交換だけで済めば5000円~酷い場合や電装モーター部品などが含まれてしまうと数万円が飛んでいくことになる。 示談にせずきちんと事故処理扱いで保険会社から支払いが出ればいいが、 「当て逃げ」というのも珍しくないと思われるだけに、 自衛のために、事故に遭わないために、自分自身が細心の注意を払って安全に気を付けて走ることは 「無駄な修理費用」や「交渉時間」や「運が悪ければ店員に悪態をつかれるようなこともなく」 平穏に日常を過ごせるので、実質的に儲けているようなもの。 ●講習対象の5年以内という期間の意味 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1472857274 よく前科が消える、なくなる、という言い方をしますが、これは「刑の言い渡しの効力の消滅」のことをいい、 例えば罰金刑の処罰を受けた人が、その後(罰金を支払って)再び罰金以上の刑に処せられないで 5年を経過した場合は、この言い渡しの効力が消滅するとされていますので 「前科」が消える(無くなる)と解釈されています。 検察庁の作成する「前科調書」には科料のような微罪な刑もすべて記録され、 言い渡しの効力が消滅しても残りますから前科が消えないということも言える detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413274204 道路交通法等違反による裁判で「禁錮以上の刑」の場合のみ「犯罪人名簿」の記載対照となるようだ。 ※「過料」は無関係なので省略 ●[滋賀]「止まれの標識が意外と浸透していない」 cyclist.sanspo.com/289229 同署は「『止まれ』の標識で止まるなどの細かいルールが意外と浸透していなかった」と指摘し 「早くから安全意識を高めるためにも、地域ぐるみで取り組みを広げていきたい」と話していた。 本当に「意外」かどうか。見てきた限り全国的に今まで散々軽視し続けてきたツケでしかないような。 ●[佐賀]交差点で一旦停止を怠った自転車の事故再現スタント www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/363464 スタントで自転車の事故、怖さ実感 ドラマや映画などで活躍するプロのスタントマンが、交差点で一旦停止を怠った自転車がバイクと衝突したり、 トラックの内輪差で自転車が巻き込まれたりするなど実際に起きた事故を再現した。 効果を確実に上げたいなら、日常ありえない運動場でのアトラクションでしかない再現よりも、 道路の使用許可をとって「実際の通学路」で再現するほうが、相当なインパクトを残せるはず。 ●[香川]一時停止と安全確認が出来ているのは13.6%という回答 cyclist.sanspo.com/289275 スマホ運転、歩道猛スピード走行… 香川の自転車マナー、「悪い」「非常に悪い」が61・6% news.mixi.jp/view_news.pl?id=4225833 media_id=3 道交法で定められた自転車ルールについて「あなたは知っており、守っていますか」との問いでは、 「知っているが、あまり守らない」の回答が、原則車道の左側通行で20・7%、 標識がある所での一時停止と安全確認で13・6%あった。 その理由は「ルールを守らなくても交通事故を起こす可能性は低いから」が最も多かった。 JAFのデータを見ても分かるように10%以上はたぶん嘘で、実際は5%もいないと思われる。 鍵かけをしないような感覚と同じなんだろう。 「自分だけは大丈夫」「今まで何も問題なかったから」 そんな無頓着なあなたが「事故に遭うのは明日かもしれない」 と言いたくもなる。 ●尋常ではない「一時停止無視率96.5%」という恐ろしいデータ、他 cyclepress.co.jp/report/20160929_02/ ◆信号を22%無視しているユーザーがいるとはいえ、 実際の取り締まりでは全国的には赤切符発行数も最多で、守っている人のほうが多数のため今回は敢えて触れず。 ◆無灯火も約25%いるが、オートライトの普及で約75%が点灯していることから、 やはり基本的に一般車スポーツ車限らず、オートライトを基本として、 ブロックダイナモやライトなし車種は販売時に簡単な「誓約書のような書類申請制」にすれば底上げできる気はする。 無頓着な若年層向けとしては 「中学・高校はブロックダイナモ完全禁止で教育委員会通達やら校則で全てオートライト義務化」してしまうのが一番だろう。 「交差点で事故が起きやすい明確な理由」 JAFだから自動車側の問題には触れていないということでもないとは思うが、 より速い乗り物である「自動車側の一時停止無視」も当然大問題なのでデータ比較が見たかった。 それだけが実に勿体ない。 遂に具体的な数値で判明した「一時不停止」の割合 一時停止遵守状況では「不停止」が965台(そのまま通過・529台、徐行で通過・436台)、 「一時停止」が35台(図2)と一時停止した自転車は極めて少なく、 これはスピードを落とし安全確認することを「止まっている」と思い込んでいる利用者が多いと推測され、 自転車の関連する出会い頭事故の抑制のため「一時停止の重要性」を交通教育現場で取り上げ、 周知する必要性が浮き彫りになったという。 問題があるとはいえ「約半数は徐行で(恐らく安全を確認した上で)通行しているだけマシ」という見方が出来なくもないが、 約半数は徐行すらせずに通過。 そりゃ事故も起きるわけだ。「下準備が整っているのだから」 しかし、これを調査しているのが「JAF=自動車側」というのが本当に情けない話。 (自分自身も各所への働きかけが不十分だったという点は否めないので反省すべき点でもある) それにしても、逆に今までよく放置出来たなと疑問を持たずにはいられない。 事故が起こりやすいことが分かっていて、それを見なかったことにして マナー向上を訴えかけでいるであろう関係各所の意識感覚として (大人でも)ヘルメット着用や保険加入といった「事故ありき」で考えるのが不思議でしょうがなかった。 まるで、「主に左側通行等は推進する」が、事故に直結する一時停止を完全無視しているようにも思える。 「左側通行すれば一時停止なんて無視してもいい」というつもりはないだろうとして、 (もちろん右側通行を推奨するつもりはないが) 「一時停止しないことよりも、右側通行のほうが」出会い頭での事故が誘発されやすいというのは 無理があるように思えて仕方がない。 100歩譲ってマナー向上に関することだけという意味で 「団体としては」「目先の事故防止よりも、走りやすさ優先の目的のために車道左側を奨励する方針」だったとしても、 実際の取り締まり側は 「実際に出会い頭で事故が一番多いのだから一時停止することを徹底的に順守すること」を 目的とした注意喚起を厳しく行っているのかどうかということだろう。 例え、安全運転週間期間内だけであっても 「過去のデータ」として実際にどこで自転車事故が多く起こっているのかというデータは おそらくは蓄積された資料があるはずなので、それを活用して 「とにかく命を守るために一時停止を徹底させる」ような啓蒙活動をすべきなのではないだろうか。 「止まってから漕ぎ出すのが面倒」というのも変速があれば上手く使えていないことが問題、 シングルであれば「ギア比(歯数)が適正ではない」といえる。 起きなくてもいい事故を1件でも減らし、安全に暮らして欲しいからこそ 「本当に優先すべき一時停止の役割」を1人1人に考えてもらいたい。 ●危ないと思った自転車の運転「急な飛び出し」がトップで約68% news.mynavi.jp/news/2016/09/30/089/ 「自転車の免許制導入に47.9%が賛成 - 危険だと感じる運転は?」 共栄火災海上保険はこのほど、「自動車・自転車の運転者の意識調査」を実施し結果を発表した。 調査は9月9日~14日、全国の18歳以上の男女1,074名を対象に、インターネットで行われた。 表題の免許制そのものについてはむしろさほど興味がない。 各項目で自動車運転者と自転車運転者にほぼ差がなく、有効な調査と言えるのかどうか疑問だが ■「小中高での交通教育の徹底」という内容には賛同する。 ◆違反取締を徹底・・・人手が圧倒的に足りない、「手段である取り締まり自体が目的化し」本末転倒になる恐れがある。 ◆定期的な安全講習の実施・・・小中高ではただのショーでしかないとか、 大人では意欲的に参加しているなら基本的に安全運転しているのではということで低くなるのはしょうがない。 日常的にもっと身近に慣れ親しむことができる環境づくりも必要。 ◆道路の整備・・・ハード面の対策は不要というわけでもないが、道路整備さえすれば全体の交通マナー向上に繋がるというのはさすがに期待しすぎ。 ◆違反の厳罰化・・・まさか自転車の事故未満の違反でも懲役刑でも化すとか?正気とは思えないしますます取り締まりしにくくなることは間違いない。 ◆定期的なメンテナンス・・・ユーザーの関心も教育次第である面は大きいが「通販で車体売りっぱなしの問題、実店舗のやる気の問題」も大きい。 ◆1人1人の注意・・・「何が危険だからどうやって防ぐのか」という情報がなければ実行しようがないのでやはり「教育・知識面」が先決になる。 ▼半数弱の48%が免許制に賛成 日本で過去に失敗したとか、諸外国でも導入されていない理由などを考慮しないとこういう結果になるのだろう。 交通マナーに興味があって回答しているから当然として、安易に実現可能性に乏しいものを想像したところで理想論でしかない。 ▼危ないと思った自転車の運転 「急な飛び出し」がトップで約68% なぜこうなるかと言えば↑の調査報告にある通り【一時停止を無視】しているのだから当たり前。 理由として「まともに注意されたことすらない」だろうから当然の結果と言える。 ▼携帯・傘・並走・遮音については細かい規定もあることは忘れないでおきたいところ。 ■携帯・スマホは「なぜか未だに規制条文がない地域もある」が、「視覚を遮る」ので避けるべき行為。 ■傘は「条件付で許可されている地域もある」が、危険だと思うこともある。 ■幻に近い「並進可の標識」があれば並進は可能だが、基本的に考慮の必要はないか。 ■イヤホンヘッドホン等による遮音状態には「音量要件」が付随することや、運転許可の点からも聴覚そのものを問題視すること自体に難がある。 ▼ある意味危険な条文(1)「手信号/手(腕)での合図/ハンドサイン」 安全性のためには消えるべき条文が存在している。 道交法53条には使用するように規定がある。 ●第五十三条 車両(自転車以外の軽車両を除く。次項及び第四項において同じ。)の運転者は、 左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、 手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。 2 車両の運転者は、環状交差点においては、前項の規定にかかわらず、 当該環状交差点を出るとき、又は当該環状交差点において徐行し、停止し、若しくは後退するときは、 手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。 3 前二項の合図を行う時期及び合図の方法について必要な事項は、政令で定める。 4 車両の運転者は、第一項又は第二項に規定する行為を終わつたときは、当該合図をやめなければならないものとし、 また、これらの規定に規定する合図に係る行為をしないのにかかわらず、当該合図をしてはならない。 (罰則 第一項、第二項及び第四項については第百二十条第一項第八号、同条第二項) ◆第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。 八 第五十二条(車両等の灯火)第二項、第五十三条(合図)第一項、第二項若しくは第四項又は第五十四条(警音器の使用等)第一項の規定に違反した者 または 2 過失により前項第三号、第四号、第五号、第八号、第八号の二又は第十四号の罪を犯した者は、五万円以下の罰金に処する。 ●(安全運転の義務) 第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、 かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。 (罰則 第百十九条第一項第九号、同条第二項) ◆第百十九条 次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。 九 第七十条(安全運転の義務)の規定に違反した者 または 2 過失により前項第一号の二、第二号(第四十三条後段に係る部分を除く。)、第五号、第九号又は第十二号の三の罪を犯した者は、十万円以下の罰金に処する。 しかし、老人や子供に限らず「ふらつき運転状態になって安全な運転を妨げる」可能性があるだけでなく、 (参考:矛盾している法律として「実質無効では?」という意見) detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1082348585 いくらこちらが合図をしたところで 「合図の内容を忘れ去っている」オートバイや自動車の運転手に当たってしまうと 例え事故になれば相手の責任が重くなるとしても、 避けられたはずの事故を招くことになることが、果たして安全に寄与しているといえるのかどうか。 そう考えると 「間違いなく合図そのものが危険」なので、「命を守るという意味で」 (ポタリング時などに限定的に使う自転車愛好者間に限った合図として使うことは禁止しないとしても) 53条冒頭の「自転車以外の」という箇所を削除」し、「自転車も対象外」とする方向になればと思っているが・・・ 事故が頻発でもしない限りは、 現状のように「合図なしを赤切符どころか口頭注意されることすら一切ない」という 「形だけ残っている完全に無意味な化石条文」として変わりようもないのだろう。 反対に規制を強め「自転車にもウインカーの搭載を必須」ということになれば 必然的にコストが上昇し一般車ユーザーと販売メーカーからの不満が、 スポーツ車ユーザーからは無駄に重量が増えることになり不満が噴出することになるのは必至。 そして、そうまでしてウインカーが必須でなければならない状況というのも少ないのが現実。 「使うと逆に危ないという内容や、通達があったところで実際の警官すら使っていない」といった内容が多い印象 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1082348585 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1432235144 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1077095960 合図は必要派の「ウインカーがあるのだから、合図が不安定で不得意なら付ければいいだけ」 という意見から思い出したのは 「取り締まりがない、実質使う場面がほぼない」類似した内容の 警音器(ベル)に近いものがあって考えさせられたが、 少なくともJISで自転車のウインカー規定があるわけでもなく、 「安全基準の指標の1つでもあるBAA車種の初期装備としてウインカーが搭載された一般車が現在存在しない」 (ベルはJIS D 9451にて規定あり、BAA車種には標準搭載)ということからも、 ベルの場合は「明確に矛盾しているとは言い難い」ため、 「規定がない地域を除き」装備しておくべきだろうとは思う。 ▼ある意味危険な条文(2)「自転車横断帯」 ▼自転車横断帯の撤去 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/bicycle/tekkyo/index.htm 2012年から順次消える方向に動いている「歩道と直結している自転車横断帯」と「自転車歩行者用信号という看板」。 道交法内での構成条文は2つ。それに間接的に関する条文と罰則内容の条文が1つ。 ●(自転車の横断の方法) 第六十三条の六 自転車は、道路を横断しようとするときは、 自転車横断帯がある場所の付近においては、その自転車横断帯によつて道路を横断しなければならない。 (罰則は直接ないが下記規定により指示に従う必要がある) ●(交差点における自転車の通行方法) 第六十三条の七 自転車は、前条に規定するもののほか、 交差点を通行しようとする場合において、当該交差点又はその付近に自転車横断帯があるときは、 第十七条第四項、第三十四条第一項及び第三項並びに第三十五条の二の規定にかかわらず、 当該自転車横断帯を進行しなければならない。 2 普通自転車は、交差点又はその手前の直近において、当該交差点への進入の禁止を表示する道路標示があるときは、 当該道路標示を越えて当該交差点に入つてはならない。 (罰則は直接ないが下記規定により指示に従う必要がある) ↑ ●上記2つの条文への間接的な罰則 (自転車の通行方法の指示) 第六十三条の八 警察官等は、第六十三条の六若しくは前条第一項の規定に違反して通行している 自転車の運転者に対し、これらの規定に定める通行方法により当該自転車を通行させ、 又は同条第二項の規定に違反して通行している普通自転車の運転者に対し、 当該普通自転車を歩道により通行させるべきことを指示することができる。 (罰則 第百二十一条第一項第四号) ◆第百二十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、二万円以下の罰金又は科料に処する。 四 第十五条(通行方法の指示)又は第六十三条の八(自転車の通行方法の指示)の規定による警察官等の指示に従わなかつた者 よく見ると「罰則は直接ない」 ゆえに「警官の指示があれば従えば良い」だけで 日常的に自転車横断帯を通行するのは「努力義務=推奨」という構図でしかないようにも思える。 なぜ消さなければならなくなってしまったのかといえば 「車道走行中でも、交差点付近に歩道から自転車横断帯があればその場所を通って横断しなければならない」 つまり、 車道走行者から見れば突然視界から消えて左折したように見えた自転車が再び現れることになって 「確認が遅れて危険」なので、順次消す方向で整備されている。 一方で、こういった懸念も。 ▼自転車が車道を走ることで左折巻き込み事故などが起きやすくなる? news.webike.net/2012/10/16/11557/ 自転車の歩道走行を推奨してきたツケとして、 自動車側が自転車に対しての注意義務が怠るとか、 自転車側も自動車側の死角をしっかり把握しておかないと危険だが、 残念ながら「知ろうとしない限り」知識を得る機会はないと言える。 しかし、現状では「道路の構造上仕方がなく歩道を進行させる必要がある場合」もあるので、 全てが不要ということにはならないようだ。 そういう場所を改善し、いずれ「条文そのものが不要として削除」となれば良いのだが。 ▼双方に問題山積みの意識感覚(主婦400人を対象にアンケート) cyclepress.co.jp/report/20160920_02/ 色々ありすぎてどこから手をつければいいのかというほど。 最初に触れておくと「一時不停止」「信号無視」については全く言及がない。 恐らく調査側では何ら切迫した問題とは思っていないのだろう。 (筆者/編集者が意図的に削った内容がないとは言い切れないが・・・) ●Q1「世間の自転車運転マナーは改善したか」について 少なくともQ2の回答を見る限り「ほぼ100%改善したとはいえない」と見たほうが良さそう。 そりゃそうだろうと。安全運転週間のようなときだけ街頭指導が行われ まるで「運が悪かった人だけが赤切符を切られて」 「2回切られてその時に初めて学ぶ機会を提供される」ようなものでしかない講習制度のどこが厳しくなったのか。 中身が全く伴わず「制度によって厳しいか厳しくないか」という次元での話をしていても いつまで経っても改善されるはずもない。 かといって安易に(過去に頓挫している現実味の低い)「自転車の免許制度」を推進したいとも思わない。 もっと効果的で簡単な「販売規制や制限」を設ければ良いと思っても、業界自体をさらに疲弊させることにもなる。 全体のマナー向上に訴えかけるという点でいえば 「もっと自然に日常的に学ぶ機会を得られる環境」そのものが「全く足りない」というのが最大の問題。 意識して「交通安全教室に足を運ぶ」といった能動的に行動しなければ得られない知識でしかない現状を 打破するための施策を行うことが急務だと考える。 ●Q2「右側通行」「歩道走行」について 「自転車は車両の仲間なので車道を走るのが普通」 「歩道走行で交差点に差し掛かると車道からは視認しにくいので結果的に事故に遭いやすくなる」 と言いたいのは分かる。分かるが順番が違うように思えて仕方がない。 ここで「赤信号を無視したことはありませんか?」 「左右確認が不十分な状況で横断したことはありませんか?」 「一時停止の標識表示を守っていますか?」 「(標識標示がない場所でも)見通しの悪い交差点では減速や徐行していますか?」 走行場所以前に、まず「事故に直結する」これらの内容についての問題意識が調査側に無いことを危惧する。 ●Q3 ヒヤリ・ハット体験の内容 約2人に1人が「車・歩行者・自転車と追突しそうになった」(53.3%)と回答 この原因は何かと考えたらごく自然に 「安全な減速方法や止まり方が分かっていないから」という答えが導き出されるはず。 ハード面に対する感覚が低いというのもあるとしても、 1位の内容を無視しながら主にハード面での安全性に触れるのが分からない。 ●Q4 安全性について Q5内と重複している上「危険な製品」と「安全な製品」どちらがいいですかと聞いているようなもの。 ●Q5 購入基準 価格重視が約3割、安全重視が約2割。 「安価で安全が簡単に手に入る」と思っているのだろうか。 通販で安易に自転車本体を購入するユーザーが後を絶たないことからも 実際は「安全を軽視している」としか思えない。 ●Q6 自転車のメンテナンス 「面倒が約8割、どうやってメンテすればいいか分からないが7割」、 あとはアンケートにはないが価格重視が約3割なので 「メンテにお金は一切払いたくない」も7割だろうか。 自転車店で使用距離に応じて「毎月~毎年単位」で 清掃からねじ締め、各種パーツの交換やグリスアップなどを細かくすれば 非常に快適な走行性を得られるが 最低でも3万円以上の自転車本体で「納車前整備が十分なもの(BB椀までグリスアップしている)」 といった基本条件が整っていないことには効果は半減する。 ●「一時停止の標識を見逃す人が多いから気をつけて」 katsushika.keizai.biz/photoflash/1107/ 同教習所の亀屋正樹さんによる「一時停止の標識を見逃す人が多いから気をつけて」という アドバイスからスタートした自転車シミュレーター。 何を置いてもまずは「停止すべき箇所で停止する」ということが何よりも重要。 講義を担当した小野沢徹男さんは、全国の自転車事故によるデータを一つずつ解説しながら、 「誰でも事故を起こす可能性を持っていて、加害者になってしまう可能性がある」と話し、 加害者になってしまった場合の責任についても分かりやすく説明。交通ルールを守ることの大切さを話した。 実際の事故データ数と場所や状況から「最も事故が起こりやすい注意すべきことは何か」ということを 理解してもらい、「面倒だから」ではなく「大袈裟ではなく命を守るために」実践できるかどうかが 真に交通ルールを守るということ。 ●[静岡]街頭指導中に一時停止をしない自転車の多さ www.at-s.com/news/article/local/west/282306.html 浜松市の東区協議会交通安全委員会と交通安全協会浜松東地区支部が、遠州弁の交通安全標語を作り、事故防止の啓発活動を展開している。 標語は毎年更新し、今年は交通安全指導員9人が20首を作った。 新人の小楠未那美さん(21)=磐田市=は街頭指導中に一時停止をしない自転車の多さに驚いた。 その思いを、すごくひどい様子を表す時によく発する「どやばいら」を使って、「どやばいら 一時不停止 多すぎる」と表現した。 事故の直接原因として多いというデータがあるにも関わらず、 果たして今まで「一時停止することを最も重要な課題として重点的に交通指導を行ってきていたのかどうか」 という疑問もある。 他にも夜間には反射材を身に付けると目立ちやすいということ、 道路は端を歩くことを紹介。歩道がない道では路側帯部分を歩くことが正しいとして、 現実的に難しいとはいえ高齢になるほど注意力判断力が鈍ってくるということは 本人だけでなく周囲の人間にも理解して欲しいとは思う。 ●[富山]スタントマンが交通事故再現(自転車安全教室) www.hokkoku.co.jp/subpage/T20160913204.htm 一時停止の標識を無視して交差点に入った自転車が車と衝突する場面や、 左折したトラックに並走していた自転車が接触する様子を見て、交通事故の悲惨さを感じ取った。 あれこれ教え込む前に 全国的にも特に事故が多い場所や状況、「最優先での事故防止」を目的とした取り組みとして 「交差点の恐怖」は外せない。 ●[福井]左側通行を意識させるための道路標示の試験運用 cyclist.sanspo.com/280155 道路標示は「左側通行」の文字と矢印、自転車マークの組み合わせで、学校周辺の市道30カ所に設置する。 矢羽根の青標示との併用だろうか。 ナビライン設置で敷設済みの地域では概ね一定の成果が出ている気はする。 (本当かどうか不明だが全く効果がないというか住民の反対で消されたという地域も中にはあるらしいが) 特に「歩道に人が多く道路の車線が無駄に多いような場所」では 「自転車は車道も走るもの」と自動車の運転手にも常識として捉えてもらいたい。 一方で自転車側も無闇な進路変更や後方確認一切なしでの横断といった行為が どれだけ迷惑且つ危険なことなのかも理解する必要がある。 ●[京都]「街頭で安全運転を呼び掛ける活動」「交差点で実施」 www.kyoto-np.co.jp/education/article/20160818000097 警察官不足を補う意味でも、住民参加型の交通安全活動を続けることのメリットとして、 単に「交通安全意識を高めるため」というだけでなく、 その他の効果として、 街頭にいるだけで住民同士での繋がりが生まれ「住民の目が防犯効果を生む」という大きな効果が期待できる。 (防犯カメラを街中に増やすのも大事かもしれないが、死角や画質の問題もあって完璧とはいえない。 4Kの防犯カメラが1000円や1万円で買えるわけもなく、そう簡単に設置コストを負担できる自治体も個人もそう多いとはいえない) ネガティブ面としては、互いを知ることで打ち解けることで連携が強くなる反面、 繋がりが強くなりすぎて逆に住民同士の新たなトラブルに繋がったり 当番制で非参加者への風当たりが強くなったり、逆に1人だけ張り切って周りが付いてこなかったり 高齢者が気温が高い時期や低い時期に活動する際の体調管理の面で若干不安面が残る。 ●魔の交差点 「一時停止の標示標識があろうがなかろうが、注意して進む必要があるというのはまさにこういったケース」 star.ap.teacup.com/flatout/1441.html 出張の帰り道、よく事故が起きるという交差点に差し掛かると、 案の上「止まれ」になっている道から平然と交差点に進入してくる車。 当車側は止まれ無し、左右方向は止まれの交差点です。 クラクションを鳴らすと慌ててブレーキを踏んでいました。鳴らしていなければそのまま行ってしまう勢いです。 ただでさえ見通しの悪い交差点で、止まりもしない。 この交差点にはなにか肝心な対策が施されていないんでしょうね。私には思いつきません。 もらい事故は防ぎようがないと思われがちですが、 それも今回のように「かもしれない運転」をすれば大方防げると思います。すれ違う車さえあまり信用しないことです。 対策は色々と思いつくが意外に簡単。でもやはり人手と費用はかかる。 【1】警察に重点取り締まりを依頼し実行してもらう 事故が多い場所だから普通は当然といえば当然。 警察はなぜこういう交差点で取り締まりをしていないのだろうといつも不思議でしょうがない。 日常的に行うのは人手不足で無理だとしても、交通安全月間・週間でも 人が多い街頭で「見てますよ」というアピールに終始するよりも、 余程実際の事故を防ぐ効果が高いような気がするのだが。 【2】錯視を利用した減速誘導表示(イメージハンプ) d.hatena.ne.jp/omaketarafuku/?of=199 あたかも障害物があるかのような視覚効果をもたらす標示。 この表示を施した上で、それでも効果が低ければ、交差点手前に 「わざとガタガタになるように段差をつける」ことで意図的に減速を促す。 悪路は慎重走行にならざるを得ないので効果は絶大のはず。 自転車でその場所を走行する際には荷物が暴れることになるが、減速を意識づけるためにはやむを得ない。 道路行政側への提言として、無駄としか思えないような道路補修をさせる前に、 こういった効果が期待できる道路改修を住民からの声として積極的に上げたほうがいいと思う。 【3】地域住民の協力 あとは、結局のところ「事故を一切起こさせない」という気運を高めるためにも、 朝夕の交通量が増え事故も多くなるであろう時間帯には特に 地域周辺からボランティアで交通安全員を配置し、 しっかりと自動車もオートバイも自転車も人も、一時停止させるようにする習慣づけを身に付けさせる必要がある。 【1】~【3】全てを実行できれば、少なくともこの場所での無謀運転は減るだろう。 ●今のところ国内で先月から始まったスマホゲームで重大事故が無いのは偶然? 少なくとも日本国内に限って言えば、 注意や警告や赤切符発行があるのはともかく、重大事故は起こったというニュースはないはず。 (あれば、嬉々として悪の象徴のように報じているのは間違いない) これは単なる偶然というよりも、 「傍から見て危ないことが分かっている」から 「気を付けて走行するしかない」という心理が働いているからだとすれば、 そういう 「危険と思われる状態の人が増えれば増えるほど、安全運転を心がけて走行するしかない」とすれば 「逆説的に安全活動に貢献している」という見方が出来なくもない。 逆に、ヘルメットの着用をすることで側方距離が短くなってしまって危険(※)だったり、 アイダホストップのように「自転車は交差点で一時停止しなくてもよい」と規定することで事故が減ることもある。 無論「無謀運転は安全に貢献するんだ」と言うつもりもないが、 「こういった側面もある」といった考え方の1つとして頭の片隅にでも置いておいてもらえれば。 ※自転車はヘルメット着用の方が危険? srad.jp/story/07/06/24/205201/ 交通心理学者であるIan Walker博士は超音波センサーを自転車にとりつけ、 ヘルメット着用・非着用あわせて2500回の走行時の自転車・自動車間の車間距離を測定し比較した。 結果は着用時の方が8.5cm車間距離が短く、 またこの実験期間中トラックとバス相手に1度ずつ接触事故が起きたがどちらもヘルメット着用時であったという。 「これは危険だ → 気を付けよう」 「これは危険ではない → 気を付ける必要はない」 こう見ると「交差点は危険性の認知度が低いからこそ、事故が繰り返されている」という裏付けに他ならないのでは。 (追記)徳島県で2016.8.23に「自動車」による死亡事故は発生していた。 散々注意喚起された効果も少なからずあったのかは不明、 日常的にどこかで起こっている多数の違反や事故に比べると割合数で言えば希少な事例でしかなかったようだ。 (自転車では衝突事故と警告無視での赤切符発行こそあったが重大事故のニュースは見かけなかった) ↓ ●[山梨]自転車の高校生が自動車と衝突 www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00331627.html 自転車などを運転しながら、スマートフォンを利用しないよう、注意を呼びかけている。 しかし、他の地域と比べて 注意の根拠となる「自転車走行中の携帯電話不使用」を 「直接」規制する条例は存在しないため説得力に欠けるのも事実。 (広島と島根では今回の件による自転車での事故はまだないようだ) ↓ ●[愛知]携帯を見ながら自転車走行により赤切符発行 www.asahi.com/articles/ASJ7T5V68J7TOIPE02Q.html スマートフォンの画面を見ながら自転車を運転したとして、愛知県警中署は25日、名古屋市中区の会社員男性(22)に対し、 道路交通法違反(携帯電話使用)の疑いで交通切符(赤切符)を交付したと発表した。 パトカーでパトロール中の警察官が発見し、車載マイクで「やめて下さい」と注意したところ、 いったんはやめたが再びスマホを見始めたので検挙した。 記事になるのはとりあえず旬だからという一過性の話題というだけで、実際は他でも日常的にゼロではないはずで、 地域差や取り締まり側の意欲次第であることは間違いないが、 事故を起こしていない場合でも、注意を無視するような形であれば赤切符発行になることがあるという 具体性のある貴重なデータ。 ●[大阪]歩道内での対面する自転車を交わした直後に転倒 cyclist.sanspo.com/277251 12日午後2時10分ごろ、大阪府高石市西取石の国道26号交差点付近の歩道で、 自転車に乗っていた近所の無職女性(63)が、 走ってきた電動アシスト自転車を避けようとしてバランスを崩し、転倒。 大阪府警高石署は、重過失致死容疑で、電動アシスト自転車を運転していた堺市南区の男性会社員(42)から 任意で事情を聴き、事故の経緯を詳しく調べている。 同署によると、男性は「女性とぶつからずに通過できると思って運転していたが、 通過直後に女性の悲鳴が聞こえ、振り向くと転倒していた」などと話しているという。 歩道内では自転車は車道寄りを走行することになるが、 交わすのは「歩道内の車道寄りでもお互い左方向に進む=対面する自転車を右側に避けさせるほうが良い」 というのが浸透していない影響もあるのだろう。 そして、歩道の幅が分からないが、車間距離を十分にとれない状況であれば一時停止して交わすのが安全。 高齢女性は危ないと思ったら停止する傾向が強いと思ったが、 まさに「停止するだろう」と思って側方を時速24kmで通過していたとすれば問題になる。 ●[沖縄]自転車道が新たに完成 ryukyushimpo.jp/news/entry-333775.html 沖縄県での自転車保有率自体が全国で最も低いので需要があったのかどうか疑問だが、 resemom.jp/article/2015/05/19/24596.html 一方通行且つ2台以上の余裕がある広い道幅は非常に快適なコースであることは間違いない。 しかし、地域的にはもっと当たり前のようにビーチクルーザーが至るところで走っている光景であって欲しいが 実際は他の地域と車種が違うというわけでもなさそうなのが残念。 そして、「自転車道」といえば、 「歩道内にある普通自転車通行帯」でもなく、 「車道内にある青いナビライン」でもない 本来は特に何も言葉を付けるまでもなく「縁石などで区画分離されたもの」と思うが、 完全分離の自転車専用道 と書かないと伝わりにくいと思われている現状もどうなんだろうと。 ●[埼玉]やはり交差点 www.sankei.com/affairs/news/160803/afr1608030001-n1.html 2日午後5時半ごろ、埼玉県和光市南の市道交差点で、市内に住む市立中学2年の男子生徒(14)が運転していた自転車と、 歩いていた市内の男児(5)が衝突した。 男児は頭の骨を折るなどの重傷を負ったが、命に別条はない。県警朝霞署が詳しい事故原因を調べている。 同署によると、男子生徒はサッカークラブからの帰宅途中で、男児は祖母と一緒に自宅近くで親族の見送りをしていたという。 現場は信号機のない交差点。 ●[岐阜]交差点の車同士の事故に巻き込まれた歩道の自転車 breaking-news.jp/2016/08/03/026338 岐阜県北方町高屋伊勢田1丁目の道路交差点で、乗用車が出合い頭に衝突し、 そのうちの1台が、歩道を自転車で通行中の高校生の列に突っ込んだ。 news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-43082058.html 主婦(40)のワゴン車と、同市西秋沢の男子大学生(21)の乗用車が出合い頭に衝突、 弾みでワゴン車が歩道を自転車で通行していた岐阜農林高の女子生徒8人の列に突っ込んだ。 生徒2人が骨盤や右肩の骨などを折る重傷、1人が軽いけが。 (中略) ワゴン車側に一時停止の標識などがあった。 交差点の恐怖が子供の頃から身に染みていれば、もっと注意して標識を守ったかもしれない。 しかし、歩道なら安心というわけにもいかないが、 こういう通常では予想しにくい突発的な事故は一体どうやって防げばいいのか。 「運」で片づけるのは簡単だが、それだけでは済ませたくない。 個人の反射神経と歩道内でも位置取り次第に思えるが、 スタントマンレベルであれば向かってくる車を真正面に捉えて飛び越えることは可能だとしても一般人ではまず無理。 現実的な方法としては、(基本的に歩道は徐行なので普通としても)ギアを軽めにしておいて 緊急回避のために(歩行者がいない方向へ)急発進できるようにシミュレーションしておくくらいしかないか。 ●[千葉]遮断踏切立ち入りでの事故 www.chibanippo.co.jp/news/national/341617 男性運転士が、女性が自転車を押して線路内に入る姿を目撃していた。 JR千葉支社によると、同電車は1時間28分後に運転を再開。 同電車を含む上下5本が最大1時間28分遅れ、乗客約1200人に影響した。 遮断踏切への侵入を甘く見ると大変なことになる。取り締まりが厳しい地域もあるが、当然だと思う。 ●ながらスマホに見る自動車社会の弊害 toyokeizai.net/articles/-/129833 「道路は自動車が通って当然だ。いつ自動車が通ってもいいように、歩行者や自転車はつねに端を通るべきなのだ」 という自動車社会の奢りが感じられる。 スマホユーザー側への批判的な記事ばかりが目立つが (幹線道路ではなく生活道路でも)「道路は自動車のためにあり、社会の発展に貢献するものでもあり絶対正義」 「歩行者は自動車の通行を邪魔するな」という感覚で走行している輩が目立つ印象。 正直言えば適性検査でオラオラ運転気質があればその時点で問答無用で免許発行不可にすればいいだけに思えるが、 「社会の歯車」が足りなくなるのでそうもいかないのだろう。 かといって、歩行者や自転車を棚上げして責任転嫁したいわけでもない。 自動車は自転車と歩行者に対して、自転車は歩行者に対して、より慎重でなければならないのは 「事故が起きれば責任が重くなるのは加害者」ということを自覚出来なければ、 「結局困るのは自分」というだけの話。 無論、対象者を認識する以前に基本的な安全走行が出来なければ無意味だが。 ●「自転車事故から命を守る3つのポイント」の違和感 magazinesummit.jp/life/1391164160729 getnews.jp/archives/1498509 冒頭に じつは、自転車事故の70%が「出会い頭の事故」。 まさか歩道から自転車が飛び出てくると思っていないドライバーが多く、自動車からは、歩道を走る自転車が見えないそうです。 とあるにも関わらず、 ・左側通行 ・ヘルメットの着用 ・メンテナンスを欠かさない メンテナンスは怠れば「ブレーキの不具合で止まれない危険性もある」ので重要としても、 「左側通行」「ヘルメット着用」はあくまで「車道走行」が前提のアドバイス。 「自転車は原則車道を走るもの」 「車道を走る自転車が少ないほど自動車側の意識と道路の整備も遅れる」 と言いたいのは分かるが、 「実際は歩道を走っているケースのほうが目立つ」ということからも 歩道でもいかに安全に走行するかということを念頭にした啓蒙活動をすべきでは? いや、そもそも「車道・歩道」以前に このコラムでも「停止すること」を軽視しているように思えて仕方がない。 各種番組や扱いでも自転車=スポーツ系の自転車に注目しがちで マナー向上もその「スポーツ系自転車」が前提にある場合、 圧倒的多数の一般車の走行台数への啓蒙活動としてはズレているような。 ◆左側通行を強調しているが・・・ 逆走状態はもちろん違法で、相対速度の関係から車道で正面衝突時には大事故になるとはいえ あまり大事故が頻繁にあるという印象も報道もないような気がする。 「完全に構造隔離された自転車専用道」が全ての道路に敷設され、 歩道走行が完全に禁止になった場合は左側を絶対主義にすべきだとは思う。 ◆ヘルメットを強調しているが・・・ (幼児を子乗せ自転車に乗せる場合や 無軌道な行動をとりがちな子供が子供車に乗る場合であれば着用が望ましいとしても) やはり、事故が起こることが前提の話になってしまっている。 「事故は起こってから軽減させるものではなく」 「事故そのものを起こさない、巻き込まれない」ことが重要。 冒頭の内容を防ぐために「車道では左側通行でヘルメットで衝撃を軽減しよう」とあっても、 「左側通行でヘルメットを被っているので事故は防ぎやすい」ので 「交差点は徐行なしで左右確認も一切しなくても事故は起こりにくい」だろうか。 そうは思わない。 つまり優先順位として「直接事故を防ぐということを意識付けるには」 ★「交差点は出会い頭に飛び出してくると思うこと」(自動車による左折巻き込みにも注意) ★「危ないと思う前にきちんと一時停止して確認を怠らない」 ★「歩行者に配慮し、見通しの悪い場所など速度を出し過ぎない」 これが最も直接的に事故防止に繋がる重要な内容ではないのだろうか。 ●[青森]違反と指導内容のズレ www.47news.jp/localnews/aomori/2016/07/post_20160721114137.html 青森県内で2015年に発生した自転車運転中の事故で、死傷した457人のうち、 約半数の206人に一時不停止など何らかの違反があったことが19日までに県警への取材で分かった。 ▼事故に含まれる違反の内訳 交差点内で他の車両の進行を妨害するなど安全進行違反が最も多く65人。 一時不停止など安全不確認が40人、 車道の右側を通行するなど通行区分違反が33人と続いた。 事故の種類は、自転車と車による出合い頭の衝突事故が大半を占めたほか、 右折、左折時の事故も多かった。 ▼警告だけの内容 16年も4月末現在で499件を警告。 警告内容は2台以上の自転車が並んで走る並進や夜間無灯火が多く、 ヘッドホンを着けての運転なども確認されているという。 ▼赤切符発行 八戸署は昨年7月、悪質な危険行為として、ブレーキのない自転車を運転した 当時30代の男性を道交法違反で摘発した。 やっぱり訳が分からない。なぜ事故内容を把握していながら、 その事故を防ぐための直接的な指導や注意喚起をしないのか。 ●車道の自転車走行位置の路面標示の統一化と一方通行化 mainichi.jp/articles/20160721/k00/00m/040/060000c 自転車の安全な走行環境整備に向け国土交通省と警察庁は、 2012年に策定したガイドラインを一部改定して、 走行位置の路面表示を統一し、自転車道の一方通行化を盛り込んだ。 混同を避けるために 「自転車道」といえば柵や縁石で完全に分離した 「自転車だけが通行できる専用の自転車道」だけを呼ぶべきだと思うので ナビライン等の別の呼称を使うべきに思える。 有識者会議が今年3月にまとめた提言を反映させ、 19日に自治体や都道府県警に改定版を示した。 幅に余裕がなく自転車レーンなどを設置できない車道や交差点内に 自転車走行位置を示す際は、 青色で幅75センチ以上の矢羽根を10メートル間隔で描く。 交差点の前後などには、白色の自転車をかたどったマークも表示する。 自治体ごとに表示がばらばらになる混乱を避け、 車のドライバーにも認識してもらうのが狙い。 今更表示統一化・・・各自で異なる標示をされてしまう可能性を微塵も考えてなかったのか。 柵や縁石で車道、歩道と分ける自転車道は現在、 利便性から双方向通行が多いが、事故の危険性を減らすため一方通行を基本とする。 www.asahi.com/articles/ASJ7J3TWSJ7JUTIL00M.html (自転車用ゾーン、車道での表示統一 ガイドライン改定) ●[福岡]博多駅近くに「歩行者・自転車の走行場所が分離された道」の整備 cyclist.sanspo.com/270516 qbiz.jp/article/90969/1/ 福岡市は19日、JR博多駅と天神・中洲地区を結ぶ市道「はかた駅前通り」(約800メートル)について、 車線を減らして歩道を拡幅し、自転車専用道路を新設する再整備に着手すると発表した。 歩道を走る自転車が多いため、市は自転車専用道路を設けることで、より快適な歩行者空間を確保する。 「歩行者は歩道・自転車は自転車専用道・自動車は車道」 理想の形ではあるが、なかなかこうできる道幅や予算を確保するのが難しいため 現実的には譲り合いの精神で大多数の道では「共用」するしかない。 ●事故事例と対策 cyclepress.co.jp/report/20160711_05/ 自転車ADRセンター、H27年度中の自転車事故受付件数は27件、和解成立は9件 同センターによれば、「ある程度自転車を乗り慣れている人(サイクリスト)の事故事例が持ち込まれたのが気になった。 事故の原因は相手方に有るにせよ、自転車に乗り慣れたサイクリストならば 少々気を付ければ避けられた事故ではなかったのか、気になるところである」 ▼【ケース1】「並走自転車は避けるはず」という思い込み運転 (1)サイクリング道路を走行中、自転車で対向する相手方中学生が3列の横並びで併走して来た。 相談者は3列併走が悪いのだから、相手方が避けるのが当たり前と勝手に思い込み、 列の隙間を減速せずにすり抜けようとした結果、衝突し事故になった。 ■対策 並走をしているということは、恐らく喋ることに夢中になって 他車(者)への注意が十分ではない可能性もあるはず。 だからこそ、相手がいくら悪くても こちらが事故に遭わないためには、「こちら側が避ける」ほうが確実。 早めの減速、回避場所に停車で足休めタイムという発想の転換も出来るように心に余裕を持たせる。 ▼【ケース2】追い抜いた者が転倒し、巻き込まれ事故 (2)サイクリング道路を走行中、後続者に追い抜かれた際に、 追い抜いた者が他の要因でバランスを崩し転倒、そこに巻き込まれ、相談者自身も転倒した。 ■対策 車間距離の重要性。 「見ず知らずの他人がいつの間にか後ろで風よけ代わりに車間距離を詰めて走行してきた」先にあるような事故。 ・後方から近づいてきていることに気づいた段階で、並走状態になる前に速やかに減速し車間距離を10m以上空ける ・「サイクリング道路」という肩書でも速度を出して乗らない ▼【ケース3】歩道で走行コースを変更した子供 (3)歩道を自転車で走行中、前を親子が自転車で走っていたが、 その子供が走行コースを変更したところに側面から衝突し転倒した。 ■対策 子供は歩行に限らず、自転車で走行していても「黄色信号」という感覚で 「徐行」まで減速するか、大きく側方距離を空けてから進行するといった注意を払う必要がある。 ▼総括 余裕を持ってサイクリングしていれば、事前に危機や危険を察知でき、 ほんの少し減速すれば避けられない事故ではなかったのかと悔やまれる、としている。 「公道はレース場にあらず」 相手への優しさと思いやりを持って公共物として活用するための道。 無論、相手の走行に期待しすぎるのも良くない傾向。 ■和解までに時間がかかる 高齢者の場合は将来の生活に不安を感じ、和解条件に後遺障害を入れることが多く、 その認定までにかなりの時間( 約1年間)が費やされてしまう実情があり、 今年1月の申立受理事例が、未だ第1回の調停期日を迎えられない状況であると報告している。 「注意1秒ケガ一生」という言葉もあるように、 事故は起こってから改めていたのでは遅い。 今まで無事だったのは「運が良かっただけ」かもしれない。 ●自転車への更なる罰則強化は既定路線? trafficnews.jp/post/54852/ 「無茶苦茶な通行が半ば常識化しているような輩が目立つから駆除したい」という思惑があるとして、 全体的に満遍なく規制を強化し、例えば青切符制度を開始さえすれば「そういう輩」は減るのかもしれないが、 何か恐怖を著しく煽り、罰則至上主義に心酔しているような印象すら受ける。 最初に言い切ってしまえば 万人が複雑な走行ルールを熟知し実行出来るかと言えば「ありえない」ということになる。 もちろんありえないから何もしなくていいとは思っていない。 即罰金をするような厳罰化のために天下り団体を懸念しているとしても、 今現在、より危険な自動車に関しての交通取締でさえ不十分な現状で、 自転車への規制をより厳しくする動きが果たして現実的なのかどうか。 見せしめとしての厳罰化が必要であると判断したのであれば 緩い規制で数多く取り締まるよりも、現行法内で対応すればいいはず。 そもそも常に大事故と隣り合わせの大型の自動車等の乗り物等と比べても 危険度からしても優先度的にも乗り気ではないということが明らかで 罰則主義で改めさせるよりも 「こういう走行でより事故が少なくなるという習慣づけ」そのものを いかに浸透させるかということがまず先だろうと思う。 そして、少しでも事故を減らしたいという意味では「止まること」を徹底的に重視すべきだが、 やはりなぜか触れられていない不思議。 「事故自体はどうでもよくて、ルールを守らせて、自分にとって目立つ輩が減ればそれで満足」だとすれば本末転倒。 場当たり的に罰則を免れるために法を順守させるより 道交法以前に、自転車に空気を入れることすら浸透しきっているとは言えないような 恐ろしくレベルの低い教育がまかり通っていること自体を改めることが先決。 「生活の一部としての自転車に興味を持つ」ということは 全体のモラル向上へ繋がる可能性が高いと考えている。 ●見通しの悪い交差点と一旦停止や左右の確認 www.bss.jp/news/?id=15205 交通安全教室でスタントマンが事故再現 2016年7月11日 夏休みを前に車と自転車との衝突事故の恐ろしさを知ってもらおうと、 境港市の中学校でスタントマンが事故を再現する交通安全教室が開かれました。 JA鳥取西部とJA共済連鳥取が開いた交通安全教室では、 スタントマンが横断歩道や見通しの悪い交差点で車と自転車が接触し、はねられるシーンなどを 再現しました。 参加した生徒は、交通事故の恐ろしさをあらためて実感していました。 指導にあたったスタントマンは「自転車は加害者になるケースも あることから、 一旦停止や左右の確認といったルールはしっかりと守るように」と指導しました。 実際の各地の事故の統計を見てみると交差点の事故が目立つこともあるので 「止まること」を意識した走行を心がけて欲しい。 (cmsweb2.torikyo.ed.jp/sakai3-j/index.php?key=jolfb4ivw-127#_127) ▼[兵庫]発行された赤切符の9割が「遮断踏切への立ち入り」「信号無視」 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201606/0009226232.shtml 地域性の問題は単に「管轄の署のやる気」の差でもあると思うのでさほど気にならない。 県警交通企画課によると、この1年間に摘発された危険行為の内容別内訳は、 「遮断機を無視した踏切への立ち入り」が949件、「信号無視」が947件。この二つで9割以上を占めた。 また、市内3署が踏切や交差点での取り締まりを強化したことも、摘発件数を押し上げたという。 重点取り締まりの内容がこの2つだけだったという見方もできるが、 「基本的なことである信号を守ること」 「被害甚大になる恐れのある大事故を防ぐための遮断踏切への侵入禁止」 を最大の危険とした内訳となっている。 ●[茨城]横断歩道を渡ろうとする歩行者がいれば停止 歩行者いたら停車を モデル横断歩道 県警、108カ所指定 ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14671215239458 2車線の場合停車を避けるために横断歩道直前で走行レーンを変えて歩行者を無視して進行しようとする 車両等がいないないとは言えないので広く知ってもらう必要がある。 ●[青森]警告票が倍増で3183件 www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160629014956.asp 内訳不明の赤切符発行数は5枚 並走・2人乗りには「警告」 【写真説明】高校生対象の交通安全教室で、事故を再現するスタントマン。 一時停止違反なども重大事故につながる恐れがあると紹介 むしろ交差点の一時停止を甘く見ることで起こる出会い頭の事故こそが頻度も高く危険として説明し、 とにかく「なぜ適切に止まらなければならないのか」についての1点だけでも 理解実行できるように指導強化して欲しい。 ●[滋賀]実際に赤切符を発行された事故のケース www.47news.jp/localnews/shiga/2016/06/post_20160625062045.html 危険行為とされた十八件は、自転車側の過失が重い事故を起こしたとして書類送検されたり、 交通切符(赤切符)を切られたりしたケース。 重傷事故は二件あり、 住宅敷地から出てきた歩行者をはねて骨折させた事故と、 右側通行した自転車が左側通行のミニバイクと衝突し、骨折させた事故。 事故の類型別では、対歩行者と対自転車の事故が各七件、 対自動車と対バイクの事故が各二件。 利用者が多いという理由から18件中14件が10,20代ということよりも 実際の事故のケースが参考になる。 [住宅敷地から出てきた歩行者]では飛び出しも予測して速度を出し過ぎない [右側通行した自転車]に関しては完全に自業自得。 基本的なことを理解実行できていなければ事故が起きやすくなるのは当然 ●[福岡]赤切符発行と交通指導の内容の差 ヤフコメ.com/comments.html/20160623-00010005-nishinp-soci ▼冒頭の解説 ブレーキの整備不良や信号無視などの悪質な運転をした自転車利用者に 改正道交法は、信号無視や遮断機が下りた踏切への立ち入り、 ブレーキのない自転車の運転など14種類の危険行為で3年以内に2回、 赤切符を交付された者に安全講習の受講を義務付けた。 ▼実際の内容の内訳 最も多いのは制動装置(ブレーキ)整備不良で全体の42%、 遮断踏切立ち入りが27%、信号無視が14%-など。 実際に講習を受けたのは1人で、ブレーキの整備不良で2回赤切符を交付された 福岡市内の自称アルバイトの男(34)だった。 1年間205件中ブレーキ不良が最多 ▼指導内容の違い 県警によると、赤切符を交付するほど悪質ではないものの、 一方通行道路の逆走など、注意が必要として「自転車指導警告票」も交付している。 取り締まりに当たっている福岡中央署の加来祐介交通指導係長は 「イヤホンを装着したままだったり、携帯電話を操作したりしながらの運転はまだまだ多い。気は抜けない」と説明する。 www.police.pref.fukuoka.jp/kotsu/kotsukikaku/006_3.html 「大音量で」「車や自転車などの車両」とあり、 実際は「音量要件を考慮せず赤切符を発行することは考えにくい」が まず音量云々の前に「まず止まる(一時停止の標識を守るなど)ということ」をもっと強調すべきではないのだろうか。 ▼自転車が関わらない事故も含めたワースト5の場所 www.police.pref.fukuoka.jp/kotsu/kotsukikaku/toukei/2015worst5intersection.html こうした解説を上げているのであれば「自転車でも交差点の通行方法を見直しましょう」と 積極的に「減速・徐行・停止や確認を怠らないように」案内して欲しい。 ●[静岡]一時不停止を重要視した記事内容 cyclist.sanspo.com/260521 初めてまともに見た「一時不停止」を全面に出し、画像にも使った記事。 昨年6月1日から今年5月31日までに県内で摘発された危険行為は499件で、 交差点など指定場所での一時不停止が247件と全体の約半数を占めた。 摘発の対象となったのは、実際に事故を起こしていたケースが大半で、 交差点で出合い頭に車と衝突する事故が383件(約77%)と最多。 内訳は 指定場所一時不停止 247件 安全運転義務違反 101件(携帯電話使用走行・傘使用走行・無灯火・乗車人数違反など) ※警音器(ベル)の装着規定は静岡では現在存在しない 信号無視 81件 交差点安全進行義務違反 50件 通行区分違反 16件 歩道走行時の通行方法違反 2件 制動装置不良自転車運転 1件 酒酔い運転 1件 一時不停止での赤切符発行が最も多い。 事故が多いのだから一時不停止の取り締まりが厳しくなるのは本来は「当たり前」の話のはずで、 実際に事故が起こったから赤切符発行という以前に、 警告に関しても「一時不停止」を最重視すべきだと思う。 小学校から交通教育を 一時停止の標識のある交差点の通行方法を実践。自転車そのものに不慣れな児童も多く、 停止線で止まれない児童の姿も目立った。 何処の位置でブレーキ操作をすればいいのか理解せずに公道を走らせていること自体が危険なので、 こうした取り組みは是非とも義務化して欲しい。 雨天時のブレーキの利きにくさも考慮すると、標識が見えてからブレーキ操作をするのではなく、 「(速度にもよるが)10メートル以上前から早めに減速をして徐行しつつ停止する」というのが安全。 参考●(JIS規格D9301)乾燥路面と水濡れ路面での制動距離の違い https //web.archive.org/web/20170910121001/www.geocities.jp/jitensha_tanken/braking_distance.html JIS規定では乾燥時時速25kmでも5.5m以内、雨の日時速16kmでも9m以内。 もちろんブレーキが適切に使用できるように ブレーキ回り「ブレーキレバー・ブレーキワイヤー・ブレーキ本体・ブレーキシュー」 全てに問題がないかどうか、定期的に自転車店で点検・検査をし、 問題があれば修理をする必要がある。 ●正面から来る車道の右側通行自転車の対策 ▼危険度が高い方法 ・怒鳴って避けさせる・・・相手が常人であるとは限らないし、 「怒鳴られたから今度から怒鳴られないように改善しよう」となるだろうか? 単にその場のストレスを発散したいだけのような。 ・相手が避けることを期待してそのまま直進・・・無謀以外の何物でもない ・相手をにらみつけながら停止し左側を絶対に譲らない・・・ 正常な方法だとしても、余計なトラブルを引き起こす火種になりかねない 左側通行を知らなくても知っていても守る気がない人間の相手をするだけ無駄に思える。 自動車の幅・道路行政・取り締まり等が杜撰すぎる状態から 個々のマナーをその場ですぐに改めさせるというのはまず無理だろうと。 では具体的にどうするかと言えば方法は3つ ▼車道が絶対であれば「路駐回避」 前方に右側通行自転車が見えた時点で「早めに」後方を確認しつつ 「路駐の自動車」を避ける場合と同じように走行位置を左側でもやや中央寄りに移し、大きく回避する。 (直前で回避しようとすれば後続車が来ているどころか、相手も同じ方向に向かってくる可能性もある) しかし車列に切れ目がなく入り込めそうに無い場合は・・・ ▼歩道に回避する 減速→徐行しつつ歩道の状況を見ながら歩道に入る。 歩道に人が多ければ降りて待つのもやむを得ない。 一時的なものなので「足安め休憩が出来た」と思うくらいの余裕が欲しい。 ▼路側帯などで回避するスペースもなく、後ろから自動車が迫っている場合 上に書いた「停止し左側を絶対に譲らない」の方法を少し練る。 要は「進行を邪魔したいので止まりますよ」と思わせなければいいので 多少オーバーに ・ポケットに入れていたケータイに電話がかかってきたフリをして出るために止まる。 大袈裟な演技で電話に出なければならない独り言アピールをする。 ・蜂に襲われているフリをする。これなら相手もその場に止まりたくないと思うはず。 ・急な腹痛や貧血を装う。止まることに必然性があり相手への悪意はない。 ・目にまつげや虫が入ったことにする などの「止まるしかない理由づけ」を作る。 しかし最後の「停止理由づけ」はちょっと手間なうえに、 こっちがいくら配慮したところで「邪魔だ」という輩が絶対いないとは言えないので、 大抵は「路駐回避」か「歩道回避」でどうにかする。 ▼路駐の影や見通しの悪い交差点からの急接近対策 「飛び出してくるに違いない」と予測して減速しながら走行する。頻繁に来ることがわかっていれば徐行。 「避けようがないという状況を作らない」ということが大切。 ▼ヒヤリハットの原因は相手の車道右側通行の問題だけ? 車道走行がメインだと思うので速度が出しやすいとしても、 そもそも速度が出したいなら、街中を我が物顔で走るのではなく 郊外の見通しの良い場所や、住居や店舗がほとんどないような自動車や人通りも少ない場所を 選んで走行すべきなのではないだろうか。 それが面倒だから街中(人や自動車も多い場所)でも速度を出して 逆走(車道の右側通行)自転車だけが絶対的に悪いというのも何だか妙に思える。 もちろん「違反者自体に問題はある」が、 人が多くなるほど「まともではない走行者」が増えるのは当たり前では? その可能性を極限まで減らす努力自体を怠って相手に責任を押し付けるのもどうだろうかと。 そのスピードが出しやすい自転車は街中を走るために速度が出しやすいように作られたものなんだろうか。 「速い(高価な)乗り物が偉いわけではない」ことを頭の片隅に置いてよく考えてみて欲しい。 ▼それでも防げなさそうな状況になってしまったときは とにかく急ブレーキで停止し、正面衝突になろうとも 後続から来ているかもしれない対自動車での被害より少なくするという方法を選ぶしかないだろう。 ▼「回避しなければならない状況」を回避する あまりにも回避しなければならない状況が多いようであれば 「時間帯を変えられるのであれば変える」または「その道は通らない」というのも考えてみることが大切。 「柔よく剛を制す」ということで、「話が全く通じない走るミサイルをまともに相手にしてもしょうがない」として、 柔軟な発想で「危機回避するのも楽しめるようになる精神鍛錬」も公道走行には必要なことかもしれない。 ●東北地方の赤切符発行トップは「安全運転義務違反」 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160616_73004.html <道交法改正1年>自転車危険行為 宮城32件 河北新報 悪質な自転車運転者に安全講習を義務付けた昨年6月の制度導入から1年間で、 東北では「危険行為」として77件が摘発されたことが各県警などへの取材で分かった。 最多は宮城の32件で全体の4割を占めた。 宮城以外の内訳は山形17件、福島13件、岩手9件、青森4件、秋田2件。 危険行為の内訳は安全運転義務違反46件、酒酔い運転10件、信号無視8件、ブレーキがない自転車の運転6件などだった。 全国では大阪が5126件と最多で東京3581件、兵庫2054件。 少ない順では福井が唯一、摘発がなく、長崎1件、秋田、富山、三重、岐阜、鳥取各2件で続いた。 2回以上、摘発された運転者を対象にした安全講習の受講者は24人で、東北はゼロだった。 安全運転義務違反は「◆携帯注視・2人乗り・傘差し・遮音状態・ベルの非装着(東北では青森と宮城を除く)◆と無灯火」が主な内容 「取り締まりやすい」ものだけを取り締まるというある意味分かりやすい方針だが、 (複合的な違反だから増えるのは当然という見方もできるとして) 複合的な内容なので「具体的に何の違反だったのか」という意味では分かりにくい。 「信号無視の取り締まりは優先順位としては高くない」どころか 「事故に直結しやすくても一時停止は気にすることでもない」という印象すら受けるが そういう方針なんだから仕方がない。 雪が降る季節では乗る人がいない地域も多いから少なくなるとか人口の数を言い訳にしても 件数自体が少ないのは、きっとマナーの良い人達が多いのだろう。 ◆47都道府県警の自転車に関連するページ(1)【北海道・東北編】 ◆[北海道]自転車の安全利用 www.police.pref.hokkaido.lg.jp/sub_page/koutuu.html www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/koutuu/jitensya/jitensya-2.html 自転車利用中に事故に遭った人で、 自転車側にも交差点での安全不確認、一時停止違反や信号無視などのルール違反による事故も少なくありません。 ▼自転車利用者の交通事故の実態(平成27年中) (PDF189KB) www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/koutuu/jitensya/jitensya_jiko-h27.pdf ・死傷者の年齢層は10代と20代で約35% 【死傷者の法令違反】 自転車側の約4割を超えて違反があり、特に交差点通行時の違反に関わるものが多い ・一時不停止は9.8% これは道交法43条の標識や標示を守らなかったということになる。 ・交差点の安全進行義務違反が41% これは道交法第36条の2から4の「優先車両の無視」ということか。 ・安全不確認は17.6% これの直接的な違反内容が分からない。道交法33条の踏切での安全確認? 「自分が優先道路を進行しているときはさほど気にしなくても大丈夫」という思い込みのほうが正直危険極まりないので 「交差点では事故が多いと認識して注意深く進行する」という感覚を持ってもらう必要がある。 ◆[青森]自転車安全利用五則 www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/jitennsya_gosoku.html 自転車講習制度の紹介 www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/anzen.html www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/pdf/jitennshakoushuu.pdf 安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」 平成25年青森県自転車対策の総合的な推進について www.police.pref.aomori.jp/keimubu/kouhou/jyouhou/5%20koutu_t.pdf/1.250108%2025jitensya_sougoukeikaku.pdf (2) 自転車利用者に対する効果的な指導取締りの推進 ア 自転車利用者による悪質、危険な交通違反の指導取締りの強化 自転車利用者による悪質 危険な交通違反の指導取締りの強化について (平成24年1月18日付け青警本交指第45号)で示しているとおり、 酒酔い運転を始めとした 危険を生じさせる恐れの高い違反行為については、積極的な検挙措置を講じること。 自転車横断帯の廃止 自転車横断帯については、自転車の通行上、不自然かつ不合理で、場合によっては、 危険な通行を強いることとなり得るため、既設規制に係る通行状況を把握した上で、その廃止に努めること。 青森では「自転車の酒酔い運転」が最優先の取り締まり対象ということのようだ。 あとは自転車盗の発生状況のデータがあっても、 防犯登録自体の仕組みを効果的なものに改めるといった方向性は一切見えなかった。 ◆[岩手]歩道上の通行方法 www2.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/kou-kisei/jitensya/tuukouhouhou.html (歩行者の通行を妨げる場合は一時停止としても) 「普通自転車通行指定部分では徐行」としているが、徐行義務についての解釈が独特に思える。 本来逆で 普通自転車通行指定部分が”なければ”「歩行者と常に共有」という意味合いから、常に徐行義務が発生すると見ている。 www2.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/kou-kikaku/jitensya/00top/page.html 安全利用五則 と 安全運転Q&A 1:飲酒運転禁止 2:灯火義務 3:一時停止 4:交差点では2段階右折 5:傘さし禁止 ●「交通のひんぱんな道路」とは、 www2.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/jyohou/kunrei/04/pdf/04-02-017.pdf (岩手県道路交通法施行細則の解釈・運用の制定について) 例えば、車や歩行者の通行量が多い区間、場所等の道路の状態を指すものであり、 交通の状態がどの程度に達すれば「ひんぱん」といえるかは、 道路の広狭、通行する歩行者、車両等との相対関係により、社会通念に従って判断しなければならない ◆[秋田]歩道で自転車同士がすれ違う場合のルール www.police.pref.akita.jp/kenkei/q_a/004koutuu/a_koutuu_057.htm 速度を落としながら安全な間隔を保って、対向してくる自転車を右に見ながら進行します。 ▼その他 改正道路交通法(H20.6.1)に関すること(自転車の交通ルール) www.police.pref.akita.jp/kenkei/q_a/q atop.html ◆[宮城]14項目の講習制度について(画像) www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/jitensya_kosyu/jitennshakoushuuseido.html ▼交通企画課 www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/kikaku_index.html ↓ ●自転車の交通ルール www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/jitennsha-ru-ru.pdf 画像もあるが、若干分かりにくい箇所もある。 ●普通自転車通行指定部分 この場合の「安全な速度」とは、「すぐ徐行に移ることができるような速度」を指しますので、 注意が必要です。 「徐行義務はないが、速度を出していいというものでもない」という意味。 ●公道走行できない自転車 前後「両方」にブレーキがついていない自転車は公道走行不可 ・ピスト車(前後両方にキャリパーブレーキなし) ・BMX(前後にキャリパーブレーキや、ジャイロブレーキなし) ・一輪車(そもそも無理) ・ビーチクルーザー(後輪コースターブレーキのみで前輪ブレーキなし) ・コースターブレーキ車(前輪にブレーキなし) 一瞬宮城ではコースターブレーキで公道走行不可なのかと思ったが、 「片輪に1系統のみブレーキがあるだけでは不可」ということなので、前輪にもブレーキがあればOK。 ●交差点での事故 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150718_13014.html <自転車危険行為>男性2人を登録 宮城県警 男子高校生は6月1日午後7時50分ごろ、気仙沼市の市道を自転車で走行中、 十字路交差点で60代男性=同市=に出合い頭にぶつかった。男性は右手に軽いけがをした。 交差点を曲がる際、男子高校生は安全確認を怠ったとして、道交法違反(安全運転義務違反)で摘発された。 飲食店従業員の男性は同7日午後4時ごろ、青葉区の市道を自転車で走行中、 十字路交差点で出合い頭に乗用車と衝突した。 赤信号を無視したとして、道交法違反(信号無視)で摘発され、危険行為者に登録された。 乗用車も信号無視をしていたという。 いずれも交差点での事故、一方は赤信号無視もある。 たまたま交差点の事故を取り上げただけだろうという人もいるはずなので ↓ ▼交差点の危険度を裏付けるデータ(日本損害保険協会) www.sonpo.or.jp/about/action/branch/tohoku/1308_01.html ●宮城県の自転車事故の実態(2012年) 出会い頭事故が52.2%、右左折時の事故が35%、合計87.2% ※交差点・交差点付近では「一時停止の励行」等安全確認の遵守を。 ●山形県警としては自転車に関する交通安全情報なし ◆[福島]安全利用五則 www.police.pref.fukushima.jp/police/kooriyama/zitensya5/ziten5.htm ▼「一時停止、きちっと止まって安全確認を!」 www.police.pref.fukushima.jp/police/kooriyama/kotsu1/kotsuanzenmanga.html 「一時停止を守らずに進む大人の運転する自動車」と 「一時停止をしっかり守る子供の運転する自転車」の対比。 実際は自動車のほうが守っていることが多いとしても、 自動車では守るくせに自転車では一時停止を守らないといったケースも考えられるのと、 交通事故は交差点で実際に多いのもあるので、 もっとこういう「CMや絵本での広報活動」が必要に思える。 ●講習対象になっている14項目を再確認 www.cycling-ex.com/2016/06/fukusyu_14komoku.html 1 信号無視 2 通行禁止の無視 3 歩行者用道路で歩行者への注意を怠る 4 通行区分を守らない 5 路側帯で歩行者の通行を妨げる 6 踏切の強行突破 7 交差点を通行するとき他車の進路を妨害 8 交差点で右折するときに直進車や左折車の進路を妨害 9 環状交差点で他車の進路を妨害 10 一時停止の無視 11 普通自転車で歩道通行する際に通行方法を守らない 12 ブレーキ不備 13 飲酒運転 14 安全運転義務違反 ↓ ▼(分かりやすいイラスト入り)「こんな違反が対象です! (14 項目) - 大分県」 www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/202183.pdf ↓ これを一部「車道走行する自転車」と「歩道走行する自転車」に区分け ↓ ▼「歩道走行」向けの規制 3【歩行者道路(例外有)】・・・意外に難解で分かりにくい 「歩行者用道路」で画像検索すると、「軽車両を除く(自転車も含まれるので走行可)」とあったり、 補助標識に「歩行者用道路」とあっても標識に自転車のマークがあったり、 「自転車も通れません」という補助標識があるケースもあって地味に(何も知らなければ)難解。 5【歩行者優先(路側帯)】・・・路側帯の場所を理解すること 「路側帯」があるということは歩道がない道で、 歩道の代わりに車道よりも外側を走る際に歩行者の進行を妨害することを禁止。 自転車関連の法律について興味を持っている人でも歩道と路側帯の区別が出来ていない人も多い印象。 車道と歩道が工作物などで区分けされていれば路側帯は存在しない。 (車道外側線の外は路肩と呼ばれるが本来走行すべき位置ではない) 単路などで「独立して歩道がない」場合の白い単線の外側が「路側帯」 (白い二重線の場合は「歩行者専用」なので自転車でも通行不可、降りて押して歩くなら可) しかしながら、歩道走行の是非はともかく、「歩道走行」ということは、車道走行に比べると速度は抑え気味で、 歩行者からは危ないと思われつつも、 それなりに気を遣われて走行出来ているからこそいまのところ事故は少ないほうなのかもしれない。 一例として●[兵庫]事故が多いのは交差点 www.city.amagasaki.hyogo.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/028/758/gaiyou2015.pdf 「自転車と車」が約36%、「人と車」が47.6%で「自転車と歩行者」は事故データとしては存在していない。 11【歩行者優先(歩道内)】・・・思いやりの精神が必要 「歩道走行時は歩行者が優先」歩道を走行するのであれば常識として理解できていなければならないはずなのだが、 「違法にベルを鳴らしてでも退かせる」といった誤った方法が定着してしまっている現状では なかなか浸透はしにくいかもしれない。 しかし、改善させるためにも、親の感性に任せるのではなく、公の教育の役割も重要。 車道走行絶対主義の方々からすれば目の敵にされる63条の4。 確かにどんな遅いママチャリでも、幼児・子供車にも車道走行を強制することで 「自転車は車道を走行するもの」を印象付け、 必然的に速度を抑えるしかないという点では安全性は増すのかもしれないが、 果たしてそれが在るべき姿なのかどうかというと、 慢性的な渋滞を引き起こすような道も少なくないような気がするのと、 「自動運転が当たり前になるまでは、(幅寄せ上等なオラオラ運転をする輩にも運転を許可されてしまっている以上は) 全ての自転車を車道に」というのは正直恐ろしいものがある。 「ブルーラインではなく、工作物でしっかり区分けされた単独の自転車道」が多数の地域で確保できるとも思えない。 ▼「車道走行」向けの規制 4【車道左側】・・・「車道の右側通行」を禁止する内容 (歩道は相互通行可能であり右側通行(逆走)という概念は存在しないが歩行者優先で車道寄りを走行するようにある。 自転車同士のすれ違いの際の規定はないが、歩道内の車道側を走行しつつも (お互いに相手を右側に流しながら)左側を通り抜けるのが分かりやすい) 9【環状交差点】・・・一体「環状交差点」自体が全国でどれほどあるのだろうかと考えると・・・。 ▼「車道走行・歩道走行」両方 1【信号】・・・小さな子供でも知っている基本中の基本 「車道の信号」も「歩行者・(自転車用)信号」もあるので両方。 とにかく自転車どころか、歩行者であっても理解できないようであれば命の危険も伴う基本中の基本。 「赤切符発行数も段違い」で最も気を付けなければならない項目。 2【通行不可】・・・補助標識をよく見ること 「車両進入禁止 自転車」で画像検索すると「自転車を除く」や「自動車・原付」のような補助標識があり 「自転車通行止め」「車両通行止め」のような標識がなければ走行は可能。 日常的な違反になり得る項目かどうかは地域にもよると思うが、割合としてはそれほど多いものには思えないので 注意喚起としての優先順位としては低め。 6【遮断踏切侵入禁止】・・・被害の大きさから「絶対」防がなければならない内容 「遮断踏切への侵入」は事故発生率そのものより、「副次的に起こってしまった場合の損害額が甚大なものになる」 という意味で 絶対的に0でなければならないものとして赤切符の発行数も多い。 この違反が起こりやすい「空かずの踏切」を解消しなければならないが、高架化でも地下化でも 莫大な予算が必要になるということで放置されているところもあるのが現状。 7【進行優先】・・・「自分のほうが優先だから」というものでないだろうと 自転車では特に優先道路かどうかを気にするよりも、 常に「脇道から飛び出しがある」と思っているほうが安全運転できそうな気がするので 正直これを14項目にわざわざ含める意味がよく分からない。 8【右折妨害】・・・2段階右折と矛盾? 右折時に他の車両を妨害も何も、そもそも自転車は交差点では「二段階右折」しなければならないはずで (直進→渡り切ったところで曲がりたい方向へ方向転換をしてから→直進) 「直接右折」という状態は存在しないような気がする。細い路地裏の交差点のような場所を想定した規定には見えない。 10【一時停止】・・・交通安全のために最も守るべき内容 「一時停止」標識があるところでは停止することという規定ではあるが、安全性を確保するためには徐行で左右確認というのも有効。 参考:「みんなで防ごう!おさらい編」「みんなで防ごう!回答編 」 www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensya.html 12【制動装置】・・・常識的な概念 一般車であればブレーキなんて普通に最初から付いているものでは?と思いがちだが、 BMXやピストでブレーキが前後両方に揃ってなくて「ブレーキ不備」で実際に2回赤切符発行されて 「講習受講になったケースもある」 止まるのは命を守ることとしても最も重要な点。当たり前の装置を「付けたくない」というのは 自転車に乗ること自体が不向きとしか言いようがない。 13【飲酒運転】・・・自転車でも飲酒運転禁止 自動車では散々事故が発生し、その度に罰則が厳しくなり、もはや知らない人はいないのではないかと思えるほどでも、 自転車でも適用されるとは今現在も知らない人は多いだろうと思う。 「基本的に酒のみの自転車なんて速度が出にくいから事故が起きにくい」という感覚でいると、ある日突然赤切符を切られることになる。 14【5+1】・・・携帯・乗車人数・傘・遮音・ベルなど 携帯電話使用などだが「地域によって異なる内容」で、「事故が起きなければ問題とはされない場合もある」 携帯使用などで正確にブレーキ操作をして停止できずに事故に遭う確率が高くなることは問題。 当たり前だが、使用していなくても日常的に交差点でまともにブレーキ操作をせず 左右確認を怠りノールックで突破しようとすることも危険な行為。 ↑ 14(補足)◆47都道府県の各地方条例で定められている内容 地域差があることも多いが基本的には下記の5+1を見ておけば良い ◆携帯◆「自転車走行中の携帯電話類の使用禁止」 ◆人数◆大人の2人乗り禁止や「子乗せ」や「タンデム自転車」が走行可能かどうか ◆傘◆「傘の使用について」(例外規定がある場合に限り使用可能な地域もある) ◆遮音◆「遮音規制」(違法の根拠として「大きな音量」などの細かい規定がある) ◆ベル◆「警音器の装着義務」(取り付け義務が存在しない地域もある) ◆「(基本的に)夜間の灯火義務」について 各地域の条例で細かい規定があるため14番目の規定の中に含まれているようだ。 大して見かけない環状交差点をわざわざ含めるよりも、無灯火違反は単独の項目にすべきだったように思えるが、 各地域の条例になってしまっている以上は性質上仕方がないのか。 確かに、色や細かい距離の規定は47都道府県の各地方条例で定められているが、 それ以前に「道交法52条」で「自転車も含まれるであろう夜間の灯火義務」定められているにも関わらず、 直接講習対象となっていないのがやはり腑に落ちない。 ▼要点 命を守ることが最優先されるとして、「これらは全て守らなければならない」が、 内容としての優先度としては、 やはり1の「信号」は常識的に守るべきものとして、 「本当の意味で実際の事故を防ぎたいという目的から考えると」次は10の「一時停止」であるべきだろうと思う。 車道を走行するなら4も絶対と言ってもいい守るべき内容。 車道で左側通行が出来てない輩が野放しになっているのもまともに取り締まり(赤切符発行)が行われていないことが問題。 いや、赤切符発行がなかったとしても累積数でどうこうということでもないのだから、 「これら3つに関しては」特に厳しく指導警告の数を過剰に乱発するくらいでちょうどいいのでは? ●[千葉]98件中半数が「酒酔い運転」と気になった「3つの問題点」 www.chibanippo.co.jp/news/national/328469 「地域色」が出ている内容。 「自動車でも酒酔い運転の危険認識度が高いので、当然自転車でも取り締まりは厳しくあるべきだ」というところだろうか。 自転車での酒酔い運転の事故率自体が千葉では高いからという理由なのかもしれないが、 実際の違反割合としては信号無視よりも多いようには思わないが、優先的に赤切符発行するという方針のようだ。 概ね既に出ている内容と同じだが、 気になったのは千葉県の新聞だが、大阪府での模様を紹介している内容。 中には、制服姿の警察官の前を、イヤホンを付けて音楽を聴きながら堂々と逆走し、 数十メートル追い掛けた警察官2人にようやく制止された女性も。 【1】「自動車で窓を閉め切って音楽を聴きながら堂々と逆走」 「オートバイでフルフェイスのヘルメットを被って音楽を聴きながら堂々と逆走」 と 「自転車でイヤホンを付けて音楽を聴きながら堂々と逆走」は同じ内容のはずだが (「音楽を聴きながら」と書いてあるのは「後でしっかりと確認した」ということにしておくとして) なぜか自転車だけは音量の有無に関わらず「遮音状態は問題」と印象付けるような内容。 【2】「車道の右側通行」を端的に表現する言葉としての「逆走」 については、そのものを違反とするのは分かるが、 筆者は果たして「歩道であれば逆走という概念が存在しない」ということを理解した上で 「逆走」を使ったのかがこの文章では判断できない。 というのも、 【3】遮音状態に関する認識について、 そもそもイヤホンを着用していてそれが音楽を聞いていたかどうかは 恐らく「呼びかけて止まらなかったから」ということに起因しているとして、 その呼びかけと「同時に」自転車に乗っていた人に対して見えるように 「静止するように促すジェスチャー」があったはずだが、 遮音状態の有無に関わらず 「それに気付いていて意図的に無視したのであれば」問題がないとは言えないが、 「それに気づかなかったとすれば」「検問のような状態が不十分であったために気付けなかった」というだけに思える。 ●[広島]信号のない交差点での出会い頭での事故が圧倒的に多いというデータの一例 「みんなで防ごう!自転車の事故」 www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/158569.pdf 小・中・高校生の事故内容で「自転車と自動車」の事故が最も多い。 ↓ 一方で禁止を紹介する内容としては www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensyarule.html 並進可の標識自体が幻のようなものでも「原則」をわざわざ付けているにも関わらず イヤホンでは「原則」も付かず一律禁止されているかのような表現。 ↓ 詳細先をクリックして見れば「警音器を聞くことができないような状態」とある。 ↓ 更に元の条文を参照すれば www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/jitensya-rule.html 広島県道路交通法施行細則(平成27年12月1日 改正施行) イヤホン等の禁止(第10条第10号) 第10条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次の各号に掲げるものとする。 (10) 大音量でカーラジオ等を聞き、又はイヤホン、ヘッドホン等を使用して音楽を聞くなど 警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示その他の安全な運転に必要な 交通に関する音又は声を聞くことができないような状態で車両を運転しないこと。 しっかりと「大音量」という要件が示されている。 ↓ ページを戻り www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensyarule.html この他にも,酒酔い運転,信号無視,一時停止違反,横断歩行者等妨害などがあります。 事故の内訳の「信号のない交差点での出会い頭での事故」は ここに挙がっている内容を優先的に守ることで防げるというものなんだろうかという根本的な疑問。 ↓ 事故防止は最初の「みんなで防ごう!自転車の事故」があるページの www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensya.html 「みんなで防ごう!おさらい編」「みんなで防ごう!回答編 」での実際の事故を防ぐ内容とは全く違う。 ↓ 罰則がある法律については単に違反の内容の概略紹介しているだけとしても、 事故防止の内容とまるで異なることに違和感を覚える。 内容的にはまずは「一時停止の標識をしっかり守ること」が最初に来なければならないはずで、 その上で、「標識の有無に関わらず速度を落として左右の確認をしっかりすること」のような補足をするのが 有効な自転車事故防止活動というものではないのだろうか。 つまり、「止まらないこと」や「確認をしないこと」が圧倒的に直接的な事故に繫がっているというデータもあり、 危険性を把握し事故防止の内容を上げているにも関わらず、 違反内容のページでは「しっかり止まろう(一時停止の標識)」ではなく、 「(全てに関わる内容とは考えにくい)とにかく違反をしないこと」が 先に来ているように思える内容はちょっと納得しかねる。 ●[静岡]高齢者の事故防止 www.pref.shizuoka.jp/police/anzen/hasse/index.html ◎高齢歩行者の事故防止 ○ しっかり止まって安全確認しましょう。 加齢とともに身体機能の低下が生じ、自分で気づかないうちに判断を誤ったり視界も狭くなり、 自分の進む方向ばかりに注意が向いてしまい、右折左折する車両に対する注意が不十分のまま横断しがちになります。 しっかり止まって安全確認を行いましょう。 ○ 遠回りでも横断歩道を渡りましょう。 少し遠回りでも、横断歩道や信号機を活用しましょう。 また、横断歩道や信号交差点であっても、右折車・左折車に注意し、目でしっかり安全を確認してから 横断を始めることが大切です。また、信号機のない場所で横断するときは、左右の見通しのよい場所、 照明がある場所等できるだけ明るい場所を選び、車が来ていないことを確認した上で横断しましょう。 ○ 夕暮れから夜間の外出は自発光式反射材を着用しましょう。 夕暮れ以降に外出するときは、白色、黄色等明るい色の服装を着用し、反射材や自発光式 反射材を着用し、自分の存在を知らせましょう。 「ドライバーが気づいてくれるだろう」という思い込みは禁物です! ◎高齢自転車利用者の事故防止 ○ 一時停止の標識のあるところでは、必ず一時停止をして安全確認をしましょう。 自転車も車両です。一時停止の標識のある交差点では必ず一時停止をして、安全確認しましょう。 ○ 夜間はライトを点灯しましょう。 夜間に無灯火で走行しているとドライバーからの発見が遅れ事故の原因になり危険です。 事故防止のために早めにライトを点灯しましょう。 ○ お酒を飲んだときは乗ってはいけません。 自転車も車両です。飲酒運転は違反になりますし、大変危険ですから乗ることはやめましょう。 ●講習対象14項目で最も多かったものは「赤信号無視」 www.asahi.com/articles/ASJ5Z7WX5J5WPTIL02P.html ▼2015年6月から2016年の4月末まで 信号無視・・・・・・・約5800件 遮断踏切立ち入り・・・約3400件 安全運転義務違反・・・約1800件 一時不停止・・・・・・約1000件 ブレーキ不備・・・・・約500件 その他・・・・・・・・約1000件 ▼割合としての一時不停止 それにしても「一時不停止」が割合として甘すぎるように思える。 事故原因としても直結するだけに、もっと多くなければならないはずで、 時間をかけて全国でしっかり赤切符発行をすれば軽くもう2桁は超えていてもおかしくない。 しかしながら、「赤信号で停止する」ということは「内容としては一時停止」なので、 路地裏等での「標識等での一時停止」を重視する前に、 赤信号無視に赤切符発行すれば効果は2重にあるという判断だろうか。 ▼地域 違反別では最多の信号無視が全国で5765件で、大阪はそのうち3074件と半数以上を占めた。 違反が多いのも事実として取り締まりに力を入れているかどうかの差のような気もするが・・・ 人口の多い東京よりも多いというのは果たして本当に地域性の問題だけなんだろうか。 ▼危険行為と赤切符 危険行為はどのようにカウントされるのか。まずは、その行為を目撃した警察官が「指導警告」をする。 従わなければ、刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を切る。これで一つの危険行為となる。 珍しく赤切符発行までの流れについても書いている。 危険行為という文字だけ見て「警告カード」自体を赤切符と同一と判断されれば わざわざ「別の目的」として用意している意味がなくなる。 ・赤切符=実際に違反としてカウント ・警告カード=直接的に講習対象とは関係ない=啓蒙活動=「安全に気を付けて走行しましょう」 ▼ブレーキ装置不備の自転車 (2015年6月から2016年の)4月末までに全国で21人が講習の対象になったが、このうち大阪が11人だった。 府警によると、今後さらに3人の受講が予定されている。 大阪では男女6人がピスト(競技用自転車)などブレーキのない自転車を繰り返し運転して講習を受けた。 府警の調べに「ブレーキを外している方がかっこいいから」などと話したという。 これも「止まらないことを軽視し続けてきた影響」に思える。 「まともに止まれもしない自転車はダサい」という逆キャンペーンを展開したほうが良いような。 「補助輪をつけた子供が赤信号を守り、ブレーキ装置不備の自転車で赤切符を切られるという法律違反を意識させる内容」 のCMやポスターや、 (過剰に煽るために危険性としてノーブレーキの自転車ではないような事故映像を並べるよりも) 赤切符が最多発行されているという事実があるということからも その「実際のブレーキ装置不備の自転車で赤切符発行される模様を (一応プライバシーには配慮した処理はするとしても)映像として流す」とか、 自転車店のwebや関連サイト各所に貼りつけられるようにバナー表示させて 実際の赤切符発行数のデータや事故の内容等を羅列しているページを閲覧してもらうように促すとか。 ▼一方で、ブレーキをかけることが不十分での実際の事故を防ぐために 実際の事故からすれば、前後輪にブレーキがあっても まともに徐行や一時停止をしていないことが問題で 事故の頻度自体も高いとして、こちらのケースに関しては実際の事故映像を流して警告するほうが効果的に思える。 ▼「大丈夫」は「大丈夫ではない」 一方、昨年8月と今年1月に2度の信号無視を摘発されて講習を受けた70代女性は 「左右から車が来なかった。急いでいた」などと理由を説明したという。 「赤信号の軽視」に関しても「たぶん大丈夫だろう」という思い込みが大きい。 左右確認をして100m以内に車が来ていなかったとしても、 最も基本的で「子供でも分かる」ルールを無視していいということにはならない。 ◆こちらでは5月ぶんも含まれるためか集計データが異なる cyclist.sanspo.com/258391 信号無視・・・・・・・約6500件 遮断踏切立ち入り・・・約3900件 安全運転義務違反・・・約1900件 一時不停止・・・・・・約1100件 ブレーキ不備・・・・・約500件 その他・・・・・・・・約1200件 どちらにしろ圧倒的に「信号無視」がトップ。 大阪ではキャンペーンを行っていたりするようだが、 全国的にも「まるで当たり前のように止まらない」ことをもっと問題にすべきに思える。 こうしたデータがあるのだから、しっかりとこれに基づいたマナー向上活動を展開して欲しい。 今までのような「木を見て森を見ず」のような啓蒙活動が果たして本当に効果的と言えるのだろうか。(2016.6.5) ◆サイクルイベントの来場者アンケートでも14項目の理解遵守率は36% cyclepress.co.jp/report/20160602_04/ (6)自動車運転に関する正しいルールやマナーを改めて学ぶ機会があれば参加したいと思うかでは、 78%と約80%が「参加したい」と回答、ニーズの高さが伺えたとした。 なぜか「自動車」運転になっているが、自転車の誤字だろう。 本来教える機会としての役目があるであろう「親権者」に知識を与えるべき「教育」の問題もあるが、 青切符制度が開始されたとか警告カード累積で赤切符になるとか、 遮音運転がどんな場合でも必ず違法になるというような勘違いを広げるようなことがないような (法解釈の問題で個々人で差異が生じるのを問題視する可能性がないとはいえないが) 「より正確を心がける知識と情報を得ているのであれば」必ずしも公的機関である必要はないと思っている。 「都道府県別で異なり、また条文の追加や変更もある」ため 「1度覚えたらそれで終わりではなく、常に最新の情報を認識している」かどうかも重要になる。 そういった人材育成をいかに行っていくかということにもなるが、 道路整備環境を(各所で無茶苦茶でも)整えようという段階でしかない状況で、 教育面でも自転車教育分野を進めるべきという議論が挙がっている段階で、まだほど遠い。 (プロの自転車競技者ではスポーツ科学分野に関しては優れていたとしても、 法に関しては誤認識がある場合もあったので教育者としては不十分。) 延長線上に何かのヒントにはなっているが、 あまりにも「適当で十分」でまかり通っているとしても 「講習を受ける状態になってから学んでもはっきりいって遅い」 自ら学ぼうとする意志がある人達のために現状でも出来る方法がないはずだが、 そういう教える側の人達自身の「やる気」の問題なんだろうと思う。(2016.6.5) ●[兵庫]事故が多いのは交差点 cyclist.sanspo.com/254259 概略図とはいえ、「事故発生箇所として交差点が多い」ということから、減速だけでなく「一時停止」の有効性も伺える。 こういった事故データがあっても「交差点では気を付けよう」とか 「見えない位置から飛び出してくるかもしれないので確認を忘れず」とか 「一時停止を守ろう」といった内容を中心にした交通安全の活動をロクに見かけないのは一体なぜ? 警告カードではお馴染みのようなものになってしまった遮音運転に目を光らせていれば これらの事故の大多数が本当に防げるというのであれば続けてもらいたいものだが、全くそうは思わない。 遮音状態の有無に関わらず、「交差点では飛び出してくる」として注意して 徐行や一時停止を適切に行うように指導することこそ本当に事故を減らすための第一歩なのではないだろうか。(2016.5.29) ●[埼玉]8才の子供の交差点事故 www.saitama-np.co.jp/news/2016/05/19/04.html 現場は信号機と横断歩道のない交差点。北側の私道から男児が自転車に乗って、 片側1車線の国道を渡ろうとしたところ、狭山市方面から飯能市方面に直進していた軽乗用車にはねられたという。 一時停止義務がなかったとしても、しっかり一時停止して確認していれば防げた事故。 年齢に関係なく理解力として 「いつも車こないから大丈夫」「どうせ車がよけてくれる」という思い込みから 一瞬の注意を怠ることで大きな被害を受けるのは自転車に乗っている側。(2016.5.22) ●[東京]荒川周辺でマナー改善に向けての取り組み cyclist.sanspo.com/253897 長期的に見れば、河川敷周辺という特殊な環境をどう整備するのかという話でもあるのかもしれない。 「車両」の自転車と「歩行者」が共用して使うということが危険というのであれば 「完全に分離させる」というのがお互いのためには良いのではと。 気になった点としては、 「自転車の歩道走行は禁止、70歳以上の高齢者と13歳未満の小学生以下しか歩道通行(徐行)は認められていない」 というルールと実態の乖離には、「知らなかった」と驚く参加者が多かった。 ここだけ切り取ると、 日常的な歩道走行=「車道が怖いので安全に走れそうにないから歩道を走行する」根拠となる例外規定の 63条の4の「車道通行が危険な状況であり、安全のため歩道通行がやむを得ない場合」が存在しないことにならないだろうか。 三 前2号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため 当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。 厳密に言えば「歩道を通行することがやむを得ないと認められる」具体的な定義は何ということにもなるが、 現状「歩道走行で徐行云々以前の問題で、まともに警告を出している様子もないが、 何より道路整備状況でも自動車等の運転手側の意識やモラルの点でも」 なかなか積極的に「安全に寄与するために車道走行を厳守してください」とは言いにくいものがある。 何が何でも車道厳守を突き通してもお構いなしで幅寄せしてくる「まともではない何か」がいないわけでもない。 個人的には順番としては車道走行遵守以前に「歩道走行するなら歩行者に配慮した方法で通行すること」も然ることながら、 やはり具体的な赤切符や事故の案件を見ていると絶対的に優先すべきなこととしては、 「とにかく信号をしっかり守る」「確認を怠らず適切な徐行や一時停止を常識にする」 といった「止まることに対しての拒絶感のようなもの」を少しづつでも払拭することが先決に思える。 もちろんそのために「ブレーキをしっかりきちんと整備している」ということも大切。 でも、なぜか啓発活動で赤信号ではなく「一時停止」を重視したキャンペーンを見たことがないのは何故なんだろう。 「止まりたかったら止まれるからいちいち言われるまでもない」という感覚で交差点を甘く見て事故に遭う前に 「交差点などで止まらないことは事故に遭いやすい」と思わせることは相当難しいことなんだろうか。 www.umisaki.com/2016/05/blog-post.html 怪我がなかったとしても、こうしてリムが歪むようなことになれば 使わなくても良かったはずのお金が消えていくことになる。 「一時停止から確認を怠っても構わない」はずがない。(2016.5.22)